【2004年1月12日掲載/2024年11月9日最終更新】
Establish your Tax Residency Establish your Tax Residency through CRS Self-Certification (共通報告基準(CRS)の自己証明を通した税法上の居住地の証明=マイナンバー提出要請の通知) (Mailing from HSBC Hong Kong on 11 JUL 2018) |
Thank you for banking with us. Governments worldwide are introducing a new information reporting requirement called Common Reporting Standard ("CRS"). 私どもの銀行のご利用ありがとうございます。 世界各国の政府機関が共通報告基準(CRS)と呼ばれる新しい税務情報交換の仕組みを導入しています。 |
CRS and your tax residency(共通報告基準(CRS)と税法上の居住地) |
Under Hong Kong's legislation on CRS, we are required to determine your
tax residency and provide your account information to the Inland Revenue Department if you are a tax resident outside Hong Kong and of a reportable jurisdiction. 共通報告基準(CRS)に関する香港法の元で、もし、貴方の税法上の居住地と、報告すべき裁判管轄権が香港以外の場合は、私たちは貴方の税法上の居住地を確定する必要があり、なおかつ、貴方の口座情報を香港税務局(IRD/Inland Revenue Department)に提供しなければなりません。 |
How you can help(どうするのか) |
To comply with the legislation, we need your assistance in providing and
confirming to us your tax residency details. This process is called self-certification.
You can do so by using one of the following submission methods, if applicable: 法令に従って、私たちは貴方が税法上の居住地の情報を提供し、確認する手伝いをする必要があります。この手続きは自己証明と呼ばれます。該当する場合、貴方は、以下の提出方法のいずれかで手続きを行うことができます。 Complete the process online(オンライン申請で完結) You can log on to Personal Internet Banking to access and complete the Individual Tax Residency Self-Certification online through "My Tax Residency Details" under "My Banking". オンラインバンキングにアクセスし、「My Banking」を展開させた画面にある「My Tax Residency Details」から手続きをすることができます。 Submit the form(書類提出) Download the Individual Tax Residency Self-Certification Form from our CRS website. Once completed please submit it by post. 私たちの共通報告基準(CRS)のページから書類(Individual Tax Residency Self-Certification Form)をダウンロードして印刷し、記入した上で郵送してください。 郵送先:HSBC PO Box 74523 Kowloon Central Post Office Hong Kong Please complete your self-certification on or before 15 OCT 2018. Completing your self-certification on time helps ensure our CRS reporting is based on accurate and up-to-date information. Without it, we will rely on the information in our records to determine your tax residency. この自己証明の手続きは2018年10月15日までに完了させてください。貴方の自己証明が期日までに完了すれば、正確で最新の情報に基づいて共通報告基準(CRS)の処理がされることをお約束します。そうでない場合は、私たちは貴方の税法上の居住地を判断するにあたって、当方で管理している情報に頼ることになるでしょう。 Should you wish to contact us, please send an email to csv@hsbc.com.hk and we will get back to you. 不明な点がある場合は、csv@hsbc.com.hkまでメールをお送りいただけば、折り返し返事致します。 |
オンラインによるマイナンバー提出の方法 |
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人生100年時代、麻生大臣が現実逃避した老後2000万円報告書の現実(2019年6月13日) |
2019年6月3日に公表された金融審議会の市場ワーキング・グループの報告書「高齢社会における資産形成・管理」が、国会を揺るがすような世間の大きな動揺を誘っている。(2019年6月3日 日経新聞-人生100年時代、2000万円が不足 金融庁が報告書) 正直言って、公的年金だけでは老後の豊かな生活は覚束ないことは、20年ほど前から散々言われてきたことだし、経済誌やマネー雑誌の特集も、それに焦点を当て続けていると言っても過言ではない。 私も内容を読んでみたが、楽天証券経済研究所客員研究員を務めている山崎元氏が、6月12日付のダイヤモンドオンラインの記事「炎上する『老後2000万円』報告書問題、最悪なのは麻生大臣だ」の中で、「『老後報告書』の炎上は不思議でならない」と言っているほど、まともなことが書かれている。 この日のコラムについては、表題のリンクを辿ってお読みいただくとして、金融庁が公表した資料は、念のためにダウンロードされた方がいいと思う。
