先週の23日、私はクロアチア・イギリス・マレーシア旅行の帰国便が朝の8時に成田空港に到着したにもかかわらず、城南島海浜公園で行われたバーベキューパーティに行ってきた。
このイベントは事前予約制になっていたので、そうなることがわかっていて参加表明をしたのだが、今回の旅行のフライトがビジネスクラスという生涯でも稀なリッチな旅行をすることになっていたからで、疲れもあまりないだろうと思ったからだ。
幹事はおよそ1年前(2014年7月26日)に参加したときと同じ井下さん、調理の方は、ありがたいごとに、彼を始め、Lovers Kitchenのイベントでお世話になっているあらっきーにもやっていただいて、いつもながら感謝の一言である。
城南島海浜公園は、羽田沖を通り過ぎる飛行機を見ながら、バーベキューを楽しめるので、SNSの投稿材料には事欠かないし、航空機ファンや子連れのファミリーにとってもとても楽しいところだ。
私は2週間の旅行中、たらふく肉は味わったハズなのだが、ここでも楽しい話をしながら美味しい食事を味わえて、凄く幸せなバカンスのエンディングとなった。
このイベントにて本当にサマーバカンスは終わりなのだが、今回の旅行がほとんど疲れ知らずだったのはラッキーだったと思う。
今からおよそ2年前、私は2013年7月のインドネシア・タイ旅行の途上、海外旅行用として、バンコクのMBKでSIMフリーのiPhone 4 (16GB)を購入した。(2013年7月16日-水没のiPhone 3GSに代えてiPhone 4をバンコクで購入)
購入価格は9,600バーツ(当時の為替レートで約31,000円)、1回の海外旅行で購入するSIMカードは、邦貨換算で平均で千円から二千円といったところだから、直近2年間で通算17回に及ぶ海外旅行中の暇つぶしに使えたことを思えば十分に元が取れたと思う。
一般的に日本の海外旅行者の多くは、SIMロックされた日本のスマホ(iPhone)が海外のSIMカードを受け付けないことから、Wi-Fi環境のあるところのみで使用するか、あえて国際ローミングをして相応の利用料(携帯大手三社のパケット定額が適用された場合、日本時間で1日当たり1,980円又は2,980円)を払うことを余儀なくされていると思う。
仮に、日本のSIMロックiPhoneを持ち込んで、海外渡航先で毎日のように国際ローミングしたとすれば、年間2~3回の渡航で私が買ったSIMフリーiPhone
4の元が取れるほど高額なものになる。
それを避けるために海外用のレンタルWi-Fiルーターを使う方法があるが、盗難の場合の安心補償保険を付加した金額で考えた方がいいだろう。
今や私にとって、iPhoneの利用は海外渡航先においても、情報収集のみならず、様々な待ち時間の局面での暇つぶしの道具も兼ねているので、必要不可欠なものとなっている。
それに語学が堪能でない旅行者に必携の電子辞書(グーグル翻訳アプリ)を出先で使うには現地SIMの購入は是非とも必要となる。
高額なおもちゃと言われればそれまでなのだが、iOS 7.1.2以降アップデートでできなくなったiPhone 4 (16GB)に代えてiPhone
5s (32GB)を使うことにし、今回は日本のアップルストアで購入することにした。
SIMフリー機なので、購入価格は64,800円(税別)、バンコクで買えばもう少し安いだろうか。(笑)
それとも中国人がiPhone 6sを爆買いしに来たと報じられていたように、アジア諸国の中では日本が一番安いのだろうか。(2015年9月12日-iPhone Mania:それでも中国人がiPhone6sを「爆買い」しに来るワケ~世界のiPhone比較表~)
私がここで格安スマホ(SIMフリー機)でなく、iPhoneにこだわる理由は、様々な設定をiCloud経由で引き継ぐことができるからだ。
もっとも、iPhone 4のiOSがアップデートできなくなったからといって、今のところ、インターネットやメールの送受信、フェイスブックなどのSNSアプリの利用に支障はないのだが、画面が小さいのがおじさんには大きなネックの一つだ。
ところで、不要になるSIMフリーiPhone 4だが、オークションなどの実勢販売価格は5,000円以下といったところだろうか。
香港域外ローミング定額(Data Roaming Daily Pass)設定済の3香港のSIMの有効期限(top-upから180日)が2016年3月5日、残高は約250香港ドル(約3,800円)、これを付けたら誰か買い手がいるだろうか。
それともSIMはiPhone 5S用にするために、NanoSIMカッターでも使うか、3香港のショップでやってもらえるのかな?
