9/17(Thu) | スルジ山(Mount Srđ)とロクルム島(Lokrum Island) |
宿泊先 | Villa Sigurata II / EUR75 (10,160JPY) per night |
[booking sites for you /agoda.jp Booking.com (英語・日本語)] | |
諸費用 | スルジ山ケーブルカー: 108kn=1,930JPY ロクルム島フェリー: 80kn=1,430JPY |
関連サイト | 欧州総合リンク クロアチア ダルマチア地方 |
今日はドゥブロヴニク(Dubrovnik)の最大の見どころであるスルジ山(Mount Srđ)からの旧市街の眺望を見るためにケーブルカーに乗ることにした。
朝食は前夜のうちに旧市街のメインストリート、プラツァ通り(Placa Street)にあるベーカリーで仕入れておいたので、それを1Fの談話室に持ち込んで無料のコーヒーとともに食べる。
私の泊まっているホテルは、部屋でもWi-Fiが使えると言われたのだが、実際にはフロントそばの談話室でしか使えなかった。
私はTele2 Prepaid SIMを挿したiPhoneを持っていたので、基本的には困ることがなかったのだが、iPadはSIMを入れていないので、Wi-Fi環境のあるところでしか利用できなくて、こうして談話室を利用して通信を行っていた。
なお、クロアチアのSIMカードはテザリング(tethering)も可能らしいが、私がこのとき持っていたSIMフリーiPhoneは4(2015年9月28日-海外旅行用にSIMフリーiPhone 5Sを購入)だったので、残念ながら利用することができなかった。(iPhone Wave-iPhone 5-5s-5cでのテザリングの設定方法と使い方)
ところで、私は今回の旅行に関して、フェイスブックの自分のアカウントのタイムラインは元より、旅コミュニティの「TravelBook~海外好きが集まるFacebookグループ~」にもクロアチアに来ていることを書いた。
そうしたところ、私がドゥブロヴニク(Dubrovnik)に滞在している間に、偶然にも同じ旅グループに属している優子さんがドゥブロヴニクに飛んでくるというので、今夜の食事をともにすることになった。
海外を一人で旅しているときは、こういった出会いがあると嬉しいものだが、それが女性であればなおのこと、実のところ、どんな方かお会いするのは初めてなので、そういった意味でも楽しみである。
彼女との待ち合わせは、午後5時にピレ門(Pile Gate)、お互いにここに土地勘があるわけではないので、ランドマーク的な場所にしないと迷うからだ。
ちなみに、私がこの旅行から帰国した後に参加したもう一つの旅コミュニティである「地球が遊び場」はイベント参加型のもの、情報交換型のTrevelBookと使い分けていきたいと思う。
ドゥブロヴニク旧市街(Dubrovnik Old City) |
朝食を終えて外へ出ると夏の太陽が燦々と輝いている。
路地にあるカフェでは観光客が朝食を取っていたり、おしゃべりに興じている姿が目に入る。
その一つがプリェコ通り(Prijeko Street)、この奥にあるニコラ教会(Church of St. Nicholas)は旧市街の中で見どころの一つなのか、すでに観光客らしき人が多く集まっている。
この脇を通り抜けて山側に向かい、ブジャ門(Buža Gate)を抜けると、ケーブルカーの乗り場に行きつく。
往復のチケット代(108クーナ/1,930円)を払って、キャビンに乗り込むと、さっそく眼下には絵葉書やウェブサイトでお馴染みの景観が目に飛び込んでくる。
昨日の城壁(Dubrovnik City Walls)と並んで、ここも最大の見どころなので、数少ない日本人観光客が集中している。
景色に自分を入れて写真を撮るのに、いつもなら外国人観光客に頼むところだが、ここでは日本人に頼めるところがいい。
スルジ山(Mount Srđ)からのドゥブロヴニク(Dubrovnik)の眺めはご覧のとおり、夏場のアドリア海が陽光に煌めいて素敵な写真がいくつも撮れる。
ケーブルカーを下りた後は、その蒼い海の中でバカンスができるかと思うとワクワクしてくる。
スルジ山(Mount Srđ)から下りた後は、夕方の待ち合わせが5時なので、それまでの間、ロクルム島(Lokrum Island)でバカンスを楽しむことにした。
一旦ホテルに戻って着替えをし、ドゥブロヴニク旧港(Old Port Dubrovnik)から出るボートに乗って島へ渡る。
港の周りの岩場では白人観光客が思い思いの格好で日光浴を楽しんでいる。
多少時間があるのと、島がどうなっているのか知りたかったので、私は散歩道を辿って島めぐりを始めた。
しばらくすると、数人の観光客が日光浴を楽しんでいる岩場に出くわしたので、そこで腰を落ち着けることにした。
どうやらこの島にはビーチというか砂浜はないようだ。
当然ながらビーチパラソルやチェアのような気の利いたものはないのだが、椅子の代わりになるものはあるので、こうしたときに持参した本を読んだり、iPhoneでニュースをチェックしたりして、しばしの間、日光浴を楽しむことができる。
ここには1時間程度いただろうか、さすがにビキニ美女の観賞や読書も飽きてきたので、帰ることにしよう。(笑)
5時に優子さんと落ち合った私は、夕食を取るためのレストラン・コプン(Restaurant Kopun)を探すことにした。
ここはヴィラ・シグラタ(Villa Sigurata II)のオーナーがお勧めだと言ったレストランの一つだったからだ。
地理的には、私の泊まっているホテルの裏手で城壁に近いところなのだが、意外に見つけにくい。
街角にある土産物屋などで場所を聞くたびに、迷い込み、挙句の果てに出くわしたものがサントリーニ島(Santorini Island)のイア(Oia)のような光景だった。
さすがに、サントリーニ島には負けるが、こちらの夕陽もなかなか見応えがあり、私たち以外にも相当数の人がサンセットを眺め続けていた。
ドゥブロヴニク(Dubrovnik)へ行かれる人は是非に!
ドゥブロヴニクの日没 |
突然の夕陽に感動(!?)した私たちは難渋の末にレストランに辿り着くことができた。
場所は何のことはない。
私が泊まっているホテルの裏手に聖イグナチオ教会(Church of St. Ignatius)があり、そのそばだったのだ。
私と彼女はお互いに旅のコミュニティに属しているので、やはり共通の話題は旅行、私がザグレブからここに来たのに対し、彼女はここからスプリト(Split)経由でザフレブへ向かうとのことだ。
途中でスプリト(Split)を経由するのは日本人旅行者の定番のようだが、たいていの人はここでも史跡巡りをするのに対し、私は離島へ行ったのだ。
それぞれに楽しみ方があると思うが、私の辿ってきたコースは旅行社のパッケージツアーのコースとしても提案できるレベルのものだ。
そして、こういう楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもの、これにて私のクロアチアの旅は終わり、明日はいよいよ29年ぶりのロンドンである。
ちなみに、今回の旅行から帰国してから掲載したコラム「私が一発で魅了されたクロアチア(2015年9月27日)」は、私がいかにこの国に一目惚れしたかの証左でもあった。
ドゥブロヴニクでのミニオフ会 | |
レストラン・コプン(Restaurant Kopun) | |
レストラン・コプン(Restaurant Kopun) | ギルス(Gil's Little Bistro) |
ドゥブロヴニク旧市街(Dubrovnik Old City) |