9/14(Wed) | ワイチチュウビーチ(Waecicu Beach)でリラックス ラブアンバジョー(コモド) 13.05-ガルーダ・インドネシア航空(GA)7037-14.30 デンパサール(ングラ・ライ) |
宿泊先 | Mercure Kuta Bali / (paid by GA) |
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諸費用 | オジェ(バイクタクシー) / ホテル-ワイチチュウビーチ(往復): 50,000Rp=390JPY タクシー / ホテル-ラブアンバジョー空港: 60,000Rp=470JPY |
関連サイト | アジア総合リンク インドネシア バリ島 小スンダ列島 海外旅行における現地の日系エージェントはトラブル時の保険なり(2016年10月5日) |
アドバイス |
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今日は、午後のフライトでバリのデンパサール・ングラ・ライ国際空港(Denpasar Ngurah Rai International Airport)経由でロンボク島(Lombok Island)へ行く予定になっている。
それまでの間、時間があるので、私が泊っているコモド・ロッジ(Komodo Lodge)の近くにビーチがあれば、そこで過ごそうかと思っていたのだが、あいにくと、徒歩で行ける距離にはない。
ホテルのスタッフに聞いてみると、オジェ(バイクタクシー)で行けば、 ワイチチュウビーチ(Waecicu Beach)が10分ほどで行けるとのことだったので、往復分を雇うことにして、朝食後に行ってもらうことにした。
どうやら、このホテルのスタッフの友人がバイクに乗って来るらしい。
コモド・ロッジ(Komodo Lodge) |
午前8時半、朝食を終えた私は迎えに来たオジェ(バイクタクシー)に乗ってワイチチュウビーチ(Waecicu Beach)へ向かう。
ビーチに着くと、コモド・ビーチ・リゾート(Komodo Beach Resort)と、ワイチチュウ・ビーチ・イン(Waecicu Beach Inn)に分かれる道があったので、高級そうなところを避けて、後者のホテルに行ってもらうことにした。
ワイチチュウビーチ(Waecicu Beach)は、日本語サイトだと「ヴェチクビーチ」と書かれているものもあるが、私は現地のインドネシア人に確認したので、ワイチチュウが正しい。
どこから「ヴェチクビーチ」となったのかわからないが、もしかするとドイツ語読みするとそうなるのかな。
このワイチチュウ・ビーチ・イン(Waecicu Beach Inn)の前がちょうどビーチになっているので、ロケーションとしては抜群なのだが、ビーチにはゴミが散乱しており、海の綺麗さと対照的なのがとても残念だった。
ほとんどの場合、宿泊客が捨てていったものなのだろうが、ビーチの清掃を請け負う人は誰もいないのだろうか。
ホテルの目の前とは違って、少し歩いて行くと、ゴミなどがほとんどないところに出るので、私はそこで泳いだりした。
しばらくすると、ドイツ人とフランス人のカップルが来たので、彼らも同じようなことを言っていたし、ここでキャンプをするのは1日だけだとのこと。
彼ら流のバカンスの長さでインドネシア滞在期間は何と2か月、バリで会ったウクライナ人は1か月、彼らはその倍、果たして日本人は?
考えるだけやめよう!
