淑女と香港オフ会

私が「早期リタイアへのファイナルステップ(final step for early retirement)」というコラムで、2014年10月20日に早期勧奨退職に応募することを決め、2015年（平成27年）3月31日で退職する旨を上司に伝えたことを書いた。
そして、その年の年末にタイ旅行に行くことが決まっていたが、最後に残した有給休暇を使って2月に海外旅行をしようとHISへ足を向けた。
ちょうどこの時期、HISが35周年記念セール（10月31日から11月10日まで）をやっていて、意外なツアーが格安で出ていたからだ。
そのうちの一つが「ジェットスター航空往復直行便で行く ケアンズ5日間」で、建国記念日がらみの飛び石連休を挟む2月6日の夜発のツアーの基本料金が89,800円という安さだった。
このときは、2003年12月以来のオーストラリア、しかも、このときはHSBC香港の口座開設を絡めて行ったときであるのに加え、私の投資しているファンドの主力が豪ドル建のものなので、これは現地視察を兼ねて行かねば、と気分は高揚していたことを思い出す。

ところが、このツアーをやめてフィリピンのセブへ行くことにしたのは、広大なオーストラリアはもっとゆっくり時間を取って行きたいと思ったことと、語学留学などリタイア後のプランを考えて、現地の視察をしてみたくなったからだ。（2015年1月25日－2015年新春の渡航はオーストラリアをやめてフィリピンのセブへ）
もちろん、今回のツアーで英会話の1日体験レッスンをさせてもらうことができたファーストウェルネス・イングリッシュ・アカデミー(FEA/Firstwellness English Academy)のことは、2013年3月のセブ旅行のときの「1日体験セブ留学(Cebu One Day English Lesson)」というオプショナルツアーにあった会社だということは多少頭の片隅にあった。
そこで、セブへ行く10日ほど前に問い合わせをすると、何と体験レッスンOKという返事だったので、これを予定に組み入れたというわけだ。

羽田国際空港

羽田空港に到着したのは9時前、成田空港と違ってこちらは自宅に近いので、朝も割合ゆっくりと出て来られるのがいい。
出国手続き後は2014年3月30日に新装開店したSky Lounge Annexでしばし寛ぐ。
新しくなってから中が広々として、過ごしやすくなったが、無料の飲み物がソフトドリンクしかないのが寂しい。
日本の場合は、ゴールドカードが乱発されているのに加え、国内の各空港にカードラウンジがあるので、無料でアルコールを置くコストがかけられないのだろう。
残念なことだが、ラウンジには長く居座るわけではないので、機内で出されるビールで我慢するとしよう。

アイランドパシフィックホテル(Island Pacific Hotel)

私が今回の旅行で使ったキャセイ航空(Cathay Pacific Airways)、言わずと知れた香港がベースの航空会社なのだが、この機内販売でエアーポートエクスプレス（機場快綫列車/Airport Express）の往復割引チケットが購入できる。
空港駅(Airport Station)から香港駅(Hong Kong Station)までの往復チケットは、定価が180香港ドル（約2,800円）だが、機内販売で買うと160香港ドル（約2,500円）となり、九龍駅(Kowloon Station)までだと、定価が160香港ドル（約2,500円）に対して、機内販売価格は150香港ドル（約2,300円）となる。
米ドルの現金やクレジットカードでも購入できて、空港駅で購入するより若干お得な価格となっている。

実のところ、私は香港行きに際してキャセイ航空(Cathay Pacific Airways)を使うことが結構あって、機内販売で買える割引チケットのことは相当前から知っていたのだが、香港國際機場(Hong Kong International Airport)から市内へ出るのにバス（城巴機場快線/Cityflyer）を使うことが多かったので、あまり購入する機会がなかった。
それに割引額が最大20香港ドル（約300円）なので、それほど購入するモチベーションが上がるものとは言えなかった。
それでも今回買おうと思ったのは、たまたま機内販売誌を見ていて思い出したのと、ブログのネタ（2015年2月17日－キャセイ航空の機内販売でエアポートエクスプレスの往復割引チケット購入）にするのにちょうどいいかと思ったからだ。（笑）
もっとも、今回の宿泊先のアイランドパシフィックホテル（港島太平洋酒店/Island Pacific Hotel）が、エアポートエクスプレス無料シャトルバス（機場快綫免費穿梭巴士/Complimentary Airport Express Shuttle Bus）の停車場の一つになっていたことも大きい。

今回の旅行も香港経由ということで、加藤さんに声をかけてプチオフ会、場所は銅鑼湾(Causeway Bay)の時代廣場(Times Square)にある不倒翁中日火鍋料理(Budaoweng Hotpot Cuisine)、寒い季節なので火鍋で温まろうというわけだ。
彼女と香港で会うのは昨年10月の香港・ベトナム旅行以来3回目のことだが、今や旧交を温めるという感じで約3時間余りを過ごした。
結果のところ、彼女との縁も最初は石田さん主催の越境会のセミナー「第2回 オフショア法人設立入門 ～香港・シンガポール・BVI・セイシェルほか～」だった。
こうして考えると石田さんを介した人の繋がりは私にとって大きいものだ。
あらためて感謝だね。

不倒翁中日火鍋料理(Budaoweng Hotpot Cuisine)でオフ会