大人の休日倶楽部パスで行く北海道・東北の旅-知床第1日目 (2016年6月22日~26日) |
Date | Schedule | Lodging | |
6/22(Wed) | 羽田 7:10-JL565-8:50 女満別 9:25-(知床エアーポートライナー)-11:36 ウトロ温泉バスターミナル 知床五湖ガイドウォーク |
世界自然遺産の宿 しれとこ村 | 10,630円 |
23(Thu) | 知床半島ウトロクルーズ ウトロ温泉バスターミナル 14:30-(斜里バス)-15:20 知床斜里 15:56-18:46 釧路 |
ラビスタ釧路川 | 7,540円 |
24(Fri) | 釧路 9:03-「快速・しれとこ」-10:16 摩周 10:30-(阿寒バス)-10:55 摩周湖第1展望台 摩周湖畔散策 摩周湖第1展望台 11:25-(阿寒バス)-11:50 摩周 13:03-(阿寒バス)-13:40 大鵬相撲記念館前 屈斜路湖へサイクリング 大鵬相撲記念館前 16:40-(阿寒バス)-16:50 川湯温泉 16:58-18:46 釧路 |
||
25(Sat) | 釧路 8:23-「特急・スーパーおおぞら4号」-12:26 札幌 「地球が遊び場」の仲間とオフ会 |
ロンシャンサッポロ | 12,610円 |
26(Sun) | 札幌 6:52-「特急・スーパー北斗4号」-10:23 新函館北斗 10:49- 「はやぶさ18号」-13:29 仙台 塩竈へのエクスカーション 仙台 19:20-「やまびこ220号」-21:44 東京 |
- | |
note |
|
6/22(Wed) |
昨年11月の東北旅行で初めて利用した「大人の休日倶楽部パス」、今年は「JR東日本全線・JR北海道全線5日間乗り放題(2016年6月23日から7月5日まで有効:26,000円)」を使って道東の旅をすることにした。
今年は北海道新幹線開業記念として特別設定(8月29日から9月7日まで有効:26,000円)のチケット(2016年2月18日 JR東日本プレスリリース- [特別設定] 「北海道新幹線開業記念 大人の休日パス」)も発売されたが、9月については、ゴールデンウイーク終了時点で、インドネシア・タイ旅行へ行くことがすでに決まっていて、同じ月に遠出を2回するのは経済的負担が大きすぎたので、初夏を選んで旅行することにしたのだ。(2016年5月11日-ビジネスクラス再び、2016年9月の旅行はバリ島へ)
ちなみに、これらの時期以外の発売は、2016年11月24日から12月6日有効のものと、2017年1月19日から1月31日有効のもので北海道旅行には不向きな季節だろう。
ところで、東京から往復ともすべて列車を使って北海道へ行くと、毎日列車に乗るだけで終わってしまいそうなので、道東へ行くこともあって往路だけは飛行機を使うことにした。
もっとも、往復とも飛行機を使って、北海道内だけ列車に乗る手もあったのだが、「JR北海道全線5日間乗り放題(2016年6月23日から7月5日まで有効:16,250円)」のタイプは、JR北海道内の主要駅のみどりの窓口でしか販売されないので、今回のように札幌や網走を経由しない旅程だと購入できないリスクがあったのと、帰りは北海道新幹線に乗りたかったので、「JR東日本全線・JR北海道全線5日間乗り放題」のチケットを購入した。
また、羽田から道東の入口の一つである女満別へ飛ぶフライトは想像以上にタイトで、私が買おうとしたときには7時10分発のJL565便しか空席が残っていなかった。
そして、当日、私の乗るフライトが7時過ぎということもあって、海外旅行のときのように蒲田周辺で前泊も考えたが(2014年10月4日-東京発早朝LCC利用のハブになり得る大江戸温泉物語)、国内線に搭乗する場合は早朝の電車に乗れば間に合うタイミングだったので気合で早起きして出かけることにした。
羽田空港に着いたのは6時過ぎ、朝食を取れるレストランが営業していたので、そこで腹ごしらえをする。
定食に付いている味噌汁がなかなか美味い。
朝食を取った後も少し時間があったので、ダイナースカード特典の利用できるエアポートラウンジでコーヒーを飲む。
そうしているうちに搭乗のアナウンスが流れて、機内へと進むが、寝不足だったので、座った途端に熟睡、気が付いたときには女満別空港へ着陸する旨のアナウンスが流れていた。
知床エアーポートライナー | |
女満別空港 | |
