私が半月前に行った東海グルメ旅行の際、お金を下ろそうと思って名古屋駅周辺の銀行ATMを探していた。
最終的に目指したのはSMBC信託銀行の名古屋駅前支店、ここなら海外発行のキャッシュカードでお金を下ろすことができるからだ。
このときの私は、なぜか外国人観光客のように、HSBC香港のキャッシュカードを持ち、肝心の日本の銀行のキャッシュカードを持ち歩いていなかった。
クレジットカードは何枚かあったが、日本はアメリカのようにクレジットカード万能の国ではないのだ。
訪日外国人向けのウェブサイトであるJapan GuideのATM紹介を読む限り、2010年3月28日に掲載した「訪日外国人旅行者を困惑させる銀行ATMのバリア」で書いたものは未だに変わっていないようだった。
ところが、私の持っていたキャッシュカードを三菱UFJ銀行のATMに差し込んだとき、普通にお金が下ろせたことに私は驚いた。
ATMのディスプレイ表示を英語に変えるように指示されたものの、ようやく日本の銀行も少しは国際標準に近づいたのかと感心したものだ。
何しろ、この銀行は、私が8年前に調査したときは、日本で最大の銀行であるにもかかわらず、海外発行のキャッシュカードが使えない銀行の一つだったからだ。
帰京してから私は、8年前と同様に、HSBC香港とタイのカシコン銀行(Kasikorn Bank)のキャッシュカードを持ち歩いて、横浜駅周辺の銀行ATMの調査をしてみた。
そうすると、三井住友銀行のATMも海外発行のキャッシュカードが使えることがわかったが、みずほ銀行と横浜銀行はInternational ATM(国際ATM)の表示がある機械だけ使えるようになっていた。
おそらく、日本の銀行には設備投資余力がないからこれが限界だろう。(2018年5月30日-3メガバンク「本業が儲からない」という憂鬱)
今後は日本の地方都市に足を伸ばす外国人も増えるだろうが、彼らにとっての私のアドバイスはただ一つだ。「日本円が足らなくなったときは、郵便局、あるいはイオン、セブンイレブン、ファミリーマートを探すのが最善である。」
ちなみに、Tokyo Cheapoでは2017年3月9日付の記事「Withdrawing Cash from a Japanese ATM with a Foreign Credit Card」で、外国人が日本円を持たずに来た場合は、空港で金を下ろしてから旅をしろとアドバイスしている。
日本は、世界のどこもが技術が進化している中にあって、ガラパゴスと呼ばれることもある国だからか?
これで本当に大丈夫なのか、日本の将来は・・・
I went to Tokai region, Japan around 2 weeks ago, I searched about banking
ATMs around Nagoya station.
My supreme destination was SMBC Prestia Nagoya Ekimae (station nearby) Branch where foreign banking cards can be accepted.
So I brought ATM card of HSBC Hong Kong like foreign tourist, and left Japan's one at home.
I had some credit cards, unfortunately these can't be always used everywhere
in Japan unlike USA.
According to ATMs in Japan, many automatic teller machines (ATMs) in Japan do not accept credit,
debit and ATM cards, which are issued outside of Japan.
It seemed to remain unchanged since I posted the article "The barrier of Japan's banking ATMs against foreign tourists" on 28 March 2010.
However, I was surprised withdrawing cash from Mitsbishi UFJ Bank with ATM card of HSBC Hong Kong.
Japan's bank limp toward international standard, right?
Because this bank is Japan's most biggest banking corporation, but foreign
banking cards couldn't be accepted 8 years ago.
After coming back home, I researched banking ATMs around Yokohama station with ATM card of HSBC Hong Kong and Kasikorn Bank (Thailand).
So I found that ATMs of Mitsui Sumitomo Bank accepts foreign banking cards as well as Mitsbishi UFJ Bank.
However, Mizuho Bank and Bank of Yokohama are ONLY displayed "International ATM."
I think equipment investment of Japan's bank will come to an end, because they don't have sufficient funds to invest due to decrease in profits. (Reuters on May 15, 2018 - Japan's biggest banks revamp, close branches in efficiency drive)
I suggest you going to any post offices, Aeon or convenience stores (Seven
Eleven or Family Mart) when you want to withdraw a cash from Japan's ATM
especially staying in local city.
