プロウ・スリブ-パリ島(Pulau Pari)へのエクスカーション

9/17(Mon) プロウ・スリブ-パリ島(Pulau Pari)へのエクスカーション
宿泊先 Golden Tulip Passer Baroe / HK$424.68 (6,070JPY) per night
[booking sites for you / Expedia HK (HSBC Premier Master Card Benefits) (英語) agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語)]
諸費用 ボートチケット: US$20.28=2,270JPY(往復)
タクシー / ホテル-アンチョール港: 31,000Rp=240JPY
アンチョール入場料(個人): 25,000Rp=190JPY
関連サイト アジア総合リンク インドネシア ジャカルタ
アドバイス
  • パリ島でのホームステイ(民宿)を希望される場合は、アンチョール港(Marina Ancol)付近の旅行会社に連絡を取るといい。
  • ボートの揺れが激しいことがあるので、酔い止めを持参することをお勧めする。

今日は、プロウスリブ(Pulau Seribu)の一つ、プトリ島(Pulau Putri)へ行く日だ。
7時にタクシーを予約してあるので、レストランが開く6時から朝食を取る。
クリーニングアイテムをスタッフに預け、迎えに来た車に乗り込む。
走り出して、行き先を聞かれ、アンチョル(Ancol)と言ったらホテルかと聞かれる。
身なりで判断できねえのかと心の中で毒づきながら、プロウスリブ(Pulau Seribu)に行くから港(Marina Ancol)に行ってくれと言ってもわからないようだ。
頭が悪いのかと、昨年行った港の写真を見せてボート乗り場を強調する。
中島さんが言うように配車アプリで呼んだ方がまともなドライバーが来そうな気がする。
かかった料金はタクシー代の31,000ルピア(240円)と、アンチョル港(Marina Ancol)の入場料の25,000ルピア(190円)だった。

アンチョル(Marina Ancol)に着いてボートチケットのバウチャーを見せると、しばらく待つように言われる。
少しすると、旅行会社のスタッフがやってきて、オフィスに連れて行かれると、彼らはおもむろにパッケージツアーの説明を始めた。
私がボートのチケットを予約してあるから引き換えたいと言うと、プトリ島(Pulau Putri)はパッケージを予約しないと行けないと言い、追加で55万ルピア(4,230円)を払うように言う。
Easybookのウェブサイトにはそんなことは書いてなかったので、彼らが私を嵌めているのかと思い、そんな金はないと言い捨てて、オフィスを出た。
この時、私が持っていたのは本当に昼食代と帰りのタクシー代くらい、総額で35万ルピア(2,690円)だったのだ。
ちなみに、HISインドネシアだと、1泊2日のプトリ島パッケージツアーがあるので、参考にするといいだろう。

ボート乗り場でチェックインのときを待っていると、さきほどの旅行会社のスタッフがやってきて、貴方はプトリ島(Pulau Putri)には行けない、あそこは、リゾートアイランドで、パッケージを予約しないといけないからだと繰り返す。
もし、普通の島(public island)に行きたいなら、パリ島(Pulau Pari)というところがあるという。
そこなら、チケットを交換するだけで、追加料金はなしだという。
そこまで言うなら信じようと、私はパリ島(Pulau Pari)に行くことにした。
しかも、帰りの船便は午後3時発だからゆっくりできるとも言われたからだ。
それでも本当に乗れるのか心配だったが、チェックインスタッフの手元にある乗船者名簿に私の名前が加わっていたので、それで安心することができた。
帰りも大丈夫だと言われたが、後難対策のために名刺だけはもらっておいた。

パリ島(Pulau Pari)へのエクスカーション
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そして、ボートは出発、1時間半ほどの後にパリ島(Pulau Pari)に到着した。
何の予備知識もなく、いきなりやって来たので、ビーチなどがどこにあるかもわからない。
ボートから降りた人が流れる方に歩いて行くとレンタサイクルを貸してくれるところがあった。
機動力があった方が便利だろうと思った私は、1万ルピア(80円)で自転車を借りると、ビーチがどこにあるか貸し自転車屋の男に尋ねた。
すると、港からすぐのところにビーチがあるらしいので、借りた自転車をこいで行ってみる。

