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3月31日(土)-タンク将軍と行く東京夢の島マリーナ花見大会

去る3月28日、香港の投資家である笹子さんが、東京夢の島マリーナにあるレストランDimare(3月26日~4月11日まで休業)を借り切って、「タンク将軍と行く東京夢の島マリーナ花見大会」と銘打ったパーティが開催されたので、私も参加させていただいた。
当初の募集段階では、30名ほどのこじんまりとしたパーティだったものが、蓋を開けてみると100名を超える人が集まる大パーティになっていた。
それにも増して凄かったのが、これだけの人数分の料理とお酒が振る舞われたにもかかわらず参加費は無料という大盤振る舞い、もちろん、各自の好意でドリンクや食材の差し入れもすることになっていたのだが、有り余るほどのステーキやお酒の量に参加者一同、感謝感激である。
年度末の平日にもかかわらず、開始時刻の16時にはかなりの暇人(笑)が大勢参加、笹子人脈の凄さを垣間見たような気がした。
夜が更けてくると、クリスタルキングのムッシュ吉崎さんの即興ライブまで登場、皆で手拍子を叩いて会場は大盛り上がりを見せた。
パーティで予定されていた5時間はあっという間に過ぎ、最後はジャンケンプレゼント大会も催され、皆がほろ酔い気分の中で宴会は幕を閉じた。
このような素晴らしいイベントを主催してくれた笹子さんを始め、関係者の方々にはあらためてお礼を言いたい。

全体的に見れば満足のいくパーティだったが、私自身は最後まで気分が晴れない憂鬱な一日となった。
その原因は、2年にわたって私に付きまとい、弁護士の警告も無視して、今回は私の友人のNさんに会うことを口実にパーティに闖入してきた女性で、彼女のおかげで、浮かれ気分は一変、私の友人も含め、周囲の人がまるでお通夜に参列した後のような陰鬱な気分になったからだ。
最後は笹子さんが彼女を強制的に退去させたため、皆ホッとして歓談を再開したものの、私たちは出口で彼女に待ち伏せされるのではと、最後まで緊張しながら過ごさなければならなかった。
いったい何を目的に闖入してきたのか、最近では被害妄想の度が増してきており、些末な理由による嫌がらせが激化しているので、さすがの私も堪忍袋の緒が切れかけている。
今回参加しなかった別の友人からは何の容疑でもいいから刑務所にぶち込めという過激な意見も出ている。
いずれにせよ、近いうちに法的手段を行使しなければ、こちらの身が持たない。
そんな気分にさせられた一日だった。

タンク将軍と行く東京夢の島マリーナ花見大会 タンク将軍と行く東京夢の島マリーナ花見大会
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3月29日(木)-歌舞伎町のマラコー(Marako)はバンコクの香り

去る3月24日、ヤムの会のkimcafeさんひょうちゃん、じんさん、ささきさん、石井さん、そして私の6人でオフ会を行った。
実のところ、私は3月21日にアメリカ・メキシコ・ボリビア旅行から帰国したため、昼夜逆転の時差ボケがようやく解消されたばかりで、結構ヘロヘロの状態だったのだが、定年退職されたkimcafeさんの長期海外旅行の合間を縫って開催されたイベントなので、ちょっと無理して参加することにした。
一次会は、ネパール料理のソルマリ、開始時間は何と17時、いくら土曜日でも早すぎるだろうと思ったら、メインイベントは二次会のタイカラオケだったらしい。(笑)
一次会の店は本場ネパール仕込みのモモというのが絶品らしく、先に来ていたkimcafeさんらもそれを頼んでパクパクと・・・
後から入った私も追加注文して食べてみたのだが、結構美味しい。
私たちが店を出る頃には店内も満席の状態で、韓国租界みたいな雰囲気の大久保の中にあって、なかなか人気のネパール料理屋のようだった。