私は、9月10日から23日まで2週間に渡ってクロアチア・イギリス・マレーシアの3ヶ国を旅した。
その途上にあるドゥブロヴニク(Dubrovnik)の旧市街にあるレストランで、ビールを片手に昼食を取っていたとき、今まで私がクロアチアのことをほとんど知ろうともせず、また、ここを旅の目的地に選ばなかったことを後悔していた。
初めて訪れた国が自分にとって、これほど素晴らしく、わずか1週間余りで去りたくないという思いに駆られたのは、いつ以来のことだろうか。
もっとも、今回の旅行が自由旅行でありながら、まるで旅行会社のパックツアーのような完璧さで旅程をこなすことができたことが、余計にそういう気分にさせたのかもしれないが、少なくともクロアチアはバカンスのロケーションとしては最高レベルの国に思えた。
私にとって、再訪したい海外旅行先としての条件はいくつかあるが、主なものは、観光地にバリエーションがあること、美しいビーチや自然があること、そして食事や酒がリーズナブルで美味しいことの3点だ。
これに庶民の英語の通用度がある程度あれば理想的とも言えるのだが、特に西洋諸国の場合は、英語の通用度が上がれば上がるほど食事は不味く、再訪の意欲を萎えさせる国もあるくらいだから、私がそうであるように、庶民の英語の通用度については目をつぶるしかない。
東南アジア諸国の場合は、庶民の英語の通用度はあっても、ぼったくりや駆け引きなどで気疲れする国もあるので、それがマイナス要因となることがある。
中近東や中南米は、私にとっては気合いを入れて臨む国々がほとんどだから、バカンスで行くのではなく、アドベンチャーだ。
そして、クロアチアの場合は、1人前の食事の量の多さには閉口だが、他の西欧諸国に比べても治安の良さは抜群で、現地の人曰く、フヴァル島(Hvar
Island)やブラチュ島(Brač Island)などの離島においては、ビーチに貴重品を置きっぱなしにしておいても安全なほどで、さすがにここまでは他の国に求めることはできないだろう。
当然ながら、ほろ酔い気分で、夜間に町中を歩いても危険を感じることすらなかったほどだ。
また、庶民の間で英語がある程度通じるので、観光や移動にストレスを感じることがあまりない。
つまり、海外旅行でありがちな気疲れがほとんどないので、私にとっては西欧諸国の中ではほぼ理想卿とも言えるだろう。
もちろん、この国が私の再訪リスト(6月から9月)に入るのは言うまでもない。
プリトヴィツェ湖群国立公園 | ブラチュ島(Brač Island)のゴールデンホーンビーチ |
フヴァル島のナポレオン要塞からの眺め | スルジ山(Mount Srđ)から眺めたドゥブロヴニク |
去る5日、千代田区の麹町にあるインド料理店アジャンタ(AJANTA)で旅好き仲間「ヤムの会」のオフ会が開かれた。
私がこのメンバーのオフ会に参加するのは3回目、最初にお呼ばれしたのは2014年5月のタイフェスティバルのときで、2回目は2014年7月のバーベキューパーティ@城南島海浜公園に引き続いて参加した東京ジャーミーのイフタール食事会(2014年7月27日-kimcafeのB級グルメ旅:断食後、東京ジャーミィでイフタール食事会に参加する)だ。
そして、今回の参加者は総勢9名、私以外には、実行委員長のkimcafeさんと、書記(!?)のtrintrinさん、昨年末のバンコクでもオフ会(2014年12月のタイ旅行記)をしたヒョウちゃん、京都から日帰りで駆けつけてくれたとんびさん、昨年のタイフェスで初顔合わせのpregoさん、スクムビットさん、そして今回初顔合わせのLuntaさんに、スクムビットさんのお友達のKさんだった。
ちなみに、「ヤムの会」の由来は2011年6月26日付のkimcafeさんのブログ「歌舞伎町バンタイにて仮称ヤムの会」にあるようだが、私としては新しい旅ブログ仲間ができたことが嬉しい。
食事の写真はスクムビットさんが即行で「麹町のアジャンタで・・・」という記事を掲載されているので、彼にお任せするとして、私はkimcafeさんのエチオピア旅行の話にあった、エチオピア航空(Ethiopian Airlines)の成田(NRT)-香港(HKG)-アディスアベバ(ADD/Addis Ababa)線は、週3便しか飛んでいないものの、成田から香港までがガラガラで、香港からエチオピアの首都、アディスアベバまでは、アフリカへ出稼ぎに行く中国人で満員だったという話に興味を持った。
