いつもの年なら12月の中旬に忘年会のピークが来るのだが、今年は、その時期に海外旅行へ行ってしまったので、予定のほとんどを新年会に繰越をすることになってしまった私・・・
それでも昨日と、おととい、連チャンで飲み続けたので、今日は何と起きたら昼前だった。
せっかくの年末年始の休みのうち1日をほとんど寝るだけで過ごしてしまったのは何とももったいないことか、それともこれは贅沢なことなのか?
おとといの飲み会は久々に会った美穂さんに彼女の友人と、私には珍しい黒1点の飲み会で、ついつい深酒し、気がついたら終電もアウトの時間・・・
場所は下北沢の「沢乃茶屋・源八」という串焼き屋で、私も友人から誘われて行ったのだが、串焼きが非常に美味なので、私のお気に入りでもあるのだ。
小田急線や京王井の頭線を使って通勤している人や、沿線に住んでいる人には下北沢は聞いたことあるところだと思うが、行ったことなければ、一度はいかが?
美味しいよ。
ところで、彼女たちは私がカルロスというハンドルであることは、美穂さんの方は知っているし、それゆけのメンバーも多少会ったことがあるというレベルなのだが、初めて会った彼女の友人がそんなことを知るわけがない。
プライベート用の名刺を渡した後での「カルロスって何ですか?」という質問から答え、ウェブ上でそういう名前でやりとりしていると言って、ようやく納得した模様。
ウェブから入って、オフ会が来るとある意味スムーズだが、逆はちゃんと説明しないと、私のウェブに来ても、本当にあんたが作ってるのか?とか言われたこともあるくらいで、実物から入った人には、私があんな時事コラムを書くような人間にはとても見えないらしい。
ところ変わって昨日はグルメオヤジの松ちゃんと忘年会だった。
場所は品川プリンスの「鉄板焼・三条」
ここの和牛サーロインをたっぷりと堪能。
夜景の見えるレストランということで、男だけで行くにはちょっと贅沢過ぎるところではあったがそれはご愛嬌。
本格的に投資を再開して早2年半、今年の夏の失態が響いて挫折しそうになったが、何とか少しだけ盛り返してホッとしている年の瀬。
来年は今年の失敗を糧にさらなる飛躍をしたいところだ。
今日の買い物の帰り、ちょっと時間が空いたのであるファミレスに入って来月に控えたFP技能士の試験勉強などしてみようと思った。
実は8月3日の「今日の一言」で書いたように「暇を見つけてテキストを読んでみよう」レベルなので、本腰がまるで入ってない。
海外旅行の移動の最中にでも読もうと重たいのを承知で荷物に入れたら、何と旅行先では5ページしか進んでいなかった代物だ。
通勤時にも常にカバンに入れてあるが、読んでいるのはほんの10分くらい。
あとは深夜のネットで生じた睡眠不足をカバーするためにひたすら寝るだけだ。
こんな按配だから今更やったところで、と思ったが、いつも腕力の鍛錬にしかなってないテキストを開くのもいいかと思ったのだ。
ファミレスのいいところは自宅と違ってパソコンが目の前にないので気が散ることがないことだ。
おまけにドリンクバーを頼んでおけばコーヒーのお替りもできる。
あまり大きな声で話すオバサン族がいたら席を替わろうかと思っていたが、幸いに静かなところだった。
これ幸いに勉強を始めた私だったが、意外なことでそれは中断させられることになった。
A女:「そんなウルトラミニ穿いて寒くないの○○?」
B女:「寒いけど、いい女でいるためには寒くてもミニを穿くのよ」
そんなことで耳ダンボになる私もオヤジだと思うが、ドリンクバーのお替りに立ち上がると、ちょうど視線がそのウルトラミニの女の方を自然に向く形になったのだ。
う~ん、確かにウルトラミニである。
膝上20センチとかいうのでなく、股下5センチとかそういうレベルかもしれない。
しかも生足だ。
さらに言うならば双方ともいい女だ。
何でクリスマスイブにこんなファミレスにいるのか不思議なくらいだった。
ずっと見ていたかったが、あまり視線を動かさずにいると、セクハラとか言われたり、あらぬ疑惑を招くのであくまで自然に振舞わなければならないのがつらいところだった。
そして、三谷さんのブログ(2005年5月6日)で、彼女の友人が「女を上げるためにはハイヒールを履くべし」と言い切ったと書いてあったのを思い出した。
このファミレスにいた女性の言った「いい女でいるためには寒くてもミニを穿くのよ」というのも同じことなのだろうか?
