3/13(Tue) | サンタクルス(ビルビル) 10:40-アマゾナス航空(Z8)220-11:40 スクレ(フアナ・アスルドゥイ・デ・パディージャ) スクレ観光 |
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宿泊先 | Hotel de Su Merced (ツアー料金に含む/US$61/6,470JPY) | ||
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語) ホテリスタ(アップルワールド) JHCホテル (日本語)] | |||
諸費用 |
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関連サイト | ボリビア 高山病の予防-外務省:ボリビアの医療事情 UK's National Health Service (NHS) - altitude sickness 2018年4月5日-ボリビアではWi-Fiよりも現地SIMカードの入手がお勧め |
今日は10時40分のフライトでスクレ(Sucre)に旅立つ。
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)は真夏の格好で良かったが、スクレ(Sucre)からは高地に入るので、朝食前に昨夜買った高山病予防薬を飲み、ズボンも長いのに替える。
8時過ぎに空港へ向けて出発するというので、昨日と同じように7時から朝食を取る。
いよいよ、これからは高地に慣れるための2日間が始まるのだ。
空港に到着したのは8時半過ぎ、出発の2時間ほど前なのだが、空港でゆっくりするにはちょうどいい。
エンテル(Entel)のオフィスが開くのが9時からなので、フライトのチェックインを終えた後で行ってみると、何やらスペイン語でがなり立てられる。
何を言っているのかわからないので、ここでも英語のできるお客さんに通訳してもらうと、今度はシステムトラブルでSIMカードの発行ができないらしい。
よくよく縁がないのだと苦笑しながら、出発ロビーへ行くと、ダイナースカード(プライオリティパスでも可)が使えるラウンジがあったので、そこでiPhoneの写真データのバックアップをする。
ホテルのWi-Fiではメールの送受信程度しかできなかったからだ。
そして、たびレジに日程表を登録してあった関係で、今日になって送られてきたメールを見ると、在ボリビア日本大使館(Embajada del Japón en Bolivia)からの注意喚起が入っていた。
発信時刻は、昨日の午前11時、ちょうど私たちがサマイパタ(Samaipata)に行く途中で、警官に呼び止められて、パスポートチェックを受けた直後だ。
もしかすると、彼らは偽警官だったのだろうか。
邦人旅行者の盗難被害(偽警官被害) (2018年3月12日 在ボリビア日本国大使館) |
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在ボリビア日本国大使館 |
住所:Calle Rosendo Gutierrez No.497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia 電話:2-241-9110~3 国外からは +591-2-241-9110~3 FAX: 2- 241-1919 国外からは +591-2-241-1919 ホームページ:http://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html Email:consul.lpz@lz.mofa.go.jp (領事班) |
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ・ビルビル国際空港(Santa Cruz de la Sierra Viru Viru International Airport) |
スクレへ向かうアマゾナス航空(Línea Aérea Amaszonas)はほぼ定刻通りに搭乗を開始した。
大人の修学旅行となった私たちは機内で写真を撮ったりしてはしゃいでいる。
驚くことに、最後部中央の席はバスのように前列に座席がなく、着陸時にシートベルトが何らかのトラブルで外れたら、確実に前の方まで弾き飛ばされるなと思うような構造だった。
幸いに、私たちが乗った便は空席が多かったので、誰もそこに割り当てされてなかったが、混んでいるときは座る人もいるだろう。
怖くないのかな〜
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)からスクレ(Sucre)まではちょうど1時間、日本で言えば、羽田から伊丹までとほぼ同じだ。
フライトの間、眼下にはアンデスの山々が見え、とうとうここまでやって来たかという感慨がこみ上げてくる。
アマゾナス航空220便 |
スクレ・フアナ・アスルドゥイ・デ・パディージャ国際空港(Sucre Juana Azurduy de Padilla International
Airport)に到着したのは11時半過ぎ、定刻通りというより早いくらいで、ここからはタクシーに分乗してホテルに行くと言うので、Taeさんたちが交渉している間にSIMカードの購入を試みる。