そして、kimcafeさんたちがメインイベントと呼ぶタイ料理店のマラコー(Marako)へ向かう。
彼らはヤムの会の宴会ではここに必ず行っているようなのだが、私が行くのは初めてのことだ。
店内の雰囲気は普通のカラオケスナックのようだが、TimeOut Tokyoで紹介されるほど有名な店らしく、在京タイ人の憩いの場となっているようだ。
事実、私たちが入ってしばらくすると、タイ人のグループが続々とやってきて、カラオケに興じている。
私が驚いたのはタイ人というのはこんなにカラオケ好きだったのかというのことと、ここに来ている日本人のオヤジたちのタイ語の流暢さだ。
オヤジたちは雰囲気的にエロモード満載の感じがあったのだが、語学を学ぶには外国人の彼女を作るのが一番というのは、揺るぎのない定説であることが証明されているようなところだった。
東京の中にぽっかりと浮かぶバンコクの街、それがマラコーという店の魅力なのかもしれなかった。
つい先日海外旅行から帰国したばかりの私だが、ここに来て、またタイに行きたくなってきた。(笑)


3月25日(日)-リーマンショックから10年、マネーショート(The Big Short)の季節がやってきたのか

The Big Shortリーマンショック(Financial crisis of 2007–2008)から10年、株や仮想通貨などの金融資産が爆上げを記録した昨年に比べて、今年は下げ基調が際立ってきている。
株式市場に関して言えば、先月上旬に調整局面入りしたと報じられた米国株市場が(2018年2月9日-【米国株・国債・商品】S&P500が調整局面入り、金利上昇警戒)、今回は貿易戦争と金利上昇を警戒(2018年3月24日 ブルームバーグ-【米国株・国債・商品】株が大幅続落、ダウ平均は11月以来の安値)ということで、一時期の反転基調をすべて打ち消すかのような下げを演じた。
3月23日の終値は、ダウ平均(Dow Jones Industrial Average)が、2018年1月26日に付けた最高値の26,616.71ドルから約3,000ドル安の23,533.20ドルとなった。
しかも、朝方は前日の暴落から反転しそうな勢いだったのが、終わってみれば、-424.69ドルと大幅に続落、非常に危険な兆候だと言えるだろう。
これで、明日の日本市場も軟調な展開が予想され、下手すれば日経平均株価は20,000円の大台を割る可能性すら出てきた。
日経平均株価の最高値は1月23日の24,129.34円だったので、こちらも3月23日の終値ベースでは、ダウ平均以上の下げ幅を記録していることになる。

私が1月18日付のコラム「2018年ラバ吉(Lovers Kitchen)の新年のごあいさつ会」で、「一方の日米の株式市場は最高値を更新する勢いで、まさにロケットスタートとなったのだが、仮想通貨の相場のようにいきなり崩落しないか怖いくらいのレベルだ。(2018年1月17日 ブルームバーグ-ダウ平均、初の2万6000ドル台-決算巡る楽観が強気相場を加速 2018年1月18日 ブルームバーグ-日本株は続落、2万4000円乗せ後に失速-金融や通信安い、高値警戒も)」と書いたときから、わずか2か月でこうなるとは思ってもいなかったが、2年前に流行った(!?)「マネーショート-華麗なる大逆転(原題:The Big Short)」のストーリーのそのものの展開が、年内に待ち受けているような感じもしてきた。(2016年3月19日-米国の投資銀行が売りさばいている新しい金融危機の火種
リーマンショック(Financial crisis of 2007–2008)の翌年から一本調子で上げてきた米国市場が変調し、世界的に不安定な兆しが出てきた株式市場、今まで蓋をして隠してきた爆弾が破裂したとき、金融恐慌という四文字がメディアを賑わすことになるだろう。
個人的にはそうならないことを祈りたいが、それに対する備え、例えば、インバース型ETFの投資の準備などをしておいて損はないだろう。