Meanwhile Tokyo Cheapo said on the article Withdrawing Cash from a Japanese ATM with a Foreign Credit Card, "If you're arriving without cash and you think you need some, your
best bet is to stop before you leave the airport."
Because Japan is sometimes called the Galapagos Islands of technology—a
place where systems evolve in parallel to everywhere else in the world,
right?
Will Japan look fine in the future?
横浜駅周辺の銀行ATMの状況 (Banking ATM around Yokohama station) |
||
Japan banks halve foreign card ATM withdrawal limit after massive theft (Mainichi on June 28, 2016) | ||
銀行名(Bank Name) | 英語のATM操作案内 (ATM display in English) |
外国銀行ATMカードの可否 (foreign bank ATM cards acceptable) |
SMBC Prestia (ex Citibank) | 〇 | 〇 |
Shinsei Bank | 〇 | 〇 |
Aeon Bank | 〇 | 〇 |
Seven Bank (Seven Eleven) | 〇 | 〇 |
e-Net (Family Mart) | 〇 | 〇 |
Japan Post Bank | 〇 | 〇 |
Mitsbishi UFJ Bank | 〇 | 〇 |
Mitsui Sumitomo Bank | 〇 | 〇 |
Mizuho Bank | 〇 | 制限あり(Limited) |
Bank of Yokohama | 〇 | 制限あり(Limited) |
Resona Bank | × | × |
去る6月22日、ザ・ストリングス表参道で開催された株式会社ひらまつ(株価:2764)の定時株主総会に行ってみた。
私が本格的に株式投資を始めたのは21世紀になってからなのだが、株主総会というものに行ったのは今回が初めてのことだ。
今まで、日本株の場合は、議決権行使書を郵送するだけで終わらせていたし、米国株の場合は、送られてきた英文の書類を読むのが大変なので、事実上放置していたからだ。
そして、当日、陣内孝也社長や服部亮人副社長の業績報告などの後で、株主との質疑応答があり、何人か発言していた人がいたのだが、その中の一人が「何と情けない株価水準で、これ以上株主を続ける気が起きん!」と社長に詰め寄っていたが、確かに今の株価水準は年初来安値(3月26日/485円)に再接近する勢いだ。(苦笑)
それに配当金目的で持っていた小株主(!?)にとっては、3月9日に発表された配当金の引き下げはキツイ現実だと思う。
私の場合は、今年の2月に友人のイベントに誘われたのを契機に、株主優待が受け取れる最小単位の株数(100株)を投資した。(2018年2月23日-新作料理とワインの集い@ミュゼ、私も株式会社ひらまつに投資してみた)
ちなみに、私が株主優待目当てで投資をするのは、遡ることおよそ10年、株式会社ゼンショーホールディングス(株価:7550)のとき以来だろうか。(2009年7月4日-ゼンショーの株主優待食事券)
もっとも、投資した直後に業績の下方修正に見舞われてしまったので、私も「情けない株価水準」の犠牲者になったのだが、現時点での含み損は数千円単位なので、それほど痛みを感じるほどではない。(2018年4月25日-4回目の新作料理とワインの集い、ひらまつの株主優待は継続、配当予想は減額へ)
そして、株主総会が終わって、今日、郵便ポストに配当金通知と株主優待カードが入った封書があった。
レストランなどの優待は年内有効なので、次回のイベントのときにでも使わせていただこうか。
それとも親孝行でもしてみるかな~
ただ、小次郎講師は「株主優待で株を買ってはいけない!」と書いているけどね。(サンワード貿易 Rich Life 2018年3月号)
