8/29(Wed) | 東京(成田) 11:30-シンガポール航空(SQ)637-17:35 シンガポール(チャンギ) 19:00-シンガポール航空(SQ)948-21:30 デンパサール(ングラ・ライ) | |||||||||||||||
宿泊先 | Flora Kuta Bali (ex Flora Beach) / \2,900 per night | |||||||||||||||
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | ||||||||||||||||
諸費用 | アライバルビザ(7日間有効): US$10=\1,160 空港タクシー / 空港-クタ地域: 40,000Rp=\500 |
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関連サイト | アジア総合リンク インドネシア バリ島 | |||||||||||||||
アドバイス |
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今年4回目となる海外旅行(行き過ぎ?)の目的地は初めてのアメリカ本土上陸ならぬ1993年9月以来、14年ぶりのバリ島となった。
そうなる経緯はリンク先のコラムをお読みいただくとして、バリ島へ行くのに直行便でなく、シンガポール航空を使ったのは、時間がかかってもそれが一番快適に行けると思ったからだ。
それに、シンガポールのチャンギ空港(Changi Airport)は乗り継ぎ便が遅延しても退屈しないで済むし、仮に長時間のトランジットを強いられたとしても全く問題ないほど設備が充実しているからだ。
無料のインターネットコーナーあり、スイミングプールあり、仮眠室あり、半日以上あれば無料で市内観光もできる。
バリ島までの所要時間は直行便に比べて飛行時間(トランジットの時間を含まない)にして2時間余計にかかるが、途中で適度な休憩を入れられると思えばそれも苦痛にはならないだろう。
デンパサールの空港ではATMで当面の滞在費用の引き出しと、日本語リーフレットのピックアップをするといいだろう。
これらのリーフレットと、ガイドブックに掲載された旅行会社の情報と合わせるといい比較になると思う。
ツアーでなしに、バリの遺跡巡りをしたいなら日本語ガイドと車のチャーターをしてもそれほど高くないはずだ。
こんなところは14年前とは比べ物にならないくらい充実していると思った。
もし事前に調べたいならバリ島検索のバリケンでも見るといいだろう。
8/30(Thu) | レギャンビーチで寛ぐ ウルワトゥ寺院でケチャダンス鑑賞 |
宿泊先 | Flora Kuta Bali (ex Flora Beach) / \2,900 per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
諸費用 | ビーチパラソルとチェア: 100,000Rp=\1,250 ボディマッサージ(レギャンビーチにて): 70,000Rp=\880(交渉可) 車チャーター(ウルワトゥ寺院とジンバラン): 150,000Rp=\1,880(交渉可) ケチャダンスのチケット: 50,000Rp=\630 |
関連サイト | アジア総合リンク インドネシア バリ島 ウルワトゥ寺院のケチャダンスの物語 |
アドバイス |
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朝起きるといい天気である。
私の泊まっているフローラ・ビーチ・ホテル(Flora Beach Hotel)には朝食が付いているので、それを食べた後で、ぶらぶらと歩いてビーチの方へ行く。
何も知らなかった14年前は、当時ジャカルタ在住だった友人が手配してくれた高級リゾート、ヌサドゥア(Nusa Dua)にあるバリ・ヒルトン(現在のアヨディアリゾート/Ayodya Resort)に泊まったので、その前のプライベートビーチで寛ぎ、そこで手配した日本語ガイド付きツアーで遺跡巡りをするという、恵まれたリゾートライフを楽しんだのだが、今回はまさにバリの雑踏を体験しようというわけだ。
ホテルから少し歩いたところにあるのがテロ追悼モニュメント(Bali Bombing Memorial)、ご存知の通り、ここは2002年10月12日に路上に止めてあった自動車爆弾が爆発、向かいのディスコなど多くの建物が吹き飛んで炎上し、外国人観光客を含めた202名が死亡した爆弾テロ事件の犠牲者の氏名が記されたモニュメントだ。
