3/15(Thu) | ウユニ塩湖へのツアー by Hodaka Mountain |
宿泊先 | Cristal Samaña (ツアー料金に含む/US$185/19,630JPY) |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語)] | |
関連サイト | ボリビア 高山病の予防-外務省:ボリビアの医療事情 UK's National Health Service (NHS) - altitude sickness 2018年4月17日-ウユニ塩湖(Salar de Uyuni)で鏡張りの絶景を見た |
アドバイス |
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いよいよ今日からは今回の旅行のメインイベントであるウユニ塩湖(Salar de Uyuni)の観光ツアーだ。
10時に出発だというので、朝食を取った後、1泊分の荷物をまとめて、泊っているオスタル・オロ・ブランコ(Hostal Oro Blanco)周辺の散策に出かける。
今夜だけは、ウユニ塩湖にあるオテル・デ・サル・クリスタル・サマーニャ(Hotel de Sal Cristal Samaña)という高級ホテルに泊まることになっているからだ。
ホテルの周辺といっても何か見どころがあるわけではない。
列車の駅があるというので、ここからどこへ行けるのか見てこようと思ったのだ。
駅に行ってみると列車が駅に止まっているものの、乗客を乗せるような気配はない。
張り出されてあった時刻表を見ると、オルーロ(Oruro)からウユニ(Uyuni)を経てアルゼンチン国境 沿いの町であるビジャソン(Villazon)まで行くことがわかる。
いずれの列車も夜に出発するようで、しかも、運転日は毎日ではない。
復路はこれで帰れるといいなと思ったら、何とウユニを去る3月18日の日曜日(Domingo)の未明にオルーロ(Oruro)行きの列車があるではないか。
エクスプレッソ・デル・スール(Expreso del Sur)という列車で、夜中の0時5分発で、オルーロ(Oruro)には7時10分に着く。
オルーロ(Oruro)からラパス(La Paz)まではバスで4時間なので、昼過ぎには着ける計算になる。
私たちのグループツアー料金にはラパス(La Paz)までの航空運賃とホテル代が含まれているので、それを捨ててまで別行動をするつもりはないが、もっと事前に調査しておけばよかったと思う。
ウユニ市内 | |
そして、午前10時、私たちは4WDの車3台に分乗して、ウユニ塩湖(Salar de Uyuni)の観光ツアーに出発する。
出国前にオリエンテーションなどで、あらかじめ言われていたように、全員がインスタ映えするように黄色や赤の上着を着ている。
今回のツアーに同行したプロカメラマンであるPaysage(フェイスブックページ)のすぎさん曰く、今回は黄色が多いそうだ。
ツアー会社は、私たちのホテルの目の前にある穂高マウンテン(Hodaka Mountain)という日本人に人気のある会社だ。
会社の名前はいかにも日本人が営業しているような名前だが、経営者はおろか、スタッフにも日本人はいないそうだ。
ただ、カウンターの営業スタッフは英語が通じるので、交渉はやりやすいと思う。
ウユニ(Uyuni)市内を出発し、途中でウユニ塩湖観光用の長靴を借りたあと、1時間ほど走ると、列車の墓場(Train Cemetery)と呼ばれる機関車などが放置されている場所に着いた。
ここはウユニ塩湖(Salar de Uyuni)へのツアーでは定番コースとなっているらしく、ほとんどのツアーが必ずと言っていいほど立ち寄るらしい。
気温も上がり始め、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)並みに半袖短パンでも十分なくらいだ。
ここが富士山と同じくらいの標高であることを忘れるくらいだ。
機関車の上に登ったり、貨車の中に入ったりして写真を撮っている人も多く、私たちもいろいろなポーズを取って写真を撮り続けた。
それにしても中南米の女子はノリがいい。
それに美人も多い。
こういう旅経験があるとスペイン語ができると楽しいだろうと本気で思う。
コルチャニ(Colchani) | |
塩の博物館(Museum of Salt/Museo de la Llama y la Sal) | |
土産物店 |
時計が正午を回った頃、私たちは次の拠点へと車を走らせる。
30分ほど走って到着したところはコルチャニ(Colchani)、ここもウユニツアーでは必ず寄るところらしい。
ここは、塩の博物館(Museum of Salt/Museo de la Llama y la Sal)があるのだが、ほとんどの人はそこには見向きもしない。
周辺にはたくさんの土産物屋があり、驚くことにウユニ市内で買うより安いので、私たちのメンバーも何人かセーターなどをお土産に買っていた。
