大人の休日倶楽部パスで行く北海道・東北の旅-知床第2日目
(2016年6月22日~26日)

Shiretoko Utoro Cruise


6/23(Thu)

ヒグマ見物に関しては昨日より今日が本命だった。
海上からの見物だから襲撃されることはないし、天候も良いとの予報だったのだが、船に乗る前は昨日以上の期待感を持っていた。
私の申し込んだ知床岬コースは午前9時半のスタート、所要3時間15分とのことなので、港に帰還した後で昼食を取っても、14時30分発の斜里バスターミナル行きのバスには悠々と間に合うからだ。
ウトロバスターミナル内にコインロッカーがあることは知っていたので、朝食を旅館で取ってからチェックアウトの手続きをして、ウトロバスターミナルに向かう。
荷物を預け、斜里行きのバスの時間を再確認して、クルーズ会社のオフィスへと向かう。
陸上は好天のおかげで長袖のシャツだけで十分なのだが、海上は冷たい風が吹いているので、ダウンジャケットが必要とのこと、そのために持参したので、さっそくそれを身に付ける。
もうすぐ7月になろうかというのに、ダウンジャケットが必要なオホーツク海の上は、秋になったらどんな感じになるのだろうか。

知床半島ウトロクルーズ
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そして、9時半にクルーズ船はスタート、ダウンジャケットにライフジャケットという万全の恰好で乗り込んでいるが、万が一、船が横揺れなどで転覆したらライフジャケットがあっても、低体温症(Hypothermia)に陥って、数分の命ではなかろうか。
とりあえず、スタートからカムイワッカの滝あたりまでは、波も静かで甲板から写真を撮ることもできたのだが、肝心のヒグマは一頭見えたか見えないかといった案配で、しかも、岩陰に隠れてしまったらしく、私のデジカメでは遠すぎて撮影不能だった。
そもそも、スタッフが「あそこにヒグマがいるよ」と声掛けしてくれた方を見たのだが、私を含めて半数以上の人はほとんど視認できない状態だったので、果たして撮影できた人がどの程度いるのだろうか。
もっとも、知床に生息するヒグマは一頭だけしかいないわけではないのだが、この日はあいにくと、見逃した一頭だけが確認し得たヒグマだったらしく、残念な結果に終わってしまった。
しかも、カシュニの滝を過ぎたあたりから強風が吹き付け、船が転覆する可能性があるので、知床岬まで行くことができないということで引き返すことになった。
お金は一部返金されたものの、穏やかな陸上の気候と、海上の気候の激しい差を感じざるを得なかった。

Shiretoko Cuisine Ikkyuya Shiretoko Cuisine Ikkyuya
知床料理「一休屋」

本来のコースを巡っていれば港に帰還するのは午後1時前になるはずだったが、カシュニの滝から引き返したため、ツアー自体が予定より30分近く早く終わった。
昨日と同じように、昼食の時間が2時間程度取れたので、クルーズ会社の人にお勧めのレストランを聞いて、そこに行くことにした。
後はバスや列車で移動するだけなので、ビールと一緒に鮭親子丼(1,832円)を頼む。
ウニは漁に出れないので取れないらしく、あいにくと頼むことができなかった。
当面は、昨日の昼に食べたのが最後の在庫ということになるのだろうか。

昼食を終えた私は、予定通り14時30分発のバスで斜里へ向かう。
さすがに知床半島では渋滞というのは考えられないので、ビールを飲んだ後の昼寝を決め込んでいるうちに終点の斜里バスターミナルに到着した。
バスターミナルとJRの知床斜里駅はすぐ近くだが、駅の構内に売店などがない(開いてない)ため、コンビニで缶ビールとおつまみを買っておく。
今回の旅行は、「大人の休日倶楽部パスで行く北海道・東北の旅」と銘打ったが、列車に乗るのは知床斜里駅からだ。
知床斜里から乗った普通列車は意外に混んでいて一通り座席が埋まっているような感じだった。
それもそのはず、釧網本線で全線を通して走る列車は1日5往復しかなく、私の乗った列車(知床斜里15:56-18:46 釧路)を逃すと、次は1時間半後という有様だからだ。

Utoro Bus Terminal Utoro Bus Terminal
ウトロバスターミナル
Shiretoko Shari Station Shiretoko Shari Station
Shiretoko Shari Station Shiretoko Shari Station
知床斜里駅

私が乗った列車が釧路に到着したのは定刻の18時46分、駅周辺はすでに暗くなっていたが、私が予約したラビスタ釧路川は、釧路のランドマーク的存在の釧路フィッシャーマンズワーフMOOの近くだったため、ほとんど迷わずに行くことができた。
このホテルは天然温泉付きのドーミーイングループの一つで、過去に泊まったドーミーイン富山2015年7月-青春18きっぷの旅)、ドーミーイン鹿児島2016年3月-Happy Birthday Kyushu Passの旅)も、繁華街に近いといったことや、温泉大浴場があることなど、非常にいいビジネスホテルだったので、今後はドーミーインがある都市に旅行へ行くときはこのホテルチェーンに泊まろうと思っている。
また、ここはコインランド良かったとリーと乾燥機が温泉大浴場に併設されているので、持参した衣類を洗濯することができたことも良かった。
ちなみに、このホテルチェーンを運営している会社は共立メンテナンスグループ(銘柄コード:9616)、株主優待にリゾートホテル優待券があるので、興味がある人は投資してもいいかもしれない。
ただ、今年のチャートは下げ基調なので、株主優待狙いの投資はしづらい環境になるけどね。
さて、この日の夕食はホテルで勧めてもらった「港釧路の炉端焼き 虎や」へ、着古して今回の旅行で廃棄しようと目論んでいるダウンジャケット、知床半島ウトロクルーズが終わった時点でお役御免かと思ったら、釧路の夜は知床のように冷え込むので、知床斜里駅で捨てないで良かったと思った。
ホテルのスタッフや飲み屋の女将さん曰く、「釧路は冷えるんですよ。明日お客さんが行こうとしている弟子屈よりも寒いくらいだから。」とのことだった。
意外なものである。

La Vista Kushirogawa La Vista Kushirogawa
La Vista Kushirogawa La Vista Kushirogawa
ラビスタ釧路川

Robata Yaki Toraya Robata Yaki Toraya
Robata Yaki Toraya Robata Yaki Toraya
Robata Yaki Toraya Robata Yaki Toraya
港釧路の炉端焼き 虎や

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