去る6月20日付のロイターニュースは「新興国、先週の米利上げ以降で55億ドルが流出=IIF(英文記事:Investors pull $5.5 bln out of emerging markets in last week - IIF)」という記事を配信した。
つまり、現地時間で6月13日の米国連邦公開市場委員会(FOMC/Federal Open Market Committee)において、利上げが発表されて以降(2018年6月14日 ブルームバーグ-FOMC:今年2度目の利上げ決定、年内あと2回に予測上方修正)、アジア諸国から資金を引き揚げる動きが加速しているというわけだ。
米国の利上げ発表後に下落基調にあった香港ハンセン指数(Hong Kong Hang Seng Index)は、国際金融協会(IIF/The Institute of International Finance)がデータ公表した6月19日には800ポイント超えの暴落を演じて、5月7日以来の30,000ポイント割れとなり、その後も下落基調は続いている。
一方、中国の上海総合指数(Shanghai Stock Index)も、2016年9月以来の3,000ポイント割れとなり、弱気相場入りするのではないかという観測が流れている。(2018年6月22日 ブルームバーグ-上海総合指数、このままいけば弱気相場入り-景気減速や対米貿易懸念)
そこで、私は保険を掛ける意味で、リーマンショックが起こった2008年以来、10年ぶりにHSBC香港の投資口座でワラント(warrants)を買うことにした。
ワラントは、オプションを証券化した有価証券で、ワラントの対象銘柄や株価指数(underlying)が上がると思えばコール(call)、下がると思えばプット(put)を買うことになる。
コールワラントは、ある商品(株式や為替など)を満期日に特定の価格(権利行使価格)で買うことができる権利をいい、プットワラントは売ることができる権利で、ワラントの価値に大きな影響を及ぼすのは、原資産価格(Underlying
Price/Spot Price)、ボラティリティ(Volatility)、残存期間(Expiry/Maturity)の3つと言われている。
要するに、ワラント価格は実態価値(Intrinsic Value)と、時間的価値(Time Value)で構成されているので、原資産に値動きがないと儲けることができないし、時間が経過するごとに価値が少なくなっていくからだ。
とにかく、10年前にやったワラント投資のことを思い出しながらやるのはなかなか骨が折れる。
2007年5月13日付で掲載した「HSBC香港でワラント投資を」がマニュアルなので、それを見ながら少額の買いを入れてみる。<用語集のダウンロード(Excel)>
原資産銘柄(Underlying Stock)を何にするかで悩むことはない。
ハンセン指数(HSI/Hang Seng Index)で決まりだ。
もし、別の銘柄にしたければ、Macquarie Warrantsの方が検索ツールとしては優れているので、こちらを使うといいだろう。
幸いに、当時書いたことは概ね生きているようなので、1か月後を目途に清算するつもりでやってみる。
HSBC香港の投資口座では、ベアマーケットになったときの対処方法は、プットワラントを買うか、米国株口座でベアのETFを買うしかないからだ。
私の場合は後者でも構わないのだが、ベアのETFに投資するなら、ETF DatabaseよりInverse/Short China ETF Listが参考になるだろう。
ロシアで開催されているFIFAワールドカップ(2018 FIFA World Cup Russia)で日本代表がコロンビア戦で大金星をあげた。(2018年6月19日 日刊スポーツ-サランスクの奇跡だ!日本勝った!コロンビアに雪辱 2018年6月20日 BBC Japan-【サッカーW杯】日本、初戦に勝利 コロンビアは退場者出て10人に BBC on 19 June 2018 - World Cup 2018: Japan beat 10-man Colombia in Group
H)
今日のコラムで取り上げるのはこれしかないだろう。
私も今回のワールドカップの日本代表はあまりにも弱そうなので、いつものときより関心がなかった。
それが、ちょっとしたきっかけで、某外資系企業が主催した日本(Japan)対コロンビア(Colombia)戦の恵比寿East Galleryのプライベート・ビューイングに友人から誘われて行ってみたのだが、下馬評ではボロ負けという雰囲気がありありとあった。
