9/19(Sat) | ロンドン市内観光(Hop-on Hop-off Big Bus Tours) |
宿泊先 | Mitre House / £75 (13,930JPY) per night |
[booking sites for you /agoda.jp venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | ツアー費用: £27=5,010JPY |
関連サイト | 欧州総合リンク イギリス ロンドン |
午前9時、すっきりと晴れ渡った空の下、私は乗り降り自由なオープントップバスでロンドン観光を楽しむことにした。
パディントン(Paddington)から出発するバスの写真をフェイスブックにアップしたところ、日本からは、にわか雨や寒さを心配する投稿がチラホラとあり、日本人が一般的に持つロンドンのイメージを想像して苦笑していた。
私もロンドンにはカラッと晴れ渡った空をイメージできないので、目の前の秋晴れの光景がにわかに信じがたいものに映ったからだ。
このオープントップバスは、Big Bus Toursという名前で、欧米を中心とする19都市で、乗り降り自由のフリーツアーを提供している。
音声ガイドは日本語も含めて数ヶ国語で提供されているが、私が乗ったバスのものは壊れているものが多かった。
私が最初に乗ったのはBig Blue Tourと呼ばれるコースで、パディントン駅(Paddington Station)近くのロンドン通り(London
Street)にあるバスストップから乗車、マーブルアーチ(Marble Arch)を横目に見て、オックスフォードサーカス(Oxford Circus)のところで、素敵な建物が見えたので下りてみる。
目の前にあったのが、有名なランガムホテル(The Langham, London)、重厚な造りの外観と、ホテルの正面へ吸い込まれる紳士淑女を乗せたシックな車と、彼らを出迎えるスタッフ、高級感が醸し出されて、いかにも絵になるロンドンの光景がそこにある。
このようなホテルに一度は泊まってみたいと思わせるランガムホテル(The Langham, London)の宿泊代は、公式サイトからの予約料金で1泊400ポンド(約75,000円)だ。
ランガムホテル(The Langham, London)を見た後で、再びバスに乗り、下りたところはトラファルガー広場(Trafalgar Square)、ここでは日本祭(Japan
Matsuri)がやっていたので、しばし観光を中断して、会場スタッフとして働いていた美人留学生のTanakoさんとおしゃべり、6.5ポンド(1,200円)で売っていた昇龍(Shoryu)のとんこつラーメンを昼食としていただく。
それにしても、ラーメン1杯で邦貨換算、千円を超えるあたり、ロンドンの物価高は相変わらずである。
ちなみに、彼女曰く、8月のロンドンは雨が多くて涼しかったとのこと、私が渡英してきた前日の昼まで大雨で、カラッと晴れたのは久々らしい。
私はひょっとしてツイているのだろうか。
ロンドン市内観光 | ||||
パディントン (Paddington) |
マーブルアーチ (Marble Arch) |
オール・ソウルズ教会(The Church of All Souls, Langham Place) | ランガムホテル(The Langham, London) | |
ランガムホテル(The Langham, London) | トラファルガー広場(Trafalgar Square) | |||
日本祭(Japan Matsuri) | ||||
ホース・ガーズ(Horse Guards) | ビッグ・ベン (Big Ben) |
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ビッグ・ベン(Big Ben) | テムズ川(River Thames) | バッキンガム宮殿 (Buckingham Palace) |
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バッキンガム宮殿(Buckingham Palace) | ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey) |
日本祭(Japan Matsuri)の会場を後にし、再びトラファルガー広場(Trafalgar Square)からバスに乗ると、すぐのところにホース・ガーズ(Horse
Guards)が見える。
ここは王室近衛騎兵隊の本拠で、赤い制服の騎馬隊は古き英国の伝統を感じさせるものとなっている。
このあたりはどこで下りても絵になる光景が取れるので、時間があれば通りを歩いて回ってもいいかもしれない。
ちなみに、バス停は、ホワイトホール(Whitehall)と呼ばれる大通りを挟んで向かい側にあるので、進行方向右側に注意していよう。
ホース・ガーズ(Horse Guards)を過ぎると、いよいよロンドンの象徴たるビッグ・ベン(Big Ben)、これはウェストミンスター宮殿/英国国会議事堂(Palace of Westminster/UK Parliament)に付属する時計台の大時鐘の愛称だったのが、現在では、時計台全体・大時計そのものの名称として使われているようだ。
ここは、大通りを行き交う車が多く、全体写真を撮るのがなかなか難しいのだが、信号で車が途切れた一瞬を狙って撮るしかない。
時間帯によってはウェストミンスター橋(Westminster Bridge)から狙うのもいいと思うが、私が行ったときは逆光だったので、あまりうまく撮れていないようだ。
あと、ここはテムズ川(River Thames)の景色もなかなかいいので、しばらく佇んで旅情に浸るといいだろう。
ビッグ・ベン(Big Ben)の次は、バスに乗ってバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)へと向かう。
ここはご存じの通り、衛兵交代式(Changing The Guard)が見られるのだが、9月は偶数日の開催なので、明日の予定に組み込んでいる。
天気が良い日が少ないロンドンだが、明日も晴れることを祈って外観だけ撮って退散する。
ここもビッグ・ベン(Big Ben)と同じく、ロンドンの観光名所だけに多数の観光客がひしめいている。
写真を撮っているスキにスリなどに遭わないように気をつけないといけないところだ。
午後2時になって、私は紅茶専門店のウィッタード(Whittard of Chelsea)での買い物と、その近くにあったビーバー(Bbar)で休憩を取ることにした。
紅茶はご存じのとおり英国の名産なので、土産物としては異存がないと思うが、問題は休憩するところであった。
普通の国なら迷わずレストランに入って遅めの昼食を兼ねるところだが、ここは食文化では悪評の高いロンドン、恐々と一軒のカフェバーに入って、黒ビールとポテトを頼んでみる。
さすがにビールは問題ないが、ポテトは何も付けないで食べた方がいい。
付け合わせのマヨネーズがあまり美味しくないのだ。
それでも隣席でアジア系のお客がランチを食べているのを見て、ここはロンドンの中ではまともな食事ができそうだということを悟る。
しかしながら、すでに昼食枠の予算はオーバーしていたので、夜に備えて店を出ることにした。
最後の観光地はウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)だ。
ここは、英国国王の戴冠式を執り行う教会として、また、過去千年にわたって英国史上多くの著名な歴史上の人物が埋葬され、故人を偲ぶ記念碑が建てられていることで有名な寺院だ。
私が訪れたときは、定例礼拝(worship)の時間とずれていたからか、観光や礼拝をしている人もあまりなく、厳かな雰囲気を漂わせた佇まいを残していた。
ただ、礼拝の時間までかなりありそうだったので、私は外観と寺院の内部の写真を数点撮っただけで立ち去ることにした。
これにて、初日のロンドン観光は終わりだが、天気も良く、充実した一日を過ごせたような気がした。
ビーバー(Bbar) |
英国紅茶専門店ウィッタード(Whittard of Chelsea) |
福榕美食(Gourmet Kitchen in London Chinatown) |