墾丁の南灣ビーチで海水浴

レジェンド・ホテル（秝芯旅店/Legend Hotel）

ホテルで朝食を食べた後、私は近くにある前金郵便局（前金郵局/Qianjin Post Office）へと向かった。
今回の旅行の目的の一つである、当選したレシート宝くじ（統一發票/Uniform-Invoice）の換金をするためだ。
昨夜のうちにホテル周辺をチェックして、高雄捷運(Kaohsiung MRT)の市議會站(City Council Station)（4番出口）や、六合夜市(Liuhe Night Market)、銀行、郵便局が近くにあることがわかっていた。
宝くじの換金には、レシートの現物とパスポートが必要なので、墾丁(Kenting)に行く前に用事を済ませておきたかった。
前金郵便局の公式の営業時間は、平日の8時30分から17時30分、朝一番で窓口に行けば大丈夫だと思った。
実際には8時15分で4番目の番号札だったので、公式の営業時間より早く始まったようだ。
また、窓口では英語はほんの片言しか通じなかったが、わずか200元（640円）の当選金だったので、難しいことを言われることもなく、そのまま現金を受け取って帰ることができた。
詳しい経緯は、上記のブログ記事に掲載したのでお読みいただければ幸いである。

当選宝くじの換金（兌領獎金/receiving the prize money） （2016年3月－4月分のレシート宝くじの当選番号）
【宝くじ当選番号案内】　統一發票中獎號碼單　Uniform-Invoice Prize Winning Numbers

高雄車站(Kaohsiung Station)

レシート宝くじ（統一發票/Uniform-Invoice）の換金を終えた私は、一旦ホテルに戻ってパスポートをセーフティボックスに仕舞い、水着を着込んで墾丁(Kenting)に出かけることにした。
高雄捷運(Kaohsiung MRT)で市議會站(City Council Station)から高雄車站(Kaohsiung Station)まで行くには、美麗島站(Formosa Boulevard Station)で一旦乗り換えないとならない。
10月、11月のような気候の良いときならホテルから高雄駅(Kaohsiung Station)まで歩いて行ける距離なのだが、さすがに酷暑のシーズンは昼間に歩きたくない。
そうかといってMRTに乗ってもホームでの待ち時間に汗が出てくる始末だからどうしようもない。
こんなことなら4月の台湾旅行で泊まったハワードプラザホテル高雄（高雄福華大飯店/The Howard Plaza Hotel Kaohsiung）に泊まってプールで寛ぐのもありだったかと思ったが時すでに遅しである。

さて、高雄車站(Kaohsiung Station)の裏手の方にバス乗り場があるのだが、私がちょうど中南客運(Chungnan Bus)のチケットブースで南灣(Nanwan)行きのバスチケットを買ったと同時にバス（9188番）がやってきた。
何とタイミングの良いことよと思いながらバスに乗り込み、車窓を見ていると、枋寮站(Fangliao Station)や、恆春轉運站(Hengchun Bus Terminal)と書かれた停留所で乗客の入れ替えがあった。
枋寮站(Fangliao Station)では、列車と接続しているようだが、帰国後にインターネットで検索すると、列車とバスを乗り継ぐなら、高雄駅(Kaohsiung Station)からバスに乗るより、枋寮駅(Fangliao Station)で乗り換えた方が便利だとか、恆春(Hengchun)で泊まると良いなどのアドバイスがあった。
特に、恆春(Hengchun)からは四重溪溫泉(Sichong River / Sichongxi Hot Springs)にも行けるため、ゴールデンウイークあたりに温泉とビーチの双方を楽しみたいなら、そういう選択肢もあるかもしれない。

墾丁の南灣ビーチ(Nanwan Beach, Kenting)

私が墾丁(Kenting)に来るのは、2004年のゴールデンウイークの台湾旅行以来12年ぶりのことだ。
どちらかというと南国のビーチが好きな私だが、台湾に限って言えば、それほど頻繁に行くわけではなく、最近になって行ったのは、2011年6月の台湾旅行で東部海岸國家風景區(East Coast National Scenic Area)に行ったときと、2013年8月の台湾旅行で澎湖諸島(Penghu Islands)に行ったときぐらいである。
他国に比べると、それほど台湾でビーチに行かないのは、台北周辺の短期滞在型の旅行であったり、トランジットで1泊のみ滞在というパターン、冬季で季節的に泳げる時期ではなかったことが挙げられるだろうか。
やはり、台湾は日本と同じように、ビーチよりもグルメや温泉を目指すのが王道というのが一番の理由だろうと思う。（笑）
結局のところ、私が南灣(Nanwan)にいたのは2時間余り、旅の疲れを癒したところで、高雄(Kaohsiung)に帰還することにした。

帰りは高雄客運(Kaohsiung Bus)の9189番、墾丁快線(Kenting Express)と書かれた高鐵左營(HSR Zuoying)行きのバスが通りかかったので、思わずそれに乗ることにした。
ところが、往路は2時間半程度で来た道のりが、帰りは途中から雨が降ったこともあって、渋滞し、15時過ぎに南灣(Nanwan)を出発したのに、高鐵左營(HSR Zuoying)に到着したのは19時過ぎと、4時間近くもかかってしまった。
このバスも途中の枋寮站(Fangliao Station)でかなりの乗客が下りたので、私も下車して列車に乗り換えるべきだったと後悔した。
地元の台湾人は、平日の高雄(Kaohsiung)方面の道が渋滞することを知っていたのかもしれないからだ。

ボサノバ・レストラン新光三越左營店 （巴沙諾瓦連鎖餐廳/Bossa Nova Restaurant, Shin Kong Mitsukoshi Zuoying Branch）

高鐵左營(HSR Zuoying)に到着したのが午後7時過ぎだったので、ホテルに戻ることを止め、そのまま新光三越左營店(Shin Kong Mitsukoshi Zuoying Branch)に入って夕食を取ることにした。
ただ、ここでの大きな誤算は、海水浴に行ったために、クレジットカードやキャッシュカードを持参してなかったので、手持ちの現金の残額と相談しながら食べなければいけなかったことだった。
それでも牛鍋定食が食べられたので良しとするかな。
もし、次に高雄(Kaohsiung)に来たときは、のぶもんさんが2016年10月6日付のブログ「心のふるさと・高雄散歩～4」で紹介している高雄牛總牛肉湯(Kaohsiung Niuzong Niuroutang)に行ってみようかと思う。
そして、夕食が終わった後はホテルに帰還、ラッキーなことに夕立が上がっていたので、タクシーでなく、高雄捷運(Kaohsiung MRT)で帰ることにした。
そして、シャワーを浴びて再度外出、今度は昨夜行かなかった六合夜市(Liuhe Night Market)でデザートを堪能、さらに、足マッサージをしてもらって、今回の台湾旅行も終わりである。

六合夜市(Liuhe Night Market)