9/21(Fri) |
ティンプー・ツェチュ祭り(Thimphu Tshechu)見物 |
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宿泊先 | Phuntsho Pelri (ツアー料金に含む/US$250/28,000JPY) | |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語)] | ||
諸費用 | ブータンツアー費用(ドゥルック・サクラ・ツアーズ): US$1,598=178,800JPY スワンナプーム空港送迎(6名): 2,300B=7,820JPY Tashicell Tourist Sim (3GB): US$10=1,120JPY |
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関連サイト | アジア総合リンク ブータン 2018年10月8日 アマゾニアンのブログ-ブータン1日目(パロ、観光) |
ほとんどの人が寝静まっている午前3時、スワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi International Airport)へ向かうブータンツアーの一行6名は、あずささんが手配したホテルの空港送迎の車(2,300バーツ)に乗るためにシェラトンホテル(Sheraton Grande Sukhumvit)のロビーに集まっていた。
何と言っても今日のフライトは、バンコク発が6時30分、おまけに、到着間近に窓からヒマラヤ山脈が見られるA席を取るために、チェックインが始まる前から並ぼうと、3時間前到着を目指したものだから、かなりハードな早起きを強いられることになった。
こういうときは、バンコクに深夜に着くフライトでやって来て、そのまま空港でトランジットした方がいいような気がしたね。
そして、空港に到着すると、バンコク出発組が勢揃いしていた。
2日前のバンコクオフで初めて会った人もいれば、8月11日の壮行会で会った人もいる。
それぞれのルートでここに来て、みんなでまとまってブータンを目指す。
チェックインのときにはムキになってA席を取ったが、寝不足が祟って肝心なときに起きられない気がしないでもないが、まあ、その時はその時だ。
搭乗の手続きが終わったら、ジャンク債さんとカードラウンジの一つであるミラクルラウンジ(Miracle Lounge)へ向かう。
ここならプライオリティ・パス(ダイナースカードでも可)で利用できるからだ。
朝の3時にホテルを出てきて、当然ながら朝食を取ってないので、ここで取ることにした。
ここは何回となく使っているが、今回は相当に有意義に使えたことだろう。
バンコク・スワンナプーム国際空港(Bangkok Suvarnabhumi International Airport) | |
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ミラクル・ラウンジ(Miracle Lounge) | |
そして、いよいよ搭乗開始、私の席はムキになって取った割には、翼の上というあまり見晴らしのいい席ではなかった。
また、パロ(Paro)行きのブータンエアラインズ(Bhutan Airlines)は、インドのコルカタ(Kolkata)を経由するので、そこまでは後ろ半分がガラガラの状態だった。
バンコクからコルカタへ行くフライトは、様々な航空会社が便を飛ばしているので、わざわざ不便な時間帯のものを使う必要がないのだろう。
コルカタ(Kolkata)到着は、バンコクを出発して2時間45分後、バンコクとの時差が1時間半あるので、現地時間で7時45分(バンコク時間 9時15分)になる。
30分の乗客の入れ替え時間を挟んで、ここからブータンのパロ(Paro)までは、わずか1時間10分しかかからない。
それでも、コルカタ(Kolkata)とパロ(Paro)の間にも30分の時差があるので、パロ(Paro)に到着するのは、現地時間で9時55分(バンコク時間 10時55分)になる。
さて、ムキになってまで取ったA席からの景色だが、残念ながら飛行ルートが変わったということで、ヒマラヤ山脈の雄大な景色を目の当たりにすることはほとんどできなかった。
せっかく、睡眠不足の目をこすりながら我慢していたのに残念なことになってしまった。
タシ航空/ブータンエアラインズ(Bhutan Airlines)701便 | |
私たちの乗ったフライトがブータンのパロ(Paro)に着いたのは午前10時、日本を出る時に当地の気温を確認したときは、朝の8時で摂氏5度という驚愕の寒さに慌てて防寒用のジャケットを買い込んだのだが、そんなことが嘘のように暖かかった。
入国審査を終え、到着ロビーで売っていたTashicellのSIMカード(3GB)をUS10ドルで買う。
現地通貨への両替は町中でやると言うので、米ドルでそのまま買えるのは嬉しい。
もっとも、公定価格が600ニュルタム(960円)なので、インターバンクレートで、10ドルが720ニュルタム(1,150円)であることを考えれば割高である。
銀行のATMが制限エリア内にあったのを見たが、到着ロビーの中や空港の外には両替所も見当たらない。
団体ツアーでないと、観光できないブータンなので、町中に連れて行けば問題ないのだろうか。
パロ空港(Paro Airport) |
到着ロビーから外に出た私たちは、ツアーガイドのジミー・トブゲ(Jimmy Tobgay)さんと落ち合い、ここからは、グループリーダーの二宮さんが手配したドゥルック・サクラ・ツアーズの団体ツアー(総勢14名)が始まる。