3月5日(月)-南米旅行前のラバ吉(Lovers Kitchen)パーティ

去る3月3日、お世話になっているラバ吉(Lovers Kitchen)の「極上築地の旨い魚と肉を食す会」が開かれた。
この日は私の誕生日の翌日ということもあり、明日からの南米旅行旅立ちの前に美味しい食事をしようと思って参加したのだが、自分で言うのも何だが、このイベントの出席回数は群を抜いていると思う。
この日は、昨年11月の北海道旅行でご一緒したまことさんも参加していたので、タイへの移住がいつ頃になるのか聞いたところ、今年の夏を予定しているとのことだった。
タイならば私も気軽に行ける国なので、彼が移住をして落ち着いたら遊びに行こうかと思っている。
また、今回のパーティには、玄人はだしのイラストを書かれる酒子さんが参加していて、ご本人の著作権があるので、ここでは彼女の力作を紹介できないが、写真とは違った雰囲気が醸し出されていてとてもいい感じのものだった。

ところで、私は2013年の夏にiPhone 5を持つようになって以来(2013年6月18日-iPhone5とiPad(Wi-Fi + Cellularモデル)を買ってみた)、ご多分に漏れず、イベントや旅行の時には、デジカメの代わりに、それで写真を撮ることが多くなり、それに伴って、バックアップ用のiCloudOne Driveにも写真が整理されぬまま溜まるようになっていった。
先日、iPhone 6の充電池の寿命がきて交換したこともあって、そろそろ新モデルに買い替える(あるいはSIMフリーのiPhoneだけにする)ことも考えなければならない時期になってきたこともあり(2015年6月23日-ソフトバンクのiPhone5からMNPでauのiPhone6に乗換 2015年9月28日-海外旅行用にSIMフリーiPhone 5sを購入)、このところ写真の整理をしていたら、良くこれだけ撮ったなと思えるほどの量があった。
旅行もさることながら、飲み会も多く、至るところで写真を撮っては、フェイスブックにアップしていたのだ。
その中でラバ吉(Lovers Kitchen)主催のパーティは、2014年8月16日のオープニングパーティ以来、あらっきーさんの事務所で開催されるものだけで30回を超え、旅行なども含めると40回に迫ろうかという勢いだった。
いやはや、毎度お誘いいただき感謝です・・・今後ともよろしくお願いします。

ラバ吉の極上築地の旨い魚と肉を食す会 ラバ吉の極上築地の旨い魚と肉を食す会
ラバ吉の極上築地の旨い魚と肉を食す会 ラバ吉の極上築地の旨い魚と肉を食す会
ラバ吉の極上築地の旨い魚と肉を食す会 ラバ吉の極上築地の旨い魚と肉を食す会

3月4日(日)-往復で約3割引き、かなりお得な成田エクスプレス(N'EX)往復きっぷ

成田エクスプレス海外旅行へ行くときの首都圏の玄関口の一つとして成田国際空港があるのは皆さんもご存知のとおりだが、都内から成田空港まで格安に行くなら東京シャトル(東京駅から1,000円、事前予約で900円)や、京成スカイライナー(上野、日暮里から2,470円)を使う人が多くなっている。
実際に私が乗ったときの感じでも、この2つのルートが最も混雑していたような感じがするくらいだ。
一方、東京空港交通の空港リムジン成田エクスプレスは、平日のラッシュ時などに東京や日暮里で乗り換えをするのが煩わしい人にとっては有用な交通手段である。

ところで、この成田エクスプレス、私も良く利用するのだが、全車指定制ということもあり、往路はフライトの時間が決まっているので、それに合わせて指定券を取っていたのだが、復路は飛行機の遅延の可能性があるし、預け荷物が出てくるのに時間がかかることもあって、成田空港駅から列車に乗れる時間が読めないので、指定券の予約をするようなことはしなかった。
そもそも、成田エクスプレス自体が、事前予約しないと乗れないほど混んでいる列車ではないので、空港駅に着いたタイミングで切符を買えば十分だった。
また、成田エクスプレスとの接続のタイミングが悪ければ、快速「エアポート成田」(2018年3月17日から愛称廃止)のグリーン車に乗ったり、リムジンバスで帰宅することもあった。