特集は「50代 まだ間に合う 老後の資産形成 海外投資がカギ」というものだからだ。 |
HSBC香港の最新型セキュリティデバイス(PIN-protected Security Device) |
2014年7月25日、HSBC香港のウェブサイトにログインすると、トップページの上部の囲みの中に赤い文字で「New Security Device」とあって、16日以内にアクティベートを完了するようにとの警告がなされていた。 ところで、HSBC香港のインターネットバンキングで使われるセキュリティデバイスは、写真右の最新型のものを含めて3種類あるのだが、写真左にある第一世代の楕円形のデバイスを使っていた人は、2013年11月から順次最新型のデバイスが送られてきてアクティベートも済んでいることと思うが、私の場合は、2012年5月に写真中央にある第二世代のカード型のデバイスに交換したため、先月末に送られてきた。 なお、新セキュリティデバイスが送られてきた封書にはアクティベート方法が書かれた英文の書類が同封されていて、それに沿ってやれば手続きは完了する。 まず、アクティベーションに先立って新セキュリティデバイスの暗証番号(PIN)を設定しなければならない。(You will need to set up the PIN for new PIN-protected Security Device before activation.)
この暗証番号(PIN)は、新セキュリティデバイス(new PIN-protected Security Device)を使用するたびに必要となるため、忘れないようにすること。 これ以降は、画面に沿ってとあるだけなので、日本語の解説のみを記載するので参考にして欲しい。
これで無事にセキュリティデバイスのアクティベートは完了するが、上記の4~7までの手順は、アクティベートのときだけでなく、今後セキュリティデバイスの使用を要求されるたびに必要な手順となるので、暗証番号(PIN)は忘れないようにしよう。 |
HSBC AdvanceからPremierにアップグレード
2015年のゴールデンウイークのタイ・香港・マカオ旅行のミッションの一つに、HSBC香港の口座のグレードをアドバンス(Advance)からプレミア(Premier)に格上げすることがあった。
現時点で、HSBC香港のプレミア(Premier)口座を無手数料で維持するためには、前3ヶ月間の平均残高(Minimum Total Relationship
Balance/投資信託や株式の評価額を含む)が100万香港ドル(約1,600万円)以上必要となり、ここ2年間の円安ドル高(香港ドルは米ドルペッグ制を取る)が及ぼす影響は計り知れないものがある。(参考:See how HSBC Advance differs from our accounts)
この水準を私がいつまで維持できるかわからないが、2003年12月にHSBC香港に口座を開き、今まで海外投資の拠点としてきた私としては、一つの目標達成の証として、最上級にアップグレードすることを決心した。
プレミア(Premier)にアップグレードして、まず送られてきたものはキャッシュカード(ATM Chip Card)と小切手帳(cheek book)だ。
新しいキャッシュカードは3ヶ月以内にアクティベートするように書かれていたので、さっそく横浜にあるシティバンクのATMでお金を引き出してアクティベートを完了させた。
これにより、古いカード(Advanceのキャッシュカード)は無効になるので、記念(!?)に取っておくことにした。
銀聯(Union Pay)のネットワークによる海外出金手数料(fee of overseas ATM cash withdrawal)は20香港ドル(310円)(FAQ - ATM Chip Cards - What are the fees for withdrawing cash with my ATM
card in Hong Kong and abroad?)で、HSBCの海外(香港外)支店で引き出すとき(Fees & Charges for HSBC Banking - Special privileges for HSBC Premier - Transaction fee for ATMs: Cash
withdrawal made through the HSBC Group's ATM network using HSBC Premier
ATM Card/Junior Pack Cash Card/HSBC Premier credit card - Waived)を除いて、プレミア(Premier)になったからといって優遇はない。
これがシティゴールドのように無料になれば、メリットを感じることができると思うのは私だけだろうか。
小切手帳(cheek book)については、海外の金融機関に口座を開くと送られてくることが多いが、私はこれを使ったことは今まで一度もない。
今後も使うことがあるのだろうか。
そして、キャッシュカード(ATM Chip Card)と小切手帳(cheek book)に続いて、今度はプレミア・マスターカード(HSBC Premier Master Card)(年会費無料*)が送られてきた。
私はすでにアドバンス・ビザカード(HSBC Advance Visa Platinum Card)(年会費無料*)を持っているので、こちらもアップグレードと言えるが、クレジットカードの方は2枚持っていても構わない(無効にならない)ようだ。
(年会費無料* Fees & Charges for HSBC Banking - Tips to save you money - Credit card charge: Become an HSBC Premier/HSBC
Advance customer and your HSBC Premier MasterCard credit card/HSBC Advance
Visa Platinum Card annual fee will be waived permanently.)
