ストロー・マーケットでショッピング

今日はナッソー・パーム・ホテル(Nassau Palm Hotel)を引き払ってカジノのあるシェラトン・ホテル(Sheraton Nassau Beach Resort & Casino)へ移る日だ。
なぜこんなことをしたかと言うと、ピンクパールホリデイズのゆりさんがダウンタウンでお勧めというナッソー・パーム・ホテル(Nassau Palm Hotel)が、トリップアドバイザーの口コミ（レビュー）評価があまりにも低いため、リスクヘッジをしたかったからだ。
ちなみに、ジットニー(jitney)と呼ばれる10番のミニバスに乗れば、大きな荷物を持ったままでも移動できることはわかっていたのだが、シェラトン・ホテルに泊まるのにタクシー代をケチるのも何だか変なので、先にダウンタウンで買い物をしてから移動することにした。
明日はまたもや1日ツアーに参加することにしているので、自由時間は今日しか残されていないし、かつナッソーの土産物屋などは夕方になると閉店してしまうので、行くなら午前中というわけだ。

ホテルを出たのは9時過ぎ、ナッソー・パーム・ホテル(Nassau Palm Hotel)からダウンタウンまでは徒歩圏内なので、ミニバスには乗らずに歩いて行く。
すでに太陽が燦々と照りつけ、南国の夏を感じさせる陽気になっている。
先にホテルを移動していたら買い物などに行かずに、プールサイドで寝転んでいたかもしれない。
ダウンタウンに着いて最初に行ったのは、ストロー・マーケット(Straw Market)、ここの中は所狭しと民芸品店が軒を並べている。
そろそろ友人たちに土産物を買おうと思っていた私は、ここで小物を物色することにする。
もっともバハマでの買い物のメインはタックス・ヘブン(tax haven)を生かしたブランド物なのだが、あいにく私はそちらには興味がない。
今回の渡航先で、残念ながらバハマが最も再訪する確率が低いと思ったので、ここで買ったことがわかるものを中心に買い集めることにした。（笑）

ストロー・マーケット(Straw Market)

買い物を終えた私が次に向かったのは、初日の市内観光で唯一行けなかったパイレーツ・オブ・ナッソー(Pirates of Nassau)だ。
その名のとおり、ここは海賊博物館で、17世紀から18世紀にかけて実在したカリブの海賊の実態を模型や人形を使って再現しているという。
歴史を知るにはそれなりに役立つが、有名な博物館のように資料がたくさん集められているわけでもない。
暑さ凌ぎに館内を巡ってみるもののわずか20分程度で終了、ひと気もまばらで、やはりナッソーで観光するというのはマイナーなアクティビティなのだということを痛切に感じた。

パイレーツ・オブ・ナッソー(Pirates of Nassau)

一通り買い物を終えた私は友人の佐竹さんに勧められたメキシコ料理のセニョール・フロッグス(Señor Frog's)で昼食を取ることにした。
ハーバー沿いの席からは大型客船を見ることができ、タコス(tacos)をつまみながら飲むバハマのビール、サンズ(Sands)が美味い。
実際のところ、タコス(tacos)は軽食向きの料理なのだが、日本人にはこの程度でちょうどいい。
昼からステーキなど注文すると、北中米ではとてつもない大皿料理が出てくることもある。
何しろアメリカ人もメキシコ人も私よりデブなヤツがたくさんいるし、女性も男に負けていない。
いかに大食いなのかわかるというものだ。

セニョール・フロッグス(Señor Frog's)
ナッソー・ハーバー(Nassau Harbour)

私がシェラトン・ホテル(Sheraton Nassau Beach Resort & Casino)にチェックインしたのは午後1時過ぎ、天気もいいのでさっそく目の前のビーチで寛ぐことにする。
デッキチェアに寝そべって持参した本を読む。
ビーチにあるバーで買ったビールを飲みながらトップレスの美女を眺める。
やはりバカンスというものはこうあるべきだろう、と思うシチュエーションがここにある。
ただ残念なのは外食するにはダウンタウンか、アラワク・キー（Arawak Cay=フィッシュ・フライとも呼ばれる）まで出かけないといけないことで、今夜はダウンタウンに行ってみたものの、目ぼしいレストランはセニョール・フロッグス(Señor Frog's)しかなかった。
やはり外食と夜遊びにバリエーションがないと一人旅の身には厳しいものがあると感じた。

シェラトン・ナッソー・ビーチリゾート＆カジノ(Sheraton Nassau Beach Resort & Casino)
ケーブル・ビーチ(Cable Beach)