3/10(Sat) | プラヤ・デル・カルメン 7:30-ADO-8:40 カンクン 11:25-コパ航空(CM)317-14:02 パナマシティ(トクメン) 16:08-コパ航空(CM)127-22:05 サンタクルス(ビルビル) |
宿泊先 | LP Equipetrol / HK$520.57 (7,080JPY) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語)] | |
諸費用 | ADO / Playa del Carmen-Aeropuerto Cancun: 190P=1,090JPY タクシー / サンタクルス空港-ホテル: 100Bs=1,520JPY |
関連サイト | ボリビア メキシコ キンタナ・ロー州 2018年4月5日-ボリビアではWi-Fiよりも現地SIMカードの入手がお勧め |
アドバイス |
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今日は、マイレージプラス特典航空券で取ったコパ航空(Copa Airlines)のビジネスクラスでボリビアのサンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)へ飛ぶ。
私がボリビア入りした時間と前後する形でMy Global 留学が主催するボリビアツアーの本隊がマイアミ(Miami)を出発するのである。
私の乗るフライトがビジネスクラスだということもあるが、カンクン国際空港(Cancun International Airport)の出国手続きに手間取ると面倒なので、出発の2時間半前に空港へ着くバスに乗ることにした。
そうなると、ホテル・バリオ・ラティーノ(Hotel Barrio Latino)で提供される朝食を取っている暇はないので、ADO (Autobuses de Oriente)のバスターミナルの近くにマクドナルドがあったことを思い出して行ってみる。
ところが提供しているのはコーヒーのみ、24時間営業とは言いながら、さすがメキシコ人である。
仕方がないので、バスターミナルの中にある売店でパンとオレンジジュースを買って朝食にする。
プラヤ・デル・カルメン・バスターミナル(Playa del Carmen Bus Station) |
午前9時前、ほぼ定刻通りに、私が空港の第2ターミナルに着いたとき、コパ航空(Copa Airlines)のチェックインカウンターは長蛇の列だった。
一瞬、えええと思ったのだが、今回は幸いなことにビジネスクラス、プレミア・アクセス・レーン(Premier Access Lane)を使って首尾よく手続き完了、出国審査はスムーズにいったので、朝食をきちんと食べようとラウンジへ向かった。
ちなみに、第2ターミナルのラウンジは、ダイナースカード(プライオリティパスも可)で使えるメラ・ビジネス・ラウンジ(Mera Business Lounge)だけだった。
それでも軽食と飲み物は無料で提供されたのと、Wi-Fiは強力な電波があったので、昨日の写真をすべてバックアップすることができた。
しかしながら、今日の天気予報は概ね晴、皮肉なことに他国へ旅立つときに好天になりそうな感じがしたカンクンの朝だった。
今回は年度末の時期で仕方がない面もあるが、やはり、旅行を企画する段階で考えたように、ボリビアの後にメキシコというプランの方がいいような気がした。
カンクン国際空港(Cancun International Airport) |
カンクン(Cancun)からパナマシティ(Panama City)までは約2時間半のフライト、ビジネスクラスもガラガラで、かなり余裕があるように見受けられた。
パナマシティ(Panama City)は、トランジットだけしかしないとはいえ、中米の一角であり、私としてはグアテマラ(Guatemala)に次いで2度目の中米上陸というわけだ。
もちろん、わずか2時間の乗り継ぎ時間で空港の外へ出ることなどできないが、空港内でも少しぐらいはメキシコとは違う雰囲気を味わうことができるだろうか。
ところで、パナマといえば、パナマ文書(Panama Papers)で一時脚光を浴びた国なのだが、その主人公たるモサック・フォンセカ法律事務所(The law firm Mossack Fonseca)の所在地がパナマ(54th Street, Marbella Panama, Republic of Panama)、この国の治安は決して良好だとは聞かないのだが、オフショア法人などが設立されるような環境があるのだろうか。
そこで、少し調べたら、パナマは、伝統的に金融業が経済の中心であり、ラテンアメリカの金融センターとして発達した国と書かれていた。
今まで全く知らない国だったが、海外投資家の一人として、少しは関心を持ってみるか。
そして、国民の3割は貧困層で、その半数は極貧に属すると書かれていたあたりが、治安の不安定要因となっているのだろう。
とりあえず、日本の外務省の安全情報-パナマを見る限りでは、コロンビアとの国境地帯以外は、観光客としての一般的な注意をすれば大丈夫なような気もするが、念のためにイギリス政府のForeign Travel Advice - Panamaも参考にするといいだろう。
後者の方がより具体的な情報が得られるし、それは、これから私が行くボリビアに関しても同じことだ。(外務省の安全情報-ボリビア UK Foreign Travel Advice - Bolivia)
コパ航空317便 |
パナマシティ(Panama City)は、着陸寸前の飛行機から見下すと、アジアで言えば、香港やシンガポール彷彿させるような高層ビル街が立ち並んでいる。
さすがラテンアメリカの金融都市と言われるだけあって、表向きは聞いているような治安の悪さを感じさせないものがある。