かつて読んだある雑誌の中には、「ミニを穿くことによって常に男の視線に晒され、筋肉を引き締めなくては、という緊張感があっていい」という女性のコラムがあった。
本当かどうかは別として世の殿方には嬉しいけど・・・
ついでながら「今日の一言(2004年2月16日)-復活したミニスカ」なんぞもいかがかな?
今、日本経済に関するニュースは株高と円安基調で景気回復が鮮明になってきた、との合唱が続いている。
巷じゃどこが景気が良くなったのか?と言う声も多々あるが、そのことについては別の機会に書くとして、なぜ今年になって原油価格が急騰したことに対する国民生活の影響について政府もメディアも言及しないことが不思議でならなかった。
これに関してメディアが言及するときは、石油関連株が上がったとかいう一部の投資家以外は全く得にならない記事ばかりで、原油価格が急騰し、為替が円安ドル高に振れれば、相乗効果で物価が上がり始めてもおかしくないくらいの現象なのだ。
おまけに日本は食糧自給率が低く、これらを輸入に頼っているということは、円安がどのような影響をもたらすかは言うまでもない。
私に言わせれば、国民がパニックを起こすのを防ぐためにわざと書いてないとしか思えないのだ。
耐震強度偽装問題で自民党の武部幹事長が11月26日の講演で「悪者捜しに終始すると、マンション業界はつぶれ、景気がおかしくなる」などと発言したぐらいだから、このことを触れないのもわからないでもない。
たぶん、そんな認識は国会議員の中でも一部の者しか持ってないだろうし、本当のことを言えば、株価が下がるから、政府閣僚自らおかしなことを言うな、メディアにはそれを書くな、くらいなことは言っているだろう。
まあ、記者クラブ制度のおかげで国民は「知らぬが仏」でいられるのかもしれないがね。
そう思ったら最近買った「這い上がれない未来」という本の中で著者の藤井厳喜氏が、日本は農業や漁業すらも石油がなければ収穫ができず、まして消費者の元へ輸送することもままならないと、私が思っていることと同じことを書いていた。
彼は、デフレ下の今は生産者が、原油価格上昇分を消費者物価に直接転嫁するのでなく、1パック50グラムで売っていたものを45グラムとか40グラムにして売るといったことで凌いでいると言う。
また、例外的に自給率100%を維持している米も、その生産のためには10キロの米あたり灯油換算で4リットルの石油が必要であり、これにも増して野菜の生産にはビニールハウス栽培のために石油が多く必要であるという。
つまり、彼はこれはあくまで端的な例で、石油が輸入できなければ国民生活も経済活動もすべてがストップするような事態であると言っているのだ。
こういうことに対して政府も国民も危機感がないのはどうしたことかと・・・
そういえば最近野菜の値段が上がっていると思わないか?
これは例年のように季節の需給要因だけで説明がつくものなのか?
それとも・・・
灯油価格が過去最高に-寒波で需要急増 (2005.12.21 日経新聞) |
石油情報センターが21日発表した灯油の給油所店頭価格(全国平均、19日時点)は1缶18リットル当たり1263円と前週比10円上がり、過去最高値となった。 12月以降の寒波による需要急増で石油各社の在庫が減少し、灯油の需給状態が締まっているため。 レギュラーガソリンは1リットル129円と前週比0.2円下落。8週連続の下落となった。 灯油は5日まで4週連続で下落していたが、12日以降上昇している。 需要急増による在庫の落ち込みで、市場に出回る灯油の量が減少。 石油各社が自社の系列販売店以外に安値で出荷する業者間転売品と呼ばれる灯油の卸値が急騰しているため。 また、エクソンモービルが16日以降出荷分の灯油の系列店向け卸値を1リットル5円引き上げたことも影響している模様。 石油連盟によると業界の12月中旬の灯油在庫量は前年同期比12%減の約410万キロリットル。 寒波の影響で12月末には同15%減の約340万キロリットルまで減る見通し。 軽油とハイオクガソリンは前週比0.1円下がり、それぞれ1リットル105.7円、同140.2円となった。 |
私はこの記事を読んだときわが目を疑った。
外務官僚ともあろうものが国際共通語である英語は最低でもできると信じられていたからだ。
その信頼がにわかに怪しくなったのは2002年5月8日に起きた中国・藩陽の日本総領事館で起きた北朝鮮亡命者連行事件のときだ。
亡命者が手渡した英文の書類を領事館員が読めない、とか言ったと伝えられたときから私はまさかという疑念を抱いていた。
小泉首相は郵政民営化のために命を賭けるとか言ったが、ニューズウィークのファリード・ザカリア編集長が外務官僚のことをこき下ろしたという下の記事を読めば改革が必要なのは郵政より外務の方だということは明白だ。