まあ、それでも主催者側からは応援グッズが全員に配られ、私は4年に一度しか着ないサムライブルーのシャツを着込んでスクリーンの前で応援を開始した。
試合の方は、開始早々の香川真司選手のPKによる先制点でおおお~という雰囲気が漂ったのも束の間、相手がレッドカードで1人退場になった優位にもかかわらず、開始10分で守りに入った日本は終始押されっぱなしだった。
前半にもかかわらず、バックパスばかり出して、前に攻めない選手たちを見て、何考えてるんだと心の中で毒づき続けたとき、フアン・キンテロ(Juan
Quintero)選手にシュートを決められ、コロンビアに同点に追いつかれた。
えええ、日本は南米チームと戦うと、相手が1人欠けていても試合にならないレベルなのかと、同点にもかかわらず、後半には逆転されそうな雰囲気が漂い始めた。
ところが、後半に入ったら、人が変わったように日本は攻め始めた。
何となく、いけそうな雰囲気が出始め、とうとう大迫勇也選手のヘディングシュートが決勝点となって大金星を上げた。
会場ではワールドインベスターズのイベントでご一緒したときの友人に久々の再会などもあり、何だか知らないうちに盛り上がっていた。
あまり、関心のなかった今回のワールドカップ、次の試合も応援してみるか。(笑)
レバノン(Lebanon)・アルメニア(Armenia)・アッシリア(Assyria)のワイン販売を手掛けているエンシャントワールド(The Ancient World)代表取締役の田村公祐さんが、今日(6月19日)から6月24日までの日程で「私が見たシリアの今」という写真展(12時から19時まで)をやっていると聞いたので、行ってみることにした。
場所は、ディープダン(Deepdan)というギャラリーで、京王井の頭線の池ノ上駅から徒歩数分の距離にある。
ここでは、写真展の見学は無料だが、ほかにもワインの購入と(私が買ったのはアルメニアのサクロワイン/Armenia Pomegranate Semisweetだ)、シリアの民族衣装のコスプレもできる。(笑)
私が行ったのは夕方だったのだが、中東の旅に興味がある男女数人が見学に来ていて、相当にディープな旅を経験されている方もいた。
イランに渡航されている田村さんは元より、彼女たちの合言葉は、「(ESTA申請不可だから)ビザなしでアメリカには行けないわ!」というほどだった。(2018年2月3日-面倒になった米国ESTA申請書、横文字嫌いの人はお手上げか)
ところで、シリア(Syria)は外務省の安全情報によると、現時点でも全土がレベル4(退避勧告)になっているが、田村さんは今年になってからシリアに渡航されたという。
そこで、過激派組織のIS(イスラム国/Islamic State)(現在のダーイシュ/Daesh)はどうなったのか聞いたところ、今ではほとんどの地域で彼らの支配権はなくなっているようで、シリア国内で内戦に巻き込まれる危険性はなくなってきているそうだ。(2018年3月22日 AFP BB News-IS、シリア残留勢力の現状 支配地域は5%未満に)
そうとはいえ、現時点で、シリア・アラブ共和国大使館(Embassy of the Syrian Arab Republic in Japan)では日本人の渡航(観光・商用)のためのビザは発給されないそうなので、フランスの援助団体のコネクションで渡航されたそうだ。「参考:シリア観光省(Ministry of Tourism - Syria)」
田村さんの写真を見る限りでは、人々の生活もかなり元に戻りつつあるようなのだが、かつてのように私たちのような観光客が渡航できるようになるのはいつのことだろうか。
先日の東海グルメの旅で、岐阜に来る前に友人のみゆきさんが、私たちに「6月10日は岐阜でモーニング巡りをしましょう」と言っていた。
私は単に朝食をカフェで取るだけかと思っていたのだが、岐阜のモーニングというのは、私の想像をはるかに超えるものだった。
一般的にカフェの提供するモーニングというのは、トーストにおかずが少し付いて、飲み物とセットになるものを言い、割引価格になるとはいえ、それぞれが別料金だ。
しかし、岐阜のモーニングは、飲み物を頼むと、特に断らない限り、食事が提供され、それが俗にいうワンコイン(500円)で済むのだ。
東京では飲み物だけしかワンコイン(500円)では飲めないというのにだ。
価格設定が日本離れしているので、岐阜では朝食を自宅で取らずにカフェで取る人が多く、近所の寄り合い所みたいな雰囲気になっていることもあった。
