2015年8月11日の「マイレージ/ホテルポイント移行サービス終了によりシティゴールドカードは解約へ」というコラムで触れたように、私が保有している3枚のゴールドステータスのカードのうち、すでにJALダイナースカード(年会費 30,240円)は継続保有を決めた。
そして、シティバンクゴールドVISAカード(年会費 12,960円、前年度年間利用額30万円以上で無料)は、年会費が有料になる時点で解約するつもりでいる。
保有を継続するか否かを決めかねているのは、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(年会費 31,320円、初年度特別入会キャンペーンにより無料)なのだが、「シティカードの売却先内定で再びクレジットカード切替プロジェクト始動(2015年3月28日)」というコラムを書いたとき、私は年内を目処にダウングレードして、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード(年会費 10,800円)への切り替えを検討していることを書いた。
ところが、ステータスカードを1枚にしてしまうと、カード規約の改悪によるサービス低下のリスクが大きいので、今しばらくは保有を継続しようかという気になっている。
とりあえず、私にとってアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを保有する理由の一つは、溜まったポイントをメンバーシップ・リワードによって提携航空会社のマイル(アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのメンバーシップ・リワードでも可能)や、ホテルグループのポイントへ移行できることだ。
二つ目は、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのトラベルサポートにより、プライオリティ・パス(Priority Pass)(ラウンジ利用は2回まで無料)がもらえることと、手荷物無料宅配サービスが往路(自宅から空港)でも利用できることだ。
この手荷物無料宅配サービスは、空港から自宅(復路)が使えるカードは多いが、往復ともになると限られてくるのではないか。
三つ目は、メンバーシップ・トラベル・サービスであるゴールド・デスク(固定電話より 0120-020551 携帯電話より 03-3220-6350)、これを利用した結果は「台北の鼎泰豊(ディンタイフォン)の予約はクレジットカードのトラベルデスクで(2014年11月24日)」で書いたようにダイナースカードのときに実証済だ。
それに、国内線に搭乗する場合に羽田空港で利用できるエアポート・ミール・クーポン(1,000円相当分)はささやかなプレゼントだろう。
また、海外旅行傷害保険の関係では、ささやかながら航空便遅延費用補償(海外旅行)があるほか、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでの支払いを条件に、キャンセル・プロテクションが付加されるのは画期的なことではなかろうか。
もっとも、キャンセルによる補償は、病気入院やケガによる通院が条件なので、それこそ万が一の時のことなのだが、子供が小さかったり、老齢の父母がいる場合には保険として活用できるだろう。
先日のクロアチア・イギリス・マレーシア旅行の際、HSBC香港の口座をプレミア(Premier)にアップグレードしたときに作ってもらったHSBC Premier Master Card(年会費無料*)を使ってみた。
私は口座のステータスがアドバンス(Advance)の時点で、HSBC Advance Visa Platinum Card(年会費無料*:2012年10月2日-HSBC香港からクレジットカード(Advance Visa Platinum Card)が送られてきた)を持っていたので、それと合わせて2枚のカードを持つことになった。
私の場合、基本的には日本のクレジットカードを使っているが、今後は前回の旅行のときのように、海外旅行中にHSBC香港のカードも併用していこうと思う。
理由の一つは、投資しているファンドの配当収入を生かすこと、もう一つは為替変動の影響を軽減することにあるだろうか。
(年会費無料* Fees & Charges for HSBC Banking - Tips to save you money - Credit card charge: Become an HSBC Premier/HSBC
Advance customer and your HSBC Premier MasterCard credit card/HSBC Advance
Visa Platinum Card annual fee will be waived permanently.)
ところで、日本のクレジットカードは多種多様なポイントプログラムが用意されていて、クレジットカードの比較サイトや雑誌の特集記事もポイントに言及したものが数多いが、私が持っているHSBC香港発行のクレジットカードも、共通のポイントプログラムとしてRewardCash Programme(報奨プログラム)と呼ばれものがある。
これは、クレジットカード利用額が250香港ドル(約4,000円)につき、1ドル分のポイントがもらえる(FAQ - How can I earn
RewardCash? - You can earn $1 RewardCash for every HKD250 you spend on
a credit card.)というもので、還元率にすると0.4%となる。
