11/9(Fri) | ハノイ(ベンセーザーラム) 9:30-(Hai Au Bus)-11:00 ハイフォン(ベンセーコウザオ) ハイフォン(Hai Phong)散策 |
宿泊先 | Huu Nghi / US$60 (6,800JPY) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語)] | |
諸費用 | ハイフォンへのジョイントチケット(ホテル送迎+バス): US$12=1,360JPY バイクタクシー / ベンセーコウザオ-ホテル: 50,000VND=240JPY |
関連サイト | アジア総合リンク ベトナム ハノイと北部ベトナム |
今日はハノイからハイフォン(Hai Phong)に1泊2日のエクスカーションに行く日だ。
最初は、カットバ島(Cat Ba Island)まで行きたいと思ったのだが、11月は泳げる気候ではないようだったので、島へ渡るのをやめたのだ。
この選択だけは正解だったようで、ハノイの天気は、どんよりとした曇り空なので、ハイフォンの市内を観光するだけに留めたのは良かったように思う。
ちなみに、カットバ島へ行きたいなら、ハノイにある旅行会社でバスとボートのジョイントチケットが手配できるので聞いてみるといいだろう。
日本人にとってはあまり有名な観光地ではないかもしれないが、ハノイからのエクスカーションとしてはポピュラーなところのようだからだ。
午前9時、朝食を終えた私は宿泊していたハノイ・ブティック・ホテル&スパ(Hanoi Boutique Hotel & Spa)をチェックアウトして、ロビーのところでバスターミナルへ行く送迎車が来るのを待っていた。
翌日に同じホテルに戻って来るので、1泊分の着替えだけ持って、大きな荷物は預けて行くことにする。
昨日のぼったくりの連続で手持ち資金が乏しくなったので、ホテルの目の前にあった銀行で両替をする。
ATMでお金を下ろそうとしたら故障中だったので、窓口で両替したのだが、意外にスムーズにできて良かった。
両替が終わったと同時に送迎のスタッフがホテルに来た。
彼に付いていくと、何と車でなくバイクだった。
これで私がスーツケースが持っていたらどうするつもりだったんだろう。
とりあえず、この時は、手持ちの荷物がデイパックだけで良かったと心から思った。
ベンセーザーラム(Ben Xe Gia Lam) |
ホテルを出発して10分ほどで、ハノイの高速バスターミナルとなっているベンセーザーラム(Ben Xe Gia Lam)に着いた。
バイタクのドライバーがバスのチケットを買ってきてくれて、乗り場まで案内してくれる。
かなり乗り心地が良さそうなバスだ。
乗車してからすぐにお手拭きとミネラルウオーターのサービスがある。
車窓を見ると、相変わらず天気は今一つで、今日のホテルはプールが付いているので、水着を持ってきたが、どうやら泳ぐような陽気ではなだそうだ。
ハノイを出発して、わずか1時間半でハイフォン(Hai Phong)のバスターミナル、ベンセーコウザオ(Ben Xe Cau Rao)に到着した。
ここからホテルまで歩けるのかと思ったら、やはりバイタクに乗らないといけないようで、交渉したら50,000ドン(240円)とのことだった。
ヒューギホテル(Huu Nghi Hotel) |
ホテルにはすぐにチェックインできたが、天気があまり良くないし、プールも水が入っていないと言う。
どうやら冬の時期はオフシーズンみたいなので、ホテルにもほとんど人がいないようだ。
この分だと、ハイフォン(Hai Phong)から南東に20キロメートルほど離れたドーソンビーチ(Do Son Beach)に行っても何もすることがなさそうだ。
ところが、ここはビーチというより、ベトナム屈指の夜遊び・ナイトスポットで、「幻の岬」「謎の岬」「最後の秘境」と呼ばれることを知ったのは、ハイフォン市内をぶらぶらして昼食を取っている時だった。
そうなんだ、もっと事前に調査してくれば良かったのにと、少し後悔した。
驚いたのは、このホテルのスタッフが片言の日本語が話せたことと、市内の地図に日本語版があったことだ。
目の前には日本風の居酒屋もあるし、ハイフォン(Hai Phong)というところは、そんなに日本人が多いのかとびっくりしたのだ。
ハイフォン(Hai Phong)にいるのは今日と明日だけなので、何をしようかと考えたのだが、とりあえず、帰りの足は列車にしてみようと思い、駅に向かうことにした。