これだと高齢者が孤立しなくていいねと皆が言う。
確かにそうだ。
外食が安いタイのような国では、ほとんどの人が朝から外食をする。
岐阜ではそのような雰囲気がカフェの中に充満している。
今日巡った岐阜のカフェでは、すべてのところで、茶わん蒸しが付いていた。
これが毎日そうなのかはわからない。
しかし、ホテルの朝食(これは無料だ)から始まって4軒のカフェを巡った私たちのお腹は昼食がいらないほどにパンパンだった。
それでもかかった費用は3軒分でわずかに1,500円だった。
モーニングとはいえ、午後3時までそれを提供しているところもある。
みゆきさんが言うモーニング巡りを極めた「LOVE ❤ Gifu Morning 愛すべき岐阜モーニング♪」という個人サイトもある。
そう、このモーニング巡りによって、岐阜の魅力を感じた今回の旅行だった。
私の場合、Windows 10のアップデート(Update)が自動的に行われることになっているせいか、遅ればせながら、つい先日になって、Windows 10 April 2018 Update(ウィンドウズ1803アップデート)が行われて、システムを再起動せよとのメッセージが出た。
それは無事に終わったのだが、今日になってブログを更新しようと、アドビ・フォトショップ・エレメンツ(Adobe Photoshop Elements)を起動したら、写真を編集しようと思っても、「保存できません。メモリ(RAM)が足りません。」などというメッセージが出て、機能しなくなった。
とりあえず、メモリが不足しているのかと、いろいろな常駐ソフト(アプリ)を削除したりしたが、 全く埒が明かない。
そこで、パソコンソフトの不具合が出た場合の古典的手段である、ソフト(アプリ)のアンインストールと再インストールをしても状況は変わらない。
いや~何か変なウイルスソフトに感染したか、これはパソコンショップに持ち込みかと思ったのだが、再度エラーメッセージを入れて検索してみることにした。
すると解決策はすぐに見つかった。
2018年5月9日付の「いのっすブログ-Windowsアップデートでフォトショップエレメンツに不具合が出た場合の対処法」だ。
おおお、素晴らしい~対処方法もバッチリ載ってるではないか、とさっそく私も試してみた。
彼のブログのとおり、やれば元通りにソフト(アプリ)は動くようになる。
一つだけ補足すれば、自分のパソコンのメモリ数を調べるには、「設定」-「システム」-「バージョン情報」からデバイスの仕様の中の実装RAMのところの数値を見ればいい。
システムの種類のところで、32ビットなのか、64ビットなのかも確認できるので、念のため・・・
ちなみに、これ以外にもアップデートで不具合は結構あるようで、2018年5月21日付のやじうまの杜「『Windows 10 April 2018 Update』で見つかった不具合のまとめ」もあるので、参考にするといいだろう。
私は今年の3月のアメリカ・メキシコ・ボリビア旅行、そして4月の吉田義人氏と行く香港セブンズ観戦ツアーのときに使った日本航空(JAL)の機内で、ウィストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(Darkest Hour)を見た。
短編動画にはないが、そのときに印象に残ったチャーチル(Winston Churchill)の言葉は「Nations that went down fighting rose again, but those who surrendered tamely
were finished.(戦って滅びた国は必ず復活するが、戦わずして滅びた国はもはや復活しない。)」という一節だった。
まさしく、大東亜戦争(太平洋戦争)前の日本と、今の日本を比べたときに、彼の言葉に照らしてみれば、今後の国運がどうなるかは明白だった。
私は、英国の首相であった彼の言葉を、すべての政府閣僚と国会議員は元より、有権者も噛みしめるべきだと感じていた。
また、ダークネス(Darkness)の管理人である鈴木傾城氏も2018年4月24日付で、「チャーチルは『平和主義者が戦争を起こす』と警告している」という記事を掲載し、この映画の教訓が仮想敵国(中国、韓国、北朝鮮)に恫喝されている日本がどうすべきか参考になると書いている。
安倍晋三首相率いる自由民主党は「国難突破解散」と名付けて憲法改正を公約に掲げて2017年10月22日に実施された総選挙で大勝を収めた。
私はこれを受けて、2017年11月8日に「安倍政権は2018年(平成30年)内に憲法改正できるか」というコラムを書いた。