この島は現地の人がたくさん住んでいて、ホームステイ(Homestay)という看板が掲げられた民宿や、ワルンと呼ばれる食堂、雑貨屋などが軒を並べていた。
ビーチの方は開放された雰囲気のところで、ボートに乗っていた西洋人や中国人が思い思いのスタイルで寛いでいる。
治安は極めて良好で、借りた自転車に鍵をかけないで(もっとも、付いていないが)駐車場に放置しても、ビーチに荷物を置き放しにしても盗まれる気配は全く感じない。
地元の人ものんびりしたもので、ワルンに集まって茶飲み話に余念がない。
そのうち、スペイン人のグループが手漕ぎのボートをチャーターして島の周囲を観光し始める。
今回は日帰りで来たが、アンチョル港(Marina Ancol)にある旅行会社でアレンジしてもらえば、ここで1泊することもできそうだ。
何もアクティビティはなさそうだが、地元の人に混じって休暇を過ごしたいという人にとっては良さそうな島だ。

アンチョル(Ancol)へ帰るボートは午後3時の予定になっていたが、海が荒れているせいか、遅れているようだ。
心配していた乗船リストに私の名前は入っていた。
電子メールで島のスタッフ宛に私の名前が旅行会社から送られて来ていたからだ。
私は軽い驚きを覚えていた。
約30分遅れでアンチョル(Ancol)行きのボートがやってきた。
あまりにも波がうねっていて欠航するとか言われかねない状況だったので、ボートが来たことにまずは安堵した。
しかし、パリ島(Pulau Pari)が始発でないので、かなりの人が乗っている上に、港に停泊しているボートが揺れていた。

ボートがスタートして、ますます揺れがひどくなり、船内は吐き気を堪える人が続出している。
甲板にいた中国系女子は波をかぶって、まるで嵐の中を歩いて来たような様相で私の隣に座った。
彼女は船内にいると気持ち悪くなるので、外にいたと言っていたが、大波をかぶってそこにいることができなくなったと言う。
私は往路が1時間と言われていたところを1時間半ほどかかっていたことを知っているので、暗澹たる気持ちになっていた。
昨年のときも復路はボートの揺れが激しかったので、プロウスリブ(Pulau Seribu)の航路は帰りが鬼門なのかもしれない。

ようやくアンチョル港(Marina Ancol)が見えてきたとき、大揺れに揺れたボートが接岸したところは、見たこともないところだった。
ここはどこだと自問自答したが、ジャカルタのことをほとんど知らない私には全く見当がつかない。
街行く人は全く英語が出来そうな感じはないし、意思疎通ができない私と彼らを繋ぐキーワードは、アンチョル(Ancol)とモナス(Monas)、そして、トランス・ジャカルタ(Trans Jakarta)(バス乗り場)だ。

今、自分がいる場所が、往路でアンチョル港(Marina Ancol)を出発した後で見えたところだと認識したのは、しばらくしてからだった。
何とかしてモナス(Monas)に行かないと埒が開かない。
徒歩で行ける距離でないことはわかったが、交通手段が目の前にいるソンテウみたいな乗り物しかない。
私はドライバーに先ほどのキーワードをぶつけ、4,000ルピア(30円)で近くまで行ってもらうことにした。

ソンテウから下ろされたところがどこかわからなかったが、目の前には青い三輪タクシー、バジャイ(bajaj)がいる。
ホテルへ帰ることが至上命題の私にとって選択肢はなかった。
10万ルピア(770円)が高いか妥当かの判断もできなかった。
しかし、トランスジャカルタが3,500ルピア(30円)、ソンテウが4,000ルピア(30円)、ワルンでの食事が30,000ルピア(230円)ということから考えるとおそろしく高いのだろう。
それでも、渋滞の中をかき分け、ホテルに無事に着いた時、私は安堵の息を漏らした。
シャワーを浴び、夕食をどこで取ろうか考えたのだが、疲れが酷かったのと、ビールを飲みたかったので、ホテルのレストランに行くことにした。
ようやく人心地がしたのも束の間、今夜はベッドに入って寝るわけにはいかない。
深夜の0時半に空港行きのタクシーを頼んであるからだ。

Golden Tulip Passer Baroe Golden Tulip Passer Baroe
ゴールデン・チューリップ・パッセール・バロー(Golden Tulip Passer Baroe)

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