2015年12月-愛知投資家忘年会&地球が遊び場~伊勢志摩グルメ忘年会旅行 (2015年12月12日 伊勢志摩その1) |
12/12(Sat) |
この日は「地球が遊び場」のお泊まりイベントである「伊勢志摩グルメ忘年会旅行(12月12日~13日)」のメンバーと合流をする日なのだが、名古屋出発組の待ち合わせは、名古屋駅太閤通口のロータリーに7時25分となっていた。
どうやら東京から夜通し車で来るメンバーもそれに合流するようになっているらしいが、前夜が飲み会で早起きに自信がなかった私は、午後3時30分に出航する賢島エスパーニャクルーズに間に合うように行くことにした。
大阪から来るメンバーが、鵜方11時35分着の伊勢志摩ライナーで来るとあったので、まさか単独で途中合流するのが私だけとは夢にも思わなかった。(苦笑)
また、幹事のてつさん曰く、この日のランチは松阪牛肉亭長太屋(ちょうだや)で、松阪牛肉鍋御膳(1,404円)などを味わうとのことだったが、これには目をつぶることにした。
結果的に起床したのは8時過ぎ、名古屋で彼らと合流しようとしても、とうてい間に合わない時間だった。
ホテル1-2-3名古屋丸の内の宿泊プランには無料で朝食が付いていたので、それを食べてのんびりしていると、いつの間にかチェックアウトの時間(10時)が迫っている。
慌てて、iPhoneのアプリであるジョルダン乗換案内で、名古屋から伊勢市へ行く列車を調べてみると、JRだと10時37分発の快速「みえ5号」(12時12分着)、近鉄だと10時25分発の特急「しまかぜ」(11時40分着)が、早く行ける列車としてヒットする。
この観光特急「しまかぜ」は、2013年3月21日の運行開始以来、人気を博している列車で、なかなか指定券が取れないことでも有名なのだが、私がチケット売り場に行ったときには最後の一席が残っていて、それを運良く買うことができたというわけだ。
ただ、このチケットは売れ残っていたというより、誰かがキャンセルしたのを私が拾うことができたというのが正しい見方かもしれない。
後で合流した関西地区のメンバーによれば、「しまかぜ」は未だに人気の列車だと言うからだ。(日経トレンディ 2013年4月26日-話題の新型観光特急「しまかぜ」、乗って分かったそのすごさ)
その「しまかぜ」に乗った私は、さっそく朝酒で乾杯だ!
実のところ、これもミステイクの一つで、せっかくカフェ車両(4号車)でランチを味わえるところ、出足が鈍くなって、すでに行列ができている状態だったのだ。
伊勢市までわずか1時間余りの乗車時間で順番を待っていては、何のために豪華特急に乗ったのかわからなくなるので、席に戻ってしばしリラックスタイムを過ごすことにした。
目的地はとりあえず伊勢市としたものの、実のところ、6年前(2009年7月)の旅行(お伊勢参りと鳥羽湾クルーズ)のときに伊勢神宮を訪れていて、今回は再訪というわけである。
ここでの誤算は、伊勢市から賢島まで意外に時間がかかることで、特急に乗っても1時間かかるとは思わなかった。
しかも、クルーズのチケット売り場に15時10分までに来てくれということだったので、それに間に合わせるためには13時55分の列車に乗らないといけなかった。
従って、昼食時間を入れると、伊勢神宮には1時間程度しかいられないことになり、 外宮前観光案内所でお願いしたお伊勢さん観光ガイド(無料)の方とともに外宮(げくう)だけ回ることにした。
後々考えれば、伊勢内宮前おかげ横丁へ行けば良かったのだろうが、こればかりは仕方がない。
伊勢神宮(外宮) | ||||
表参道 | 外宮神楽殿 | 豊受大神宮(正宮) | ||
豊受大神宮(正宮) | 多賀宮 | 土宮 | 風宮 | 御饌殿 |
伊勢神宮の観光は、ガイドの方のおかげで要所の説明を受けることができたのがとても良かったと思う。
前回来たときは自己流で回ったのだが、その復習ができたというか、かすかな記憶が蘇ってきたというか、案外と忘れているところが多く、そういった意味では新鮮な気持ちで回れたのが良かったのかもしれない。
気候も12月とは思えないほど暖かく、上着を着ていると汗ばむくらいの感じだった。
昼食は外宮のそばにある「いそべや食堂」、ガイドの方が勧めてくれた店の一つで、ここで伊勢うどんセット(900円)を食す。
伊勢に来たら、やはり伊勢うどんは外せないところだ。
それでも他のメンバーがフェイスブックにアップロードした写真を見て、松阪牛も食べたかったな~とかなり後悔している私がここにいた。(笑)
ところで、夜の部屋飲みのための酒を提供してくれとの指令(!?)があったのだが、伊勢神宮の外宮付近には意外に地酒などを売っているところが少ない。
唯一と言っていいのだろうが、名窯即売市場・伊勢器市の中にある「地酒と器 吟香」という店で、ここでは日本酒の試飲(有料)もできるので、その上で地酒を購入することができる。
