8/9(Thu) | ミーソン遺跡へのツアー(An Phu Tourist) ホイアン (taxi) ダナン |
宿泊先 | HAGL Plaza / US$107.67 (\8,440) per night |
[booking sites for you /agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語)] | |
諸費用 | ツアー料金: US$7=\550 ミーソン遺跡の入場料: 60,000D=US$3=\240 タクシー / ホイアン-ダナン: US$15=\1,180 |
関連サイト | アジア総合リンク ベトナム フエ・ダナン・ホイアン |
アドバイス |
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今日はミーソン遺跡(My Son Sanctuary)へのツアーに参加して、帰ってきたらダナン(Da Nang)へタクシーで移動する予定になっている。
ツアーの出発は午前8時、途中でピックアップする乗客が多いので、市内を抜けるのに1時間ほどかかった。
私が参加したのは往復ともバスで移動するものだが、車中でUS$2(160円)の追加料金を払えば帰りをボートにすることもできる。
さすがにミーソン遺跡はこのエリアのハイライトだけあってツアーの参加者も多かったが、日本人は私と壱岐さんという男性だけだった。
遺跡の入口に着いたのは10時頃、途中でトイレ休憩が20分ほどあったものの、市内を抜けてからはスムーズに着いたように思う。
外は日差しも強く、湿度も高かったため、少し観光しただけで私は汗だくになってしまうほどだった。
しかし、ここには物売りや土産物屋の呼び込みなどはなかったので、安心して見学できることはよかった。
ガイドの男性は遺跡の説明をしながらも「アメリカが・・・アメリカが・・・」とベトナム戦争の敵国だった米国を非難していた。
ツアー参加者の中には米国人もいただろうが、彼らはどんな気分で説明を聞いていただろうか。
それともこういったシチュエーションで直接抗議をするような米国人はベトナムや広島・長崎には行かないのだろうか。
ミーソン遺跡の見学は1時間ほどで終わり、私たちは再びバスで帰途に着く。
途中のボート乗り場でバス組と、ボート組に別れるが、ボートに乗って帰れば昼食が付くみたいだ。
私と壱岐さんはバス組だったので、そのまま乗って帰り、ホイアンの旧市街に看板を出していた屋台で昼食を取ることにした。
そこには「COM GA (Chicken Rice)」と書かれていて、その看板とおりにチキンライス以外のメニューはなかった。
ほかを探すのも面倒なのでチキンライスとビールで昼食にし、私は壱岐さんとしばし旅話をすることにした。
彼は会社を辞めて1年間の世界一周旅行に出ているということらしく、ここから先はニャチャン(Nha Trang)、ホーチミン(Ho Chi Minh)、カンボジアを経てタイへ抜けるという。
ホテルは安宿が中心、時にはカウチサーフィング(couch surfing)もすると言う。
私はそこまでやったことがないが、今では日本語のサイトもあるし、欧米人の間ではフェイスブックのようにアカウントが使われているらしい。(参考:2010年11月4日-カウチサーフィング(couch surfing)はIT時代の究極の異文化交流か)
いやはやこうやって異文化交流が何のためらいもなくできる人と、片や自国に引き篭もる人たち、その差はとてつもなく大きいと思う。
ホイアンのチキンライス(コム・ガー/com ga)の屋台 |
チキンライスの昼食を終え、私にとっては行きつけとなった感のあるカフェ・ブーレーブー(Cafe Voulez Vous)で出発まで時間を潰す。
3時近くになって壱岐さんと別れた私は、チェックアウトしたタンビン3ホテル(Thanh Binh III Hotel)へ戻り、預けてあった荷物をピックアップする。
ちょうどそのとき約束してあったタクシーが来ていて、私はそのままダナン(Da Nang)へと向かった。
実のところ、私は今夜のホテルをホイアンに3連泊とするか、ダナンに泊まるか最後まで決めかねていて、ホイアンに着いた夜に予約を入れたので、あまりロケーションや価格の調査をせずにダナンのホテルを決めてしまったのだ。
agoda.jpにログインし、宿泊日を入れて検索、さらに絞込み検索でホテル内アメニティのプールとインターネットにチェックを入れ、星数&料金 低→高として再検索する。
そして、ロケーション「シティセンター/空港」で最初に出てきたのが、今夜のホテルのハグル・プラザ・ホテル(HAGL Plaza Da Nang Hotel)、そのロケーションが大失敗だったのは到着してすぐにわかった。
ハグル・プラザ・ダナン(HAGL Plaza Da Nang Hotel) | |
夜のダナン |
ダナンのホテルはハン川(Han River)沿いがロケーションがいいと知ったのは夕食を取りに町へ出ようとしたときだ。
フロントのスタッフは近くにほとんどレストランはないと言い、バイクタクシーで川沿いまで行った方がいいと教えてくれたのだ。
しかし、そのままバイクタクシーに乗ってしまうとコンビニの場所すらわからないので、しばらく歩いて行くことにしたが、周辺はビジネス街のようで本当に何もなかったのだ。
交通量が多く、信号もあまりない道路を横断することにうんざりした私は途中からバイクタクシーを拾い(40,000ドン=160円)、ハン橋(Cau
Song Han/Han River Bridge)まで行ってもらうことにした。
その川沿いをぶらぶら歩き、店を探し疲れて入ってみた一軒のカフェ、ミニスカートのお姉さんだけが見どころの、何の取り得もないところで夕食を取るハメになった私は、この町に泊まったことを後悔し始めた。
ホテルに戻った私は持参したパソコンでベトジェットエアー(Viet Jet Air)のウェブサイトにアクセスした。
翌日のダナンからホーチミンへ行くフライトを夕方の便(定刻:DAD 16:45-VJ8383-17:55)から朝の便(DAD 8:05-VJ8381-9:15
SGN)へ変更するか悩んだからだ。
ここには五行山(Marble Mountains/Ngu Hanh Son)という見どころがあるのだが、何しろ暑いので山登り(実際は違うのだが)などしたくないというのが本当のところだった。
しかし、五行山に行かないとなると、ホテルをチェックアウトしてからやることが全くなさそうだった。
かと言って朝の便に変更してホーチミンに行っても、雨季の最中なので、到着したら雨だったというのでは困る。
こんなことなら帰りもベトナム航空(Vietam Airlines)にすべきだったかと思ったが後悔先に立たずだ。
結局のところ、五行山に行くことなど二度とないだろう、という旅人の論理が迷いを断ち切った。
果たしてどうなることやら。