ホテルから駅までは歩いて行けるので、行ってみると、通り沿いにはカフェやレストランも多く、夕食には困らない感じである。
また、銀行のATMもたくさんあるので、何かあっても、お金を下ろすところに困ることはないだろう。
さて、ハイフォン(Hai Phong)の駅に着いてみると、ハノイへ向かう列車は、1日数本しかないので、閑散としており、チケット売り場には係員が1人だけ座っている。
ここで、翌日のハノイ行きの列車を予約したいというと、時刻表を出してくれて、どの列車が希望か聞いてくる。
値段はエアコン付きのソフトシートの85,000ドン(420円)だ。
1日4往復の列車で、土日祝日とテト(旧正月)の時期以外は、ハノイ駅まで行くのは1往復で、それ以外の列車は、ロンビエン(Long Bien)というハノイ市内の駅から発着することになっている。
バインダー・クア・バク(Banh Da Cua Ba Cu) |
結局、ハイフォン(Hai Phong)は明日の天気予報もあまり良くなかったので、観光は今日だけにして、明日は9時5分発の列車で帰ることにした。
そこで、まずは駅の近くにあるレストランで腹ごしらえをする。
インターネットで見たら、バインダー・クア・バク(Banh Da Cua Ba Cu)という店で食べるローカルフードが美味しいとあったので、さっそく行ってみることにした。
昼食どきから大きく外れていたが、店内は美味しそうなスープの匂いが立ち込め、お客さんもそこそこ入っている。
英語のメニューも併記されているので、一応確認してから、私は、この店の看板メニューであるバインダー・クアを頼む。
これは、カニの出汁のスープがベースとなっている麵料理で、ここにきたほとんどの人がこれを食べている。(笑)
店員も何も言わずに、これでいいかと聞いてきたくらいだ。
昼食が終わったら、徒歩圏内にあるドゥハン・パゴダ(Du Hang Pagoda)へ行ってみる。
しかし、地図で見ると歩けそうな距離であっても、交通量が多く、バイクや車がぶつかってきそうな通りを歩くのは結構疲れるものだ。
おまけに、お金を下ろそうと入れたHSBC香港のキャッシュカードがあらゆる銀行ATMで撥ねられ、窓口の開いていたアジア商業銀行(ACB/Asia Commercial Bank)の支店でドルを両替した時は、パスポートのコピーを取られたのは無論、宿泊先のホテルまで聞かれて、30分以上も時間がかかった。
ハノイの時は、何もなく両替できたのと比べると、雲泥の差だった。
ドゥハン・パゴダ(Du Hang Pagoda) | |
ドゥハン・パゴダ(Du Hang Pagoda)にいたのはわずか20分ほど、寺院の中では現地の人がたくさん集まってお祈りをしていた。
葬儀のような感じがしたので、その写真は撮らなかったが、そこそこ雰囲気のある写真は残せたのではなかろうか。
寺院見物が終わったとき、時計は午後3時半を過ぎていた。
何だか急に疲れを感じた私は、次の観光名所に行くのにタクシーを頼むことにした。
次のところは、フォーチュ・パゴダ(Pho Chieu Pagoda)、ここは、地図上では、ドゥハン・パゴダ(Du Hang Pagoda)から歩けそうな感じだった。
でも、先ほどのようなことがあるとイヤだし、小雨が降ってきたので、タクシーに乗ったら、今度は本当に歩けそうな距離だった。
このフォーチュ・パゴダ(Pho Chieu Pagoda)は、ほとんど誰も人がいなかった。
先ほどのところは、若干の参拝客がいたが、ここは静寂な空気が流れているだけだ。
街中の喧騒がウソのようだ。
ただ、寺院の中では僧侶が説教をしているような感じで、信者たちが熱心に聞き入っている。
私は彼らの邪魔をしないように中の写真をそっと撮ると、街中へ戻ることにした。
帰りはホテルまで歩いて帰ろうと思ったのだが、さすがに途中で疲れて、タクシーに乗ることにした。
途中のカフェは、高校の前らしく、華やいだ雰囲気で満ち溢れていたが、かつてのようにアオザイを着ている女子学生を見ることは全くなかった。
夜はホテルの近くのHP3 BBQというステーキ屋(Bo Bit Tet)で食事をし、ベトナムコーヒを飲んだ後で、マッサージをしてもらった。
もっとも、マッサージといってもエロなんだけど(笑)
ハイフォン市内(Hai Phong City) | |
ハイフォンの夜(Hai Phong at night) | |
HP3 BBQ | |
ハイランズ・コーヒー(Highlands Coffee) |
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