9/8(Mon) | スカンドラ自然保護区へのツアー(Découvertes Naturelles) |
宿泊先 | Kalliste / 88.9EUR (\13,900) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語)] | |
諸費用 | ツアー費用: 50EUR=\7,820 |
関連サイト | 欧州総合リンク フランス コルシカ島 |
アドバイス |
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今日は土曜日に申し込みをしたスカンドラへの1日ツアーに参加した。
風光明媚な世界遺産にも指定されているところだけに今回のコルシカ旅行の目玉であった。
8時に港を出航するときは、甲板上の椅子席は寒いくらいの状況であったが、船室内に居ようという人は誰もいなかった。
これは白人の参加するツアーにはよくあることで、若い人は言うまでもなく、中高年の人であっても肌をむき出しにした格好で日がカンカン当たるようなところで平気で座っていたりするのだ。
日も高くなり始め、甲板上にいるのも苦にならないほどに、暖かくなってきた頃に、船は昨日来たパラタの展望台のあたりを通り過ぎて、スカンドラへと向かう。
こうなると、観光局の人が言っていた通り、サンギネール島へのツアーは意味がないということになろうか。
何せこの島に上陸したとしても何もないそうだからだ。
ただ写真を撮るだけなら、ついでに見れば十分であろう。
もし、これがイタリアのヴルカーノ島(Isola di Vulcano)のときのように、ブルーラグーンで泳ぐ時間があればもっと人気が出るだろうが、そうしたツアーはどちらかというと中高年が多いコルシカ島では残念ながらなさそうだ。
アジャクシオを出航して約4時間、ようやくスカンドラに着いたようで、スカンドラ以外は何を言っているのかわからないが、フランス語での案内も始まる。
甲板上の観光客もカメラを方々に向け始め、さながら写真撮影会の様相を呈してくる。
このために、船酔いしそうな揺れを我慢して来たのだから当然とも言えよう。
スカンドラでの写真撮影会の間、船は要所で止まりながらノロノロと進んでいく。
それが一段落した頃、船は昼食のためにジロラッタに停泊した。
ここでもビール込みでランチセットを取ると20ユーロ(3,130円)近くかかる。
まことにもって滞在費の嵩む旅となったものだ。
ここでは、昼食の時間が2時間あるので、目の前のビーチで泳ぐこともできる。
ただ、ツアーのパンフレットにはそうしたことは書かれていないので、夏にツアーに参加するときは、こうした時間があるかどうかも確認するべきだ。
なぜなら、せっかく綺麗な海を目の前にして、写真撮影だけで1日潰すのはもったいないからだ。
もちろん、シャワールームなどはないので、着替えだけして帰るつもりでいた方がいいだろう。
全日程を終えて帰途に着く。
往路と違って船の揺れも少なく快適な旅であった。
ホテルでシャワーを浴び、土曜日に行ったRestaurant Les Hallesを再訪する。ここの魚のスープが絶品だからだ。
メインディッシュはあえて肉にしたが、ワインとスープとパンだけでも十分なくらいだし、予算もその方が安くあがる。
食事が終わるとたちまち睡魔に襲われる。
よく食後は夜の町へ繰り出したらいいではないか、言われることもあるが、やはり欧州と日本の時差がボディブローのように効いているのだろう。
それにコルシカ島に夜の町なんぞあるのかな?