4/7(Sat) | 吉田義人氏の解説付で香港セブンズ(Hong Kong Sevens 2018)観戦 (試合結果(PDF) - チーム対抗E/Pool E, 予選/Qualifiers, コアチーム/World Series) |
今日はいよいよ香港セブンズ(Hong Kong Sevens 2018)観戦の本番だ。
試合自体は昨日からやってるので、笹子さんやラグビー界のレジェンド、吉田義人さんは昨日もスタジアム入りしていたらしいが、私たちは基本的に今日1日はラグビー漬けの日となる。
ホテルのロビー集合は7時50分、そこから香港スタジアム(香港大球場/Hong Kong Stadium)まで貸切バスで行く。
観覧席は指定席でないため、ありがたいことに、笹子さんの会社のスタッフが場所取りをしてくれているそうだ。
そこで私は6時半に起きて、近くの東海粥店(Tung Hoi Congee)に食事をしに行ったのだが、昨晩同様に寒い。
これだと、屋外のスタジアムで長時間の観戦はキツそうだ。
それに、残念ながら、写真で見たような派手派手な衣装のお姉さんが来るような陽気ではなさそうだ。
香港スタジアム(香港大球場/Hong Kong Stadium)に到着したのは8時半、私たちの席は、イーストスタンド(東翼/East Side)の三階席(高層/Upper
Level)、309番ゲート付近で、笹子さん曰く、雨が降っても濡れないところだった。
香港セブンズで仮装した人たちが大騒ぎするのは、私たちの座っているところから見て左側、サウススタンド(南翼/South Side)で、そこに行くにはかなり距離がありそうだった。
もっとも、ラグビー界のレジェンド、吉田義人さんが解説するツアーで、サウススタンド(南翼/South Side)に行くはずもなく、私たちは彼の熱のこもった解説に聞き入りながらラグビー観戦を楽しんだ。
私はこのツアーがラグビー版のハローウィンかと思って、被り物とか用意しようと思ったのだが、荷物になるのでやめて良かったと思った。(笑)(2018年1月30日-4月の香港旅行はラグビー見ながらハロウィン気分を楽しもう)
ところで、香港セブンズ(Hong Kong Sevens 2018)は7人制のラグビーなので、試合の展開が早い。
ちょっとしたきっかけで攻守が変わり、足の速い選手がボールを持つと、あっという間に点が入ることも多い。
前後半7分ずつ、ハーフタイムが2分なので、1日のうちに10試合以上も行われる。
そのハーフタイムのときには、私たちの席の右側のノーススタンド(北翼/North Side)にあるステージで、ミニコンサートなどが開かれ、それが左側のサウススタンド(南翼/South
Side)の上にあるオーロラビジョン(Diamond Vision)に映し出されて会場は盛り上がりを見せる。
私たちのメンバーは、熱狂的なラグビーファンの方、彼らはレジェンド吉田の繋がりで来られた方のようだが、一方で全くルールを知らない私のような人と両極端だったのだが、さすがに吉田さん、私でもわかるような解説の仕方だったので、1日が終わる頃には7人制ラグビーの面白さがわかるようになっていた。
さて、我らが日本代表は、チーム対抗E(Pool E)というカテゴリーでリーグ戦を行なっていて、今日は10時6分からウガンダ代表との試合、追いつ追われつのシーソーゲームを制して、見事に24対10で勝利を収め、ご覧のとおり日の丸を広げて歓喜のポーズ!