このRewardCashの残高を確認するには、HSBC香港のインターネットバンキングにログオン、Cardsタブをクリック、My card accountsからAccount Infoをクリックすると、RewardCash
Balanceが確認できる。
また、ログオン後のMy HSBCからeStatement and eAdviceに進み、Cardタブをクリックして、最新のPDFファイルを開くと、REWARDCASH
EXPIRING IN *******と印字がされ、残高と有効期限がわかるようになっている。
このRewardCashは、Instant Redemption、RewardCash e-Shop(最低利用金額は$10リワードキャッシュ/A minimum of $10 RewardCash must be used to purchase
each item.)を使うときに、ポイントを充当できるほか、Mileage Programme(最低移行金額は$40リワードキャッシュ/Each transfer must be of a minimum of $40 RewardCash.)(手数料:300香港ドル又は40USドル)に移行することができる。
例えばアジアマイル(Asia Miles)に移行する場合は、$1リワードキャッシュが15アジアマイル(2016年1月4日以降は10アジアマイル)に換算される。
ただ、ポイントの有効期間は3年(FAQ - When does RewardCash expire? - HSBC Premier cardholders and HSBC Advance Visa Platinum cardholders can use their RewardCash up to three years after earning it.)となっており、また、1回当たりの最低利用ポイント数が決められているため、日本居住者(香港の非居住者)の場合は、カードの利用頻度の点からいっても権利放棄になってしまう可能性が高いだろう。
さて、私の持っているHSBC Premier Master Cardは、RewardCash Programme(報奨プログラム)のほかに、Traveler Rewards Programme(旅行者ポイントプログラム)とHSBC Premier Privileges(HSBCプレミアカード特典)というのが付いている。
このうちTraveler Rewards Programme(旅行者ポイントプログラム)というのは、提携業者を通じてクレジットカードを使うと、ポイントが加算されるもので、日本居住者(香港の非居住者)にとって使いやすいのは、Online Hotel Bookingだろうか。
私が前回の旅行で使ったのはAgoda.comとExpedia HK、このときは2015年8月末までに予約すると、米ドル建て宿泊代の10%(通常は5%)が還元されるキャンペーンをやっていたからだ。
ご存じの方は多いと思うが、この2つのオンライン旅行会社は日本語サイトもあり、前述のリンクから辿って日本語サイトで予約しても理論的には還元の対象になるはずだが、前回の旅行のときは素直に香港サイト(英語)で予約を完了させた。
ちなみに、これらで予約したRewards(報奨金)がウェブサイトに反映されるのは、支払いのおよそ1ヶ月後となる。(FAQ - When can I see my account credited with the Reward Dollars I earned
today?)
そして、このRewards(報奨金)の有効期限はなぜか非常に短く、利用後半年で有効期限切れとなるようだ。(FAQ - Will my MasterCard
Traveler Reward Dollars expire?)
幸いにして、US$40 MasterCard Prepaid Cardに換えられる残高はあるのだが、日本居住者(香港の非居住者)にとっては使い勝手の良いものとは言えないようだ。
最後に、5月に申し込んだHSBC Premier Master Cardについては、インターネットバンキングにログオン後に確認できるPayment
Due Date(支払い期日)、又はeStatementに書かれているPlease pay by (dd/mm/yyyy)の日(どちらも同じ)に香港ドル普通預金口座(HKD
Savings)から自動的に引き落としになるようだ。
私は、こうなっているのを知らなくて、事前に振替を実行し、何度かクレジットカード口座に余剰金を生じさせてしまった。(参考:2014年7月8日-HSBC香港のクレジットカード口座への振替ミス対処法)
これらのことを含めて、次回、HSBC香港に行ったときにジョン(John Lau)さんに聞けば、いろいろなことを教えてもらえるのだろうか。
頭でわかっているのと実際に感じてみることが違うということはよくあることだ。
2014年3月30日付のコラム「早期リタイア後の生活を考える(3)」でも書いたように、退職の翌年度に在職中の収入ベースでかかってくる健康保険料(任意継続被保険者又は国民健康保険)と住民税の請求が来ることはわかっていた。
それゆえ、いきなり完全リタイアをせずに、サラリーマンを継続する道を選んだのであり、健康保険料と厚生年金保険料は思惑通り、月額給与の減少に比例する形で給与天引き額も減った。
そして、6月に横浜市から平成27年度の市民税・県民税(住民税)の税額決定・納税通知書が送られてきたので、それを給与担当者に出して、給与天引き(特別徴収)をお願いすると、意外なことに(通常はやってくれるところが多い)自分で納付してくれと言う。