例えば、アルパカのセーターが50ボリビアーノ(760円)から70ボリビアーノ(1,060円)、マフラーが30ボリビアーノ(460円)といった案配だ。
ただ、定価というものはないので値段交渉が必要だし、土産物屋の人たちはスペイン語しか話せないので、グーグル先生(翻訳アプリ)などを活用しよう。
また、ここにはチップ制の公衆トイレもあり、ここがツアーに出発する前の最後の場所だとアナウンスされる。
13時半にコルチャニ(Colchani)を出発して、車で20分、とうとうやってきたウユニ塩湖(Salar de Uyuni)、4WDでずぶずぶと水の中に入って行くと、車が進むにつれて、真っ白な塩の大地と、青い空に白い雲のコントラストが映えるのが目に飛び込んでくる。
ここからが私たちのメインイベント、そして、プロカメラマン、すぎさんの本領発揮だ。
私たちの乗った車が湖畔から30分ほど走って止まり、外に出てみるとそこには別世界の光景があった。
湖面に水が溜まり、鏡となって空を映し、天空のような景観を生み出して、それがゆえに、空と陸の境目がわからなくなるような幻想的な光景が私たちの目の前にある。
雨上がりの後の天気が良い日に、白い雲が映し出された水の中を歩いて行くと、全身が目の前にある天空に吸い込まれるような感覚を覚え、私は、まるで自分が宙を舞うのではないかという錯覚に陥っていた。
同行したメンバーたちは鏡張りの水の中に映し出された自分の姿に感激するものも多く、時が経つのを忘れてその場に佇んでいる。
そして、午後5時過ぎ、私たちはグループツアーの醍醐味である集合写真と動画を撮るために場所を移動した。
私たちを引率してきた3人のドライバーのうち、メッシ(Messi)の名前が印刷されたシャツを着て、自らのことをそう呼ぶボリビア人ガイドが集合写真のカメラマンだ。
私たちは彼の指示通りにポーズを決め、動画の撮影中は、まるで運動クラブのトレーニングのように腕を上げ続けた。
その成果がご覧いただいている写真と動画というわけだ。
私たち総勢15名の集大成がここにあるというわけだ。
これらの写真は私たちにとって一生の記念になるものだろう。
午後6時前、私たちは集合写真を撮り終わり、各国の国旗が立っているホテル・プラヤ・ブランカ(Hotel Playa Blanca)に移動した。
ウユニ塩湖(Salar de Uyuni at night)にいる間はトイレがないので、ここが唯一の場所となるわけで、ここで食事やお茶をしている人も多い。
ただ、ホテルとはいうものの現在では宿泊はできないらしい。
そして、よく見ると、私たちは長ズボンに長靴という装備でいるのだが、白人の観光客の中には短パンにビーチサンダルの人もいる。
確かに昼間はここでも半袖短パンでも大丈夫なのだが、さすがに水の中にずっと足を浸していて大丈夫なのかなと思う。
もしかすると、彼らは日本人ほど鏡張りに執着しないと言うので、ずっと外にいるわけではないのかもしれないけどね。
ウユニ塩湖の日没は午後7時頃だ。
それまでにサンセットの写真を撮るべく、私たちは再びウユニ塩湖へ戻った。
そこで、私たちはユユニ塩湖に来た感慨に浸りながら1時間ほどサンセットをバックに写真を撮った。
ウユニ塩湖第1日目は天気にも恵まれ、大満足の1日だったと思う。
ウユニ塩湖の夜(Salar de Uyuni at night) | |
朝の10時にスタートして、約9時間のロングランツアーを終えて、ホテルにチェックインしたのは午後7時半だった。
今夜のホテルは、オテル・デ・サル・クリスタル・サマーニャ(Hotel de Sal Cristal Samaña)という高級ホテルだ。
ここは、部屋はたっぷりとスペースがあり、昨夜のホテルとは大きな違いだった。
シャワールームも広く、ホットシャワーの給湯時間制限もないので、快適に過ごせそうだ。
夕食は、US17ドル(1,800円)でビュッフェディナーをいただく。
通常のホテルだとソフトドリンクは無料なのだが、なぜかコーヒーまでが別料金だったことには驚く。
また、レストランが閉まると、当然ながら、どこにも食事をするところはなく、飲み物も自販機で買うしかなくなる。
ホテルの場所が人里離れたところにあるので、そうなるのだろうか。
ちなみに、ウユニ塩湖(Salar de Uyuni)が日本人に人気なのを裏付けるように、食事中にも添乗員付きの団体ツアーの人と遭遇した。
彼らも今日は満足いく写真が撮れただろうか。
今までならここでシャワーを浴びて就寝なのだが、今夜は星空ツアーがあるというので23時にホテルのロビーに行く。
ここから車でウユニ塩湖に行くと、遮るものが何もない見事な夜空だ。
そして、幸いにことにマフラーや手袋が必要なほど寒くはなく、ダウンジャケットだけで凌げるレベルだった。
明かりは星の明るさだけなので、私のデジタルカメラやiPhoneでは何も撮れない。
ここは一眼レフのカメラをお持ちのすぎさんや、さらちゃん、真弥さんに任せるとしよう。
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