9/12(Mon) |
レッド・ビーチ(Red/Kokkini Paralia Beach)で海水浴 |
宿泊先 |
Costa Marina Villas / 66Euro (7,170JPY) per night |
[booking sites for you /agoda.jp Booking.com (英語・日本語)] |
諸費用 |
Santorini's Buses / フィラ-ペリッサ: 2.2Euro=240JPY
シャトルボート / ペリッサ-レッド・ビーチ: 7.5Euro=810JPY |
関連サイト |
欧州総合リンク ギリシャ サントリーニ島 |
アドバイス |
- ペリッサ(Perissa)からレッド・ビーチ(Red Beach)へのシャトルボートは、ペリッサ発が11時、レッド・ビーチからの戻りは15時にある。
フィラ(Fira)からバスで行く場合は、アクロティリ(Akrotiri)で下車、そこから徒歩で行く。
- ビーチにいるときに軽食や飲み物を買いたい場合は、岩山を超えて駐車場のあるところまで行かないとならない。
- ホワイト・ビーチ(Aspri Paralia/White Beach)へ行きたい場合は、レッド・ビーチからシャトルボートが出ている。ボートがビーチに到着すると、キャプテンが大声で「ホワイト・ビーチ」と数回叫ぶのでわかる。
- エーゲ航空の機内誌に掲載されていたサントリーニ島のお薦めビーチは次のとおり。
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Kokkini Paralia, Akrotiri (レッド・ビーチ) |
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It could be said that this is the most 'ancient' beach on the island, as
it is depicted on a fresco unearthed at Akrotiri. Crystal-blue water and
red volcanic rock, only 500m from the archaeological site.(アクロティリ遺跡から出土されたフレスコ画に描かれているように、島の中で最古のビーチと言われている。透き通った水、赤い火山岩、遺跡からわずかに500mのところにある。) |
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Vlyxada(ブリハダ・ビーチ) |
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In the southwest part of the island, 13km from Fira, it is a moonscape
of dark sand and rocks.(島の南西部にある。フィラから13km、黒砂と岩で荒涼とした風景である。) |
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Perissa(ペリッサ・ビーチ) |
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Seven kilometres of fine black sand and crystal-clear waters. With several
taverns, bars and water sport facilities available, it is ideal for those
traveling with children. Served by regular bus schedules, this is the most
popular beach of Santorini.(7kmに及ぶ黒砂と透き通った水のビーチ。タベルナやバー、ウォーター・スポーツの設備があり、子連れの旅行者にとっては理想的なところである。サントリーニ島で一番人気のあるビーチで、定期的にバスが運行している。) |
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Kamari(カマリ・ビーチ) |
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Located as it is at the foot of ancient Thera, you can combine a dip in
the sea with a visit to the archaeological site.The ancient landscape is
stunning, making the nearby airport seem so unreal.(古代ティラ遺跡の麓に位置しているため、遺跡見物と組み合わせてビーチを訪れることができる。この古代遺跡の景観は素晴らしく、空港の近くだということが信じられないくらいだ。) |
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Perivolos(ペリヴォラス・ビーチ) |
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As the mountain gradually sinks into the sea, this inviting landscape,