住民税の普通徴収分は、原則として、年4回払いなので、今まで給与天引きされていた額を3ヶ月分ずつまとめて払うような感じだ。
それに、私の場合は、昨年の年収が人生で初めて大台に乗ったこともあり、かなりの重税感を感じざるを得ないレベルになっていた。
そこで、区役所(横浜市は各区役所が窓口)の税務課で相談して、延滞金がかからないように分割納付(ほぼ毎月払い)をお願いした。
基本的には毎月24日から月末にかけて支払いをするように納期が設定されていて、毎月の給与と投資信託の分配金が銀行口座に振り込まれた後に支払いを行っていたが、つい先日、残りの分をまとめて払って今年度の分を完納した。
1回分が30万円以下の金額であったので、コンビニでも納付ができるようになっていたが、私は平日が休みだったこともあり、あえて銀行の窓口に支払いに行った。
言うまでもなく、今月いっぱいでシティバンクの個人金融部門がSMBC信託銀行と事業統合によってなくなるので、現在のサービスがそのまま継続されるかの再確認の意味もあった。
私に関係するところでは、銀行名、銀行コードの変更に伴って、国内および国外からの振込・送金に際して変更手続きが必要なくらいだろう。(FAQ シティバンク銀行のリテールバンク事業とSMBC信託銀行との統合について-2015年11月1日の統合について)
あと支店内の雰囲気は、元より、日系銀行やゆうちょ銀行のようにフロア中にお客が溢れているのを見たことがないので何とも言えないが、ここ数ヶ月の支店内は月を追うごとに閑散としてきているような感じもする。
シティバンクがなくなるというので口座を解約した人もかなりいるのだろうか。
ところで、私は8年前に「冷たい政府(unkindly government)になり果てる日本-小泉政権が推進した『三位一体の改革』は究極の『海外逃亡促進政策』だ!」というコラムを書いた。
その後、竹中平蔵元総務相の住民税不払い疑惑を追求した民主党が、2009年9月から2012年12月まで政権を担ったものの、無様なことに地方税法の欠陥は是正されることもなく、また私が徴税コストが嵩むと酷評した地方税(住民税)の後払い方式も何ら変わっていない。
マイナンバー(社会保障・税番号制度)によって、今までに比べれば地方税(住民税)の徴税コストが低減することが期待できるが、それより納付率が上がるような制度にすることによって、これ以上の増税の抑制は元より、減税すらできるようにすべきであろう。
11年前に出された東京都税制調査会答申(2004年11月16日)の「平成16年度東京都税制調査会答申-税源移譲を中心とした地方税制改革」の中で、個人住民税の現年課税について触れられている。
「個人住民税は、所得税より一年遅れて課税されるため、引退等によって所得が大きく減少してから個人住民税を納税しなければならないこと、賦課期日(地方税法第39条、第318条により1月1日)後に域外に転居することによって徴収に困難が生じること、賦課期日の直前に海外転居となって、前年所得がありながら個人住民税を課税できなくなることなど、個人住民税の過年度課税システムに内在する問題は、必ずしも小さくない。現年課税とすることで、このような問題は回避できるようになる。」
衆参両院で多数を握る安倍内閣は、霞が関の増税メニューを黙認するだけでなく、こういうことにも手をつけるべきであろう。
11月から翌年の2月まではタイを旅行する上ではベストシーズンとなる。
実のところ、英語の旅行ガイド、例えば、Rough GuidesにはWhen To Go(いつ行くか)という項目で、The cool season (Nov–Feb) is the best time to
come to Thailand.(タイに来るなら11月から翌年2月の乾季がベストシーズンです。)と明記されている。
ここを日本のガイドブックは曖昧な記述にするから、いつでも大丈夫のような印象を受けることもあるが、雨季(6月から10月)はマリンレジャーをするなど渡航目的によっては不向きな季節となる。
それゆえ、西洋人を始めとしてクリスマス休暇に突入する年末の時期は元より、今後数ヵ月間のうちにタイを旅行する人は、ベストシーズンに突入するため、人気路線のLCC(Low
Cost Carrier=格安航空)や、列車、長距離バスは混み合うことが予想される。
私は来月、チェンマイのロイクラトン祭り(Loy Krathong Festival in Chiang Mai)見物を兼ねた、タイ・香港旅行を計画しているのだが、友人の野澤さんご夫妻がやっているフジヤマツーリストのツアーが現地集合現地解散でも参加可能なため、チェンマイからバンコクまでを列車に乗ってみようと思った。
そこで、タイ国鉄(State Railway of Thailand)のウェブサイトにアクセスしてみたが、かつては存在したオンライン予約のページがなくなっていた。
英語サイトでは鉄道旅行のバイブルとも言えるThe Man in Seat 61によれば、2013年1月以降、直接のオンライン予約はできなくなったとある。
そこで、これに代わるものとして推奨されているのが、12GO Asia(パソコンサイトは一部日本語あり、iPhoneアプリは英語のみ)というオンライン予約サイトで、これを使えば、タイの列車のチケットを予約することが可能になるというわけだ。
12Go Asiaを使ったチケット予約の方法は、アジアトラベルノートの記事「タイ国鉄の列車をオンライン予約できるサイト(2015年9月26日)や、松尾要氏のブログ記事「タイの寝台列車はオンライン予約ができるよ♪(2015年3月26日)」でも解説されているので、それを参考にしてもらいたいのだが、タイの列車に関して言えば、乗車日の2カ月前に予約の可否の回答がメールで送られてくるようだ。