今も昔も対外交渉能力の巧拙は国運を左右するのだ。
近世においてはフランス語、現代においては英語は外交当事者の必須の言語であるはずだ。
それが話せない外交官など何の価値があるというのだ。
むしろ日本にとってスポットライトが当たらない地味な在外公館のスタッフは有能な者もいると聞くが、国際政治を左右するような地位にある外務官僚の能力がここまでこき下ろされたままでいいわけがない。
小泉首相自身が外交音痴だからどうしようもないのだが、それを支える外交官も旅行会社の添乗員レベルの語学力しかないのだとしたら10年後にはそれこそ誰も日本のことを相手にしないだろう。
なぜなら国際政治に影響力のない小国の外交官でさえ、自国をアピールするために英語を駆使しているのが現実だ。
今や日本の近代化と繁栄に尽力した先人の努力が台無しになろうかという瀬戸際なのだ。
外務官僚は英語ができない! ニューズウィーク編集長がボロクソ (2005.12.17 日刊ゲンダイ) |
鈴木宗男議員に国会でボロクソにやられている外務省が、またまた、酷評された。 今度はニューズウィーク誌のファリード・ザカリア編集長(国際版)。 先週、経団連で行なわれた講演で、日本の外務官僚は英語ができないからダメだと、ばっさり切り捨てたのである。 講演でザカリア編集長はまず、「日本が国連安全保障理事国入りに失敗したのは信じられない。日本は世界第2位の経済大国で毎年100億ドルの援助を拠出している。それなのに、日本の常任理事国入りを支持した国はほとんどなかった。日本は外交が洗練されておらず、稚拙で長期的計画を持たず、世界の仲間入りをしていないからだ」と酷評。 返す刀でこう言った。 「日本の外交官は中国と比較すると、特に45歳以下は実に大きな差がある。中国の外交官は頭が切れ、皆、英語を話し、国際舞台でどう動けばいいかを熟知している。日本の外交官は上下関係にうるさく、官僚的で、非常に静かで英語ができない人が多い。英語は外交とビジネスの共通語だ。その国が世界とどの程度うまくいっているかを物語る。日本が国際社会で正当な地位を得るためにはこうしたことを変えなければならない」 外務官僚もここまで言われたら、形無しだろう。 ついでに言うと、現在、来日中の「ユダヤ人と日本人の不思議な関係」の著者、ベン・アミ・シロニー(Ben‐Ami Shillony)前ヘブライ大学教授はこう言っている。 「日本は外国に友人を持っておらず、金で友情を買おうとしてきた。国民の税金の大変な無駄遣いだ。これだけの金をつぎこんで得られたのは外国からの敵意だけだ」 外務省は反論できるか? |
昨年の12月12日の「今日の一言」を見て、よくぞこのときの予想がものの見事に外れたものだと感心することしきりである。
もちろん、今年の投資収益目標も達成にはほど遠い状況である。
年収程度のパフォーマンスを上げたいなどとよくぞ言ったものだと、自己嫌悪に陥るくらいだ。
7月末頃は「今年で最も最悪のとき」とか書いていたし、それは秋口まで続いたので、今年は本当にダメだと腹を括りつつあった。
そして、今年も恒例の香港オフがあり、香港通の石川さんが「金運お守り」として買うといいよ、と言ってくれたのが、左のコインだ。
廟街(Temple Street)にある露店でたくさん売られていて、1つHK$25(\380)程度のものだが、これが何と不思議なことにサイフに入れておいたら、旅先で大きなボッタクリやトラブルに遭うこともなく、充足感溢れる旅路であったのだ。
また、例年だと海外旅行へ行っている間にポートフォリオのパフォーマンスが悪くなって、帰国した後で、旅先で使ったクレジットカードの清算と合わせて気が重くなるところなのだが、今回は意外なことに持ち株が上がり続けていくぶん収支改善がされたことに気を良くしているのだ。
今回の収支改善の主役は、日本株ではダヴィンチ・アドバイザーズ(4314)とぐるなび(2440)、ADR(American Depositary Receipt/米国預託証券)では4月に買ったブラジル株のBanco Bradesco (BBD)が絶好調だし、秋口に買い増ししたHSBC Indian Equityもなかなか調子がいい。
この幸運のコインを買うように薦めてくれた石川さんのおかげとも言えるが、最近の情勢はようやく最悪期を脱しつつある今年の私の運勢を物語っているような気がする。
昨年末は調子に乗ってオイタが過ぎたようだが、今年はこれに懲りて年末の投資は慎重にしようと思う。
何だか夏以降の日本株の上げもそろそろきな臭くなってきていることだしね。