バスで到着したところはパロ(Paro)の町、ここにある銀行で両替をするとのことで、基本的に食事や観光はツアーに含まれているので、お土産代と飲み代、それに多少の予備費を合わせて、1万円もあれば十分かという感じで、ツアーメンバーの人たちも両替をしている。
私は円資金をあまり持ち合わせてなかったので、100ドル札を1枚だけ両替することにした。
両替レートは、100ドル札だと良いらしく、7,170ニュルタムになって返ってくる。
ところで、窓口にいる女性を見ていると、手書きの伝票にカーボン紙を挟んで両替票を作成している。
まるで、私が大学を卒業して就職したての頃の経理事務を思い出して苦笑いする。
ブータンの銀行事務は未だに手処理が主流なのだろうか。
私は今、HSBC香港からのマイナンバー登録のことで、いろいろ相談を受けたりしているが(2018年7月13日-HSBC香港からマイナンバー(TIN/Taxpayer Identification Number)提出の要請あり)、ブータンの銀行の事務処理システムにコンピュータが入っていないのであれば、そこは資産隠しをするのにちょうどいいのではないかと邪なことを考えていた。
パロタウン(Paro Town) | |
銀行での両替が済むと、バスでティンプー(Thimphu)へと向かう。
今日は、そこのタシチョ・ゾン(Tashichho Dzong)で開催されるツェチュ祭り(Thimphu Tshechu)というものを見に行くのだ。
昼食は、ブータン・オーキッド・レストラン(Bhutan Orchid Restaurant)でビュッフェスタイルの食事だった。
ブータン料理は、辛くて大変だと聞いていたが、外国人向けにアレンジしてあるのか、それほど辛さを感じずに食べることができた。
ブータン・オーキッド・レストラン(Bhutan Orchid Restaurant) |
午後2時過ぎ、ここで食事を終えた後、私たちはお祭りの会場であるタシチョ・ゾン(Tashichho Dzong)へ向かった。
そこには多数の着飾った人がたくさん来ていて、お祭りが始まる前の高揚感に溢れていた。
ただ、この日は雨が降ったり止んだりしていたのに加え、防寒用のジャケットがバスの荷台に乗せられたバッグの中だったので、少し肌寒さを感じていた。
ティンプー・ツェチュ(祭)(Thimphu Tshechu)が始まったのは2時半頃、会場は多くの人で賑わっていて、私たちは踊り子たちが間近に見えるところに連れて行ってもらった。
ここにいるのは1時間、その間は会場内を自由に移動して写真や動画を撮ったりしていいことになったが、地べたに座ろうと思っても雨で濡れているのが気になって、足を踏ん張って座り続けるのが辛かった。
地元のブータン人たちは敷物を持参していたが、この日のために着飾った衣装が雨で濡れるのが大変そうだった。
お祭りの方は、踊り子が激しく飛び跳ねたり、楽器を大きく鳴らしたりすることはなく、荘厳な雰囲気の中で、仮面舞踊チャムを始め、様々な踊りが披露されていった。
タシチョ・ゾン(Tashichho Dzong)で開催されるティンプー・ツェチュ(祭)(Thimphu Tshechu) | ||||
タシチョ・ゾン(Tashichho Dzong) | ||||
ティンプー・ツェチュ(祭)(Thimphu Tshechu) |
ティンプー(Thimphu) | |
午後3時半、お祭りの途中だったが、私たちは次の観光地であるクエンセル・ポダン(Kuensel Phodrang)へ向かった。
これは、ティンプー(Thimphu)で一際目立つ仏像(Buddha Dordenma Statue)のことで、蓮華座内部は3層になっていて、そこには多くの仏像が安置されていた。
ブータンは国教としてチベット仏教が定められているが、こういうものを見ると、人々の信仰心は本当に厚いんだなと思わざるを得ない。
クエンセル・ポダン(Kuensel Phodrang Nature Park) | |
クエンセル・ポダン(Kuensel Phodrang Nature Park) | |
仏像(Buddha Dordenma Statue) |
今日の最後の観光地は、センテナリー・ファーマーズ・マーケット(Centenary Farmers Market)、ここは観光客向けではなく、地元の人向けの市場だ。
1階は輸入品、2階はブータン産の品物が溢れていたが、私たちが行ったのが夕方だったので、賑わいの方は今ひとつだった。
こういうところは、万国共通で朝が賑わうのかなと思えるような雰囲気だった。
センテナリー・ファーマーズ・マーケット(Centenary Farmers Market) | |
すべての観光日程を終え、今夜の宿泊先であるホテル・プンツォ・ペルリ(Hotel Phuntsho Pelri)に着いたのは午後6時過ぎ、今夜の夕食はここのビュッフェディナーと、ブータン特産の松茸だ。
何と、ここのホテルのレストランには、キッコーマンの醤油があり、松茸とマッチしてとても美味しかった。
やはり、日本の醤油は偉大だなと思う。
夕食後、ツアーのメンバーは、ホテル周辺の散策に出かけたが、私はそれに出遅れて置いてきぼりを食らった。
ちょっとした時間差だったのだが、惜しいことをしたものだ。
ホテル・プンツォ・ペルリ(Hotel Phuntsho Pelri) |
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