予約する際に重要なのは、「If My Chosen Seats Are Not Available(選択したチケットが取れなかったら)」という項目で、タイの列車は予約が混みあうので、希望の席が取れないことがあります(Trains
in Thailand are quite booked, so it may happen that your required berths/seats
are not available.)と、注意書きがされている。
これは、最初に書かれている「We are not (yet) an online system for Thai Railways. We are
manually buying tickets for you at the station. Trains in Thailand are
usually pretty full (especially VIP class compartments).(私たちのシステムはタイ国鉄のオンライン予約ではありません。私たちは貴方に代わって駅までチケットを買いに行っております。タイの列車は常に混みあいます。)」というリスクがあるため、選択肢をあらかじめ提示して欲しいということだろう。
私の場合は、乗車日の2ヶ月以上前にオーダーを出したため、超人気路線の夜行寝台が取れたとの連絡があったのだが、これからタイを列車で移動しようと思っている人は、このウェブサイトを使ってみたらいかがだろうか。
ちなみに、チケットの現物の受け取りについて、現地でピックアップするか、日本へ送ってもらうかの選択は、自分の旅程と付け合わせて決めればいいと思う。
ところで、私は、この12GO Asiaや、同じようにオンライン予約ができないクロアチア国鉄(Croatian Railways)のチケットをレイルヨーロッパで手配できるのを見て思ったのが、こういったシステムを日本のJRの外国人向け予約にも使えないかということだ。
国内居住の日本人は、日本の鉄道ほど世界に冠たるものはない、と豪語するだろうが、それは時間に正確だということであって、決してオンライン予約システムが優れているわけではない。
ただ、最大のネックは日本の鉄道網があまりにも発達し過ぎて、人力でチケッティングできるレベルを超えてしまっていることだ。
「おもてなし信仰だけでは『みどりの窓口』の外国人の行列は増える一方だ(2015年8月3日)」でも紹介した東洋経済の記事「プロから見て、新幹線には大きな欠点がある(2015年7月31日)」にあるように、外国人観光客向けのオンライン予約システムは未整備の状態だ。
JR各社や、日本の旅行会社が外国人向けのオンライン予約システムを整備できないのであれば、たとえ外国企業であっても、12GO Asiaのような事業計画を提出できる会社を募るときが来ているのではなかろうか。
(注)2017年2月1日からタイ国鉄のオンライン予約システムが再開されました。
最近、私が読んでいる本に、お金が貯まるのは、どっち!?(菅井敏之著)というものがある。
端的に言えば、お金にまつわる25個の選択肢に対し、どちらを選択した方が豊かな人生を送れる可能性が高いかを著者が書いたものだ。
この選択肢のうち一つは、「メガバンクと信用金庫、口座を開くならどっち?」というものだが、私がこの1年書き続けたことは、11月1日に迫ったシティバンクとSMBC信託銀行との個人金融部門の事業統合後のメインバンクをどこにするかということだった。
詳しくは、シティバンク個人業務撤退後を見据えて新生銀行に口座開設(2014年11月3日)と、シティバンクの口座、売却後は三井住友銀行で継続保有の予定(2014年12月11日)のコラムをご覧いただきたいが、私の場合、現時点でシティバンクをメインバンクとしているのは、海外旅行の際の現地通貨引き出しと、海外投資のハブ口座として利便性が高いからだ。
一方、著者の菅井敏之氏は、豊かな未来(不動産投資家)へのワンステップとして信用金庫をメインバンクとし、文字通り、信用を勝ち得る努力をすることを勧めている。
ここで、株式投資(国内)をする人なら、証券口座と連動した銀行口座をメインバンクにするという選択肢は当然あり得ることだ。
どちらがいいとは言わないが、メインバンクを持つにあたり、なぜそうしたかを信念を持って説明できるようにすることが重要である点では私も彼も意見が一致していると言えるだろう。
実際のところ、彼は、お金を増やした成功者たちは、この設問以外にも、お金にまつわる選択肢に対して明快な答えを持っていると論じている。
ところで、私が今まで見向きもしなかった信用金庫なのだが、早期リタイア後の生活を考えるにあたって、いろいろな人に相談に乗ってもらったりしていると、仮に、マイクロ法人(合同会社など)を設立したとして、その法人口座を作るには、ゆうちょ銀行か、信用金庫が開設しやすいとのことだ。
数年前までは、まさか自分がそんなことを考える身になるとは想像もしていなかったので、そこまで気が回らなかったのだが、人生何が起こるかわからないものだ。
もっとも、2006年4月1日のコラム「カルロス刑務所システム株式会社設立について」は真にエープリルフールに過ぎなかったし、「法人成りは社会保険制度上でも得なのか?(2010年3月13日)」は社会保険労務士(不合格)の受験勉強の一環で書いただけなのだが・・・
菅井敏之氏の著書には、かなり辛辣なレビュー(書評)も見受けられるが、彼の真似ができるできないは別として、成功者として学ぶものはあるのではないだろうか。
