9/20(Sun) | バッキンガム宮殿の衛兵交代式(Changing The Guard)見学 大英博物館見学ツアー ロンドン(ヒースロー) 22:00-マレーシア航空(MH)1-翌17:35 クアラルンプール(KLIA) |
宿泊先 | (機内泊) |
諸費用 | ツアー費用: £22=4,090JPY Oyster Card(Top Up/追加チャージ): £5=930JPY Heathrow Express: £21.5=3,990JPY |
関連サイト | 欧州総合リンク アジア総合リンク イギリス マレーシア ロンドン クアラルンプールとゲンティン・ハイランド |
今日は夜のフライトでクアラルンプール(Kuala Lumpur)に旅立つので、それまでの間を過ごすための旅程を組んでおいた。
一つは、バッキンガム宮殿の衛兵交代式(Changing The Guard)見学で、もう一つは日本語ガイドによる大英博物館見学ツアーだ。
9時前に泊まっていたマイターハウスホテル(Mitre House Hotel)をチェックアウトした私は、ヒースローエクスプレス(Heathrow Express)の始発駅であるパディントン駅(Paddington Station)へと向かった。
列車の出発時刻の確認と、チケットの入手のためである。
とりあえず、日曜日の列車は15分間隔(毎時10分、25分、40分、55分発)でロンドン・ヒースロー国際空港(London Heathrow International Airport)まで運行されているし、チケットも簡単に買えたので、余程のことがない限り、フライトの時間まで余裕をもってラウンジ(今回の旅行はビジネスクラス)で過ごすことができると思った。
ビクトリア駅(Victoria Station) | |
ロンドン地下鉄(Tube/London Underground) |
パディントン駅(Paddington Station)からバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の最寄駅であるグリーンパーク駅(Green
Park Station)まではサークル線(Circle Line)に乗り、サウス・ケンジントン駅(South Kensington Station)でピカデリー線(Piccadilly
Line)に乗り換えればいいのだが、私はビクトリア駅(Victoria Station)まで行って、駅舎や周辺の写真を撮ってから歩いて向かうことにした。
ただ、昨日までの2日間、ほとんどが夕食のために往復しただけだが、オイスターカード(Oyster Card)の当初のデポジットの18ポンド(3,340円)を使い切り、リチャージ(top
up)をしなければならなくなった。
幸いに、パディントン駅(Paddington Station)のような大きな駅では、駅員が待機していて、チケットの自販機でリチャージするのを手助けしてくれるので非常にありがたい。
バッキンガム宮殿の衛兵交代式(Changing The Guard at Buckingham Palace) | ||||
英国王室師団(Household Division)のウェブサイトによれば、バッキンガム宮殿の衛兵交代式(Changing The Guard)の開始は11時半なのだが、好天の日曜日ということもあって、10時過ぎには宮殿の周囲は人だかりがして、場所を移動することすらままならない状況になった。
私は手持ちのiPhoneでインターネットの記事やメールを読んだり、フェイスブックの書き込みをチェックしたりして過ごしたが、そういうツールがない人は文庫本を持っていって暇つぶしをするといいだろう。
ただ、自分の後ろにも人が立つので、ポケットに貴重品は入れず、カバンも常に監視下において、スリの防止に努めることが必要だ。
特にセレモニーが始まって、写真や動画を撮るのに夢中になっているときは要注意だ。
写真は柵の最前列に陣取れたこともあって、望遠でたくさん撮ることができたが、コンパクトデジカメではこれが限界で、iPhone 6で(国内用のもので写真だけ)撮ったものは数枚あったが、あまりにも距離があり過ぎて写りが良くなかった。
これ以上くっきりと撮りたいなら、もっといい位置に陣取るか、デジタル一眼レフを持参した方がいいかもしれない。
セレモニーが終わった後は、昨日も行ったビーバー(Bbar)で昼食をいただく。
ここは食事に関しては悪評高いロンドンの中ではまともなものが食べられそうなので、来てみたのだが、今度はあまりにも量が多すぎた。
ハンバーガーにポテトとビールといったいかにも体に悪そうな取り合わせなのは別にしても、アメリカナイズされたような大きさのハンバーガーはとても食べ切れるものではなかった。
ちなみに、大食漢の人なら大丈夫だと思うが、値段の方もトータルで25ポンド(4,640円)超え、あまりにも高価なジャンクフードと言えようか。
ビーバー(Bbar) |
大英博物館(British Museum)は、ピカデリー線(Piccadilly Line)のホルボーン駅(Holborn Station)が最寄駅となるので、バッキンガム宮殿(Buckingham