アクティベートの方法は、2012年10月2日付の「HSBC香港からクレジットカード(Advance Visa Platinum Card)が送られてきた」のときとほぼ同じ、+852-3163-0688に電話して、自動音声対応の質問に対して、キーパッドを使って入力を行えばいい。
前回と違うのは、生年月日の入力がddmmyyyyの英国(欧州)式でなく、yyyymmddとなって、1990年3月8日は19900308と中国(日本)式の入力に変わっていたことだ。
無事にアクティベートが済むと、翌日にはオンライン上にクレジットカード番号が表示され、私の場合は2枚分が掲載されていたので、必要ないとは思ったが、新しいクレジットカードに関して、デフォルトではゼロになっている海外引き出し限度額の設定(Set
Overseas ATM Withdrawal Limit: FAQ - ATM chip cards - What is the daily withdrawal limit on my ATM card?)をしておいた。(2013年5月31日 HSBCお助け支店-HSBC ATMカード海外利用限度額設定方法)
また、プレミア・マスターカード(HSBC Premier Master Card)に関してもアドバンス・ビザ・プラチナカード(HSBC Advance
Visa Platinum Card)と同様のオンラインセキュリティサービスがある。
HSBC香港のアドバンス・ビザカードに関しては、HSBCお助け支店の記事「HSBC VISAカード認証サービス設定方法(2014年1月7日)」をご覧いただくとして、プレミア・マスターカードの場合は、インターネットバンキングにログイン後、Cards(クレジットカード)タブをクリックして表示された画面の右下に「MasterCard
SecureCode」というロゴがあるので、そこのRegister(登録)をクリックすればいい。
そこで、Card Validation Code (CVC2)(カード裏面の3桁の番号)、Card Expiry Date (MM/YY)(カードの有効期限/月・年の順)、Secure
Code(暗証コード/任意の英数字8桁)、Personal Greeting(専用あいさつ文/任意の英数字)、Email Address(メールアドレス/HSBC香港に登録してあるものと同じ方がベター)を入力すれば完了である。
ここで、Personal Greeting(専用あいさつ文/任意の英数字)とは何かわからない人が多いと思うが、幸いにもマスターカードの日本語版のFAQに解説があった。
参考にするといいだろう。
最後に、プレミア・マスターカードに関しては、Traveler Rewards Programme(旅行者ポイントプログラム)やHSBC Premier Privileges(HSBCプレミアカード特典)なども用意されている。
全部を使いこなすのは金銭的に到底無理だと思うが、このプレミア・マスターカードの保有者は、プラチナカード並みのサービスが受けられると思われるので、登録が必要なものはチェックしておくといいだろう。
ほとんどの人は英文のサイトを読みこなすのは面倒だと思うので、ワールドマスターカード(日本語版)と、プライスレス香港(日本語版)をチェックしておけば、特別な記念日などのときに役に立つことだろう。
ちなみに、マイレージプログラム(Mileage Programme)との紐付けは年会費300香港ドル、又はUS40ドル(約5,000円)かかり、残念ながら、空港のラウンジ(HSBC Premier Airport Lounge Access)は、世界中でわずか4ヵ所のみ、それもブラジル2ヶ所(サンパウロ・クリチバ)と、メキシコシティにトルコのイスタンブールだけ無料利用の特典がある。
クレジットカードの年会費が無料なので、文句は言えないが、どうせなら香港や東南アジア諸国で使えるようにできないのかと思う。
HSBC PowerVantage (現在のHSBC Advance)口座を持つ
HSBC Advance - The service you need for today and tomorrow Dear customer, Today we are proud to present HSBC Advance: a brand new financial service designed around your needs. This will replace your current PowerVantage service with a wealth of new financial services and privileges from 1 February 2010, without any additional requirement and service fee. お客様各位 このたび私たちはHSBCアドバンスというお客様のニーズに合った真新しい金融サービスを紹介することを光栄に思います。 これは、現在のパワーバンテージに、2010年2月1日から始まる、追加の条件やサービスチャージなしの豊富な新しい金融サービスと特典を付けて生まれ変わるものとなります。 |
