6/26(Thu) | プリマス(Plymouth)観光とケープコッド湾でのホエール・ウォッチング |
宿泊先 | Midtown / 19,600JPY per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHC (日本語)] | |
諸費用 | 車の1日チャーター(ボストン観光.com): US$400=40,760JPY (割引) プリマス植民地(メイフラワー2世号とのジョイントチケット): US$29.95=3,050JPY ホエール・ウォッチング: US$44=4,480JPY Wi-Fi Charge: US$3.95=400JPY |
関連サイト | アメリカ マサチューセッツ州 |
アドバイス |
Captain John Whale Watching & Fishing Tours says to make the most of your whale watching adventure, be prepared with the following:(ホエール・ウォッチングツアーの際は以下の準備をしてきてください)
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この日はボストン観光の瀧波さんがプリマス(Plymouth)とホエール・ウォッチング(Whale Watching)の基地であるケープコッド湾(Cape
Cod Bay)へ案内してくれる。
車の1日チャーターで400ドル(40,760円)というのは彼がドライバーをしてくれることによって割引になったもので、本来の「お気がるチャーター(ツアーコード
BOS-005)」代金は3時間で200ドル(20,380円)、追加1時間ごとに60ドル(6,110円)かかることになっている。
もちろん、この料金はトランスファーだけでガイド料は含まないので、施設の中の見学は自力で行うことになる。
ホテルのピックアップは午前9時、車で1時間ほど走るとプリマス植民地(Plimoth Plantation)と呼ばれる史跡に到着する。
チケット売り場でもらった「メイフラワー号・プリマス開拓村(志茂望信著)」によれば、プリマス(Plymouth)の地名の由来は、1614年にイングランドのプリマス会社会頭がジョン・スミス(Captain John Smith)にアメリカ北東部・北バージニアを調査させ、彼がその一帯をニューイングランドと名付けて地図を作り、報告を書いたとある。
そのニューイングランドの開拓に適したところをプリマスと命名したことに始まるという。
ちなみに、プリマスをPlimouthと綴ったのはジョン・スミス(John Smith)、Plimothと綴ったのは植民地の知事(Governor
of Plymouth Colony)であったウイリアム・ブラッドフォード(William Bradford)、植民地名はThe Colony
of New Plymouthであった。
史跡の中は開拓当時の光景を再現したもので、農作業の様子や家屋の中も歴史を掘り起こしたものだそうだ。
建国から歴史の浅いアメリカがこうした史実を後世に伝えようとしているのが良くわかり、近隣諸国に歴史問題で翻弄され続ける日本でも明治以降の近代史を史実に沿って後世に伝えようという努力が重要だということがあらためて認識できる場所でもあった。
プリマス植民地(Plimoth Plantation) | ||||
次に連れて行ったもらったのはメイフラワー2世号(Mayflower II)、ここはプリマス植民地(Plimoth Plantation)とのジョイントチケット(Combo
Plantation & Mayflower II)で入ると割安なので、最初に入場した史跡でそれを買うといいだろう。
メイフラワー2世号(Mayflower II)は、第二次世界大戦後にメイフラワー号の航海を再現しようということから建造されたもので、当時の航海の面影が随所に残っている。
航海技術も今とは比べ物にならないほどお粗末だったに違いない船で、2カ月もの間、大西洋を横断した苦労は並々ならぬものがあっただろう。
このメイフラワー号が、信教の自由を求めて自らの命を賭けて乗り込んだ人たちの歴史であることが、自由世界の雄であるアメリカの礎を作ったとも言えるかもしれない。
メイフラワー2世号(Mayflower II) | |||
午前中の観光が終わり、昼食は瀧波さんお勧めのウッズ・シーフード(Wood's Seafood)へ行く。
ここで食べたクラム・チャウダー(clam chowder)と、ロブスター・ロール(Lobster Roll)がなかなか美味しく、プリマス(Plymouth)へ来たときはお勧めできる店の一つだ。
飲み物はソフトドリンクならお代わり自由らしく、炭酸飲料をがぶ飲みしているアメリカ人も多いため、これでは太るのは無理ないだろうなと思わせるものがある。
ウッズ・シーフード(Wood's Seafood) |
午後2時からはホエール・ウォッチング(Whale Watching)のスタートだ。
真夏の晴天時でも海上の風は冷たいので秋物のジャンパー(guernsey)はあった方がいいと言われるケープコッド湾(Cape Cod Bay)、今日はあいにくの天気なので、しっかりと準備だけはしてきた。
陸上は真夏の格好で十分だが、甲板の上に居続けると体が冷えるし、特にやることもないので、船室で本を読んだりして過ごす。
船内の観光客は家族連れが多く、私のように一人で来ている人はいなかった。
港を出港して1時間半ほど経過すると、船内にアナウンスが入り、クジラが見えるエリアに来たことを告げていた。
ぞろぞろと船室にいた観光客が甲板に出て、今か今かとクジラの出現を待つ。
時折、子供の歓声が上がるが、遠すぎて肉眼では見えない。
しばらくして、大勢の人から歓声が上がるようになると、大きなクジラが何頭も見られ、コンパクトデジカメでも撮影可能な距離に出現するようになった。
最初は見られるチャンスが少なかったが、次第にクジラが出現する回数が多くなって、10数コマもシャッターチャンスがあると、甲板に響く歓声も大きくなってくる。
瀧波さんからは、この会社のホエール・ウォッチング(Whale Watching)が一番クジラが見られるチャンスが多いとは聞いていたが、これほどたくさん見られるとは思わなかった。
今回のボストン観光で最大のヒットは、このホエール・ウォッチング(Whale Watching)だろうか。
ケープコッド湾でのホエール・ウォッチング(Whale Watching in Cape Cod Bay) (Captain John Whale Watching & Fishing Tours) |
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ホエール・ウォッチング(Whale Watching)が終わってプリマス(Plymouth)に戻ったのは午後7時、ここからホテルまで車で約1時間、今のボストンは夏時間で午後8時くらいまで外が明るい。
私の泊まっているホテルは朝食付でない、というかレストランがないので、近くにある24時間営業のシャウズ(Shaws)というスーパーで明日の朝食の買い出しをする。
それが終わったら昼間はシーフードだったので、夜はステーキとばかりに少しお洒落目なレストランに入ってみる。
やはり、ここはアメリカ、夕食でワイン付けてステーキ食べると結構な出費だ。
ブラッセリー・ジョー(Brasserie Jo) | 24時間営業のシャウズ(Shaws) |