成田エクスプレスの運賃を単純に計算すると、横浜から成田空港まで普通車指定席で片道4,290円(運賃 1,940円 特急指定席 2,350円)なので、片道ずつ買うと、8,580円となる。
仮に、復路を快速「エアポート成田」のグリーン車にした場合は、土日祝日の乗車で、切符を駅で購入した場合は、1,940円+780円なので2,720円になり、合算すると7,010円となる。
同様にリムジンバスだと、片道3,600円なので、合算すると7,890円となる。
ただ、各種のクレジットカードで、ゴールドカード以上のステータスを持っていると、復路は荷物の宅配を無料でやってくれる場合も多く、東京駅の到着時刻がラッシュ時間帯のピークに当たらなければ、あまり苦労はないので、前述した東京シャトルを使えば、復路は1,000+470円(東京-横浜)で済み、合算すると5,760円となる。(2017年3月3日 ダイヤモンド・ザイ-「国際線手荷物無料宅配サービス」が付帯しているクレジットカードで、海外旅行の道中を楽ちんに!手ぶらで海外旅行に行けるカードの特典の利用法!

私は勤務形態が非常勤になってから定期券というものを持たなくなり、また大人の休日倶楽部ミドルカードSuicaオートチャージ機能を付けた結果、最近では首都圏の鉄道の自動券売機にはほとんど用がなくなっていた。
ところが、先日、フト思い立って、久しぶりにJR横浜駅で自動券売機を見ると、タッチパネルにおトクなきっぷというものがあり、N'EX往復きっぷ(普通車)N'EX往復きっぷ(グリーン車)というのが表示された。
おお、何だと思って進めていくと、値段が表示され、普通車指定席が往復で6,170円(約28%引き)、グリーン車は7,710円(約34%引き)となっていた。
懸念していた帰りのチケットは、オープンチケット(事前の列車指定が不要)にもでき、14日間の有効期間内であれば、自分が乗れる列車の指定券(グリーン券)を駅の窓口で買い求めればいいことになっている。

このN'EX往復きっぷ、利用日当日に買えないのと、有効期間が14日という制約はあるが、価格面で言えば、普通車指定席であれば、復路を東京シャトルにした場合並みに安く、グリーン車に乗った場合は、片道ずつ指定席を買うよりも安いことになる。
ちなみに、N'EX往復きっぷは2013年3月1日から発売していたそうだが、私の場合、羽田空港から旅行する機会も増え(2010年9月2日-32年ぶりに羽田空港発着の国際線の定期便再開)、あるいは往路が成田前泊の場合も含めて、職場から成田空港へ直行の場合もあり、往復とも成田エクスプレスを使ったことは意外に少なかった。
ついでに言うなれば、今後予定している海外旅行ではN'EX往復きっぷを使う機会がないので、もしかすると、発売期間とされている2019年(来年)9月30日まで購入することはないかもしれない。
もし、皆さんが成田エクスプレスに乗る機会があれば、このN'EX往復きっぷを検討してみてはいかがだろうか。


