8/7(Tue) | バンコク(スワンナプーム) 7:45-エアーアジア(FD)3720-9:15 ホーチミン(タンソンニャット) 11:30-ベトナム航空(VN)1316-12:40 ダナン (taxi) ホイアン ホイアン史跡観光 |
宿泊先 | Thanh Binh III / US$40 (\3,140) per night |
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諸費用 | タクシー / センターポイント-スワンナプーム空港: 300B=\750 タクシー / ダナン空港-タンビン3ホテル: US$20=\1,570 ホイアン史跡入場券(3日間有効): 90,000D=US$4.5=\350 |
関連サイト | アジア総合リンク タイ ベトナム バンコクとその周辺 フエ・ダナン・ホイアン |
今日はホーチミン(Ho Chi Minh)、ダナン(Da Nang)経由でホイアン(Hoi An)まで行く。
8月の東南アジアはほとんどの地域が雨季なので、旅程にビーチでのんびりという選択肢を入れたい場合は、行き先の選択に苦労することになる。
ベストな行き先は乾期に当たっているインドネシアのバリ島やロンボク島なのだが、皆が同じことを考えるのでバンコクからLCC(格安航空=Low Cost
Carrier)のエアーアジア(Air Asia)を使っても航空運賃が思ったより安くない。
そこで思い出しのが2002年9月に行ったベトナムのニャチャン(Nha Trang)、ここは7月から9月がベストシーズンなので、行き先をベトナムに切り替えることにした。
しかし、今度はバンコクからの往復とベトナムの国内線の乗り継ぎがあまり良くない。
そこで考えたのが、「越南の古都を歩く」という「ゆ〜らしあ大陸ほっつき歩き」の旅行記で出てきたホイアン(Hoi An)行きであった。
ここなら史跡見物もできるし、ビーチも近い。
ただ、移動に時間はかけられないので、ベトナム国内はバスでなく、飛行機とタクシーを乗り継いでの移動となった。
バンコク・スワンナプーム国際空港(Bangkok Suvarnabhumi International Airport) |
バンコクからホーチミンへ向かうのに使ったエアーアジア(Air Asia)は、10月1日から本拠地をドン・ムアン空港(Don Mueang International
Airport)に移転することが決まっている。
バンコクでの宿泊を挟んで利用する場合、特に今回の旅行のように国際線に乗るときは、出国審査場の混雑が激しいスワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi
International Airport)を避けられていいのだが、バンコクまでメジャーキャリアとエアーアジアを乗り継がないといけない場合は、ドン・ムアン空港へ移動しないといけない分だけエアーアジアを使うことが困難になる。
しかし、今回は、スワンナプーム空港からの出発なので、出国審査場の混雑を見越して少し早めにホテルを出たのだが、空港に到着したのは結局2時間前、混雑に対する苦情が多かったのか、元からの計画なのか、出国審査場は移転し、行列が割合スムーズに進むように改善されていたのが幸いだった。
出国審査が終わり、朝食を取っていると、何とベトナム旅行帰りだという知人にばったり出くわした。
その人はそれゆけ個人旅同好会のオフ会などでご一緒した増田さんで、あまりの懐かしさに搭乗時間前まで話込んでしまった。
世界を旅していると、時にはこういうこともあるのかと思うが、その可能性が大きいのは悲しいかな日本のサラリーマンが休暇を取れる時期なのかとも思った。
さすがにお互いにバックパッカーの身ではないので、それも致し方ないのだろう。
しかし、あれだけ広いバンコクのスワンナプーム空港でバッタリ知り合いに出会う可能性は本当に希少なものだろう。
しかも片やベトナムへ行き、方や帰国するという形というのは奇跡に等しいと思う。
ホーチミンのタンソンニャット国際空港(Ho Chi Minh Tan Son Nhat International Airport)での入国審査はいたってシンプルだ。