お金が貯まるのは、どっち!?(菅井敏之著) |
あなたの給料は、どの銀行に振り込まれますか? みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行三井住友銀行などのいわゆるメガバンクですか? それともゆうちょ銀行? 地元の借用金庫? 給料の振り込み口座のことを、銀行員たちは”きゅうふり口座”と略して言います。 たいていの場合、この”きゅうふり口座”は、その人のメインバンクのはずです。 では、なぜ、あなたはその銀行をメインバンクにしたのでしょうか? どこにでもある○○銀行が便利そうだったから・・・、会社に○○銀行を指定されたから・・・、親が○○銀行を使っていたから・・・、など理由はさまざまでしょう。 それほど強い動機があるわけではなく、「なんとなく・・・」で決めている場合も多いはずです。 では、もしも選ぷ銀行によって、お金の増え方が大きく違うとしたらどうでしようか? 選ぶ銀行によって、お金持ちになることもあれば、いつまでたってもお金が貯まらないこともあるとしたら・・・。 それなら、決して「なんとなく・・・」では決めないはずです。 ひとつだけ結論を先に言ってしまいましょう。 なんとなく「メガバンク」を選んでいる人。 この人たちが、もっともお金を増やせない人です。 いくら頑張って働いても、生活がよくならない。 たとえ収入が増えても、生活が破綻してしまうことがある。 私は25年間におよぶメガバンク勤務の時代に、こういう人をたくさん見てきました。 ■銀行はお金をおろす場所ではない 私は山形県の田舎町・朝日町で育ち、大学入学と同時に上京してきました。 大学を卒業すると三井銀行(現・三井住友銀行)に入行し、その後、横浜と東京の支店で支店長を勤めました。 大人気ドラマ『半沢直樹』さながらの、銀行員ならではの浮き沈みを経験し、悲しみと喜びを味わいました。 また、多くの方々の資産構築において、銀行がいかに重要な役割を果たしているかを目の当たりにしてきました。 48歳のとき、25年間の銀行員生活に終止符を打ち、現在は6棟78室のアパート経営で、年間7000万円ほどの不動産収入を得ています。 銀行員として人に「お金を貸す」側の立場もわかるし、不動産オーナーとして銀行から「お金を借りる」側の立場もわかる、というのが私の特徴です。 長年メガバンクに勤めてきた私が「メガバンクをメインバンクにしている人は、一生お金を増やせない」と言うと多くの人が驚きます。 「いったい、なんで!?」と。 なぜ、メガバンクではダメなのかを語る前に、そもそも銀行とほどんなところなのかを考えてみましょう。 銀行は、お金をおろすだけの場所ではありません。 銀行は、お金を借りる場所です。 「私は社長じゃないからお金なんて借りない」と感じる人もいるかもしれません。 では「住宅ローン」はどこから借りるのでしょうか? 「自動車ローン」は? 子どもの「学資ローン」は? 特に、住宅を購入する場合は、なんの疑いもなく住宅ローンを組もうとするはずです。 つまり、銀行からお金を借りるわけです。 もう少し先のことも見すえてみましょう。 今、会社員をしている人でも、将来は独立して事業を始めるかもしれません。 お店を始めるかもしれません。 そんなときは事業資金や開業資金を銀行から借りることになるでしょう。 将来、購入したマンションを賃貸に出すことがあるかもしれません。 さらにもうひとつマンションを買い、賃貸収入で2つのローンをまかなっていくプランを考えるかもしれません。 ローンの全額とは言わないまでも、かなりの割合を賃貸収入でまかなうことができれば、労せずして2つのマンションが手に入ります。 この場合だって、銀行の「住宅ローン」を利用するわけです。 成功者たちの共通点はただひとつ。 銀行からお金を借りて、それを上手に活用したことです。 こうすれば、たとえ今の年収が低くても、きちっとお金を増やすことはできるのです。 ■なぜ、メガバンクではダメなのか? メガパンクはそもそも、大企業の人や公務員のように安定している人しか相手にしないからです。 高収入で安定した将来が約束された人にしかお金を貸したくない、というのが彼らの本音です。 では、今、大企業に勤めている人は、メガバンクを選べばいいかというと、まったくそんなことはありません。 私は三井銀行(現・三井住友銀行)に25年間勤めましたが、独立して法人口座の開設を三井住友銀行に申し込んだとき、大変厳しい審査をされました。 自分が在籍していた銀行ですら、独立したとたんに厳しくなるのです。 もしも、独立して資金を借りようとしても、メガバンクはあなたを相手にしないでしょう。 元大企業に在籍していた、などということは、なんの役にも立たないのです。 では、どの銀行をメインバンクにすればいいのか? スバリ、信用金庫です。 信用金庫は、地域の商店や中小企業に勤める会社員などを、おもなお客様にしています。 たとえば、500万円の預金があったとしても、メガバンクではまったく相手にされませんが、信用金庫なら「上客」として扱ってくれる。 1000万円なら、担当者がついてくれる場合もあります。 あなたの今後のライフプランに合わせて、いろいろな相談をすることもできる。 関係性をうまくつくれば、将来、あなたが必要なときにお金を貸してくれる可能性も高いのです。 そうするためには、信用金庫をメインバンクにして、給料をそこに振り込み、同時に積み立ても行うのです。(この部分のみ本編50ページより抜粋) つまり、”きゅうふり口座”をメガバンクにするか、信用金庫にするかで、あなたの未来が劇的に変わるということなのです。 |
