2018年8月-福島・山形の旅(スパリゾートハワイアンズ) |
Date | Schedule | Lodging | |
8/21(Tue) | 上野 9:00-「特急・ひたち5号」-11:17 湯本 ポリネシアン・サンライトカーニバル鑑賞 IN スパリゾートハワイアンズ 湯本 15:52-16:01 いわき |
パシフィコ ホテル&スパ | 6,450円 |
22(Wed) | いわき 8:41-9:38 菅谷 入水鍾乳洞(Bコース) 菅谷 13:00-13:42 郡山 14:09-14:55 福島 16:04-16:33 峠 |
姥湯温泉 桝形屋 | 13,392円 |
23(Thu) | 峠 8:24-8:53 福島 9:51-「やまびこ130号」-10:33 宇都宮 11:55-14:18 横浜 | - | |
note |
8/21(Tue) |
今月の3日、私は青春18きっぷで行く上越の旅の終わりということで、往路とは違う経路で帰途についていた。
村上から坂町を経て、米坂線・奥羽本線・東北本線を使って帰ることにしたのだ。
その途上で、米沢発13時8分の福島行きの列車に乗ろうとしたとき、私の友人が峠駅で下車して、姥湯温泉に行くといいと教えてくれた。
しかしながら、少し調べた限りでは、姥湯温泉に行くには車が必要で、歩いて行くとなると、片道3時間ほどのトレッキングになりそうだった。
また、力餅を食べるためだけに、峠の茶屋へ行くとしたら、後続の列車は、18時1分発の福島行きなので、およそ5時間も時間を潰すようなところがあるかわからなかった。
このときは、姥湯温泉へ行くのを諦めたのだが、そこへ行く機会は意外なところから訪れた。
この日からの平日3連休を使って、最初に行こうと思ったのが福島県田村市にある入水鍾乳洞だ。
今年の夏は全国的に異常なまでの暑さが続き、私は涼を求めて旅をしていた。
そして、今回の旅行で使ったのは、鉄道ファンの方ならお馴染みの一筆書き乗車券で、入水鍾乳洞へ行くには、磐越東線で行くことになるので、常磐線と東北本線を組み合わせて、いわきと郡山を経由するチケットを作った。
そして、いわきを経由するなら是非とも寄ろうと思ったのが、湯本温泉のスパリゾートハワイアンズだ。
ここと入水鍾乳洞を組み合わせて旅すれば、ショートトリップの旅程としてはちょうどいい感じだと思った。
そして、この旅路に合わせて、福島在住の旅友とオフ会でもしようかと、22日は飯坂温泉に宿を取ったのだが、直前になって彼女の都合が悪くなったので、急遽代替プランとして浮上したのが、姥湯温泉行きだったわけだ。
幸いなことに、姥湯温泉 桝形屋には、私が泊ろうとした22日に直前でも空室があり、そのまま予約をし直すことにしたのだ。
かくして、姥湯温泉行きは実現することになった。
上野駅 |
そして、当日、私はいわき行きの「特急・ひたち5号」に乗っていた。
この特急は、2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発の事故が起こる前は、この列車は上野と仙台を結ぶ列車として運転されていたものだ。
今では、いわきと仙台の間は、富岡から浪江間の代行バス区間を乗り継げば、行き来できるようになっているものの、常磐線の完全復旧の目途は立っていない。
上野から乗ってきた特急列車を湯本で下り、スパリゾートハワイアンズの無料送迎バスに乗る。
乗客は、私と熟年のカップル以外は、夏休みということで、ほとんどが地元の高校生と思われるグループだった。
今回の旅行に際して青春18きっぷを使っても良かったのだが、一筆書き乗車券を使って特急に乗った理由の一つが、スパリゾートハワイアンズで13時30分から開催されるポリネシアン・サンライトカーニバルを見ることだった。
これに間に合わせるのに、普通列車だけを使って来ると、上野8時3分発の列車に乗らないといけなくなるが(上野 8:03-10:01水戸 10:05-11:33 湯本)、これだけを見れば、上越の旅をしたときと出発時間は変わらない。
