2017年11月-家族で薩摩の国へ
(霧島温泉)

丸尾滝

Date Schedule Lodging
11/23(Hol) 羽田 9:00-NH621-10:55 鹿児島
  • 霧島温泉市場
  • 丸尾滝
  • えびの高原
さくらさくら温泉 17,800円
24(Fri) 霧島神宮 9:02-10:08 鹿児島中央
ドーミーイン鹿児島 9,490円
25(Sat) 鹿児島 16:35-NH628-18:15 羽田 -
note

11/23(Hol)

先月上旬、母がどこか温泉でも行きたいと言ったことから今回の家族旅行が実現した。
これから季節が冬に向かっていくので、暖かいところがいいということになって、11月下旬に紅葉シーズンを迎える鹿児島へ行くことにした。
私自身が鹿児島へ行くのは、2016年3月のHappy Birthday Kyushu Passの旅へ行って以来、およそ1年半ぶりだが、ほかの3人は初めての鹿児島入りである。
今回の手配は楽天トラベルの「ANA楽パック」を使って、往復の飛行機プラス温泉宿のパッケージプランを予約した。
このプランのいいところは、「旅行期間中、一部の日程だけ宿を予約する」というところにチェックを入れると、2泊目以降は違うホテルにも泊まれることだ。
こうして私たちは、初日が霧島温泉、2泊目は鹿児島市内に泊まって鹿児島観光を楽しむことにした。

羽田国際空港 羽田国際空港
羽田国際空港

そして、東京と大阪からそれぞれ飛行機で鹿児島入りした私たちは、11時に鹿児島空港の到着ロビーで落ち合って、霧島温泉を目指すことにした。
到着ロビーでは観光案内所があり、そこでは霧島観光のPRコーナーが設けられていて、無料で霧島茶などが振る舞われていた。
私一人ならずっぽし扇子を出して、そこにいたお姉さんと写真を撮るところなのだが、今回は家族連れだったので自重することにした。(笑)
とりあえず、空港でレンタカーを借りて、観光しようということになったのだが、今日中に空港へ戻してくれという条件が付いて、これがとんでもないことになるとは想像もしていなかった。
よく考えれば、空港で車を戻した後は、公共交通機関で霧島温泉へ向かう必要があり、鹿児島交通バスの空港-霧島線の最終は18時40分なのだ。

さて、車を借りた私たちは、まずは腹ごしらえということで、行ったところは霧島温泉市場、ここには観光案内所を始め、食事処、お土産店のほか、足湯まである。
1階が土産物屋で2階がレストラン街となっていて、私たちが行ったのは黒豚料理専門店の湯けむりダイニング トントン亭、祝日ということもあって、ランチ時は順番待ちが出るほどの人気なのだが、私が驚いたのは、こんなところまで中国人の団体ツアーが来ていることだ。
しかもメニューは日本語しかない。
団体ツアーだから通訳の人がいたのだろうが、インバウンドの恩恵はこんなところにまで及んでいるのだと思った。
参考までに、ここは空港から前述のバスに乗れば、丸尾バス停で下車すればいいので、車のない人はそういった方法で来るといいだろう。

霧島温泉市場
霧島温泉市場 霧島温泉市場
霧島温泉市場 霧島温泉市場
湯けむりダイニング トントン亭 湯けむりダイニング トントン亭
湯けむりダイニング トントン亭
霧島温泉市場 霧島温泉市場

昼食を終えた後で向かったのは丸尾滝(まるおのたき)、ここは、上流の林田温泉や硫黄谷温泉の湯が集まり、流れ落ちている珍しい温泉の滝なので、滝壺がエメラルドグリーンに見えるという。
残念ながら展望台は閉鎖されたいたのだが、周辺の紅葉は美しく、滝とのコントラストはとてもいい感じだった。
霧島温泉市場から徒歩5分の距離になるので、思い思いの構図で写真を撮っている人も多く、霧島温泉郷の見どころの一つというのが実感できる。
この日は天気も良く、写真も綺麗に撮れたので、来て良かったと思う。
ところで、あれだけ溢れんばかりにいた中国人観光客はこの滝には興味がないのだろうか。
それとも見学を終えて、別のところへ向かったのだろうか。

丸尾滝
丸尾滝 丸尾滝 丸尾滝 丸尾滝 丸尾滝
丸尾滝 丸尾滝 丸尾滝 丸尾滝 丸尾滝

丸尾滝(まるおのたき)の見学を終えて向かったのは宮崎県のえびの高原、ここは九州南部に連なる霧島山の韓国岳(からくにだけ)、蝦野岳、白鳥山、甑岳に囲まれた盆地状の高原なので、景色は綺麗なのだが、風が冷たく、とてもハイキングなどする気分にはなれない。
先ほどの丸尾滝(まるおのたき)の紅葉はとても綺麗だったが、ここは草木も枯れて、完全に冬支度である。
正直言って、ここは11月に来るには遅すぎたかもしれない。
まさか九州の南部で寒い思いをするとは思わなかった私たちは早々に室内に退避、コーヒーを飲んで小休止である。
ちなみに、韓国岳(からくにだけ)は、晴れた日は山頂から遠く韓国まで見渡せると言われていることからこの名前が付いたらしいが、最近の政治の風潮では物議を醸しそうな名前だと感じた。
とりあえず、初日の観光はこれにて終わりなのだが、私としては時間切れで霧島神宮に寄れなかったのは心残りの一つだ。

えびの高原 えびの高原
えびの高原

今夜の宿泊先に到着したのは午後5時前、私たちの泊まるところは、和風一戸建てに2名ずつという贅沢なプランだ。
風呂は、大露天風呂のさくら湯をメインに、私たちの泊まっている近くには、貸切露天風呂のもみじ湯がある。
私たちのところからメインダイニングやさくら湯へ行くためには、冬場でなければ歩いて行くのも風情があっていいのだが、さすがに11月の夜は湯冷めするので、迎えの車を呼んだ方がいい。
さて、車を空港に返しに行かなければならないので、私と母がここに残り、弟夫妻が空港まで行ってくれることになった。
まさか、空港で借りたレンタカーを主要駅でなく、同日内に空港へ戻してくれと言われたのは大きな誤算だけどね。

しかしながら、時間的には余裕があったように見えた車の返却で、空港から霧島温泉郷に戻るバスがないということで、鹿児島中央駅へ出ることになったと連絡が入る。
実際にところは、18時10分発の鹿児島市内行きのバスに乗ったので、18時40分発の霧島温泉郷行きのバスには乗れたのだが、このあたりは地方都市の人がいかに車でしか移動していないかの証左で、ましてレンタカー屋のスタッフでは、公共交通機関のことに疎い人は非常に多いのだ。
結局、弟夫妻は鹿児島中央発19時15分の国分止まりの列車で戻り、そこからタクシーでホテルへ来たとのことだ。
夕食はホテルのスタッフの計らいで家族一緒に取れたが、初日からハプニングに見舞われた九州旅行となった。
まあ、温泉は気持ち良くて、みんな喜んでくれて良かったけどね。

霧島の天然泥湯温泉 さくらさくら温泉
さくらさくら温泉 さくらさくら温泉 さくらさくら温泉 さくらさくら温泉
さくらさくら温泉 さくらさくら温泉 さくらさくら温泉 さくらさくら温泉
さくらさくら温泉 さくらさくら温泉 さくらさくら温泉 さくらさくら温泉

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