ジョホールバル経由でシンガポールへ

市内中心部からコタキナバル国際空港(Kota Kinabalu International Airport)までのシャトルバス（5リンギット=170円）が出発するホライズンホテル(Horizon Hotel)の裏手（トゥン・ラザック通り/Jalan Tun Razak）のバス停は、私の泊まっているジェッセルトンホテル(Jesselton Hotel)から徒歩10分くらいの距離にある。
始発のバスが7時30分なので、私の乗るエアーアジア(AK)5301便にはちょうどいい感じだったが、ホテルの前にタクシーが止まっていたので、それに乗って行くことにした。
今回の旅行でシンガポールに帰るフライトを直行便でなく、ジョホールバル(Johor Bahru)経由にしたのは、シンガポール行きが午後便しかないのと、チケット価格が4割以上安かったからだ。
それと、時間があればマレーシア政府が肝煎りでやっているというイスカンダル(Iskandar)を実地見学しようと思ったからだ。
ちなみに、ここは日本の投資家やロングステイヤーを見込んだ業者も盛んに宣伝しているところだ。

ジョホールバル・スナイ国際空港(Johor Bahru Senai International Airport)

昼過ぎにコタキナバル(Kota Kinabalu)からのフライトがジョホールバル(Johor Bahru)に到着した。
空港の到着ロビーで私の目に入ったのはレゴランド(Legoland)の大きな看板だ。
肝心のイスカンダル(Iskandar)については、少なくとも空港内では宣伝している様子は全く感じられないし、直行バスのアクセスもないようだ。
いくらシンガポール人や在勤者相手の投資案件だからと言っても、玄関口である空港に宣伝用のブースすらないのはおかしい。
現時点では、ジョホールバルはコタキナバルよりもロングステイの候補地にはなり得ないと思った。
時間があれば現地へ行ってみようと思ったが、そのままシンガポールへ直行することにした。

ジョホールバル・スナイ国際空港(Johor Bahru Senai International Airport)からシンガポールに行くには、まず、コーズウェイ・リンク(Causeway Link)の空港バス(Airport Bus)に乗って、マレーシアの国境検問所(Malaysia CIQ)まで行く。
マレーシアとシンガポールでそれぞれ出入国審査を終えた後、シンガポール側のバスに乗り換える。
ここからMRTのクランジ(Kranji)まではコーズウェイ・リンク(Causeway Link)のCW1の国境バス(Cross Border Bus Services)に乗るか、SBS Transitの160番、170番に乗ればいい。
MRTのクランジ(Kranji)からブギス(Bugis)まではかなり時間がかかるので、CW2の国境バスに乗って、クイーン・ストリート・バスターミナル(Queen Street Bus Terminal)まで行った方が良かったかもしれない。
結局、ジョホールバルの空港からホテルまで4時間かかったので、コタキナバルからシンガポールへの直行便を使った方が良かったかとも言えるが、こればかりは経験してみないとわからないことだ。
時間に余裕がある人は、マレーシアの国内からの移動はジョーホール・バル経由の方が安く上がるので、こちらのルートがお勧めだ。

サンタ・グランド・ホテル・ブギス(Santa Grand Hotel Bugis)

今回の旅行ではシンガポール在住のエリック(Eric)さん夫妻と会うのも一つの楽しみだったのだが、孫が生まれたばかりで多忙な毎日を過ごしているとメールがきた。
それでは仕方ないので、ホテルのプールで夕方まで時間を潰し、夜になったときにMRTのブギス(Bugis)周辺へ出かけてみた。
今夜は元々トランジットだけが目的でシンガポールの泊まったので、やることは土産物の物色とマッサージぐらいだ。
こんな結果になるならシンガポール抜きでマレーシアだけ行けば良かったのだろうが、こればかりは悔やんでもどうなるものでもない。
いよいよ明日は帰国、ホテルを朝の5時過ぎに出なければならないので、今夜は夜遊びをせずにホテルに帰還するか。

夜のシンガポール
ブギス(Bugis)	スルタン・モスク(Sultan Mosque)