2006年8月以降、日本から郵送でHSBC香港の銀行口座が開設できるようになっているが、2012年2月からは郵送での口座開設時にBank Reference(日本の銀行による照会状)が2通必要になったことにより、事実上不可能となっている。 いずれにせよ、投資口座は現地へ行かなければ開設できないため、郵送による口座開設はほとんどメリットがないと言える。 また、下記に記した現地へ訪問した場合の口座開設に必要な書類は2003年12月時点のものであり、2012年3月現在では、口座保有者の紹介状は必要なく、パスポートと住所証明のみとなっている。なお、住所証明が日本語の書類の場合、原本に住所部分の英訳を添えてHSBC香港の本支店へ持参する必要がある。(If the new account holder would like to provide bank statement or the utility bill in Japanese as the address proof, you may consider translating the address into English. Please submit the original bank statement or the utility bill and the English version of the address when you visit any of branches in Hong Kong.) この口座開設に必要な書類はしばしば変更されることがあり、自分が香港へ行く時点でContact HSBCからE-mailで問い合わせること。 ちなみに、香港マイタン日記のコラムによれば、日本語が話せるジョン万次郎ことジョン・ラウ(John Lau)氏のいるHSBC香港オーシャン支店(Branch and Express Banking Locator: Ocean Centre Branch: Shop 361-5, Level 3, Ocean Centre, Harbour City, Tsim Sha Tsui, Kowloon +852-2233-3000)で口座開設する場合は、住所証明は日本語の運転免許証や公共料金の領収書でもいいことになっていたが、2013年12月10日からその取り扱いもなくなってしまい、国際免許証か英文の銀行残高証明書が必要になったとのことである。(2013年12月17日-香港マイタン日記-HSBC香港 口座開設が困難に) なお、私が知人をアテンドしたHSBC香港の口座開設を兼ねた旅行記は「2012年6月 香港・マカオ旅行-HSBCアドバンス口座開設」を参考にして欲しい。 |
アジア旅行をしていると主要都市、少なくとも首都には必ず見かける銀行がある。
そう、それがThe Hong Kong and Shinghai Banking Corporation Limited (HSBC)、日本の銀行に限らず、規模が大きければいいというものではないが、一時は大変日本人に人気のあったFsharp銀行のようにオンラインサービスを休止(2003年8月)させられるリスクを考えると、いざというときは現地に気軽に行けるところがいいだろうという選択と、香港株式市場(Hong Kong Exchanges and Clearing Limited)に上場されている株式や、投資信託をオンラインで買えて、11種類の通貨(HKD, USD, GBP, EURO, AUD, CHF, NZD,
CAD, SGD, THB, JPY)を気軽にスイッチできるというメリットからHSBC香港のPowerVantage口座を選んだのだ。
まず、私はHSBC香港にE-mailを送り、PowerVantage口座の開設にはどんな書類が必要か問い合わせをした。
これは支店や担当者によって、あるいは顧客によっても対応が変わるというので、あらかじめ証拠書類としての意味も持たせたかったのだ。
そしてHSBC香港に口座を作るためには開設希望者が直接行かなければならないのだ。
ちなみに単独名義(solo account)で持っていた口座を共有名義(joint account)に変更する場合も同じだ。
Q | I do not have an account with HSBC. How do I open one? | |
A | Please visit any HSBC branch office today to open an account. | |
Q | Can I register for PowerVantage in joint names? | |
A | You cannot register for PowerVantage in joint names online as the logon represents your sole identity only. You are welcome to visit any branch of HSBC if you wish to open a joint-name account. |