with the crystal-clear water and soft black sand, beckons you to stroll
along the beach.(山が徐々に海の中に沈むにつれて、透き通った水とやんわりとした黒砂の魅力的な景観がビーチ沿いの散策の衝動をかきたてる。) |
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Koloubos(コルボス・ビーチ) |
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A quiet beach in the north, about 4km from Oia and 1km east of Baxedes,
it is solitary and ideal for anyone who wants some peace and quiet.(イアから4km、バクセデスから1kmほど離れたところにある北部の静かなビーチ、そこは人里離れた場所で、静けさを求める人にとっては理想的なところである。) |
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今日は1日ビーチで過ごすと決めていたので、どこに行こうかと考えたが、ガイドブックにも載っていて、エーゲ航空の機内誌のサントリーニ島のお薦めビーチにもあったレッド・ビーチ(Red
Beach)へ行くことにした。
ペリッサ・ビーチ(Perissa Beach)からレッド・ビーチへのシャトルボートが11時に出ることは、昨日の夕方ここに来たときにわかったので、私はバスとボートを乗り継いで行くことにした。
ガイドブックには、フィラ(Fira)からレッド・ビーチへバスで行く場合は、アクロティリ(Akrotiri)まで行き、そこから徒歩で行くように書かれてあったが、そのルートは帰りに使おうと思ったのだ。
ペリッサ・ビーチ(Perissa Beach)に着いたのは10時半前、シャトルボートが来るまでには30分以上時間があり、暇を持て余したので海岸通りを散策することにした。
通り沿いにはレストランや土産物屋が軒を並べており、ビーチを見ると宵っ張りの白人たちが三々五々に来始めている。
カフェでコーヒーを飲みながら新聞を読み続ける人、すでにデッキチェアを倒して日光浴をしている人、彼らは特に何をするわけでもなく、バカンスというものが日常を忘れてのんびりすることだと思うのはこういうときである。
ここにいる限り、ギリシャが財政危機に瀕していることなど感じることはない。
たぶん、アテネがデモとストライキで都市機能がマヒしても、強かに生きるエーゲ海の島々の人の日常は変わらないと思われるからだ。
ペリッサ(Perissa)からレッド・ビーチ(Red Beach)へのシャトルボート |
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11時になってレッド・ビーチ行きのボートがやってきた。
ギリシャ人にしては時間に正確だ。
乗り込んだのは熟年の白人夫婦、母娘と思われる2人組、そして3人の女性グループに私の合計8人である。
夏の日差しが燦々と降り注ぐ中、ボートの上で日光浴を楽しむビキニの美女、たいていの場合、海に入る前から水着だけでボートに乗っている人はあまりいないのだが、そういった意味でも彼女はサービス精神(!?)が旺盛だ。
おまえに船頭は操舵席に観光客を招き入れ、写真を撮ってくれるというサービスぶりだ。
日本でこんな船頭がいたら、メディアにチクられ、懲戒処分が待っているだろう。
レッド・ビーチ(Red/Kokkini Paralia Beach) |
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レッド・ビーチはなかなか絵になる景色が撮れる。
特にビーチから小さな教会や売店のある駐車場までの15分ほどの丘越えのルートがなかなかのもので、かなりの人が歩いている。
私も途中で立ち止まって写真を撮りながら丘越えのルートを歩き、ビールとつまみを仕入れに行った。
ただ、ここで勘違いしないで欲しいのは、絵になるといっても景色のことで、美女がトップレスやオールヌードでいるわけではない。
おそらく、情報時代になった今や、そういった人たちはメジャーなビーチではなく、隠れ家的なところに行かないといないのだろう。
私も少なからず期待していただけに残念である。
もしかすると、ここから先、ホワイト・ビーチまでボートで行けば、そういう光景に巡り合えたかもしれないが、それを確かめることはなかった。
結局、レッド・ビーチを退散したのは午後3時、当初はバスで帰ろうとも思ったが、ペリッサ(Perissa)へ戻るボートが来る時間になったので、そのまま乗っていくことにした。
奇しくも乗船したメンバーは来たときと全く同じ、皆考えることは同じようで、夏のエーゲ海はボートで移動する方が気分がいいのと、混雑したバスで立って帰るのはしんどいのだ。
フィラ(Fira)へ戻り、夕食をどこで取ろうか考えた挙句、3日ともタベルナ「スタムナ」(Tavern Stamna)へ行ってしまった。
初日に日本人バックパッカーのHくんと居酒屋にいるかのようにビールを空けたおかげで、その後も連夜に渡ってサービス付きのディナー、最終日の今夜はパイが付いたのだが、とても食べきれずに残してしまった。
おかげでメタボ指数は増す一方、ヤバイな・・・と自分でも思う今日この頃である。