ただ、今回は特急なども使って楽をしたいと思ったので、青春18きっぷはやめたことに加え、8月15日の日帰り旅行で1回分を使ったように、残りは日帰りのときに使うことにしたことも大きかった。
湯本駅 |
スパリゾートハワイアンズの送迎バスは、11時40分に湯本駅前を出発し、約15分後に施設のバス停に到着した。
これからプールで少し遊んでから昼食を挟んでショーを見ればいいかなと目論んでいた私は、チケットを買って更衣室に向かいかけたところで、すべての予定が音を立てて崩れていくのを感じた。
何しろ、プールを見た瞬間に、かつての湘南海岸のような芋洗い状態だったのだ。
更衣室に行く通路と、水着を濡らした人が同じところを通るので、濡れないように避けるのは無論のこと、ビキニ女子と変に接触しないように気を付けるので、遊ぶ前から気疲れしてしまう有様だった。
そして、水着に着替えてプールに行ってみたものの、人だかりが凄くて、まるで市民プールにいるような感じだった。
持ってきた財布やタオルなどの荷物を置くところは、プールサイドのコインロッカーになるようで、ホテルのプールのように、のんびりと本を読んで過ごす雰囲気はまるでなかった。
私は何でここにいるのか自問自答する有様で、オジサンがここに一人でいること自体が場違いな感じだった。
もはや、プールで休日を楽しむとか、ビキニ女子を見て目の保養をするとかいうより、13時30分開始のポリネシアン・サンライトカーニバルだけ見たら退散しようと思った。
ポリネシアン・サンライトカーニバルの観覧チケットは施設入場料に含まれていたのだが、今日の目的がショーだけになってしまったので、有料のSS席(1,050円)を予約して見ることにした。
また、ドリンク半額券は生ビールにも適用できたので、それを使ってホットドッグで昼食を済ますことにした。
ショー自体は、さすがにここの目玉とも言うべきアクティビティなので、洗練された良いものを見られたと思う。
ステージに近い席だったので写真もたくさん撮れたし、45分間があっという間に過ぎてしまうほどだった。
施設の入場料は、3,500円と値が張るものだったが、ショーの見物料と思えば妥当なものだっただろうか。
そうでなければ、スパだけの利用料としては相当に高額になってしまうからだ。
もし、温泉だけを目的に来るなら、駅近の日帰り湯で十分だっただろう。
午後3時半、私は湯本駅までの送迎バスに乗って、スパリゾートハワイアンズを後にした。
私が今回の旅行に持ってきた荷物は、デイパックに入るだけの着替えしか入れてなかったのだが、水遊びを予定していることから意外に多くなり、疲れもあって重たく感じたので、一旦、宿泊先ホテルのあるいわきへ向かった。
電車もちょうど送迎バスに合わせるように、15時52分発の普通列車があり、それに乗って行くことにした。
パシフィコ ホテル&スパは、いわき駅のそばで、コンビニやレストランも近そうなので、泊まるだけなら申し分ない立地条件だった。
ただ、観光地という点では、いわきより湯本の方が見どころがありそうなので、夕食まで間があることもあり、いわき発16時54分の列車で湯本へ戻ることにした。
湯本では駅周辺に温泉神社や足湯があるので、少しの間ならヒマ潰しができる。
観光している人もチラホラいるので、それなりに見どころもあるのだろう。
もっとも、酷暑の中で町歩きを続けたり、温泉巡りなどをする気にならないので、18時21分発の列車でいわきに戻る。
駅前にカフェなどがあればいいのだが、最も安価にヒマ潰しができるのが下りホームにある足湯だ。
そこで早々に改札を抜けて足湯に行ったのはいいが、かなりショボい。
これでヒマそうな女子高校生グループがいなければ、全く絵にならないところだ。(笑)
とりあえず、電車が来るまで暇を潰し、いわきに戻る。
今夜は友人が言っていたような歓楽街の探検でもしてみるかな~
いわき湯本温泉 | |
愛湯物語足湯 | 街中のブロンズ像たち |
鶴の足湯 | |
いわき湯本 温泉神社 | |
湯本駅 |