知床半島 | |
ウトロバスターミナル |
女満別空港から知床半島へは知床エアーポートライナーという直通バスが運行されていて、これに乗ると、終点のウトロバスターミナルまで乗り換えなしで運んでくれる。
初夏(6月下旬)とはいえ、知床は長袖が必要で、今日の知床五胡ウオーキングツアーはともかく、明日の知床半島ウトロクルーズのときはダウンジャケットが必要だと書かれてあったので、着古して廃棄しようと思っていた冬物のジャケットを詰めて持ってきた。
結果的に、そのコートは、知床のクルーズだけでなく、釧路の夜でも必要なほどだった。
ウトロバスターミナルに到着したのは12時前、宿泊先の旅館に電話すると、迎えに来てくれると言う。
知床五胡ウオーキングツアーの送迎が旅館に来るのが13時50分の予定なので、大きな荷物だけ運んでもらって、バスターミナルの周辺で昼食を取ることにした。
行先は地元の人に紹介してもらったウトロ漁協婦人部食堂、外見は社員食堂のような佇まいだが、入っているお客さんは結構いた。
北海道到着最初の食事は、うにいくら丼(2,000円)、地元で取れた新鮮な「うに」や「いくら」がたっぷりと乗ったどんぶりは実に美味しい。
さすがに2時間も間隔が開くと何もすることがないので、オヤツを食べにボンズホームというカフェに入って、栗ジャガイモのプリンセット(780円)を頼んで時間を潰す。
カフェで明日以降のプランを練っているうちに、出迎えの時間が近づいたので、再び旅館に電話をかけて送迎をお願いすることにした。
ウトロ漁協婦人部食堂 |
知床五湖ウオーキングツアーの集合は、午後2時半に知床五湖フィールドハウスと指定されていた。
最初は、ウトロバスターミナルからバスで行けるかどうかなどと考えていたが、知床五湖へ向かうバスの本数があまりにも少なく、車でなければアクセスできないところだった。(斜里バス-知床線:8月、9月はシャトルバスがあり本数が増える)
6月の平日にもかかわらず、フィールドハウスにはかなりの人がいて、北海道が人気の観光地であることを裏付けていた。
5月10日から7月31日まではヒグマの出没する活動期に当たるため、ガイドツアー以外で地上遊歩道に入ることはできず、ヒグマが出没したときは予定変更を余儀なくされるなどの注意が行われる。
また、ツアー前のレクチャーでは、持ち物も飲料水以外に持ち込みできないなど、ヒグマを惹きつけないための制限がなされる。
そして、いよいよツアーのスタート、ガイドの前を歩かない(追い抜かない)ように度々注意がされる。
ヒグマが隠れていないかの確認をしながらの散策なので、ツアーのメンバーにも多少の緊張感が走る。
せっかくなので、ヒグマの姿をできるだけ間近で見たいと思いながらも、襲撃されるのは困るので、コンパクトデジカメやiPhoneのカメラでは撮影にも限界がある。
おそらく、遠目に見て、いることがようやく確認できる距離でないと、ヒグマを撮影するどころか退避しないといけなくなるのだろう。
結局、知床五胡の地上遊歩道を散策しているときはヒグマに遭遇することはなく、安全地帯となっている高架木道を通って帰ろうとしたときに、ヒグマを目撃、私を含めたツアーの一行は無事にヒグマの撮影に成功したのだった。
この一瞬がなければ、ヒグマを一頭も見ることができなかったので、非常にラッキーだった。
ツアーの終了は午後6時前、知床五湖フィールドハウス前からウトロ周辺のホテルへと運んでくれる。
メンバーの中にはレンタカーを借りている人もいたようだが、送迎車を使っている人が案外多い。
私以外にも一人旅の人もチラホラいて、そういった面では、ツアーの間に話相手ができて良かったように思う。
本格的な夏が来れば、もっと観光客も増えることだろう。
ホテルに到着して、温泉に浸かり、ホッとしたところで夕食になる。
知床の夜は、6月でも外がまだ寒そうだったので、旅館で食べることにして正解だった。
昼間は長袖のシャツだけでも大丈夫だが、さすがに夜は冷え込むからだ。
食事の後はさすがに疲れたので今夜は早寝することにした。
札幌のように外に行っても歓楽街があるわけではないので、体力温存が一番だろう。
[2016年6月-大人の休日倶楽部パスで行く北海道・東北の旅(知床第2日目)のページへ]
[2016年6月-大人の休日倶楽部パスで行く北海道・東北の旅(摩周・屈斜路湖)のページへ]
[2016年6月-大人の休日倶楽部パスで行く北海道・東北の旅(札幌)のページへ]