と、いうわけで、わざわざ口座だけを作りに香港までの旅費をかけるのはバカバカしい(マイレージの特典旅行の場合でももったいない)ので、観光旅行を兼ねて行けるときに作るというのがベストである。
で、口座開設に絶対に必要なのは
パスポート | これは海外旅行にも絶対に必要なので問題ないのだが、PowerVantage口座開設に使ったパスポート番号はずっと使うので注意すること。 |
紹介状 | HSBC Hong Kongに1年以上口座を持っている人のもの。紹介者が同行すれば不要。 (an introduction letter from an account holder who have an account with HSBC Hong Kong for over 1 year) |
そして、私宛の返信にあったものは
住所証明 | 6ヶ月以内に発行された現住所の証明(例えば公共料金の領収書や銀行の取引明細書)<proof
of existing residential address within 6 months (eg utility bill, bank
statement)> 英文のものとは書いてなかったが、日本語のものしか入手できなければ再度問い合わせるか、窓口のやり取りではあまり重要度がなさそうだったので、なくても大丈夫かもしれない。 投資関係の掲示板でもこれがなくて口座が作れなかった人の話はなかったように思う。 ちなみに私の場合はAmeritradeのstatementがあったので特に問題はなかった。 |
頭金(initial deposit) | HKD10,000(\140,000)もしくはそれ相当の外貨 <An initial deposit (ie. HK$10,000 or the equivalent in foreign currency)> これも本店の場合、口座開設の窓口と入金の窓口は全く違うので後日の送金でも全く問題はないが、店頭でもらうATMのカードをアクティベート(有効化)するために、残高照会あるいは現金の引き出しが必要なのだが、このためにも多少の香港ドルは入金しておいた方がいい。 また、多額の資金を持ち込む場合は、セキュリティの面からも海外送金小切手(overseas remittance checks)を作成してもらった方が無難だろう。 ちなみに、円貨換算で100万円を超える資金を、ハンドキャリーで国外へ持ち出す場合は、税関への申告が必要になる。(税関-払手段等の携帯輸出入の手続) |
も持ってきて欲しい旨が記載されていた。
ちなみに口座維持手数料はSee how HSBC Advance differs from our accountsより
If you maintain a monthly Total Relationship Balance (TCR) of HKD100,000,
our PowerVantage Account services are free. If you maintain a monthly
TCR of HKD10,000 or above, you can enjoy our PowerVantage Account services
for only HKD20 each month. The monthly fee for a TCR below HKD10,000
is HKD60. Please note, the TCR is the rolling average balance of
the previous three months. PowerVantage口座の維持手数料は、前3ヶ月間の平均残高(投資信託や株式の評価額を含む)が100,000香港ドル(1,400,000円)以上あれば無料。10,000香港ドル(140,000円)以上100,000香港ドル未満の場合は月額20香港ドル(280円)、10,000香港ドル未満の場合は月額60香港ドル(840円)となる。 ちなみに、2008年1月からAdvance (旧PowerVantage)の口座維持手数料が無料になる最低平均残高は200,000香港ドル(2,800,000円)以上となり、その基準に満たない場合は月額120香港ドル(1,680円)の口座維持手数料がかかるようになった。また、新たにハードルの低いSmartVantage口座ができたことによりサービス内容も変更になっている。 |
2003年12月のオーストラリア・香港旅行の途上、私はHSBC香港に口座を開設することにした。
HSBC香港には本店のほかに多数の支店があるが、本店の方が非居住者の口座開設に慣れているとのことらしいので、6日(土)の朝、地下鉄(MTR=Mass Transit Railway)に乗って尖沙咀(チムサアチョイ=Tsim Sha Tsui)から中環(チュンワン=Central)まで行った。
当初は私の泊まっている九龍酒店(Kowloon Hotel)のそばにもHSBC香港の支店があったので、そこで開設しようと思ったのだが、担当者が慣れてなくて、拒否されたら困るので、散策がてら本店まで行くことにしたのだ。