一番多かったのは88名が犠牲になったオーストラリア人、次いで地元のインドネシア人が38名、西欧からの観光客も多く犠牲になっている。
日本人は2名が犠牲になっており、鈴木康介(Kosuke Suzuki)さんと鈴木由香(Yuka Suzuki)さんの名前が英語で刻まれていた。
あのときから5年、ここを訪れる人もまばらで、クタの町はすっかり元通りになっているような気がした。
テロ追悼モニュメントからガン・ポピーズU(Gang Poppies II)へ入ったすぐのところにインターネットカフェを見つけたので入ってみる。
陽が高いうちからそんなところに入らなくても、と思うだろうが、実はやるべきことがあったのだ。
週刊SPAの編集者から「海外投資マニアのワールドワイドなオフ会に潜入!」(PDF)に掲載する記事の校正を求められていたからだ。
バリ島に行くことは言ってあったので、ネットカフェで確認してね、というメッセージをもらっていたからだ。
そこで私はクソ暑いのを我慢しながら誰もいない部屋でメールを読み、OKのメッセージを返信した。
普段は何気なく入るネットカフェでも、何かやらないといけない時に限って見つからないことが多いものだと思う。
そのまま歩き続けると、今度はラフティングなどのアクティビティの申し込みブースがあったので、そこで明日のツアーの申し込みをする。
ガイドブックには日本語ツアーの会社もいろいろ掲載されていたが、携帯電話をホテルに置きっぱなしにしてきたので、そのまま勢いで申し込んでしまった。
トゥラガ・ワジャ川(Telaga Waja River)のラフティングで、ツアー料金はUS$65(7,560円)、ちょっと高いかなとか思ったが、あまり安いのは逆に不安だからそのままOKする。
よくよく考えれば、さきほどのネットカフェで日本語ツアーに申し込めばよかったのだがね(苦笑)
クタ(Kuta)とレギャン(Legian) | |
テロ追悼モニュメント(Bali Bombing Memorial) | |
レギャン・ビーチ(Legian Beach) |
私の泊まっているホテルの近くにBody Fit Houseというマッサージ屋があった。
店頭に書かれている値段をざっと見たところ、フットマッサージ(Relaxing Reflexology)で1時間あたり48,000Rp(600円)、ボディマッサージ(Full
Body Traditional Massage)で60,000Rp(750円)とあり、これが市中の相場のように思えた。
そして、私がこれから行こうとしているクタビーチ(Kuta Beach)やレギャンビーチ(Legian Beach)は、寝転んでいると、マッサージ屋を始め、いろいろな物売りがやってくるというのは知っていた。
それでも、レギャン通り(Jalan Legian)からバックパッカーの多いガン・ポピーズU(Gang Poppies II)を歩いても、物売りがわんさか寄ってくるようなこともなく、これならビーチでも常識的な交渉が成り立つのだろう、と思っていた。
しかもクタからレギャンまでタクシー(20,000Rp=\250)に乗ったときもぼられたという感じがなかったので、バリも変わったのかと安心した。
しかし、そんな考えは甘かった。
まさに押し売り、14年前のキンタマーニ(Kintamani)を彷彿とさせるマッサージおばさんの攻勢だった。
それは値切るとか交渉するとかいう以前のものだった。
とりあえず、100,000Rp(1,250円)と言うボディマッサージを70,000Rp(880円)に負けさせてやってもらったのはいいが、次から次へマニキュア(Manicure)塗らせろ、ペディキュア(Pedicure)させろとしつこく寄ってくる。
こちらは、うつ伏せで逃げ場がないので、どうしようもない。
彼女たちは断っても押し売りの如くサービスを押し付けてくるし、おまけに1人が去っても1人がまたやってくる。
そもそも100,000Rp(1,250円)も出してビーチパラソルやチェアなど借りてはいけなかったのか。
おまけに波は荒く、水は冷たく、サーファーでなければ、こんなところにいる必要が全くなかった。
旅サイト仲間のみのこさん曰く、「悪の巣窟・クタ」(ここはクタではなくレギャンだが同じようなものだ)というのは言い得て妙である。
久々に怒りを沸騰させながら私は彼女らに言い放った。"Go away!(消え失せろ!)