それで調べ始めると、確かに成田から香港までのチケットはLCC(Low Cost Carrier=格安航空)並みに安い。
例えば、10月の3連休絡みで、10月9日出発(NRT 21:40-翌1:30 HKG)、10月11日帰着(HKG 15:20-20:40 NRT)の運賃の総額は、最安値(Economy Promo)で片道14,500円程度だ。
しかも、エチオピア航空はスターアライアンスメンバーの一員なので、LCC並みの安価な料金とはいえ、レガシーキャリア(Legacy Carrier=フルサービス航空会社)としてのサービスが受けられる。
もっとも、往路の時間帯が悪いので、この日程で行くと実質的に1日半しか香港に滞在できないが、仮に、2日休暇を取って14日に帰ることにすれば、同じ運賃でもっと香港に滞在することができるし、割引運賃で時間帯の良い復路だけ予約することもできるようだ。
ところが、この区間だけ乗るというサービスがどうやら10月いっぱいでダメになりそうで、それというのは11月以降も成田-アディスアベバ線は香港を経由するのだが、チケット検索だけはNo
flights available(利用できるフライトなし)と出るからだ。
ただ、もう一つの可能性として残るのは、成田から香港までのチケットは、香港からアジアスアベバまでの予約に応じて、2か月前から売り始めることがあり得るので、今年の年末年始のチケット争奪戦に乗り遅れた人は11月になったら検索をかけるか、カスタマーサポートに問い合わせてみるといいだろう。
今年の4月から久しぶりに日本にアフリカ直行便が就航したが、裏ワザを使った安価な香港渡航術は、わずか半年で幕引きとなるのだろうか。(2015年4月26日-Travel Vision:エチオピア航空が就航、アフリカ直行便復活-増便や羽田線に意欲)
アジャンタ麹町店 | kimcafeさんのエチオピア土産 |
先月29日、「宮城県女川町『株式会社まるき木村商店』再起のお祝い」に先立って、私は山形県の米沢に立ち寄った。
いくら友人のお祝いとはいえ、ただ単に宴会だけしに仙台まで行くのはもったいないので、近場で何かできないかと考えたときに、浮かんだのが米沢牛を堪能することだった。
行ったところは鉄板焼きステーキを堪能できる「米澤牛DININGべこや」、土曜日ということもあって、わずか7席しかない鉄板焼きカウンターに案内されるまでに1時間くらいは待っただろうか。
米沢牛サーロインステーキ(150g)のセット(8,000円)にザ・プレミアム・モルツ(中ジョッキ)(580円)を付けると、豪華なランチメニューの出来上がりだ。
米沢牛のようなプレミアビーフの焼き加減は、もちろんレアで、肉の風味を堪能する。
幸いに、隣席がツーリングで東北巡りをしているという30代の若者で、鉄ちゃんの私とは趣向が違うが、突然の旅話で盛り上がる。
彼も今日が帰京前の最終日なので、一点豪華主義でこの店に来たという。
仙台へ向かう列車の時間が迫っていたので、ゆっくりと話を続けることができなかったのは残念なことだが、友人たちとの宴会に先立って楽しい思い出ができたことは良かった。
ところで、米沢は上杉家ゆかりの地だけあって史跡も多いところであるが、そういうものにあまり興味のない人にお薦めなのは、東光の酒蔵(JR米沢駅より市街地循環バス右回りで大町一丁目下車)や、高畠ワイナリー(JR高畠駅下車)だろうか。
いずれも無料で試飲ができるし、高畠ワイナリーでは来る10月3日から12日まで新酒祭りをやるようなので、日程が合えば行ってみるといいだろう。
鉄ちゃん向けには青春18きっぷに似た「秋の乗り放題パス」が発売されるので、それを使って山形入りするのも悪くない。
あとは日帰り湯を堪能することなのだが、置賜秘湯八泉と米沢八湯は秘湯というだけあって車がないとアクセスが不便だ。
泊まりがけで行くならともかく、ちょっと立ち寄りたいというレベルの人や、飲兵衛には日程的にキツイだろう。