3月3日(土)-コインチェック社提訴の第二次原告団に参加を決定

私は、去る2月5日付の「コインチェック被害対策弁護団結成」と、2月7日付の「コインチェックNEM不正流出事件に対処するために」で紹介したコインチェック被害対策弁護団から資料を取り寄せ、メルマガも購読していたのだが、このたび第二次原告団に参加することを決定した。
理由は、2018年2月10日付の共同通信の記事にあるように、コインチェックのような仮想通貨交換業のみなし業者が営業できる期間を限定する方向で金融庁が検討しているとの記事が流れたからだ。
ここでいう「仮想通貨交換業のみなし業者」とは、情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律(平成28年6月3日法律第62号)の中にある「資金決済に関する法律の一部改正」の附則第8条(資金決済に関する法律の一部改正に伴う経過措置)で、新法施行の日(2017年4月1日)の時点で仮想通貨交換業を営んでいた者は、6か月間もしくは、金融庁への登録申請の可否決定が出るまでは営業できる業者のことで、そのためにコインチェックは、2017年10月以降も営業活動ができているわけだが、将来的に登録申請が拒否された場合は、事業廃止ということになる。
普通の状態であれば、自分の預け資金を他社へ動かせばいいだけだが、コインチェックの場合、それができない可能性も大きく、ここで正式に債権者として法的地位を確保しておく必要があると思ったからだ。

ところで、問題の弁護士費用だが、着手金が21,600円(税込み)プラス成功報酬(請求額が1,000万円以下の場合)ということなのだが、これは個人訴訟をするのに比べれば破格の値段であり、私にしてみれば保険というレベルのものだ。
この先、コインチェックから誠意ある回答があることを期待したいが、私としては原告団に名を連ねたことで、保険を掛けたつもりでいる。
仮想通貨のネム(XEM)の被害者が26万人と報じられているのに対し、現時点での原告は合計144人と報じられている。(2018年2月27日 Business Insider Japan-コインチェック集団訴訟、提訴相次ぐ 計144人が原告に
ほかの人はコインチェックの誠意に期待して様子を見ているのだろうが、資産の回収を諦めたのでなければ、自分の残高に応じて、保険を掛けるかどうか判断すればいいように思う。
なお、弁護団からのお知らせ第7号で、2018年3月17日(土曜日)の15時からTKP東京駅前会議室(東京駅八重洲口)にて説明会を実施するとのアナウンスがあった。
残念ながら私は出席できないが、コインチェックに仮想通貨をお持ちの方は、弁護団に問い合わせの上で、空席があるようなら参加してみてはいかがだろうか。

仮想通貨、みなし業者営業に期限-基準未達で登録拒否
(2018.2.10 共同通信)
仮想通貨交換業者コインチェックの仮想通貨流出問題で金融庁が、登録申請中の交換業者である「みなし業者」が営業できる期間を限定する方向で検討していることが10日分かった。
一定期間を経ても安全管理体制が不十分で基準を満たさない場合は登録を拒否する方針だ。
登録拒否になれば事実上、交換所の運営はできなくなる。
交換業者は昨年4月の改正資金決済法で登録制となった。
みなし業者は法施行前から営業していた業者に対して、特例として認められている形態で、登録申請をしている間は営業を続けることができる。

関連記事:金融庁-コインチェック社事案に関する3省庁(警察庁・金融庁・消費者庁)局長級連絡会議の開催

3月2日(金)-日本のパスポートは世界最強、2月10日からウズベキスタンもビザなし渡航可能に

世界最強となった日本のパスポート2018年版のヘンリー&パートナーズのパスポート指数(Henley Passport Index)によれば、日本のパスポート保有者は、海外旅行をする際に、ビザなし渡航が認められる国が180カ国になり、シンガポールと並んで、世界最強となったとCNNで報じられた。
このパスポート指数は、日本は例年、上位にあり、航空券を取得するだけで、ほとんどの国へ渡航できる優越的な地位を保ってきた。
しかも、出入国審査で質問されることは稀で、入国審査官から何か聞かれただけで、あるいは、帰国便の航空券の提示を求められただけで、海外旅行コミュの話題になるくらいのものだ。

もちろん、ビザを必要とする国でさえ、空港でのアライバルビザの申請で済む場合も多々あり、また、ビザを必要とした国が、それを免除する国のリストには日本が入っていることは数知れず、私たちはその恩恵にたっぷりと浸かっている。
つい最近では、中央アジアにあるウズベキスタン(Uzbekistan)が2018年2月10日からビザなしで渡航できるとアナウンスされている。(駐日ウズベキスタン共和国大使館-ビザ申請
私が海外旅行記をスタートさせた1990年代から、先人たちが築いてきた恩恵を、次世代に引き継ぐことが私たちの使命であると書いてきたのだが、日本のパスポートが、世界最強と言われるまでになったことは誇っていいと思っている。