散々な思い出を胸にレギャンビーチを去った私は9月1日、2日の滞在先を決めていなかったことを思い出した。
明日はトゥラガ・ワジャ川(Telaga Waja River)でのラフティングをすることになっていて、帰りが何時になるかわからないので、今日中に決めた方がいいだろう。
場合によっては今のホテルに連泊するという手もあるが、クタにこれ以上滞在しても仕方がないという思いもあったからだ。
そして、レギャンビーチからレギャン通りへ繋がるムラスティ通り(Jalan Melasti)を歩いているうちに見つけた1件の旅行会社、PT. Citra
Creative Tours & Travelというところで、残りの宿泊先とレンボガン島(Lembongan Island)行きのボートの予約をした。
ちなみに、今泊まっているフローラ・ビーチ・ホテル(Flora Beach Hotel)からボート乗り場(Sanur Departure Point)までの送迎はScoot Cruiseのサービスとして付いている。
そして、次の宿泊先であるメンタリ・サヌール(Mentari Sanur)は、このボート乗り場の近くなので、旅行会社のスタッフ曰く、大きな荷物だけはホテルに届けておくので、私はレンボガン島へ日帰りツアーに出かければよいとのことだった。
飛び込みで入った旅行会社だが日本語も少し通じたので交渉は結構スムーズにいった。
こういうところもバリならではのことだろうか。
ウルワトゥ寺院(Uluwatu Temple)のケチャダンス(Kecak Dance) (物語はこちら) |
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ホテルに帰ってシャワーを浴び、近くのカフェでビールの飲みながら心地よい気分でいたとき、ふと思い立ってウルワトゥ寺院(Uluwatu Temple)へ行こうと思った。
しかし、そこで行われるケチャダンスの開始時間は6時、残り1時間ではツアーの申し込みには間に合わない。
そこでカフェのマスターに相談すると、車をチャーターしてウルワトゥ寺院でケチャダンスを見て、帰りにシーフード料理で有名なジンバラン(Jimbaran)に寄って150,000Rp(1,880円)と言う。
ガイドブックではクタからジンバランへタクシーで往復すると80,000Rp(1,000円)から140,000Rp(1,750円)らしい。
まあ、妥当な値段ということでOKしたものの、ウルワトゥ寺院へ着いたときにはすでに6時を過ぎていた。
そもそも現地ツアー(Uluwatu and Kecak Fire Dance Tour)のスタートがだいたい4時くらいであることを考えると気がついた時間があまりにも遅すぎたと言えようか。
ケチャダンスを見た帰りにジンバランのシーフードレストランで夕食を取る。
ここはツアーでもよく使われているので、メジャースポットの1つとも言えるが、それほど騒々しい感じがなくていい。
ガイドブックでも「ジンバランの町には、まだ田舎の香りが残っており、観光客に媚を売る物売りや、通りを埋め尽くすような土産物屋はまだ見かけない」とあり、今度来たときはここに滞在するのも悪くないような気がした。
クタへ戻って最後は足マッサージをしてもらいに行く。
ホテル近くのBody Fit Houseでもよかったが、町中を散策しながら別の店を探してみる。
パンタイ・クタ通り(Jalan Pantai Kuta)沿いにはマタハリ・デパート(Matahari Department Store)を中心とするクタ・スクエア(Kuta Square)があり、周囲にはホテル、レストラン、カフェ、旅行会社が並ぶ。
私が行ったのは、その一角にあったSole Massage (address: Jalan Pantai Kuta, opposite of Kodja
Beach Inn)、店内には日本人もかなりいて、何かのガイドブックにでも紹介されているかのようだった。
価格は足マッサージ(Foot Reflexology and Aromatheraphy)が1時間で50,000Rp(630円)、ボディマッサージ(Balinese
Full Body Massage)が75,000Rp(940円)だった。
観光地でありながらこの価格、雨に降られた日は半日をマッサージに費やしてもよさそうだと感じた。