地下鉄の中環(チュンワン=Central)からランドマーク(The Landmark)へ足を向ける。
実は、HSBC香港の本店に行くには、皇后像広場(Statue Square)を通って行く方がはるかに近いのだが、まだ営業開始までに時間があったので、朝食を取ろうと別の出口から出ただけだ。
地下道を抜け、皇后大道中(Queen's Road Central)へ出て路地にそれてみる。
そこには朝から営業しているいかにも地元向けの麺屋がある。
麺を食うのにアイスコーヒーというのも妙な取り合わせだが、香港通(!?)の石川さん曰く、これにトーストを加えるのが香港風の朝食だそうな。
いよいよ口座開設のために銀行に出向く。
中には通訳を同行したりする人もいるが、私はたった1人である。
もちろん、これからの会話は慣れぬ英語でやらなければならないのだ。
そして、この時点では海外投資を楽しむ会から発刊された「小富豪のための香港金融案内」(2003年12月3日発刊)は、発売からまだ日が浅かったので私は購入できなかったのだ。
まず、吹き抜けのエスカレータを上り、受付のスタッフにPowerVantage口座を開きたい旨を伝えて番号札をもらう。
すぐに別の人が専用窓口へ案内してくれるので、またそこでしばらく待っている。
通常、外国の銀行なんぞに用があるのは旅行で行ったときに日本円を現地通貨に両替するときくらいで、さしたる英語力がなくても、場合によっては笑顔だけで問題なく用が済むが、今回はそうはいかない。
口座開設の担当者との面談が始まる。
別に大したことを聞かれるわけではなく、本来なら口座開設の書類に書くべき項目を口頭で質問されるので、それに答えていくだけだ。
担当者がそれを端末に一通り入れ終わると、打ち出された書類にサイン(日本語でも可)しろと言われるので、それに記入すれば終りだ。
あとはインターネットバンキングの登録をしたいと言ったら、その場で端末操作もやってくれた。
自分で登録したID番号とPIN(暗証番号)を手帳に控えて、その後の旅行に行ってしまったのだが、それだけではダメだと気づいたのは帰国した後だった。
で、一番重要なのが、担当者が「何のためにHSBC香港に口座を開くのか?」ということを途中で聞いてくるので、それに用意しておいた答えをすればいい。
要は「香港株投資や様々なミューチュアル・ファンド(mutual fund)に投資してみたい」ということを言っておけばいいと思う。
そうすればPowerVantage口座を開いたと同時に投資用口座も開いてくれる。
ただ、そのときに投資アドバイザー(investment advisor)との面談があるので、あらかじめ自分が買いたいと思うファンドや株式をセレクトしておくといいと思う。
投資信託や株式投資をこれからやろうという人は、HSBC香港のファンド検索(Search Unit Trust Products)からFund TypeをGuaranteed Fund(元本保証型)にして選択するといいかもしれない。
どうせ何種類かの投資をするわけだから1つは元本保証型で問題ないだろう。
Safe Custody Charge(信託手数料) |
過去6ヶ月間に株(Local Securities)の売買、又は保有をしていた場合、毎年6月と12月にSafe Custody Charge(信託手数料)という名目でHK$100ずつ徴収される。(HKD100
half-yearly for customers who have securities transaction record(s) or
securities holdings in the six month period on or before 1 June and 1 December
each year.) この信託手数料は、2009年6月1日以降、過去1ヶ月間に株の売買や保有をしていた場合、毎月HK$25ずつ徴収されることになる。(Effective 1 June 09, HK $25 monthly for customers who have securities transaction record(s) or securities holdings in the 1-month period on or before the 1st of the following month.) |
私は頭金(initial deposit)がファンドの投資額に及ばなかったので、書類を担当者に預けて後で送金し、その旨をE-mailで通知する方法で購入した。
また、私は口座開設時、この本を買っておらず、もちろんこのことも知らなかったが、結果的には正解だったような気がする。
ちなみに、私が面談した投資アドバイザーはMy Life Planner機能を使って、将来の資金需要予測までしてくれたが、外資系の金融機関は往々にしてこういうことをしてくれる。
はっきりいって、そのときになると頭がボーっとしてきていたのだがね~
インターネット・バンキングに関する注意点を「小富豪のための香港金融案内」も参考にして