10時になって帰りのオジェ(バイクタクシー)が迎えに来たので、それに乗ってホテルへ戻る。
途中で、景色のいいところが何か所かあって、そのたびにバイクを止めて「写真を撮るか」と声掛けしてくれたのは嬉しかった。
単に、お客を運ぶだけでなく、こうしたサービスがあれば、多少割高な料金を払っていたとしても納得できるだろう。
ドライバー曰く、「日没が見られる時間帯に来ると、高台からの景色が素晴らしい」とのこと。
フローレス島(Flores Island)へ来る日本人がどれほどいるかわからないが、もし、ラブアンバジョー(Labuan Bajo)へ来ることがあれば頭に入れておくといいだろう。
ホテルに戻り、シャワーを浴びて、チェックアウトした私は、来たときと同じようにホテルの送迎サービスを使って空港へと向かった。
ここのようなローカル空港だと、あまり早く空港に行っても何もやることがないが、昼食の時間を考慮して送迎の予約は11時半にしてもらった。
空港のチェックインカウンターでは、荷物をロンボク島までのスルーバゲージにしてもらって、身軽になって地下の食堂(Kopwan Setia Janji)に昼食を取りに行った。
実のところ、ここでの懸念は、ラブアンバジョー(Labuan Bajo)からの出発便の遅延で、ロンボク行きのフライト(デンパサール 15:50-GA436-16:40
ロンボク)に乗り継げなくなることだったのだ。
少なくとも、食堂で居合わせたお姉さんたちと写真を撮ったり、お話している段階では・・・
ラブアンバジョー(Labuan Bajo)からデンパサール(Denpasar)へ | |
ラブアンバジョー・コモド空港(Labuan Bajo Komodo Airport) | |
ガルーダ・インドネシア航空7037便 |
インドネシアでは珍しいことに、ラブアンバジョー・コモド空港(Labuan Bajo Komodo Airport)をほぼ定刻に出発したガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia Airlines)7037便は、到着もほぼ定刻通りという奇跡ぶりを発揮した。
これは素晴らしいことだと、今回の旅行の最難関を無事に切り抜けたかに見えた。
ところが、デンパサール・ングラ・ライ国際空港(Denpasar Ngurah Rai International Airport)の行先表示盤(flap display)にあるロンボク行きのフライト(デンパサール 15:50-GA436-16:40 ロンボク)の表示は、出発時刻を過ぎても「To
Waiting Room」から変わることはなかった。
そのうち、表示が「Delay Operational 17:15」になり、遅延が確定、このときは、搭乗口にいる人たちも「まあ、インドネシアだからな~」という表情だった。
私も仕方ないな~と思いながら、Prada Reflexologyという足マッサージの店へ行き、搭乗予定時刻までの時間を過ごすことにした。
それが終って、搭乗口に戻って来ると、軽食がサーブされ、さらなる遅れの予感がした。
このとき、国内線ターミナルにあるTG Lounge(US28ドル/2,870円)に入る選択肢もあったのだが、とてもそんな気にはなれなかった。
「Delay Operational 18:30」の表示が出ると、さすがに「インドネシアだからな~」という雰囲気はなくなり、搭乗口付近ではイギリス人の中年男性と、イタリア人の若者が地上スタッフにまくしたて始め、インドネシア人も怒り出す人が出始めた。
ガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia Airlines)からは夕食がサーブされたが、それで怒りが収まる様子はなかった。
私もロンボク・プラヤ空港(Lombok Praya Airport)で待たせているランガ・ウィサタ・ツアー&トラベル(Rangga Wisata Tour & Travelのスタッフに連絡を取るべく、宮本さんに電話をかけた。
その最中にも、イタリア人は今夜中に飛ばなければどう責任を取るのだと詰め寄っていたし、イギリス人はマネージャーを呼べと、私の周囲では喧騒がますますひどくなっていた。
私はそれに加勢するだけの語学力がないので、宮本さんに間に入ってもらって地上責任者とインドネシア語で話してもらった。
彼女の聞いた話では、どうやら、遅延どころかフライトキャンセルになる雲行きになってきたと言う。
デンパサール・ングラ・ライ国際空港(Denpasar Ngurah Rai International Airport) | ||||
夜の8時になって、とうとうフライトキャンセルが確定し、明日のフライトに乗客を振り替えるとの説明があった。
お詫びとして30万ルピア(US23ドル/2,340円)のバウチャーが渡されたが、これの換金方法は、パスポートと搭乗券、このバウチャーを持って、2か月以内(2016年11月13日まで)にインドネシア国内のBRI銀行(PT. Bank Rakyat Indonesia)の本支店の窓口に行けというのが、航空会社の公式の説明だった。
わずか、US23ドル(2,340円)相当の金を受け取るために銀行の窓口へ行く酔狂な外国人観光客は何人いるだろうか。
航空会社の説明では、とりあえず乗客全員をホテルに送り届けた後で、明日のフライトについての連絡をするとのことだった。
観光シーズンの真っ只中に97名の搭乗客全員を収容できるホテルがあったことにも驚いたが、寝入りばなの夜の1時前に電話があり、4時にモーニング・コールをするということだった。
順調に進んでいた午前中の行程が突如として暗転し、ヘトヘトに疲れてバリ島のホテルで休むことになるとは誰が想像しただろうか。
とりあえず、ロンボク島(Lombok Island)の行程は明日考えればいい。
今夜は少しでも休憩を取ることに専念しようではないか。
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