去る10日と11日、連チャンであらっきーがシェフを務めるLovers Kitchenのイベントに参加した。
10日は「全国の銘酒を呑み尽くす~粋な日本酒会~」ということで、日本酒と極上の料理の組み合わせの飲み会、そして、昨夜行われたのが「極上の肉会~滴る肉汁とワインに酔いしれる~」と銘打った肉三昧のパーティだった。
10日は参加者が8名だったので、落ち着いて話すことができたが、昨夜は、肉三昧と聞いてやってきた参加者が17名、テーブルの周りに座りきれないほどの盛況だった。
出された料理の品数も二桁になるほどだったが、飲み干されたワインも数知れず、1人1本は空けた計算になるのだろうか。(笑)
ささやかながらではあったが、私もいつもリーズナブルな価格で極上の料理を振舞っていただいているお礼ということで、先月のクロアチア・イギリス・マレーシア旅行の途上、フヴァル島(Hvar Island)の苫屋(Tomaya)に泊まったときに仕入れた、パウロ(Paulo)さん(宿のオーナー、奥寺さんの旦那さん)の手作りワイン(赤)を差し入れさせていただいた。
ところで、あらっきーシェフと、これまた友人としてお付き合いさせていただいている野澤さんご夫妻が立ち上げた旅行会社、フジヤマツーリストのコラボ企画の第一弾が2015年11月7日(土)にあるそうだ。
「開運招福!!あらっき~シェフと巡る、秋の熱海・伊豆・箱根のパワースポット・温泉・グルメ日帰り旅行」ということで、東京近郊への日帰りバスツアーのようだ。
残念ながら私は参加できないが、一般のバスツアーなどと一味違った旅行を体験したいという人はいかがだろうか。
また、野澤さん曰く、今回参加できなくとも、こうした企画は随時実施していきたいとのこと。
あらっきーシェフの料理を味わうだけでも有意義だということは、毎度のLovers Kitchenのイベントの参加者全員の一致するところだろう。
ぽかぽか陽気となった金曜日(10月9日)、フト思い立って横浜赤レンガ倉庫でやっているオクトーバーフェスト(Oktoberfest)(10月2日から18日まで)に行ってみた。
このイベントに参加するのは2011年7月24日(なぜ7月?)のオクトーバーフェスト IN 代々木以来だろうか。
横浜会場でのイベントは、suzeさん繋がりのmixi仲間に誘われて2回(2007年10月6日、2010年10月11日)ばかり参加したことがあるが、週末ということもあって座る場所を確保するのも大変だった記憶がある。
これは、5月に代々木公園でやっているタイフェスティバルも同じで、週末のイベントは参加者が溢れていて、席取りが大変なものが増えている。
従って、フラリと行って楽しむというレベルではなくなっているのが実情だ。
ところが、今の職場は勤務ローテーションの関係で平日が休みになることが多く、しかもオクトーバーフェスト(Oktoberfest)は平日も開催している。
平日だと、そこそこ人出はあるものの、座るところに苦労するレベルではない。
そこで、私は飲みついでに、最近知り合ったフェイスブックの旅人コミュニティ「地球が遊び場」の代表、もっちーさんがテントの中のステージ会場(Woho & Kalendar Band/ヴォーホーアンドカレンダーバンドの生演奏会場)でスタッフをやっているとの情報をゲットしたので、会いに行ってみることにした。
とりあえず、彼の休憩時間(生演奏の幕間)を狙って行くと、いろいろな旅話を聞くことができた。
私が密かに行きたいと思っている中南米の旅行は2017年(再来年)の1月を考えているらしい。
途中参加、途中離脱もOKらしいので参加を考えてみようかな。
今日、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(マイナンバー法)が施行され、各自治体から通知カードの発送が始まったと報じられている。(2015年10月5日-毎日新聞:マイナンバー制度 法施行で通知カード発送作業スタート)
簡易書留で届くということなので、郵便の受け取りを拒否したり、不在通知を放置したり、といったことをする人が出ることは予想されるし、住民票を置き放しにして別のところへ転居した人もかなり多いだろう。
一方で、通知カードを物理的に受け取れない人も多く出るに違いない。
一番多いのが、病気や怪我で長期入院したり、介護施設に入所したりしている人だろうか。
そして、後々大問題になりそうなのが、DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)の保護規定が適用されて、住民票の所在地とは別のところに避難している人や、東日本大震災の被災者だろう。
「こういった人たちは居所情報の登録をお願いします(総務省)」とあるが、DV被害者や被災住民の居所(住民票とは別の居住地)を関係自治体は把握していないのだろうか。
もし、把握しているなら役所間の情報交換で、正しい居所に通知をすればいいことであって、わずか1ヶ月の間に本人に届出させるのは酷というものだろう。
それともそういった情報交換ができる法規定がないのだろうか。
こういった突っ込みどころ満載の通知カードの発送が始まったわけだが、本人に届かなかったとしても、あるいは受け取りを拒否しても、法律が適用されることに変わりはない。
インターネット上では、通知カードの受け取り拒否を促進しよう、などということが流布されているが、そんなことをしても勤務先からマイナンバーの提示を求められたり、数年後に銀行口座との紐付けが義務化されれば一発でアウトである。
当然、銀行口座との紐付けの暁には、最悪の場合、口座が凍結され、給与の受け取りもクレジットカードの決済もできなくなるので、悲惨なことになるだろう。
そういうことは嫌なので海外移住(転出)するか。