もちろん、試合中はレジェンド吉田の熱のこもった解説付、彼にも日本勝利の後は日の丸の輪へ加わっていただいた。
ちなみに、私たちのいる三階席(高層/Upper Level)はビールなどのアルコール類は持ち込めず、売店の前にあるテーブルなどで飲まないといけないことになっている。
これは、サウススタンド(南翼/South Side)などとは違うので、左党の人は注意が必要だ。
事実、ビールを持ち込もうとしてスタッフに制止されている人がいた。
私が思うに、これは、酔って騒いで、上からビールを下の人にかけたりする人がいるからだろう。
でも、幸か不幸か、今日が涼しいのを通り越して寒いくらいだからビールなしでもいいが、暑かったら堪らないだろうな。
私たちは日本代表が出場するのでコアチーム昇格のための予選(Qualifiers)から観戦していたが、香港セブンズの本番は、11時14分開始のアルゼンチン対フランス戦に始まるコアチーム(World Series)なのだ。
サウススタンド(南翼/South Side)で騒ぎたい人は最初の方からいないと、良い席がなさそうだが、ラグビーを見たい人が来るのは、だいたいコアチーム(World
Series)が出場する時間帯からだ。
そして、レジェンド吉田に説明してもらったのだが、すっかり忘れていたことがある。
強豪チームが集まるコアチーム(World Series)の中で、アジア枠の関係だと説明された気がするが、韓国(South Korea)が入っていたのだが、12時からのイングランド(England)戦は7対47、16時からのスコットランド(Scotland)戦は7対61と、おいおい頼むぜアジア代表と言いたくなるくらいのレベルで惨敗、さすがの吉田さんも「この時間は解説を休ませていただいて・・・」となる有様だった。
私はその吉田さんが休憩に入ったのを機にスタンドから一時退出、一緒に観戦していた川島さんや、あゆみどんと昼食を取りに行くことにした。
私は全く知らなかったのだが、香港スタジアム(香港大球場/Hong Kong Stadium)は、港鐵(MTR)の銅鑼湾(Causeway Bay)の近くだったのだ。
昼食が終わった後で、私は香港スタジアム(香港大球場/Hong Kong Stadium)に戻ったのだが、サウススタンド(南翼/South Side)も少し見ることにした。
さすがに、今日は寒いので、上半身裸の男性やビキニ姿の女性はいないが、根性で薄着を決め込む白人たちがビールを飲んで怪気炎を上げている。
お洒落のためには寒さは我慢とか言ってた女子の言葉が頭の中に甦る。
さすがに、ここの独特な雰囲気の中で、一人で突入するには勇気がいる。
ずっぽしバスタオルしか持っていない私は、彼らに気圧されるようにスタンドを後にした。
そして、午後2時過ぎ、イーストスタンド(東翼/East Side)の自席に戻った時、1時間のインターバルを使ったエンターテイメントイベントが行われ、吹奏楽隊の行進や、チアガールのアトラクションが行われ、グランド中央ではキャセイ航空の客室乗務員(CA/cabin
attendant)によるダンスが行われていて、その模様もオーロラビジョン(Diamond Vision)に映し出されていた。
その客室乗務員(CA/cabin attendant)たちは美人が多く、カメラはその中でも特に美形の女子を追っていたので、私は思わず笑ってしまった。
午後3時16分、ウェールズ(Wales)対フランス(France)戦からコアチーム(World Series)の対戦が再開され、レジェンド吉田の解説にも一段と熱がこもる。
彼が注目していたカードは多いのだが、私たちの観戦ツアーのフィナーレを飾ったのは、17時54分から始まったフィジー(Fiji)対ニュージーランド(New
Zealand)戦、この試合はラグビーをほとんど知らない私でも好カードとわかる一戦、試合前は接戦が予想されたが、何と50対7の大差でフィジー(Fiji)が勝った。
これにて、今日の観戦は終わったが、7人制ラグビーの面白さを伝えようとした吉田さんの熱意を感じた1日だった。
パシフィッククラブ(太平洋會/Pacific Club)) | ||||
香港セブンズ(Hong Kong Sevens 2018)の会場を後にした私たちは、笹子さんの案内でパシフィッククラブ(太平洋會/Pacific Club)へと向かった。
夕食会場となったところでは、夜景が綺麗に見える優雅なプライベートスペースだった。
食事は中華、お酒は飲み放題になっていた。
ここでもレジェンド吉田の熱弁があったのは言うまでもない。
彼は日本でラグビーを最も愛する人の一人なのだ。
ところで、私たちは試合観戦中に貸していただいた法被をここで返したのだが、今日はずっぽし笹子グッズでなく、防寒具の一つとして役に立ったくらい涼しい日だった。
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