9/22(Sat) | プナカ(Punakha)観光 |
宿泊先 | Phuntsho Pelri (ツアー料金に含む/US$250/28,000JPY) |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語)] | |
関連サイト | アジア総合リンク ブータン 2018年10月9日 アマゾニアンのブログ-ブータン2日目(プナカ、観光) |
今日はホテルを7時半に出発するというので、起床は6時半、朝食は7時のレストランのオープンと同時に取ることになった。
食事は予想に反して普通の洋食で、パンにスクランブルエッグ、ソーセージなどを付けて食べた。
コーヒーや紅茶は、スタッフの女性がサーブしてくれるシステムのようで、椅子に座ると近寄ってきて声掛けをしてくれる。
わずか30分で準備しないといけないので非常に忙しい思いをするのだが、これはパッケージツアーの宿命みたいなものかもしれない。
これで早起きを強いられるのは何日連続になるのだろうか。
おそらく、9月16日のジャカルタ2日目以外は、ずっとこんな感じで来ているような気がする。
ホンツォ・チェックポスト(Hongtsho Checkpost) |
そして、バスに乗ってツアーは出発、今日はプナカ(Punakha)を観光する予定になっている。
天気の方は、昨日と打って変わって好天で、防寒用のジャケットは持参したものの、少なくともホテルのあるティンプー(Thimphu)では半袖でも平気なくらいだった。
山道を走ること30分ほどで県境のホンツォ・チェックポスト(Hongtsho Checkpost)に到着、ここで小休止をした後30分ほど走って着いたのが、ブータンの景勝地の一つ、ドチュラ峠(Dochula
Pass)だった。
さすがに、ここは標高3,150メートルあるので、半袖でいるわけにはいかないが、天気は物凄く良いので、それほど寒くはなく、しかも、遠くにあるヒマラヤ山脈が綺麗に見渡せる。
ここには30分ほどいるというので、私たちはヒマラヤの絶景に魅入られるようにカメラを向ける。
こうして遠くから光り輝くヒマラヤの山々を見ていると、ここに登りたいと思う人の気持ちも分からなくはないが、私にはとうてい無理なことだとも思う。
ドチュラ峠(Dochula Pass) | ||||
次に向かったのは、プナカ(Punakha)にあるロベサ村(Lobesa)というところで、ここは男性のシンボルが魔除けとして使われているらしい。
村に一歩踏み込むと、建物に描かれたペニスの絵が至る所にある。
私たちのグループは女性の方が多いのだが、このように建物に堂々と書かれて、魔除けだと言われればそうかと納得している。
畦道を歩き続けて辿り着いた土産物屋でも置物として売られているので、買っていきたい衝動に駆られるが、日本に持ち帰るどころか、バンコクの税関を通るのかという懸念もある。
ほかの人たちも興味津々で見ていた人もいるが、結局、この魔除けを買った人は誰もいなかったようだ。
ペニスだらけの村を抜けて、さらに歩いて行くと、子宝のご利益で有名なチミ・ラカン(Chimi Lhakhang)という寺に着いた。
お寺の前にはブータンでよく見られるマニ車(prayer wheel)があり、それを皆で代わる代わるに回してみる。
このマニ車(prayer wheel)と呼ばれるものは、ラマ僧が祈祷したお経が入っているようで、マニ車を時計(右)まわりに一回まわすと、一回経文を読誦したのと同様の功徳を得られと言われている。
それが一通り終わると、本堂に入って行く。
ここでブータン式のお祈りを捧げ、寄付(お賽銭)を入れて出て行くのが作法のようだ。
チミ・ラカン(Chimi Lhakhang)の参拝を終えた私たちは、次の観光地へ向かうためにバスの待つところまで歩く。
ちょうど昼前で太陽が燦々と輝き、暑いくらいになっているので、半袖でも十分なくらいだ。
ここからバスに乗って向かったのは、プナカ・ゾン(Punakha Dzong)だ。
ゾンとはブータンの城塞建築のことで、行政の庁舎でもある。
