9/13(Tue) | リンチャ島(Rinca Island)1日ツアー | ||||||||||||
宿泊先 | Komodo Lodge / 475,000Rp (3,710JPY) per night | ||||||||||||
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com venere (英語・日本語)] | |||||||||||||
諸費用 | ツアー代金: 400,000Rp=3,130JPY コモド国立公園(Komodo National Park)入場料: 238,000Rp=1,860JPY (チケットの現物)
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関連サイト | アジア総合リンク インドネシア 小スンダ列島 リンチャ島(Rinca Island)コモドドラゴン(Komodo Dragon)見学ツアー(2016年9月29日) 2013年11月22日 ナルナリドットコム-英紙驚愕“命知らずのイモト”、コモドドラゴンとの対決を紹介 Daily Mirror on 21 November 2013 - Japanese woman ties meat to her back and races a Komodo Dragon |
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アドバイス |
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今日は、今回の旅行のメインイベントであるコモドドラゴン(Komodo Dragon)見学ツアーの日だ。
ここのツアーは朝早く出発するものが多いため、宿でもそれに合わせて朝食を出してくれる。
ツアーの出発は昨日の案内所前に7時30分、これでも出発が遅い方のツアーではないかと思う。
さらに遅いのはバリ島から飛行機でやってきて、そのままコモドドラゴン(Komodo Dragon)見学ツアーに行くというパターンになるようだ。
これだと、現地滞在時間も少なくなり、さらにバリ島から来て日帰りとなると、もっとスケジュールはタイトになるのだろう。
飛行機の遅延が日常茶飯事のインドネシアでは、こうした強行軍のツアーはお勧めできない。
コモド・ロッジ(Komodo Lodge) |
約束の7時半に待ち合わせ場所に行くと、そこから港までバイクで送ってくれるという。
インドネシアでは当然のことだが、そのバイクは遅れて来るようなので、しばし港付近で写真を撮ってみる。
どうやら朝市をやっているような雰囲気もあるが、完全に地元の人向けのもので、観光客である私に売り込みをしてくることはない。
売り子は女性で漁師が取ってきた魚を売っているようなのだが、彼女たちを見ると、ここがイスラム圏であることをほとんど感じない。
この島は、モスクが町の中心にあることからムスリムの島かと思ったら、女性でヒジャブ(Hijab)を着ている人は少ないし、ウィキペディアによれば人口の8割がカトリックとのことだ。
私の乗ったボートにいたのは、私以外には6人だったのだが、面白いことにカップルの組はなく、男性同士、女性同士で来ている人ばかりだった。
バリ島には中国人を始めとするアジア系の人もたくさんいたのだが、この島に来ている観光客のほとんどは欧米系あるいはオセアニア系だ。
私の泊まっているホテルのスタッフ曰く、日本人もジャカルタ在住の人が私と入れ替わりでいたらしいが、日本から来る人は珍しいようだ。
さて、ボートは7時半に出発、2時間かけてコモドドラゴン(Komodo Dragon)のいるリンチャ島(Rinca Island)を目指す。
外洋の景観が多彩で絵になるところが多いせいか飽きることがない。
しかしながら、次第に携帯の電波も入りづらくなり、iPhoneでの現地レポートもお預けだ。
果たして、携帯の電波が入らないと言われているリンチャ島(Rinca Island)はどうなのだろうか。
リンチャ島(Rinca Island)に到着したのは9時半過ぎ、ここからコモドドラゴン(Komodo Dragon)見学ツアーが始まるわけだが、私たちは7人のグループなので、1人当たり238,000ルピア(1,860円)を公園管理事務所で支払った。
この入場料なのだが、不思議なことに公式ウェブサイトには料金の記載がなく、ダイビングツアー会社などの記事を参考にすれば、平日と日曜・祝日では値段が異なり、また、スノーケリングをするかスキューバ・ダイビングをするかによっても異なり、グループの構成人数によっても異なるといった感じで、多少のブレがあるが、概ね250,000ルピア(1,950円)から350,000ルピア(2,730円)の間だと思っていればいいと思う。(参考:Komodo National Park - Travel guide at Wikivoyage)
さて、トレッキングコースには、ロング(2時間)、ミディアム(1時間半)、ショート(1時間)と3種類あり、どれにするかは、グループのメンバーの総意で決めることになっている。
結果的に、ミディアムということになったが、フランス人やオセアニア系(オーストラリア人やニュージランド人)はトレッキングが好きだから、ロングとか言わないかヒヤヒヤしたものだ。
