9/13(Wed) | ンガダ地方(Ngada District)の村とマラナゲ温泉(Malanage Hot Spring)プライベートツアー(Bajawa and Ngada villages map) オギの滝(Ogi Waterfall)へのエクスカーション |
宿泊先 | Happy Happy / 400,000Rp (3,280JPY) per night |
[booking sites for you / agodajp Booking.com] | |
諸費用 | ツアー料金: 800,000Rp=6,560JPY オジェ(バイクタクシー) / ホテル-オギの滝(往復): 100,000Rp=820JPY |
関連サイト | アジア総合リンク インドネシア 小スンダ列島 |
今日は昨日のうちに申し込んでおいた山岳民族村巡りのツアーだ。
このツアーは、ホテルのマネージャーでもあるアルフォンス(Alfons)さんが自ら引率するもので、バジャワのメインアクティビティの一つだ。
ただ、参加者は私だけだし、出発時間は何時でもいいと言うので、朝食を取った後の8時半にしてもらった。
行き先は、ルバ村(Luba Village)、ベナ村(Bena Village)、グルシナ村(Gurusina Village)を巡った後でマラナゲ温泉(Malanage
Hot Spring)に寄るというプランだ。
ツアーの例示はホテルのウェブサイトにあるので、自分の好きなものを選んでおくといいだろう。
私はどれがいいのかわからなかったので、彼のお勧めに従っただけだ。
ホテルを出発してしばらくすると、イネリエ山(Mount Inerie)が見渡せるところにやって来た。
アルフォンスさんが、写真を撮るかというので、即座にYESと返事する。
私は、こういう場合、よほど疲れていたり、食傷気味でなければ、たいてい肯定的に返事することにしている。
ただ、この山の麓にあるのが二番目に行くベナ村(Bena Village)なので、結構いろいろな角度から見ることができるのだ。
最初に行ったのはルバ村(Luba Village)、のんびりとした雰囲気のところで、平日の9時過ぎにもかかわらず、あまり人も歩いていない。
観光客ですら私が行った時は、西洋人が一人いただけで、アルフォンスさんと私だけしかいないような村だった。
住人はどこに行ったのだろうか、日本でいう限界集落なのかと思える感じだった。
しばらく村の景観を撮っていて、ふと自分を入れた写真を撮ってもらおうとしたとき、アルフォンスさんが遠くに離れていたので、私はただ一人いた観光客であった西洋人に声をかけた。
ところが、彼は私を客引きのように追い払い、すたすたと別のところへ行ってしまった。
風変わりな観光地には変わった奴しか寄って来ないのかもしれない。
まあ、私もそうかもしれないけどね。
ルバ村(Luba Village)と、ベナ村(Bena Village)とは200メートル程度しか離れていないので、ルバ村の見学が終わった後で歩いて向かった。
ここはルバ村と違って、集落として機能していて、かなり人出があったし、店もやっていた。
広場のようなところでは地元の人が車座になって語り合っていたし、青年男女がダンスを踊っていた。
車座になっていた若者と一緒に写真を撮っていたので、ダンスが始まったときに、私も中に入るように言われるのではないかと思っていたら、そんなことはなく、彼らだけで盛り上がって楽しんでいた。
ここには10時過ぎまでいただろうか、集落の写真を撮っていると、お土産を買わないかといった仕草をしてくる人が何人かいたが、英語が全く通じないので、笑みを浮かべながら退散することにした。
おそらく、こういうところではインドネシア語ができても通じるかどうか怪しい感じがするほど素朴なところだった。
ンガダ地方(Ngada District)の村とマラナゲ温泉(Malanage Hot Spring)へのツアー | ||||||||
|
||||||||
ルバ村(Luba Village) | ||||||||
ベナ村(Bena Village) | ||||||||
グルシナ村(Gurusina Village) | ||||||||
マラナゲ温泉(Malanage Hot Spring) |
ベナ村(Bena Village)とグルシナ村(Gurusina Village)はかなり離れているので、再び車に乗って移動した。
グルシナ村は、どちらかというと最初に行ったルバ村(Luba Village)に雰囲気が似ていて、静寂が集落を包んでいた。
ただ、着いた時間が11時前だったので、太陽が燦燦と降り注ぎ、外を歩いているのは私と犬だけという感じだった。
集落の人はほとんど家の中で作業をしており、写真を撮らせてくれと身振り手振りで合図すると、OKのサインが出たので、彼女たちと一緒に撮ることにした。
男性は山にでも行ったのか、集落には女性しかいないようで、機織りを必死にやっている熟年女性の姿が目についた。
ここの村は自給自足経済なのだろうか、それとも機織りの布が収入源になるのだろうか。
アルフォンス(Alfons)さんに聞こうと思ったら英語が出てこなかった。
まさか、そんな質問をするとは思ってなかったし、self-sufficiencyというのはiPhoneのグーグル翻訳アプリで検索できたが、何と言えば伝わるか考えているうちに面倒になってしまった。
予定していた山岳民族村巡りが終わると、マラナゲ温泉(Malanage Hot Spring)へと向かう。
ここは、ンガダ地方(Ngada District)にある温泉の中では最も有名なところらしく、多くの人が温泉浴を楽しんでいる。
川の水と、熱い湯が混ざり合ってちょうどいい温度になっていて、外気温が水着でいると気持ちいいくらいの気候なので、長居する人も結構いる。
更衣室もあって、食事をするところもあるので、休憩するにも適しているからか、私がバジャワ(Bajawa)に来て以来、最も観光客が多いところだった。
私とアルフォンスさんもここで休憩することにし、温泉浴と合わせて1時間ほど滞在した。
ここに来る西洋人はバイクを借りて来る人も多いようで、砂利道の悪路を必死にバイクで来ている女性グループも何組か見かけた。
もっとも、公共交通機関がない以上、私のようにツアーに参加するか、バイクを借りるかしかないので、これも仕方がないのだろうが、町から温泉までならミニバスとか走らせればいいと思うのは私だけなのだろうか。
ホテルに帰還したのは午後2時半、町中にマッサージ屋でもあればいいのだが、何もないのがバジャワ(Bajawa)の難点だ。
アルフォンス(Alfons)さんに聞いたら、しばらく考えた揚げ句、オギの滝へ行けばと勧めてくれた。
こんなに暇を持て余すなら、昨日着いたときに今日のツアーへ行って、今日は別のツアーに行けばいいと思ったのも一瞬、おそらく似たようなアクティビティならお金を使うだけの意味がないのだ。
このオギの滝もバイクタクシーで往復すると、それなりの時間がかかる場所にあるのだが、あまりの水の冷たさに、滝壺で泳いだりできると思った私の期待は一瞬で消え去り、水しぶきを浴びただけでも震えるような思いをするほどだった。
とてもではないが水に浸かったりはできないので、写真を撮っただけで早々に退散することになった。
それにしても西洋人たちは、私がバイクで片道30分もかかるようなところを歩いて行こうというのだから恐れ入る。
それとも、そうでもしないと時間が潰れないからやっているのだろうか。
エントリー・レストラン(Emtry Restaurant) |
[日程表のページに戻る] [前のページへ] [このページのトップへ] [次のページへ]