何とパスポートを出すだけでよく、私が渡航した国では、西欧諸国を除いて、ほとんどの国で入国カードの記載を求められる中、アジアで唯一、これを書かなくていいのが社会主義国のベトナムとは驚きである。
最初、審査の行列に並んだときは、機内で熟睡していたのでカードの配布をスルーされたのかと思って、用紙を探してキョロキョロとフロアを見渡したほどだった。
結局、ベトナムからの出国便と宿泊先の質問をされることにはなったが、役所仕事が幅を利かせる社会主義国がそれを要らないとしていることが不思議だった。
タンビン3ホテル(Thanh Binh III Hotel) | |
カフェ・ブーレーブー(Cafe Voulez Vous) |
ダナン(Da Nang)の空港からホイアン(Hoi An)までは公共の交通機関がないため、タクシーを使うことになる。
安く済まそうと思ったらダナンのバスターミナルまでタクシーを使って、そこからホイアン(Hoi An)までバスを使えばいいのだが、私にはそこまで時間をかける余裕がないので、迷わずタクシーで移動することにした。
空港の案内所で聞いたダナン空港からホイアンまでのタクシー料金はUS$20(1,570円)、ドライバーも心得ているようで、それ以上の値段をぼったくるようなことはしなかった。
これが10年前のホーチミン(Ho Chi Minh)やハノイ(Hanoi)だと、こういうところにも気を使わないといけなかったので、ずいぶんと変わったものである。
ホテルに着いてチェックインの手続きをしていると、さっそくフロントにいた女性がツアーの斡旋をしてきた。
定番のミーソン遺跡(My Son Sanctuary)へのツアー(US$7=550円)と、チャム島(Cham Island)へのダイビング又はスノーケリングツアー(US$30=2,350円)の2つだ。
ミーソン遺跡へのツアーは昼過ぎには終わるので、ホイアンからダナンへ戻る予定の9日に入れることにした。
ツアーが終わり次第、タクシーでダナンに向かうのだ。
しかし、チャム島へは1日ツアーとなり、ホイアン滞在日をすべてツアーで拘束されると、後々疲れが出るので、最寄りのホイアンビーチへ自転車で行けることを確認しただけに留めて、ツアーの申し込みはしなかった。
ツアーの申し込みを終えた私はホイアンの旧市街を散策するためにチャンフンダオ通り(Tran Hung Dao Street)へと向かった。
史跡巡りをする前に私が泊まったホテルの姉妹ホテルのタンビン2ホテル(Thanh Binh II Hotel)の向かい側にあったカフェ・ブーレーブー(Cafe
Voulez Vous)で昼食を取っていると、すかさず物売りのおばさんが寄ってくる。
売り物は果物だったので、そのまま買うことにしたが、このあたりの商魂というか嗅覚は大したものだ。
昼食を終えた私はアンホイ橋(An Hoi Bridge)で写真を撮り、そのまま引き返してチャンフー通り(Tran Phu Street)沿いにある史跡巡りを始めた。
ホテルでもらった地図が大まかなものしか載ってなかったので、ガイドブックにあった地図を頼りに歩いていく。
ホイアンの史跡は有料のところが18ヵ所の中で5ヶ所あるのだが、時間的に夕方の4時を過ぎていたので、最初のうちは無料のところばかり入っていた。
ところが、肝心の日本橋(Japanese Covered Bridge)が有料と知って、仕方なくチケットを買った。
値段は9万ドン(350円)と大した金額ではなく、しかも3日の滞在中はいつでも使えるのだが、何となくもったいないような気がしたのだ。
ホイアンの夜は幻想的な雰囲気が漂っていて町歩きをするには最適だ。
毎月旧暦の14日(14th day of every lunar month)に行われるランタン祭り(Full Moon/Lantern Festival)のときは、さぞかし町中が綺麗に彩られることだろう。
残念ながら今年の8月は1日と、30日がランタン祭りに当たっていて、私の滞在中は該当しなかったのだが、もし、ベトナム中部への旅行が、ホイアンのランタン祭りに当たりそうなときは是非ともホイアンでの宿泊をお薦めしたい。
そうでなくともここには2泊程度はした方がいいというのが私の正直なところだ。