タクツァン僧院(Taktsang Monastery)とパロでの民泊

9/23(Sun) タクツァン僧院(Taktsang Monastery)へトレッキング
宿泊先 パロで民泊 (ツアー料金に含む/US$250/28,000JPY)
諸費用 乗馬料金(horse rides): 700Nu=1,120JPY
石風呂(hot stone bath): 800Nu=1,280JPY
関連サイト アジア総合リンク ブータン
2018年10月10日 アマゾニアンのブログ-ブータン3日目、4日目(パロ、タクツァン僧院、観光)

早くもブータン滞在最終日、私の旅行も大詰めである。
今日はホテル出発が8時、昨日よりは若干ゆっくりできるものの、早起きなのは変わらない。
ホテルには無料Wi-Fiがあったが、メールやLINEのやり取りをする程度しかできなかった。
海外旅行のコミュニティでは、ホテルのWi-Fiしか使いませんといった人も多いが、IT後進国を旅行する場合は難しいものがあると思う。
もっとも、無理してインターネットに接続する必要がないと言われればそれまでだが、今や、私にとってからは海外旅行にはなくてはならないものだから、現地のSIMカードは最低限買うようにしている。

さて、今日はパロ(Paro)近郊の標高3,000m以上の岩山にあるタクツァン僧院(Taktsang Monastery)へ行くことになっている。
昨日のドチュラ峠(Dochula Pass)のときもそうだが、これらの場所は標高が高いにもかかわらず、ボリビアのウユニ塩湖に行く時のように高山病の薬を飲むようには言われない。
ドチュラ峠では空気の薄さを感じることはなかったので、ここも大丈夫なのかもしれない。
ただ、こんな標高の高いところでトレッキングなんかして平気なのかと思うのだが、私のデイパックの中にはなぜか、今年の3月にウユニ塩湖(Salar de Uyuni)に行ったときに余った高山病の薬(sorojchi pills)が入っていた。
この時は、びっくりしたのだが、これが後々役に立つとは思ってもみなかった。

ティンプー(Thimphu)からバスで移動すること2時間、タクツァン僧院(Taktsang Monastery)の入り口となる駐車場に到着した。
ここで、前夜までにガイドを通じて予約しておけば、第一展望台までは700ニュルタム(1,120円)の別料金で馬に乗ることができる。
私たち14名のうち、男性3名だけは徒歩で登ることを選択したが、残りは全員、馬に乗って行くことにしたようだ。
それぞれの馬には馬子の女性が付いているので、安心して乗っていられるが、さすがに上り坂を延々と歩かされるのは馬たちも大変なのか、かなり疲れた感じの馬も見かける。
その度に馬子は叱咤激励をしながら馬を歩かせている。
白人の観光客は徒歩で登っている人も多く、かなり年配の方でもそうしていることに私は感心していた。

結局、歩いて登るよりは相当に楽だったが、スピードの方は徒歩組に追い抜かされ、約1時間かかって第一展望台に辿り着いた。
ここからもタクツァン僧院(Taktsang Monastery)が見られるし、カフェテリアもあって、私たちもコーヒーを飲みながら小休止する。
ガイドのジミー・トブゲ(Jimmy Tobgay)さんから、トレッキングに自信のない人は、昼食をここで取るので、待っていることもできると言われたが、さすがの私もそこまでする気はなく、僧院まで付いていくことにした。

タクツァン僧院(Taktsang Monastery)
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第一展望台からは、全員が徒歩で僧院を目指す。
ここまで来ると標高もかなり高いと思われるが、空気の薄さはあまり感じない。
それでも私は、念のために高山病の薬(sorojchi pills)を飲んで歩き出すことにした。
途中で苦しそうにしている女子がいたので、彼女にも分けてあげる。
やはり、ただ写真を撮っているだけと、歩いているのとは違うようだし、こういうのは個人差もあるのだろう。
私もトレッキングやハイキングは苦手というかやりたくない人なので、彼女と一緒にグループの最後尾から皆を追いかける。
第一展望台から第二展望台まで約1時間、実はここが最も僧院が映える撮影ポイントになっているのだが、先行組に15分ほど遅れて私たちも到着、ここで全員が揃って記念撮影をした。

第二展望台を過ぎると、いよいよ僧院までは目の前という距離なのだが、一旦下りの階段を下りてから、滝壺の前でポーズを取りながら撮影、そして、最後の階段を登れば僧院に到着である。
ここのところにジップラインを架けて欲しいと思うのは私だけなのだろうか。(笑)
とりあえず、第一展望台から約1時間半かかってタクツァン僧院(Taktsang Monastery)に到着である。
ここでは、中に手荷物やカメラ、スマートフォンも持ち込めないので、全てロッカーに預けないといけない。
僧院の中では、ガイドのジミーさんの説明を聞きながら、ブータン式のお祈りをし、およそ30分ほどで参拝を終える。

パロタウン(Paro Town)
Paro Town Paro Town
Paro Town Paro Town
Paro Town Paro Town

僧院からの帰りは往路と逆順になるだけだが、体が慣れたのか、往路よりは軽やかに歩けるようになる。
写真もあらかた往路で撮っているので、帰りはひたすら第一展望台のカフェテリアを目指して歩く。
僧院を午後2時に出発して、およそ1時間ほどでカフェテリアに到着、ここでようやく昼食である。
メニューはいつものようにビュッフェスタイルなので、自分の好きなものを選んで取ってくる。

今日も好天に恵まれたので、馬を下りてからは半袖でも十分なくらいに暖かい。
日本でチェックしたパロ(Paro)の気温が摂氏5度とかいうのは何だったのかと言いたくなるくらいだが、防寒用の上着は持参して正解だった。
昼食が終わったのは午後4時前、帰りは馬が使えないので、坂道を転ばないように下りる。
駐車場に到着したのは4時半過ぎ、ここからパロ市街に行って、最後のお土産タイムである。
こういう時のためにと、今朝まで泊まっていたホテルでUS20ドルだけ両替したが、結局のところあまり土産物を買うことはなかった。

そして、今夜の宿泊は民泊、要はブータン人の家に泊めてもらうのだが、私たちは3組に分かれて宿泊した。
私たちの泊まったところは、相当に広い家のようで、シングル2部屋、ツイン2部屋が提供され、総勢6名で宿泊した。
私の部屋は高僧が座る椅子が用意され、隣の仏間には私たちが持参したお菓子類が供えられていた。
こういう風習は日本人が神棚や仏壇に供え物をするのと同じなのだろう。
もちろん、800ニュルタム(1,280円)の別料金を払って、石風呂(hot stone baths)を体験したのは言うまでもない。

夕食は大広間でホストも交えて取り、お互いのコミュニケーションは英語で行われた。
中にKukuさんという一人だけ片言の日本語が話せる人がいたが、私たちのブータン語は挨拶の域を出なかった。(笑)
さすがにブータン人の家庭で振舞われた料理は、外国人向けの味付けでなく、彼らが普段食べているものだけあって、かなり辛かったような気がした。
ここでの思い出の一つは現地の民族衣裳であるゴ(Gho)を着ることができたことだった。
観光途中で着るチャンスがなかったので、ここで着ることができ、念願叶ったという感じがした。

パロで民泊(Vacation rental in Paro)
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