3/6(Tue) | 東京(成田) 11:50-アメリカン航空(AA)8478-8:15 ダラス(フォートワース) 10:25-アメリカン航空(AA)2686-14:08 マイアミ |
宿泊先 | Richmond Oceanfront / HK$1403.46 (19,090JPY) per night |
[booking sites for you / Expedia HK (HSBC Premier Master Card Benefits) (英語) agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語) ホテリスタ(アップルワールド) JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | T-Mobile SIM アメリカ SIMカード インターネット 5日間 高速無制限使い放題: 2,690JPY(参考:T-Mobile Tourist Plan US$30) Miami Beach Airport Express (Route 150): US$2.25=240JPY マイアミビーチでの昼食と夕食の価格(PDF) |
関連サイト | アメリカ フロリダ州 2018年4月5日-ボリビアではWi-Fiよりも現地SIMカードの入手がお勧め 2018年5月17日-マイアミビーチのディナー、税・サービス料27%の衝撃 |
アドバイス |
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多くの日本人にとって、一生に一度しか行けないのではないかと思わせる距離感と、実際に目的地まで行くのにも時間もかかるエリアが南米である。
私が中米のグアテマラに行ったのが2010年の年末、このときはトラウマになるほど散々な目にあったのだが、そのときから7年を経て、初めて南米の地に足を踏み入れることになった。
そして、このたびの旅行に際して利用したのが、バンコク発券の東京経由、マイアミ行きのチケット(2018年1月12日-4年ぶりの海外発券、只今、東京トランジット中)、それと、マイレージプラス特典航空券などを組み合わせ、ボリビアのサンタ・クルス・デ・ラ・シエラでMy Global 留学が主催するグループツアー本隊と合流することにした。
ただ、問題は荷物だった。
今回は標高が富士山の頂上と同じくらいのボリビアの高地へ行くために、冬物の上着などが必要で、それをどうやってまとめようか苦慮した。
そこで、まず私は100円ショップで衣類圧縮袋を買い、セーターや長ズボンは現地で廃棄できるような古着を用意した。
この古い長ズボンを用意したのは正解で、3日間にわたるウユニ塩湖通いで、塩まみれになって汚なくなったので、それをそのまま現地で廃棄した。
ホテルにはランドリーサービスもあったのだが、それを利用するまでもなかった。
できれば上着もそうしたかったのだが、あいにくと古着はなく、2016年6月の知床旅行(大人の休日倶楽部パスで行く北海道・東北の旅)のときのようにはできなかった。
それに、日程の関係でボリビアの後にメキシコを入れられなかったので、仮にそうできてもあまり意味がなかった。
そして、出発当日、成田エクスプレスで空港へ向かった私は、相変わらずのガラガラの車内の様相に苦笑する。
これではN’EX往復きっぷという割引チケットを導入した成果はあまりないようだ。
私は帰国日が16日後なので、今回はこの往復きっぷを使うことができないが、来年の9月30日でこれが終わるのも成田エクスプレスの利用者が増えないからだろう。(2018年3月4日-往復で約3割引き、かなりお得な成田エクスプレス(N'EX)往復きっぷ)
私のフライトは、アメリカン航空のチケットになっているが、機材と乗員はJALなので、往路はダラスまで、復路はシカゴから完全日本語対応となる。
出発は第2ターミナルなので、残念ながらダイナースカードで使えるラウンジは、出国審査前のエリアにしかない。
しかも、私が入ったTEIラウンジは、スペースがそれほど広くないのと、ここのカードラウンジ全てに言えることだが、無料のサービスがアルコール1缶とソフトドリンクだけでは、あまり長居する人もいないだろう。
日本航空012便/アメリカン航空8478便 |
ダラス(Dallas)行きのフライトはほぼ定刻に出発、昨年6月のメキシコ・キューバ旅行の時のアエロメヒコ(AeroMexico)とは大きな違いだ。
機内では、私にしては珍しく映画を2本も見てしまった。
1本目はウィストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(Darkest Hour)、もう1本は、ワンダーウーマン(Wonder Woman)だ。
チャーチルの物語は、実話を基にしているので、仮想敵国に囲まれた日本のかくありき姿を映し出している。
私に言わせれば、日本の政治家は元より、憲法9条を守れと叫ぶ自称平和主義が一度は見るべきだと思う。
機内食もエコノミークラスにしては美味しいものが出され、これだけでも機材がJALのものに乗った価値があるだろう。
日付変更線を超え、およそ11時間半のフライトの後に、アメリカのダラス・フォートワース国際空港(Dallas Fort Worth International
Airport)に到着したのは、同じ日の午前8時、時差がマイナス15時間、サマータイムが始まる3月11日からは14時間になるが、現時点での日本時間は23時だ。
ここからは日本時間では昼夜逆転の生活が始まるので、時差ボケの解消をするためには、気合いで起きていた方がいい。