ラッキーなことに、というか国際空港と名乗っているから当たり前かもしれないが、空港の売店でティゴ(Tigo)のSIMの販売をしていた。
ボリビアの場合、エンテル(Entel)やティゴ(Tigo)のマークを貼りだした店があちこちに見られるのだが、それはTarjeta(タルヘタ)と呼ばれるチャージカードの販売店であり、SIMカードは売られていないことが多い。
SIMカードはスペイン語でチップ(Chip)と呼ばれるようで、ティゴ(Tigo)の場合は、SIMカード(チップ)の10ボリビアーノ(150円)と1GB分のTarjeta(タルヘタ)の10ボリビアーノ(150円)を合わせた20ボリビアーノ(約300円)が初期投資額となる。
私の場合は、動画をアップロードしたりしないので、1週間の滞在で国際通話をしなければ、初期投資額(1GB)で収まる計算をしている。
これで、ホテルの脆弱なWi-Fi環境にいらつくことはないし、ティゴ(Tigo)の場合は、余分にチャージカードを買っておけば、テザリング(tethering)を使って、同室のメンバーも通信をすることができる。
なお、アクティベートなどは店の人にやってもらうといいが、ここは南米、東南アジアと違ってiPhoneの言語設定を日本語のままにしておくと相手が難渋するので、できればスペイン語に変えておいたほうがいい。
iPhoneの場合は、「設定」-「一般」-「言語と地域」から「iPhoneの使用言語」をスペイン語(Español)にして、右上の「完了」をタップすれば、言語設定が日本語からスペイン語に変えられる。
元に戻すときは、「Ajustes」-「General」-「Idioma y región」から「Idioma del iPhone」を日本語(Japonés)にして、右上のOKをタップすれば戻る。
こういうところは、東南アジアの人たちは優秀なのか、言語が違ってもキーの場所で覚えているので、言語設定を英語にしてくれなどと言われたことがない。
南米の場合は、そうはいかないことが多いし、仮にデータ通信が不調でもスペイン語でメッセージが流れれば対処してくれるので、その方がいいだろう。
スクレ・フアナ・アスルドゥイ・デ・パディージャ国際空港(Sucre Juana Azurduy de Padilla International Airport) |
ジョイ・ライド・カフェ(Joy Ride Café) |
空港からホテルまではタクシーで行く。
町に出るのに30分ほどかかっただろうか、料金は80ボリビアーノ(1,220円)、こちらは1台当たり課金するのでなく、1人当たりの料金を徴収するシステムのようだ。
したがって、4人で乗っていた私たちは、1人20ボリビアーノ(300円)で、合計80ボリビアーノ(1,220円)というわけだ。
ホテルにチェックインしたのは昼の12時半過ぎ、今日は市内で自由行動する人と、クレタシコ公園(恐竜公園)(Parque Cretácico)に行く人に別れて行動することになった。
私は、同室のみっちーさんと市内観光をすることにし、とりあえず、ホテルの近くにあったジョイ・ライド・カフェ(Joy Ride Café)というレストランに入った。
ここは、英語のメニューもあり、ボリビア名物のピケマチョ(pique macho)が美味しかった。
ただ、1人前の料理で、オトコ2人がちょうどいいというボリビア料理の多さには閉口である。
ちなみに、私は外国へ行くと食事時にアルコールを嗜むのが常なのだが、標高2,800メートルの高地であるがゆえに、ここは控えないとマズイのだ。
町の中心は5月25日広場(Plaza 25 de Mayo)、昼食が終わった後、ここを起点に、私はみっちーさんと連れ立って市内の教会などを見て回った。
カテドラル(Sucre Metropolitan Cathedral)やサンフランシスコ教会(Basilica de San Francisco de Charcas)、サン・ミゲル教会(Iglesia de San Miguel)などを回り、最後に行きついたのが坂の上にあるラ・レコレータ修道院(Monasterio
de La Recoleta)、この近くにある展望台からはスクレの町が一望にでき、カフェで寛ぐこともできる。
スクレ(Sucre)は、坂道が多いのと、標高が高いせいで、あまり急いで歩くと息切れがするので、ゆっくりと歩くと同時に、水分を多めに取って、適度に休憩をすることが重要だ。
私とみっちーさんが展望台に着いたとき、ほかのルートで回ってきた仲間たちと出会ったので、合流してお茶をすることにした。
ここで私が毎度のようにビールを飲まなかったのは、高山病になるわけにはいかなかったからだ。
高地の旅は始まったばかり、これからが本番なのである。
ちなみに、この日の私の夕食はまるでファーストフードのような食事なのだが、私とみっちーさんが昼間行ったレストランは、大勢のメンバーが夕食で行ったらしく、気に入ってもらえて良かったと思う。
本当は私たちもイタリアンレストランに入ったので、パスタくらい頼めば良かったかもしれないね。
でも、このときはパスタよりもカップヌードルが食べたくて、思わずスーパーで買ってしまったほどだ。
日清のカップ麺、ボリビアのスクレ(Sucre)まで売っているとは大したものだと思う。
ピッツェリア・ナポリターナ(Pizzeria Napolitana) |
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