自由人を目指す会 IN 名古屋(2014.2.1)
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去る1日に名古屋で「自由人を目指す会」と銘打ったオフ会を開催した。
オフ会といっても参加者は3人、当初、私が愛知の自由人・風じさんと密会をする予定だったところに、かねてより参加させて欲しいというオファーをくれていた京都美人のりりぃ・リトリートさんに声をかけたのだ。
もちろん、経済的な自由人になるための秘訣を伝授していただく講師は風じさん、受講生2人は新幹線に乗って名古屋まで馳せ参じたというわけだ。
私の場合、東京にも自由人の師匠であるもっさんがいて、彼が講師を務めるセミナーには2回ほど参加させていただいている(2013年10月22日−「知っているようで意外と知らないお金について大切なこと」セミナーに参加してみた 2013年12月15日−面倒くさいは貧乏の始まり)が、風じさんとの会合は基本的に飲み会である。(笑)

今回の密会の場所はヒルトン名古屋ホテルのレストラン、昼食は日本料理「源氏」でステーキランチを堪能し、その後にロビー・ラウンジ「ザ・ギャラリー」に移動して投資談議などに花を咲かせた。
私は今回のオフの参加にあたって、いつもの格安ビジネスホテルでなく、大枚叩いてヒルトンホテルに泊まり、往復の移動も新幹線のグリーン車を使うことにした。
自由人への飛躍に向けて自分なりに気分を盛り上げたかったからだ。
それに今月は何もできなかった先月の反動でセミナーやイベントへの参加が目白押し、その皮切りとして相応しいスタートを切りたかったのだ。

ところで、風じさんの話の要諦は固定費(特に住居費とiPhoneなどの通信費)の節約、彼はこれができるか否かが自由人として成功するかどうかの鍵を握ると言う。(2014年2月4日 リストラおやじのあぶない生活!−投資で食って行くために考えること
要するに、日本居住者が月額20万円(手取り年収240万円)の不労所得を金融資産から得ようと思ったら、配当などの年利回り7%の商品で運用した場合、

月額配当所得(手取り)/0.79685<源泉税引前の計算:所得税(復興特別所得税を含む)15.315%、住民税5%>×12ヶ月/0.07(年利回り)

の算式に当てはめると、投資元本は約4,300万円必要となる。
参考までに、ここで年利回り7%の商品で運用と書いたのは、私がHSBC香港で投資しているAllianceBernstein - American Income Portfolio(fund code: U62407 毎月分配型、豪ドル建の年利回り約7%)、これは最もリスクレベルが低い(1)とされているが、これを基準にしたものだ。
さらに、年利回りを1%上げて8%で計算、つまり、より高いリスクを取る覚悟があれば、投資元本を約3,800万円にまで減らすことができる。
ここで、毎月配当(分配)型のファンドに投資することに対して、抵抗感のある方も多いと思うが、私の考え方を「Toward a dream-come-true『経済的自由への扉は開かれた』」に書いてあるので、参考にしてもらいたい。

ちなみに、日本の証券会社でこういった商品に投資しようとするなら、フィディリティ証券のファンド検索などを使うか、米国株口座を開けるところに口座を持ち、Dividend Stock Screenerを利用して、Share Price(株価)、Dividend Yield(配当利回り)、Dividend Payout Frequency(配当の頻度)などに任意の数値を入れることによって調べた高配当銘柄に投資するといいだろう。
こうした米国株銘柄の株価情報を日本語で得たいならば、MSN Money 株式から「株価検索」の「銘柄、指数、またはファンド名」に銘柄コード(ticker symbol)、国を米国にして検索すればよい。
また、これから経済的自由への第一歩を踏み出したいという方は、「今日から新しい人生を歩みたい人のための投資入門講座」をお読みいただくといいだろう。

風じさんは、早期リタイア後の月次の支出を10万円程度に抑えられれば、これでも十分に暮らしていけると言う。
このことは、東京でセミナー講師を務めるもっさんも常々言っていることで、彼は月次の支出が10万円であれば、不労所得が月額11万円でもお金持ち、という言い方をしている。
もっとも、日本で生活するにあたって、手取り年収240万円で十分に暮らせるのか、という点については懐疑的な人も多いだろうが、総務省統計局の「平成24年版 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)」、その中の「高齢者の家計」を見て欲しい。
「平成23年(2011年)の高齢無職世帯の1世帯当たりの月額収入(税込み)は185,000円、一方、生活費などの消費支出と税金などの非消費支出を合わせた実支出は、221,000円となっており、家計収支は36,000円の赤字となり、不足分は金融資産の取崩しなどで賄われている。」と書かれている。
つまり、現在の平均的な高齢者の暮らしがこのレベルであるということは、多くの人は現役を引退すれば、消費のレベルを落とさざるを得ないということだ。
もっとも、この水準は住宅が持家(住宅ローンは完済)で、子供にも手がかからないことを前提に成り立つ暮らしなのだろうが、今のところ、私はこの水準で暮らすにはかなり無理がありそうだ。

従って、手取り年収240万円の水準を上回るようにするためには、投資元本をさらに増やすか、リスクを取って高利回り商品への投資額を増やすかのいずれかとなる。
もっさんは年利回り10%程度まではリスクを取ってもいいのではないか、と私に提案したことがある。
私の場合も、彼の言うように多少はリスクを取る方に傾斜しているのだが、風じさんは「そうして余ったお金は基本的に再投資に回すことが重要である。」と言う。
要するに、72の法則(資産運用において元本を2倍にするためにかかる年数を求める法則)に照らせば、年利回り10%の商品に投資すると、単純計算で7年で元本が2倍になるのだから、10年後にはそれだけ生活に余裕が出ることになるからだ。
とりあえず、数字に出してみると具体的に何をすればいいのか見えてくる。
もっさんのセミナーでも言われた、まずは月次の生活費の見直しが急務だろう、と思うのだった。


ヒルトン名古屋ホテル
Hilton Japan 50th anniversary
Japanese teppanyaki restaurant, Genji, Hilton Nagoya Japanese teppanyaki restaurant, Genji, Hilton Nagoya
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日本料理「源氏」
The Gallery, Hilton Nagoya The Gallery, Hilton Nagoya
ロビー・ラウンジ「ザ・ギャラリー」

世界の山ちゃん
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ヒルトン名古屋ホテル
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