米国との同盟関係があるとはいえ、仮想敵国の憎悪に囲まれ、挑発行為にさらされている日本では、国防を第一義に掲げる安倍首相に期待した人は多かったと思う。
ところが、2018年1月4日の「安倍内閣総理大臣年頭記者会見」では、憲法改正の文字はなく、「今月召集する通常国会は、働き方改革国会であります。具体的な(憲法改正案の)検討は党に全てお任せしたいと考えています。」となった。
事実、今年(2018年/平成30年)の通常国会が開幕し、第196回国会の審議が始まると、憲法改正案の上程などはどこへやら、衆議院憲法審査会の会議の記録はゼロ、参議院憲法審査会の審査会もわずかに2018年2月21日に開催された1回だけ、自民党の憲法改正推進本部も今年になって掲載記事の更新はゼロだ。
私は通常国会が終わるまでに、安倍首相や自由民主党に対して「憲法改正の公約はどうなったのか」と書くつもりでいた。
仮に、9月の自民党総裁選で安倍首相が3選されたとしても、来年の秋には消費税増税が控えており、それに伴う経済対策で忙殺される可能性が大きいからだ。
しかも、週刊SPA!(スパ)2018年 6/12・19 合併号の倉山満氏のコラム「トランプ米大統領の外務大臣として忠勤する安倍晋三首相」という記事があり、そこには「トランプは大統領就任前後には、『日本には対等の同盟国としての懸度を求める。自分の国は自分で守ってほしい。核保有も構わない。その為には、まず防衛費をGDP2%にする努力から始めて行動で示してほしい』と求めてきた。ところが安倍首相は最初の訪米でトランプが世界中から嫌われていることに付け込み、『トランプ内閣の外務大臣』として忠勤することを条件に、取引した。帰国後のNHKのインタビューでは、自主防衛や核武装は『終わった話』と切って捨てた。要するに、安倍首相には日本を大国にする意思はないのだ。それは、米中露に対する発言権を放棄するどころか、北朝鮮にも言うことを聞かせられないという意味だ。拉致被害者も自力で取り返す気はなく、アメリカに取り返してもらおうということなのだ。」とあった。(2016年12月23日 BBC Japan-トランプ氏、核軍拡が必要とツイート Japan Times on Dec 25, 2016 - Will Trump's foreign policy push Japan to
go nuclear? 2017年2月10日 外務省-日米首脳会談 2017年12月24日 ザ・リバティWeb-【激震スクープ】トランプが「核装備」「改憲」「空母保有」を首相に要請)
これが事実なら、安倍首相が憲法改正案を上程することを期待して自由民主党に投票した多くの国民はバカを見ていることになる。
次元が違うと言われればそれまでだが、政策の良し悪しは別にして、安倍首相には小泉純一郎元首相が郵政改革を行ったときの勇気すらないのか。
憲法改正案の審議すら邪魔しようという国賊議員は、何も野党なかりでなく、自由民主党にも公明党にもいるだろう。
それを白日の下にあぶり出すのもリーダーたる者の務めなのだ。
私は自分の送るものが大量のメールの中に埋没するのを覚悟で、首相官邸と自由民主党あてに意見を送ることにした。
ポスト平成時代、私は日本が仮想敵国に蹂躙され、存続すら危ういのではないかと心配しているのだ。
安倍晋三内閣総理大臣、自由民主党総裁様 あなた方は、平成29年9月28日に「国難突破」を旗印に衆議院を解散し、憲法改正を含めた公約を元に、10月22日の総選挙で連立与党の公明党とともに三分の二の議席を占めるに至りました。 私も含めて自由民主党に投票した人の中には、ようやく憲法改正が実現するのではないかという期待をもって投票した人も多いはずです。 ところが、平成30年の通常国会では、衆参両院の憲法審査会の実質的な開催はわずかに1回、自由民主党の憲法改正推進本部も今年になって掲載記事の更新はゼロのようです。 通常国会の閉会まで残りわずかのようですが、憲法改正を含めた日本の国防の在り方を議論するのが、安倍内閣や自由民主党の最優先課題(トップ・プライオリティ)にはならないのですか。 多くの日本企業の実質的な年功序列制度(新卒至上主義)をそのままにした「働き方改革」なるものが今国会の最優先課題なのですか。 これが国難の一つである少子化対策にどう繋がるのですか。 長時間労働の助長や過労死リスクの増大は少子化をますます加速化させるでしょう。 先日、米朝首脳会談で日韓が非核化費用を負担するだろうという米国大統領の発言がありました。 金を払って日本の国防のすべてを米国に委任し続けることが今後も可能だとお考えですか。 私が最近読んだ本の中に飯柴智亮氏の「金の切れ目で日本から本当に米軍はいなくなる」というものがあります。 これが現実のものとなりつつあるのが昨今の情勢ではないのですか。 私は安倍首相や自由民主党が憲法改正に早急に取り組む姿勢がない限り、二度と自由民主党と連立相手である公明党の候補者に投票することはないでしょう。 衆議院の三分の二を占めている今の情勢で何もできないのであれば、今後も着手される見込みがないからです。 |