しかし、数々の情報に接する限り、パナマは貧富の差が激しく、治安の良いところと悪いところの差も大きそうだ。
ただ、今回は空港のトランジットだけ、置き引きやスリにさえ気をつければ、問題はないだろう。
もっとも、この空港は到着ロビーと、出国の保安検査場の導線が同じで、トランジットの際のセキュリティ・チェックもないので、かなりアバウトな空港だという印象を持った。
コパ・クラブ(Copa Club)は、この空港の数少ないビジネスラウンジであるというだけでなく、スターアライアンス(Star Alliance)のビジネスクラス以上とエリートステータスのカード保有者のほかに、プライオリティパス(Priority Pass)の保有者も入れるため、かなり広いスペースがある割には、ほとんど座るところがないほど混んでいた。
こういう感じは香港国際空港(Hong Kong International Airport)にあるプラザ・プレミアム・ラウンジ(Plaza Premium Lounge)に通じるものがあるのだが、やはり、パナマシティ(Panama City)も香港と同じように金融都市ということで、エリートステータスのある顧客が多い空港なのだろうか。
パナマシティ・トクメン国際空港(Panama City Tocumen International Airport) | |
コパ・クラブ(Copa Club) | |
パナマシティ(Panama City)からボリビアのサンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)までは、プラス1時間の時差を入れて約5時間のフライトだ。
カンクンからのフライトと合わせると、トランジットの2時間を入れて、9時間半かかっているので、東京からアメリカのロサンゼルス(Los Angeles)へ飛ぶのと大差がない。
私は大きな勘違いをしていたのだが、これだけ時間がかかるのであれば、航空運賃もそれなりにするし、しかも競争があまりないから高いのは当然なのだ。
従って、この区間のビジネスクラスの特典航空券取得に必要なマイル数が45,000マイルだったのも仕方がないだろうか。
このサンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)行きのフライトは、ビジネスクラスも満席で、何と隣の席にいたのはアジア系の人だった。
日本人みたいな顔をしていたので、同胞かと思ったのだが、座席で開いている本がLonely Planet Boliviaだった。
念のため、英語で問いかけると、何と米国留学中のミャンマー人だと言う。
最初はミャンマーから南米まで来るほどの財力があるのかと思ってビックリしたのだが、米国留学中に南米旅行ができるミャンマー人というのも凄いと思った。
私のイメージではミャンマー人にそんな財力があるとは思ってなかったからだ。
私がミャンマーに行ったのは約4年前の2013年12月、このときも首都に限って言えば、かなり発展したと思っていたが、今はどうなっているのだろうか。
コパ航空127便 |
ずっぽし扇子を広げてキャンビンアテンダントと写真を撮ったりしているうちに、私の乗った飛行機はボリビアのサンタ・クルス・デ・ラ・シエラ・ビルビル国際空港(Santa Cruz de la Sierra Viru Viru International Airport)へと近づいていった。
ついに初めての南米上陸である。
ボリビアでは、入国カードの記入が必要なのだが、説明書きの字が細かく読みづらい。
英語とスペイン語が併記されているので記入は問題ないが、もっと字は大きくしてくれないと、高齢者にはキツイような気がした。
ちなみに、入国カードの日本語訳は「機内で配られるボリビア入国書類(出入国カード)の書き方【2014】」を参考にするといいだろう。
私が入国したときにも同じ書式のものを使っていたので、これが大きく変わらなければ当分大丈夫だろう。
空港に着いて入国審査を受け、到着ロビーに下り立ったのは午後10時過ぎ、一見して、どこの店もやってなさそうな雰囲気が感じられる。
ヤバイなと思った。
下手すれば両替所もやってないのではという気がしたが、そこだけは24時間営業と書かれてあって、米ドルから現地通貨への両替ができた。
問題は携帯のSIMカード、エンテル(Entel)のブースに明かりが付いていたので近づいて、そこにいたスタッフに話しかける。
見事に英語は通じない。
何を言っているのか皆目見当がつかないままに去ろうとしたとき、英語が話せるお客さんが私の通訳をしてくれた。
どうやら営業時間は9時から22時までとのこと、つまり、もうクローズだということを言いたかったらしい。
その通訳してくれた女性に、ほかに携帯のブースがないのか聞いてみたが、この空港にはエンテル社(Entel)しかないらしい。
唯一の期待を込めて、メキシコのテルセル(Telcel)のSIMで国際ローミングしてみると、何とビバ(Viva)の電波を拾った。
おおお、と思ったのも一瞬、通話はできそうな感じだが、データ通信はできそうにないのだ。
とりあえず、今日のところは時間も遅いし、タクシーに乗ってホテルに向かうことにした。
幸いに、ホテルの周辺には深夜までやっているレストランがたくさんあり、治安も思ったほど悪くないようだ。
ホテルの部屋からWi-Fiを使って、無事に到着したことを本隊グループに知らせる。
彼らは今頃ボリビアに向かっているところだから、大きな遅延がなければ明日には合流できるだろう。
ただ、唯一の懸念は、私の今夜のホテルの無料キャンセル可能期間を過ぎてから、明朝合流する本隊のホテルが変更になったことだ。
本来なら同じホテルで待っていれば良かったところが、移動しないといけないことになった。
果たしてスムーズに彼らと落ち合うことができるだろうか。
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