ただ、この場合も、「出国税の導入も決定、海外赴任やロングステイ予定の個人投資家はどうすべきか(2015年4月30日)」で触れたように、国内の銀行口座が使えなくなる可能性が出てくることが厭らしい。
一方で、マイナンバーを使った電子行政サービスは向上するのだろうか。
実は、公的個人認証サービスのウェブサイトに、現行の住民基本台帳カード(公的個人認証サービス)で利用できるサービスの一覧が掲載されている。
これを見れば、自分の住んでいる自治体の電子行政サービスがどの程度のレベルかわかるだろう。
残念ながら横浜市はかなり遅れていると言わざるを得ない。
要は、住基ネットがマイナンバーに代わると思えばいいわけで、横浜市のように電子行政サービスが遅れた自治体に多くは期待できないということだ。
もっとも、地方自治体の首長や議員に、電子行政サービスの充実を要望するのは有権者の権利であり、義務と言ってもいい。
情報漏えいのリスクを背負っているだけで何の果実もなければ、それは国民にとって投資(正しい税金の使われ方)ではないのだ。
ところで、私が今読んでいる本で「貧乏人を喰う奴らを暴く!」(夏原武著)というものがある。
その中にネームロンダリング(戸籍操作)ということが書かれている。
単純に言えば、戸籍の売買というもので、別人になりたいと思っている人が、借金で首が回らなくなって何でもいいから金にしたいという人や、浮浪者(ホームレス)となった人から、ブローカーを通して戸籍を買うというものだ。
この浮浪者から戸籍を買うというのは、選挙の集団投票にも使われる「なりすまし」の王道だと夏原氏は言う。
そうは言っても、この方法で選挙結果を左右するほどの票(人)が集まるのかと思うのだが、もし、事実だとすれば、疑惑の大阪都構想の住民投票否決もこうした理由によるものではなかろうか。(2015年5月18日-日経新聞:大阪都構想の住民投票、僅差で否決 野党再編の行方にも影響)
さて、今までは国民が固有識別番号を持たなかったために、戸籍を操作することによって別人になり変われたと、夏原氏は言うが、今後はどうなるだろうか。
この戸籍売買の要諦は、売る方が戸籍がどれほど重要か認識していないことなのだが、それはマイナンバーになっても変わることがないように思える。
内閣府が行ったマイナンバー(社会保障・税番号)制度に関する世論調査(平成27年7月)では、制度の内容まで知っている人は回答者の約4割に過ぎなかった。
今の時点では戸籍より重要性に関しての認知度は低いと言えるだろう。
ザルのような政府のセキュリティ認識ではマイナンバーの流出も怖いが、マイナンバーを平気で売買する人や、情報を横流しする人も後を絶たないかもしれない。
2015年9月18日の両替レート | |
ガトウィック空港 | パディトン駅周辺 |
去る9月18日、クロアチア・イギリス・マレーシア旅行の途上、ロンドンのガトウィック国際空港(Gatwick International Airport)の到着ロビーにあった両替所の円・英ポンドの現金両替レートを見たとき、私は自分の目を疑った。
私は外国のATMでも現地通貨を引き出せるキャッシュカード(CitibankとHSBC香港)を持って行ったので、日本円の現金を現地の空港で両替する必要はなかったのだが、東南アジア諸国のように現金の両替レートが悪くない場合は、そうすることもあるので、一応、両替所の為替レートの確認もすることにしているのだ。(参考:両替はどこでするのが得か?)
ところが、ロンドンのガトウィック空港の円・英ポンドの現金両替レートは常軌を逸していた。
現金を円から英ポンドに換えるときのレートが1ポンド=222.56円、英ポンドを円に換えるときのレートが1ポンド=157.93円だった。
いくら手数料をぼったくっているのだろう。
この両替所が設定している仲値は1ポンド=190.245円だから、片道32.315円、これだけの手数料を払って現金を円から英ポンドに両替する必要性はどこにあるのだろうか。
おそらく酷いのは円・英ポンドだけではあるまい。
実際のところ、軒並みある空港の両替所で現金を差し出して両替を依頼している観光客は皆無だった。
ただ、ガトウィック空港の厭らしいところは、軒並み並ぶ両替所のレートはどこも似たり寄ったり、しかも、ATMもVISA/Plusや銀聯(Union Pay)のネットワークに繋がっていないものが多く、従って、私の持っていたキャッシュカードはMaster/Cirrusのネットワークに繋げるものがなかったので、全滅だったのだ。
唯一、HSBC Premier Master Cardのキャッシング機能だけが利用(日本で発行されたクレジットカードでもMasterブランドのものは利用可)できたのだが、この結末については別の機会に書きたいと思う。
ところで、ロンドン最大の空港は言わずと知れたヒースロー国際空港(Heathrow International Airport)だ。
イギリスの場合、空港を運営する会社ごとに経営方針が違うかもしれないが、ヒースロー空港もATMに関してはここまで酷くなくとも、現金両替に関しては同じように為替レートが酷いと思っていた方が間違いないだろう。
事実、ほかの欧州各国の空港の現金両替レートも似たり寄ったりの酷さだったからだ。
また、同じ日に市中の両替所も空港ほど酷いのか確認すると、私が泊まったパディトン駅(Paddington Station)周辺にあった両替所では、現金を円から英ポンドにするレートが1ポンド=192.09円、英ポンドを円にするレートは1ポンド=182.17円、この両替所が設定している仲値は1ポンド=187.13円、両替手数料は片道4.96円なので、イギリスにおける円の需要を考えると、相当に良心的なレートだろう。
