朝の5時過ぎに外の豪雨の音で目が覚める。
今日はどこにも行く予定がないので、こんなに早く起きる必要がないのだが、iPhoneで天気予報を確認すると、今日も明日も雨予報だ。
辛うじて木曜だけは晴れの予報なので、プラヤ・デル・カルメン(Playa del Carmen)の予定を1日早く切り上げて、カンクンに移動することも検討しなければならない。
当初の予定では木曜を移動日にしていたが、そんなもったいないことをする余裕がなくなってきたからだ。
今泊っているホテルは返金不可の契約なので、宿泊代を1日損するが、時は金なりで、天気が悪い日にビーチリゾートにいる意味はない。
これで木曜日も天気予報が悪ければ、全部の予定を切り上げてメキシコシティに移動してもいいかと思えるくらいだった。
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| プラザ・レボルシオン(Plaza Revolución) |
とりあえず、朝食をのんびりと取って、雨が止んだ10時過ぎにショッピングへ出かける。
店内はガラガラで、店員もヒマそうなんでいろいろと聞きながら買い物ができるので、そういった点では雨が幸いしているのだが、それでも30分ほどしか時間は潰れない。
バスタオルやビーチバッグ、Tシャツを買うと、かなりな荷物になったので、一旦ホテルへ帰り、町中へ出直してくると、さらなる大雨が降ってきた。
移動中に雨に降られないだけ幸運なのか、大雨が降ってきたので、さっそく近くのレストランに避難する。
そこは奇遇にも昨日に夕食を取ったレストランなのだが、タバコを吹かしている女性がずぶ濡れになりながら食事をしている。
道路際にいるので濡れているのだが、そこまでしてタバコを吸いたいのか、みんな珍獣でも見ているような感じで通り過ぎる。
私はそれが面白いので写真に撮り続けていたのだが、そういうことがなければ退屈で死にそうだっただろう。
珍獣が会計をして出て行った後は、意を決して翌日のカンクンのホテルの予約を試みる。
幸いにして、22日のホテルを同じところが取れたので、明日のプラヤ・デル・カルメン(Playa del Carmen)の宿泊は取り消す手続きをしないとならない。
まあ、現時点で天気予報を見ても明日も雨なので致し方ないだろう。
同じレストランでついでに昼食も取った私は、雨が止んだのを見計らって外へ出た。
午後は何をしようか考えながら歩いていると、わずかながら薄日が差してくるような気配がする。
もしかしたらと思って、ビーチに行ってみると、同じような考えをしている人がたくさんいる。
ビーチ以外にやることがあれば、ここまで無理する人はあまりいないだろうが、バカンスに長けた欧米人でも退屈には勝てなかったらしい。
幸いに、ビーチにいたメキシコ人の女子2人組はとてもノリが良く、私が手渡したずっぽし扇子を持ってご覧のとおりだ。
いや～無理してビーチに突撃して良かったと思えた一瞬だった。
| プラヤ・デル・カルメン(Playa del Carmen) |
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夕食は屋外で美味しそうな匂いをさせていたレストランに即決、これまた奇遇にも昨日行ったレストランだった。
値段は多少張ると思われたが、視覚と嗅覚の誘惑には勝てなかった。
もちろん、その直感に外れはなく、プラヤ・デル・カルメン(Playa del Carmen)の最後の晩餐に相応しい食事となった。
夕食の後で行ったマッサージ屋はこれまた昨夜と同じところに行ったのだが、なぜか突然エロ按摩の誘いが来て、そのままずっぽし！
オイルマッサージがメインだったから昨夜の健全マッサージが誘いだったのかもしれないが、プラヤ・デル・カルメン(Playa del Carmen)恐るべしだ。
メキシコでアジアンチックなサービスがあるとは思わなかった。
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