アメリカはご存知の通り、トランジット旅客でも入国審査があるが、今回はアメリカに滞在するので最初の到着地で入国審査がある。
ちなみに、ダラスでの第一次入国審査は、タッチパネル方式の電子申告で日本語もある。
その場で写真と指紋を取られるので、その後で電子渡航認証システム(ESTA/Electronic System for Travel Authorization)申請済とすれば、それで申告は完了する。(2018年2月3日-面倒になった米国ESTA申請書、横文字嫌いの人はお手上げか)
それが終わると、ターンテーブルで荷物を引き取り、今度は二次審査がある。
二次審査と言っても簡単な質問をされるだけで、特に問題になることはない。
乗換口では日本人スタッフが待機して、接続便の搭乗口の案内をしてくれる。
もしかすると、これはJALやANAが到着する時間だけのサービスかもしれないが、海外旅行に不慣れな人や英語が不得手な人にとっては助かるだろう。
ダラス・フォートワース国際空港(Dallas Fort Worth International Airport) |
スカイリンク(Skylink)でターミナルBからCに移動した私は、エアポート・トラベル・ラウンジ(Airport Travel Lounge)というところで携帯電話の充電をする。
ラウンジという名は付いているが、単にソファーと充電用のコンセントがあるだけだ。
出発時刻が迫ってきたので、搭乗口に移動、マイアミ(Miami)行きのフライトに乗り込む。
国内線ということなのか、リクライニングはほとんど効かない。
まるでLCC(Low Cost Carrier=格安航空)のようだが、わずか3時間のフライトなのと、睡魔に負けて熟睡したので、ほとんど苦にならなかった。
ちなみに、ダラス(Dallas)とマイアミ(Miami)は時差が1時間あるので、ここでは時計を進ませないといけないのだ。
マイアミ・ビーチ・エアポート・フライヤー<Miami Beach Airport Express (Route 150)> |
マイアミ空港に到着したのは午後2時過ぎ、ここからマイアミビーチにあるホテルまでは、マイアミ・ビーチ・エアポート・フライヤー(Miami Beach
Airport Express)という150番のバスで行く。
この乗り場は、空港ターミナルに隣接するレンタカー・センター(Rental Car Center)の1階にあるので、そこまではMIAムーバー(MIA Mover)という無料のシャトルトレインで移動する。
バスは空港発(Eastbound)が午前6時から午後11時40分まで概ね20分毎、空港行き(Westbound)に関しては、マイアミビーチのワシントン・アベニュー/サウス・ポイント・ドライブ(Washington Avenue/South Pointe Drive)発時刻が、午前5時10分から午後10時55分まで概ね20分毎に運行されている。
詳しい時刻表はウェブサイトに掲載されているが、私が泊まったようなコリンズアベニュー(Collins Avenue)沿いにあるホテルからはバス停も近く、利用価値が高い交通手段と言えよう。
実際のところ、私が泊まるリッチモンド・オーシャンフロント・ホテル(Richmond Oceanfront Hotel)は、コリンズアベニュー(Collins
Avenue)と、18 Streetが交わるところのバス停のそばだ。
空港行きのバス停はホテルの目の前で、こんなに便利なところにあるとわかっていたら、2日後に乗るスーパーシャトル(Super Shuttle)の予約を入れなくても良かったかもしれない。
リッチモンド・オーシャンフロント・ホテル(Richmond Oceanfront Hotel) |
さて、私の泊まったホテルには屋外プールがあり、そこを抜けると、ビーチ沿いのプロムナードに出る。
そこではたくさんの人が散歩したり、ジョギングしたりしている。
水着のまま歩いている人も多く、少し歩けば、サウスビーチに出られる。
まだ寒さの残る日本から半日かけてやって来たところは、陽光が眩い南の楽園だった。
私も水着に着替えて、そちらに行こうかと思ったのだが、昼食を取ってなかったのと、土地勘を養うために散歩を続けることにした。
ただ、その昼食は、街角のベーカリーで、ピザとオレンジジュースを頼んだだけで、9%の税込で14.61ドル(1,550円)したのには閉口するしかない。
結局、今日のところはビーチにも行かず、ホテルの周辺を散策するだけで終わってしまった。
アメリカの場合は、お酒を買うのに年齢証明となるID(パスポートか国際運転免許証)を求められることが多く、ここでも持ち歩いていたので、それをホテルに持ち帰るのが面倒 だったこともある。
結果的にマイアミビーチでは提示不要のようだが、それを気にしないといけないのは煩わしい。
ちなみに、日本のマイナンバーカード(IDカード)は、外国人住民にも発行しているのに、英語表記はおろか、生年月日も和暦しかない使えなさだ。
日本の総務省の役人はバカじゃないかと思う。
ところで、昼食代のあまりの高さに閉口した私だが、夕食の段になって、ますます頭が痛くなってきた。
スパゲッティとハイネケン1本で31ドル、税・サービス料は8.37ドル(27%)、合計39.37ドル(4,180円)だ。<マイアミビーチでの昼食と夕食の価格(PDF)>
マイアミビーチに1週間滞在したら、それだけで1月に行ったタイ旅行の総額が賄えそうだ。
ドルチェ・イタリアン・レストラン(Dolce Italian Restaurant) |
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