一方、英文記事の表題は、アジア諸国のパスポートは世界中で最も強いというものだが、これは私が渡航した感覚でも経済的に裏打ちされた確固たるものだと思っている。
1991年のトルコ・ギリシャ旅行のとき、私たちのグループと同道したマレーシア人の医師が、ギリシャの入国審査で延々と質問を受け、ようやく入国を認められたことを目の当たりにしてから四半世紀、今や、アジア諸国の人たちが世界中の主要国をビザなしで飛び回れるようになっているのは、彼らの国がそれだけ経済成長したという証である。
実際のところ、アジア地域で治安状況を心配するほどの国は少なくなり、スリや置き引きさえ、最低限の注意を払えば良くなっているほどだ。
ちなみに、この地域に投資するなら、米国市場のETFであれば、iShares MSCI Emerging Markets Asia ETF (EEMA)、香港市場のETFであれば、iシェアーズ MSCI エマージング・アジア・インデックスETF(香港:2802)が配当金も貰えるし、値上がり益も期待できて良いのではなかろうか。

最後になるが、2018年中に初めての観光ビザの発給が始まるのではないかとCNNで報じられているサウジアラビア(2017年11月25日 CNN Japan-サウジ、初の「観光ビザ」を来年発給へ 観光業振興目指す CNN on November 22, 2017 - Saudi Arabia will issue its first tourist visas in 2018)、旅仲間でもマニアックな国へ渡航することが好きな方はここへ入国することを目指しているのだが、観光ビザ解禁後は、日本人はビザ申請に際して要件が緩くなることが想定できる。(参考:2017年9月27日 ~目指せ200カ国バックパッカー!~アマゾニアンのブログ-念願のサウジアラビアビザGETとビザ情報!
これも、世界最強と言われるパスポートの威力の賜物だろうか。

日本のパスポートは世界最強、180カ国のビザ免除
(2018.3.2 CNN Japan)
(CNN) ビザなしで渡航できる国の数を比較した世界のパスポートランキングで、日本とシンガポールがトップに立った。
ランキングは市民権や永住権の取得支援を手掛けるヘンリー&パートナーズがまとめた。
2018年2月版の報告書によると、日本とシンガポールのパスポートは、ビザなしで渡航できる国がそれぞれ180カ国と最も多く、2位のドイツの179カ国を抜いてトップに立った。

これはウズベキスタンが2月初旬、日本人とシンガポール人に対してビザなしの渡航を認めたことによる。
シンガポールについては昨年、パラグアイの渡航ビザも免除になった。
日本とシンガポールというアジアの裕福な2カ国のランキングが上昇した背景について、シンガポール国立大学のパラグ・カーンナ氏は、「国民が主にビジネスと投資活動に関心をもつ、平和的な商業大国と見なされている」と解説する。

3位は韓国、デンマーク、フィンランド、フランス、イタリア、スペイン、スウェーデンが並んだ。
ビザなしで渡航できる国は178カ国。
マレーシアも169カ国のビザ免除で11位に上昇している。
米国は176カ国で5位にとどまった。
ロシアは3位上昇して45位だった。
中国やアイルランドのビザが免除になったアラブ首長国連邦のほか、ウクライナ(42位)、ジョージア(54位)のランキングも急上昇している。

一方、ランキング最下位はアフガニスタンでビザ免除は24カ国。次いでイラク(27カ国)、シリア(28カ国)、パキスタン(30カ国)、ソマリア(32カ国)の順だった。

英文記事:CNN on March 2, 2018 - Henley Index says Asian passports now the world's most powerful

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