そこでお薦めなのは、米沢と高畠の中間にあるJR置賜駅から徒歩10分ほどのところにある賜の湯だ。
ここは朝の5時30分から営業しているので、東京から山形まで夜行バスに乗ってきた人は朝風呂を楽しめるし、9時からは砂風呂もやっている。
ここにもやはり車で来るのがベストだが、JR奥羽本線の米沢・山形間は、普通列車も1時間に1本走っているので、時間を合わせれば温泉と酒をダブルで堪能できる。
ちなみに、JR東日本で話題の「とれいゆつばさ」の足湯は、びゅうの旅行商品を買わないと体験するのはキツイようだ。(参考:2014年7月30日-じゃらん編集部:史上初!新幹線で足湯体験。「とれいゆ つばさ」に乗ってきた)
このびゅうの旅行商品の中で最も自由度の高そうなのは、「とれいゆつばさ」現地発着プラン付き山形1泊2日(延泊可)だろうか。
米澤牛DININGべこや | |
昨日、東京国立博物館でやっているクレオパトラとエジプトの王妃展(7月11日から9月23日まで)を見に行ったついでに、翌週からのクロアチア・イギリス・マレーシア旅行に備えて、ユーロの現金を入手するために、シティバンク大手町支店に寄った。
厳密に言えば、クロアチアの通貨はクーナ(Croatian Kuna)なのだが、インターネット上ではユーロがそのまま使えるところもあると書かれていたのと、実際に、最初の目的地であるザグレブ(Zagreb)のホテル(ザグレブ・アパートメントホテル・アルタ)がユーロ払いのため、ユーロの現金も持っていくことにした。
それと、私の場合は、今年の5月以降、シティゴールドのステータスを持つことになったおかげで、支店の窓口で米ドルまたはユーロの現金を入出金する場合は、優遇手数料として、1米ドルにつき2円、1ユーロにつき3円の現金取扱手数料が免除されることになったからだ。
つまり、円から米ドルまたはユーロへ両替して、そのまま現金を引き出す場合でも、外貨預金をする場合のTTSレートで両替してもらえるのだ。
もちろん、米ドルやユーロの外貨普通預金に残高があれば、無手数料で現金を引き出せることになる。
逆に渡航先で余った米ドルやユーロを自分の口座に入金する場合も同じというわけだ。
私がシティバンク大手町支店で両替したとき(9月3日正午現在)の為替レートは以下のとおりだ。
実際には米ドルの普通預金からユーロの現金にしたので、クロスカレンシー取引の手数料割引が適用されて、米ドルの売りは仲値で、ユーロの買いは仲値+0.3円で実行された。
果たして、今後1週間や10日の間で為替レートが大きく動くようなイベントがあるのだろうか。
通貨 | 円から外貨へ(TTS) | 仲値 | 外貨から円へ(TTB) |
米ドル | 121.60 | 120.60 | 119.60 |
ユーロ | 136.30 | 135.30 | 134.30 |
ところで、昨年(2014年)3月までは欧州(ユーロ圏)へ渡航する際の両替術として、ユーロ建のトラベラーズチェック(TC/Traveler's
Cheque)を日本で買い、それを現地の銀行で現金に換金するといった方法を取ることもできたが、それが使えなくなった。(2014年3月15日-トラベラーズチェック(TC/Traveler's Cheque)の販売終了とトラベルプリペイドカード)
それに代わるものとして、みずほ銀行の外貨預金を使う方法(2015年1月5日-海外旅行資金はみずほ銀行の外貨預金で準備するのが得策?)や、マネーパートナーズの外貨両替・受取サービスといった方法があるようだ。
シティゴールドの優遇サービスや、みずほ銀行の外貨預金を介した現金両替術は、平日に支店窓口に行けないと利用できないのが、一般のサラリーマンにとっては大きなネックとなるが、私のように平日が休みとなる職場にいるなら利用価値は大いにあるだろう。
ちなみに、来る11月1日にシティバンクの個人金融部門はSMBC信託銀行になるわけだが、ゴールドステータスの顧客に対する優遇サービス(国内円振込手数料及び海外電信送金手数料免除、外貨現金の取扱手数料優遇、クロスカレンシー取引の手数料割引)は継続されるとのことである。