私が買ったのは「作 純米吟醸 Zラベル 750ml」、店のスタッフ曰く、他店ではほとんど入手できないものだというので買ってみた。
残念ながらこの旅行中では味わうことなくお持ち帰りとなったので、次の機会にボトルを開けて飲んでみようと思っている。
いそべや食堂 | |
作 純米吟醸 Zラベル 750ml | 伊勢市駅 |
伊勢市から乗った近鉄特急が賢島に到着したのは午後3時前、駅のホームには「伊勢志摩サミット2016 開催まであと166日」の看板と、名古屋、京都、大阪と各地へ向かう特急列車がずらりと並んでいた。
賢島エスパーニャクルーズのチケット売り場にはほとんど人がいなかったが、しばらく待っていると、もっちーさんや金子さんを始め、大勢の団体が港へ向かってきた。
そう、彼らが今回の「伊勢志摩グルメ忘年会旅行」の参加メンバーで、現地合流をしたのは何と私一人だけだったというわけだ。
賢島エスパーニャクルーズは、約50分で英虞(あご)湾を遊覧するもので、途中に立ち寄る真珠モデル工場で養殖真珠の核入れ作業を見学したり、そこで販売している真珠のアクセサリーを買うこともできる。
見渡したところ乗船しているのはほとんどが私たちのメンバー、貸し切りに近い状態で、甲板ではそれぞれに写真撮影会が行われている。
ただ、晴れているとはいえ、冬場の3時半の出航では甲板を通り過ぎる風も徐々に冷たくなり、真珠工場に着くころには甲板にいるのが辛くなるほどだった。
ホテルにチェックインしたのは午後5時過ぎ、荷物を部屋に置いた後で、全員で夕食会場へと向かう。
「グルメ旅行」と銘打たれているので、ホテルで夕食を取るのでなく、地元のレストランへ行くようだ。
行き先は「鯛」という名前の割烹、地元在住の弘子さんのアレンジで、外観からして良さげな雰囲気が漂っている。
出された料理は「海の幸御膳(竹)」(3,600円)、お刺身から始まって海鮮づくしの料理が並び、最後は鯛茶漬けで締めだ。
周囲の人たちとフェイスブックで名前を探しながらお友達になっていく。
今やこれが名刺交換となっているので、飲み会(オフ会)の場はもちろんのこと、今回のようなお泊まりイベントだと、あっという間にお友達が増える。
「地球が遊び場」のメンバーの中には、一般のサラリーマンや主婦の方も多いが、投資をやっていたり、自由人に近い境遇の人もいて、なかなか楽しいグループだ。
私が入っている旅行系サークルは、自分がウェブサイトを立ち上げた直後の2002年1月から参加している「それゆけ個人旅同好会」(参考:プレイバックそれゆけ個人旅同好会オフ会)と、2014年5月から参加している「ヤムの会」(参考:2015年12月6日 kimcafeのB級グルメ旅-プルジャダイニングにて仔豚2頭食い忘年会を開催しました)があるが、それぞれにグループの特色があって面白い。
やはり代表というかメインメンバーの色が強く出るが、今までのグループと「地球の遊び場」との一番大きな違いは匿名性だ。
前二者は個人ウェブサイトやブログ、メーリングリストの繋がりが基本なので、匿名性が強く、お互いの本名を知ったのもかなり時間がたってからなのだが、フェイスブックの繋がりを基本とする「地球の遊び場」は本名で繋がっているのであまり匿名性がない。
私が名付けた「グアテマラ友の会」(参考:2013年1月20日-グアテマラ友の会発足)もフェイスブックで繋がっているため、やはり匿名性はあまりない。
こういったものも時代とともに変わっていくのだろうが、私が還暦を迎えるとき(10年後)にはどんなツールが出ているのだろうか。
夕食後はホテルに戻って、温泉でまったりと、その後は大宴会となった。
東京組は夜通し車で走ってきたというが、気合いが入っているのか、今夜も深夜まで飲んで元気いっぱいだ。
私は名古屋に前泊して、さらに朝もゆっくりと出てきたので大丈夫だったが、明日は無事に帰れるのだろうか。
ここで、飛び入り参加してくれたのが、明月寿司の奥山さん、「全国出張 ケータリング対応なら明月寿司」というキャッチコピーどおり、社長自ら伊勢志摩までチラシ寿司をケータリングしてくれた。
もっちーさんは全国にいろいろな知り合いがいるようだが、彼のネットワークが凄そうなのはこういったことからも感じられる。
普通の飲み会だと初対面の人の顔と名前を一致させるのに一度だけでは済まないことが多いのだが、こうしたお泊まりイベントだと密度が濃いので、次にお会いしても覚えていられるだろう。(たぶん)
私も名古屋や大阪には年に数回行くので、彼らと再会できる楽しみができたのは大きい。
とりあえず次回の名古屋オフは寿司パーティか?(笑)
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