主要都市のゾン(Dzong)はそれだけでもフォトジェニックな観光のシンボルとなっていて、プナカ(Punakha)も例外ではない。
ここは、二つの川、ポ・チュ(男川)(The Po-Chu / The noisy Father river)とモ・チュ(女川)(The Mo-Chu
/ The silent Mother River)の合流点でもあり、そこに建つゾン(Dzong)は美しさが際立っている。
駐車場でバスを降り、この川に架かる橋を渡るとゾン(Dzong)に到達する。
ここでは1時間ほどガイドのジミー・トブゲ(Jimmy Tobgay)さんの解説を聞きながら建物を見学する。
要塞というだけあって、どの建物も堅牢にできていそうな感じだ。
ここにはたくさんの僧侶がいるそうで、本殿の内部は彫刻が施され、上層部の壁には釈迦様の仏画が並んでいた。
最後は橋のところで出会ったブータン人女子と撮影会だ。
昨日のティンプー・ツェチュ(祭)(Thimphu Tshechu)のときもそうだったが、彼女たちは観光客と一緒に写真を撮るのを厭わない。
まるで、国を上げてモデルになることを推奨しているかのようだ。
私としては絵になるので嬉しい限りだけどね。
プナカ・ゾン(Punakha Dzong) | ||||
プナカ・ゾン(Punakha Dzong)の観光を終えた私たちは、川のほとりでランチをいただく。
天気も良く、絶好のアウトドア日和だ。
ビールを飲みながらの会話もアップテンポで進んでいく。
これが、もっと暑い季節だと、川でラフティングもやるらしい。
流れは見た目よりも早いようだが、急流下りのスリルを味わうことはできるのだろうか。
観光に疲れたら、そういうアクティビティもいいと思うが、日本人の参加者はどのくらいいるのだろうか。
午後3時、今日の観光日程を終えた私たちは、バスに乗ってティンプー(Thimphu)に戻る。
私の周囲に座っている人たちは、往路と同じように、窓を開けっ放しにして、一心不乱に写真や動画を撮り続けている。
きっといいものが撮れることだろう。
しかし、往路でも通ったドチュラ峠(Dochula Pass)の天気はあまり良くない。
午前中にここで写真を撮れたことに感謝である。
ティンプー(Thimphu)に到着したときには、陽が暮れようとしていた。
夕食の前に土産物屋に寄ることになり、ジミーさんの案内で、ルンタ・ハンディ・クラフト(Lungta Handi Craft)、 カルマズ・コンビニエンス・ストア(Karma's Convenience Store)、エイト・イレブン(8 Eleven)といったところを巡る。
現金の持ち合わせが足らないので、クレジットカードを併用しようとするが、価格の安い店ではカードが使えない。
周辺に銀行のATMがないか探したが、目につくところにはなかった。
何だか日本に来て、金も下ろせず、クレジットカードも使えなくて途方に暮れている外国人観光客の悲哀を味わっている気分だ。
この時はツアーメンバーの一人に現地通貨を融通してもらったが、こういうところは日本も同じだろうと思うのだった。
ヤン・レストロ・ガーデン(Yang Restro Garden) |
午後7時から夕食、レストランはヤン・レストロ・ガーデン(Yang Restro Garden)、ここでもビュッフェスタイルの食事だったが、皆でワインを開けたのが印象的だった。
ブータンでワインとは、あまりイメージが湧かないからだ。
食事の後はライトアップされたナショナル・メモリアル・チョルテン (第3代国王記念仏塔)(National Memorial Chorten)に寄った。
もう皆もお疲れモードになっていたので、ジミーさんの解説も簡単なものだった。
ここには、昼間に来れば、史跡として見学もできるのだろうが、写真だけ撮るなら夜の方がいいかもしれない。
ナショナル・メモリアル・チョルテン(第3代国王記念仏塔)(National Memorial Chorten) |
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