ビキニエア(Bikini Airline)の愛称で有名なベトナムのLCC(Low Cost Carrier=格安航空)、ベトジェットエア(VietJet Air)が今年の11月8日から日本に就航することになったようだ。(2018年5月31日 トラベル Watch-ベトジェット、関空~ベトナム・ハノイ線を11月8日就航。副社長来日会見)
私がこのエアラインの大胆な宣伝に注目したのは、2012年11月3日付で掲載した「ベトジェットエア(VietJet Air)のビキニダンスショー」のときだ。
ただ、その3か月前に行ったタイ・ベトナム旅行のときに、私はこのエアラインに乗ったのだが、ちょっとした違いで、このお色気エアに乗り損ねていたようなのだ。
もっとも、ベトジェットエア(VietJet Air)のキャビン・アテンダント(cabin attendant)が常にビキニを着て仕事をしているわけではないので、就航記念のセレモニーなどに居合わせないと、こうした過激なパフォーマンスに巡り合うことはないのだが、このおかげで、ベトジェットエア(VietJet
Air)は英字メディアではビキニエア(Bikini Airline)という呼ばれ方までしているので、相当な宣伝効果だろう。
ところで、この会社のCEOはギラギラしたオヤジを想像するが、意外なことに、ベトナム人女性初の億万長者ともいわれるグエン・ティ・ホン・タオ(Nguyen
Thi Phuong Thao)氏なのだ。(2016年4月14日 産経新聞-LCC創業でベトナム女性初の億万長者に ビキニ姿のCAで話題の航空会社 Nine.Com on March 31, 2017 - Bikini billionaire: How a racy airline created
Vietnam's richest woman)
もちろん、このエアラインは株式公開もしており、銘柄コードはVJC、ベトナム株が買えるSBI証券の口座をお持ちの方は株価をチェックしておくといいかもしれない。
そして、このエアラインの日本就航日が11月8日、ハノイ-関空間のフライトなのだが、ハノイ発は深夜便(HAN 1:40-VJ938-7:50 KIX)、関空発が午前便(KIX
9:20-VJ939-13:05 HAN)なので、お色気エアがあるとすれば、関空発の方だろうか。
何しろ、このベトジェットエア(VietJet Air)は、2018年6月1日付のアジアナイトウォーカーのブログ版の記事「【続】アジアの尾根遺産-セクシー系?なエアライン Vietjet頑張れ!!」にも紹介されたほどだから、就航日のフライトはお色気パフォーマンスを期待してみたらどうだろうか。
ちなみに、本日時点での11月8日出発分のチケットの最安値は片道でUS44ドル(約4,900円)、処理手数料、燃油サーチャージや空港税、座席指定料などを合計すると、総額でUS120ドル(約13,200円)といったところだ。
私がいつか行こうと思っていて、ようやく実現した川越のグルメ探訪、そのきっかけは2014年6月13日付の高城剛氏のコラム「東の鰻。」だった。
当時、私は彼の著書「サバイバル時代の海外旅行術」というのを読んで、なかなか素晴らしいことが書かれていると評価していたので、彼のブログの読者でもあったからだ。
そして、彼のコラムで「もっとも高評価。」と書かれていたのが、私の入った「林屋」だった。
ここはあえて狙って行ったのではなく、川越駅の観光案内所でもらったパンフレットに小江戸協賛店とあり、小江戸巡回バスの一日フリー乗車券(500円)を提示すると、特典が得られる店の一つだったからだ。
川越に行ったのが月曜日(6月4日)で、しかもランチの時間帯を外した2時半過ぎだったので、店内は相当に空いており、市街の喧騒とはまるで無縁だった。
その「林屋」で頼んだのは、上うな重(3,080円)にコエドビール(680円)だ。
平日の昼下がりに、地ビールを飲みながら上質のうな重を頬張る。
何たる幸福感!