Palace)の最寄駅であるグリーンパーク駅(Green Park Station)からは乗換えなしで行ける。
ツアーの開始は14時半となっているので、道に迷うことを考慮して、最寄駅に14時頃着くように地下鉄に乗り込んだ。
博物館に着くと、外では日向ぼっこをしている人がたくさんいて、ここがいかに市民の憩いの場になっているかがわかる。
ちなみに、この博物館は、かつて大英帝国が世界中から略奪した美術品などを展示しているため泥棒博物館とも揶揄されている。
まさか、それが理由ではないだろうが、入場料は無料、物価の高いロンドンではありがたいことである。
何しろ博物館の外で売っていた屋台のソフトクリームが1つ3.5ポンド(650円)、まさに驚異としか言いようがない。
博物館の中は写真撮影が許可されているので、商用目的でない限り、誰でも自由に撮ることができる。(大英博物館-設備)
通常はフラッシュの光が作品に影響を及ぼすことから制限、もしくは禁止されていることが多いのだが、ここは原則として自由である。
ツアーではガイドの方が、膨大な作品の中から見どころを解説してくれるので、短時間で主だったものを見るには効率がいい。
例えば、ロゼッタストーン(Rosetta Stone)やヴィーナス(アフロディーテ/Aphrodite)、数々のミイラ(mummy)などだ。
ただ、所要時間が2時間と短いので、全部を見るにはとても足りない。
天気が悪い日や寒い季節にロンドンを訪れたときに1日かけて見るとちょうどいいかもしれない。
ちなみに、ガイドの方は在ロンドンの熟年女性だったのだが、やはりロンドンの物価高には閉口らしく、アルコール込みで20ポンド(3,720円)で済めば恩の字とのこと、日本から親族が遊びに来て、食事をごちそうしたら邦貨換算で軽く数万円が飛ぶと言っていた。
何しろ街角で売っているミネラルウォーターが2ポンド(370円)なのだ。
ただ、逆に考えれば、これだけの物価高でも経済が回るイギリスは未だに世界では豊かさを享受でき、そうでない日本は貧困化が進んでいるという見方もできる。
名実ともに東京の物価が高いと報じられていた頃の日本は経済的には豊かだった。
しかし、今は・・・
大英博物館(British Museum) | ||||
ロンドンでの全日程が終了してパディントン駅(Paddington Station)に戻ってきたのは夕方の5時、オイスターカード(Oyster
Card)の払い戻しは駅構内の大きな自販機でやれと言われたので、指示通りにやると残金が返金された。
ただ、朝方にヒースローエクスプレス(Heathrow Express)のチケットは買っておいたのと、出発まで少し時間があるので、駅の近くのカフェで紅茶を飲みながら旅行記用のメモを書いておく。
荷物を預けてあったマイターハウスホテル(Mitre House Hotel)に一旦戻り、再出発して駅に行くと、ちょうど18時5分発の空港行きの列車が入ってきた。
パディントン駅(Paddington Station)からターミナル2&3駅(Terminal 2 & 3 Station)までは所要15分、そこでマレーシア航空(Malaysia
Airlines)が出るターミナル4(Terminal 4)へ行く列車に乗り換えるので、チェックインカウンターへ辿り着くまでに1時間かかると思えばちょうどいい。
ヒースローエクスプレス(Heathrow Express) | |
パディントン駅(Paddington Station) | |
ターミナル2&3駅(Terminal 2 & 3 Station) |
ロンドン・ヒースロー国際空港(London Heathrow International Airport)でチェックインをしたのはちょうど午後7時頃、搭乗までにたっぷりと時間があるので、夕食を兼ねてビジネスラウンジに行ってみる。
マレーシア航空(Malaysia Airlines)はワンワールド(One World)のメンバーかつ、今回の旅行はビジネスクラスを使っているので、同じアライアンスの航空会社のラウンジであれば、原則としてどこでも利用できる。
ターミナル4にはマレーシア航空(Malaysia Airlines)以外にも、カタール航空(Qatar Airways)、スカイチーム(Sky
Team)加盟の航空会社利用者用のラウンジがある。
この中で私が行ったのは、カタール航空(Qatar Airways)のラウンジ、マレーシア航空(Malaysia Airlines)のものはクアラルンプールでも体験できると思ったからで、これが大正解だった。
まるで一流レストランのようなラウンジで、スタッフがフルコースディナーをサーブしてくれる。
もちろん、アルコールや食後のデザートも付いている。
私はこの後の搭乗便がビジネスクラスなので機内食もChef-on-Callメニューのものが出てくるのを忘れて食事を堪能した。
ロンドン・ヒースロー国際空港-カタール航空プレミアムラウンジ (Qatar Airways Premium Lounge at London Heathrow International Airport) |
|