ちなみに、ここのトレッキングは、平坦な道をずっと歩くだけなので、ロングでも何の問題もなかったのだが、彼らがトレッキングシューズなどを履いているのに対し、私はビーチサンダルに海パン、まるで現地のインドネシア人みたいな恰好だったので、長距離のトレッキングには不向きだったからだ。(笑)
ところで、狂暴と言われるコモドドラゴン(Komodo Dragon)も昼間の暑いときはおとなしいらしく、私たちが近づいてもほとんど寝ているような感じだった。
もっとも、レンジャーガイドが2名いて、私たちに必要以上に近づかないように制止していたし、役に立つかどうかわからない(!?)木製の武器(wooden sticks)も持っていた。
何しろ、コモドドラゴン(Komodo Dragon)は、ヤギや鹿を丸呑みするほどの大食漢で、空腹になると自分の仲間や子供をも食べてしまう凶暴性を持つと言われ、唾液には50種類以上の有害なバクテリア潜んでおり、噛みつかれれば感染症を起こして絶命する危険性があるそうだ。
従って、コモドドラゴン(Komodo Dragon)に襲撃されたら、ここには診療所はないし、ラブアンバジョー(Labuan Bajo)までボートで2時間かかるので、下手をすれば命を落とすことになるだろう。
かつて、「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系)の番組で、お笑いタレントのイモトアヤコがコモドドラゴンと競争したことが放映されたらしいが、命知らずの危険なことと言わざるを得ないだろう。(2013年11月22日 ナルナリドットコム-英紙驚愕“命知らずのイモト”、コモドドラゴンとの対決を紹介 Daily Mirror on 21 November 2013 - Japanese woman ties meat to her back
and races a Komodo Dragon)
彼らのニュースカテゴリーは「Incredible Escapes(信じられない脱出劇)」、最後のセリフは「Watch the crazy video
above.(画面上部の気違いじみた動画を見てみよう)」だ。
1時間半のトレッキングというよりハイキングを終えた私たちは、レストハウスでしばし休憩を取る。
Aqua Island Holidaysの記述にもあるように、この島では携帯電話の電波が入らないので、iPhoneで写真を撮って、リアルタイムで情報を送ることはできない。
ただ、レストハウスに貼ってあった「Free Wi-Fi Available(無料のWi-Fi利用可)」というのは何だったのかわからないが、結果的にはWi-Fiの電波はなく、ホテルに帰ってからやることにした。
もっとも、私は報道目的で来ているのではないから、リアルタイムで速報する必要など元々ないけどね。(笑)
30分ほどの休憩が終った後、私たちは再びボートに乗ってパダール島(Padar Island)へと向かう。
12時にリンチャ島(Rinca Island)を出発してからパダール島(Padar Island)までは約1時間、この島ではスノーケリングがメインのアクティビティだ。
透き通った海で、たくさんの魚を見ながら泳ぐのは非常に気持ちがいい。
ダイバーならもっとご機嫌な景観を楽しむことができるだろう。
リンチャ島(Rinca Island)ではコモドドラゴン(Komodo Dragon)、パダール島(Padar Island)の海では多数の熱帯魚、これだけでもツアーに参加する価値はあるだろう。
パダール島(Padar Island)でのスノーケリングを終え、最後に向かったのはケロール島(Kelor Island)、ボートで約30分の距離だ。
このツアーではピンクビーチ(Pink Beach)に行く代わりに、ここへ寄った感じもあるが、ここも水が綺麗でご機嫌なビーチだった。
子どもたちがたくさん遊んでいるところを見ると無人島ではなさそうだし、私たちのようにツアーでなく、個人で来ている感じの人も多かったので、定期船がラブアンバジョー(Labuan
Bajo)から出ているのだろうか。
ここには1時間ほどしかいなかったが、見どころは透き通るような蒼い海と、ビキニの美女(!?)だろうか。
もし、定期船があるなら半日はゆっくりとできそうな感じのところだが、行くとしたら次回(そんな機会があるだろうか)になるだろう。
今回、私はフローレス島(Flores Island)とロンボク島(Lombok Island)をメインに据えてインドネシア旅行を組んだが、ここも再訪したいところの一つになったような気がする。
ラブアンバジョー(Labuan Bajo)に帰還したのは16時半、この時点でバリ島に戻るフライトはないため、日帰りツアーで来たとしたら、朝の出発も2時間ほど遅れるので、コモドドラゴン(Komodo
Dragon)を見るだけで帰らざるを得なくなるのがおわかりいただけるだろうか。
それは、あまりのももったいないと言う以外にないだろう。
従って、最低でも2泊3日の行程で来ることをお勧めしたい。
ちなみに、ラブアンバジョー(Labuan Bajo)は夜も早く、私がこの日に行ったSPAは平日が10時から20時、日曜は13時に閉店になる。
ほかの店も夜9時を過ぎると閉店になるので、夜遊びはほとんど期待できないと言えるだろうか。
Catur'z Kopi Klub | フローレス・スパ(Flores Spa) |
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