3/12(Mon) | サマイパタの砦(El Fuerte de Samaipata)へのエクスカーション |
宿泊先 | Arenal (ツアー料金に含む/US$48/5,090JPY) |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語) ホテリスタ(アップルワールド) JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | 高山病予防薬(sorojchi pills): 15錠/69.6Bs=1,060JPY |
関連サイト | ボリビア |
今日は、チャーターバスでユネスコの世界遺産に登録されているというサマイパタの砦(Fort de Samaipata/El Fuerte de Samaipata)へ行くことになっている。
バスといっても、昨日、ロマス・デ・アレーナ公園(Lomas de Arena Regional Park/Parque Regional Lomas de Arena)へ行ったときに使ったオンボロバスに乗って向かうのだ。
出発は8時ということで、それまでに朝食を済ませてロビーに集まるように言われる。
メキシコのプラヤ・デル・カルメン(Playa del Carmen)は、雨模様の日ばかりで洗濯物をランドリーサービスに出すことができなかったので、今日、ホテルのフロントスタッフに預けることにする。
幸いに、この日の朝のシフトも昨日同様に、英語が話せる女性だったので、その人に頼む。
本当は昨日のうちに頼みたかったのだが、日曜日は携帯ショップばかりでなく、ランドリー屋も休みらしい。
また、普通のホテルはハウスキーピングサービスに頼むのだが、ボリビアでは彼女たちが英語を話せるわけではないので、フロントに持って来いと言われていたからだ。
ホテル・アレナル(Hotel Arenal) |
午前8時、ほぼ予定通りに私たちを乗せたバスは出発する。
私たちのバスは、ボリビア人のドライバーが乗っているだけなので、彼が話すスペイン語の通訳を現地在住のTaeさんにお願いしているようだ。
一応、目的地までは片道120キロメートル程度で、ボリビア人ドライバー曰く、3時間程度で着くらしい。
走り始めて約2時間、10時過ぎにトイレ休憩、そのときに私たちは警官にパスポートを所持しているかチェックをされた。
私が本格的に海外旅行を始めて四半世紀以上経つが、国内の街道沿いでパスポートのチェックをされたのは初めてだ。
もっとも、私自身、あまりそういうことをされそうな国に渡航していないこともあるが、治安に難がある南米では一般的なことなのだろうか。
サマイパタの砦(Fort de Samaipata/El Fuerte de Samaipata)に着いたのは、ホテルを出発してから4時間半後の12時半だった。
途中のトイレ休憩が30分あったことを差し引いても、1時間以上は所要時間を過少に見積もっているわけで、昨日もそうだったので、私はボリビア人の時間感覚をあてにするのは止めることにした。
この区間の時間がかかったのは、バスがボロい上に、道があまり良くないのでスピードが出せないことなので、ある意味、仕方がないだろうか。
ここでは自由に遺跡内を見学して元のところに戻ってくるという段取りになっているので、それぞれ思い思いに出発する。
遺跡の中は順路が指定されているので、それに沿って歩いていけば良い。
ところどころに展望台のようなところがあり、そこで周囲の山々に囲まれた景観を一望にできる。
芝が刈られてるところは、上から見渡すと、動物の絵に見えるようになっており、それは一つの芸術作品のようだ。
ただ、私が思うには、遺跡自体はそれほど見どころがあるわけではなく、山の中をハイキングしたという感じがした。
特に、最後に寄り道をしてまで行ったところは何もなく、単に散歩しただけだった。
1時間余り歩いて元のところに戻ると、ほかのメンバーは勢揃いしていて、出口のところにあったジューススタンドで喉を潤した。
そして、遺跡見学が終わったときには、時計の針は午後2時を指していたのだが、ここにはレストランが1軒も見当たらなかった。
サマイパタ(Samaipata)へのエクスカーション | ||||
サマイパタの砦(Fort de Samaipata/El Fuerte de Samaipata) | ||||
サマイパタ考古学博物館 (Samaipata Archaeological Museum/Museo Arqueológico Regional de Samaipata) |
昼食を取らぬまま、私たちはサマイパタ(Samaipata)の町へ戻った。
かかった時間はおよそ1時間、ここにはホテルやカフェなどもあり、町中には絵が溢れる素敵なところなので、ここで休憩するのかと思ったら向かった先は考古学博物館(Samaipata
Archaeological Museum/Museo Arqueológico Regional de Samaipata)だった。
ここにはJICAの人が働いており、スペイン語で放映(字幕は英語)されていたビデオを簡単に訳してくれた。
その後、館内を見て回った私たちはボリビアの地図を見て、へええ、サマイパタ(Samaipata)からスクレ(Sucre)に直行できるのではと口々に言う。
そう、地図上では確かにできそうだし、インターネット上の情報でもバス便はありそうだ。
しかしながら、相当の悪路を覚悟しないといけないことも書かれているので、ここはサンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la
Sierra)へ戻る方が正解のようだ。(2012年1月29日 世界一周新婚旅行-素敵な街スクレを素通りしての大移動は悪路だった。。。 ポトシ→サンタクルス ボリビアその8 We Travel The World on March 23, 2017 - SAMAIPATA TO SUCRE The Bus Ride
From Hell)
ただ、サマイパタ(Samaipata)からサンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)への道も悪路なので、この町から帰るのも3時間はかかるだろう。
出発が16時20分だというので、ホテルに到着するのは夜になる。
そう思った私は、軽食にパンとジュースを買い込み、腹の足しにすることにした。
予想通り、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)の町に戻ってきたのは、夜の7時過ぎ、明日以降の高地に備えて高山病の予防薬を買うために薬局へ寄る。
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)では、薬局に医師がいるところも多く、営業も24時間やっているところもあるらしい。
私たちは、そんな店の一つで薬を買い、ホテルに戻った。
帰還したのは夜の8時、これから夕食に行くのは、疲れた体にはきつかったが、昼も抜いていたので、有志の何人かでレストランに向かった。
もしかしたら、携帯ショップも開いているかもと淡い期待を抱いて繰り出してみたものの、その望みが叶うことはなかった。
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra) | |
ロルカ・カフェ&バー(Lorca Café & Bar) | |
サンタ・クルス大聖堂(Cathedral Basilica of St. Lawrence/Catedral basílica de San Lorenzo) |
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