イギリス人が日本に渡航するときは、こういった両替所を利用するのだろうが、日本人も積極的に活用すべきだ。
一方で、日本国内で現金を円から英ポンドに換えると、片道12円の両替手数料を取られるようなので(地球の歩き方:イギリスポンドの為替レート)、米ドルやユーロのように、到着日及び翌日に必要な外貨の現金は日本で両替、ということを推奨しかねるレベルである。
それでも空港から市中に行くための交通費が捻出できないと困るだろうから、それを工面するためには多少の犠牲はやむを得ないと言えるだろう。
みずほ銀行の店舗に行く時間が取れる人(2015年1月5日-海外旅行資金はみずほ銀行の外貨預金で準備するのが得策?)や、マネーパートナーズの外貨両替・受取サービスを使える空港から出発する人はこれらのサービスを使うことも考えた方がいいだろう。
ちなみに、ガトウィック空港からパディトン駅近くのマイターハウスホテル(Mitre House Hotel)に移動するのに2時間程度しかかかっていないのだが、双方の両替所の仲値に3円程度の差がある。
そんなに短時間で円が英ポンドに対して暴騰したのだろうか。
為替サイトで有名なOandaで調べると、2015年9月18日の円・英ポンドのレートは1ポンド=185.95円から187.38円のレンジで推移したようだ。
市中の両替所のレートはこのレンジの中にあるが、空港の両替所はそもそも仲値からして手数料を大幅に上積みしている。
もはや、欧州(イギリスに限らず)旅行に際して、新生銀行など海外ATMで引き出し可能なキャッシュカード(VISAデビットカードを含む)や、トラベルプリペイドカード(2014年3月15日-トラベラーズチェック(TC/Traveler's Cheque)の販売終了とトラベルプリペイドカード)の保有、クレジットカードを使った海外キャッシングなどの対策は必須と言えよう。
奇しくも本日のテレビ東京系列の番組で「モヤモヤさまぁ~ず2スペシャル『ロンドン』」が放映された。
これを見てロンドンに行きたくなった人もいるだろうが、くれぐれも空港会社公認のぼったくり両替所のお世話になるのだけはやめよう。
平成27年(2015年)の国勢調査は、この調査が1920年(大正9年)に始まって以来、初めてオンラインによる回答ができるようになったそうだ。
ただ、今回のオンライン回答期間は9月10日から20日までということで、ちょうど私のクロアチア・イギリス・マレーシア旅行の期間とダブったために、従来通り、紙書類による提出をしてくれということで調査員が訪問してきた。
ただ、今までと違うのは、調査票の回収には来ないので、記入が済み次第、返信用の封筒に入れて郵送してくれというこということだった。
もはや、リタイア世代の調査員が、様々なライフスタイルを持った調査対象者を相手に、調査票の訪問回収を義務付けるのは困難なご時世だし、それがために調査員のなり手がいなくなっているので、ようやく役所もオンラインと郵送をメインにするという決断をしたのかもしれない。
10年前のコラムでは「国勢調査、もっといいやり方ってないのかな?(2005年10月4日)」と書いたが、今回、インターネットで回答した人の話だと「簡単に終わったよ」ということなので、国勢調査のやり方もだいぶ進歩したということなのだろう。
ついでながら、来年1月からはマイナンバー(社会保障・税番号制度)も導入されるのだから、選挙もオンラインでやるようにすればいいと思うのは私だけではあるまい。
去る9月29日、私が参加させていただいているフェイスブックの旅人コミュニティ「地球が遊び場」のオフ会がビストロゴキゲン鳥・恵比寿店で開催された。
私としては、自分のウェブサイトを開設した翌年の2002年3月から10年以上にわたってお世話になっているそれゆけ個人旅同好会のオフ会以来の大がかりな旅行系コミュニティの飲み会だった。
私自身はこのコミュニティに知り合いはほとんどいなかったのだが、旅行系のグループなら渡航先で知り合いを作るのと同じくらいの気分で入っていけるだろうと気軽に参加してみた。
今回の「中央アジア5ヶ国旅 おかえり&報告会!」というのは、代表のもっちーさんたち4人のメンバーが1ヶ月にわたって旅行した体験談などを語る(!?)という名目だったのだが、中央アジアというディープな地域を、4人グループで、しかも長期にわたってやったことに私は驚いた。
今までの私の経験だと、ディープな地域の旅行者はたいてい一人旅かカップルで、グループで行動する人たちというのをほとんど知らなかったからだ。
ただ、彼らの職業を聞いて納得、中央アジア旅行へ行った2人の男性が不動産投資家(自由人)なのだ。
私のライフスタイルも今や、半分自由人みたいなものなのだが、彼らの話を聞いて、私の生き方(投資収益を生計のメインにする)は間違いではない、という確信を抱いたのだった。
ちなみに、彼らは来年1月のアフリカ旅行にも行くそうで、それも数人のグループ旅行になりそうだという。
一人ではなかなか行けないところでも仲間がいれば行くことができる。
そんなコンセプトらしい。
私はこのコミュニティに参加したばかりだが、いずれは中南米旅行などディープな地域に一緒に行くメンバーができるといいと思う。
思い出すのは2010年の年末から翌年の年始にかけて行ったアメリカ・メキシコ・グアテマラ旅行、トラブルの連続だったこのときのトラウマは完全には癒えていないのだ。
そこで知り合ったメンバーとは今でも飲み会(2014年4月23日-メイさん壮行会 IN グローバル赤提灯の街、有楽町)などをやっているのだが、当時の辛い思い出は今でも強烈に頭から離れない。(苦笑)