ちなみに、小江戸川越観光協会の記述には、「醤油を使ったおいしい蒲焼は平賀源内の『土用のうなぎ』説から瞬く間に庶民に広まったと言われており、現在に至っております。」とあり、川越のうなぎ料理はかなり歴史があるようだ。
ところで、横浜から川越というとかなり遠いような距離感があるのだが、2013年3月16日に東急東横線と東武東上線が東京メトロ副都心線を挟んで直結して以来、今ではFライナーと呼ばれる特急電車を使えば、わずか1時間半もかからずに行くことができる。
JR川越線と埼京線を使うと1時間半以上かかることを思えば、Fライナーの方が相当に早いし、座って行ける確率もかなりある。
今回は、横浜に用事があって出かけたとき、単に鰻が食べたくて思い付きで行っただけなのだが、街歩きをした感じでは、かなり人気の観光地のようなので、次回、行く機会があれば朝から出かけようと思う。
ちなみに、週末に川越に行くのに乗車駅によっては、あるいは帰りに途中下車をするのであれば、JR東日本の休日おでかけパスが割安な場合もあるので、単純往復の運賃と比較して購入するといいだろう。
林屋 川越店 | |
小江戸巡回バス | 時の鐘 |
喜多院 | |
深善表具店(フカゼン) | スターバックス川越鐘つき通り店 |
去る6月2日、赤坂アークヒルズクラブで、アメジスト香港特別セミナー「これで完璧、仮想通貨が分かる1日」と銘打った経済セミナーと、夜の懇親会があったので、参加してみることにした。
私は昨年の11月に引き続いて懇親会にもお邪魔させていただいたのだが(2017年11月12日-「I ♥ ずっぽし」の本家、アメジスト香港懇親会 IN 赤坂アークヒルズクラブ)、飲み会のことばかり書いても一般の読者には面白くないだろうから、今回はセミナーの第三部であった「香港で始める資産防衛術」について触れてみようかと思う。
この講演で触れた金融商品については、アメジスト香港やCCM香港のウェブサイトでは公開されていないようだが、笹子さんから会場で資料が配られたものについてはブログ掲載を了解していただいたので、この場を借りて書いてみようと思う。
当日の講演はわずか30分しかなかったので、全部の金融商品の紹介はなかったのと、概略だけしか説明されていないので、資料を見て興味があれば、アメジスト香港宛に問い合わせて欲しいといった感じの講演だった。
配られた資料は、主として、姉妹サイトである海外投資お役立ちガイドの「おススメ海外投資商品」で少しだけ触れられているが、富通保險(FTLife)/旧Ageas Asiaと、永明金融(Sun Life Financial)が提供しているオフショア養老保険、そして、独自商品のイタリア・再生可能エネルギー社債(元本保証、ユーロ建て、8年満期で年利6%、又は10年満期で年利8%)だった。
そこで、弊サイトの訪問者の中には長期投資の一環として、香港のオフショア養老保険をやってみようかと思われる方がいるかもしれないので、もらったパンフレットの商品のURLを列挙したい。
もちろん、以下のURLはすべて英語であるが、アメジスト香港ではこれらを日本語対応で提供しているので、もし、興味があれば、問い合わせてみるといいだろう。
なお、これらのオフショア金融商品と、日本の保険業法第186条(日本に支店等を設けない外国保険業者等)の関連については、2012年2月4日付「海外への資産逃避(capital flight)は加速するのか」で触れたので、参考にしていただければ幸いである。
富通保險(FTLife)
永明金融(Sun Life Financial)
これを含めた午後の金融セミナーが終わった後は、前回と同じように、タレントのいとうまい子さんや、クリスタルキングのムッシュ吉崎さん、プリティ長嶋さん、リトル清原さんなどを交えた懇親会が開かれた。
おそらく、ムッシュの歌声を無料で聞けるのはここだけだろう。(笑)
最後の大抽選会では、笹子さんがモナコグランプリ(Monaco Grand Prix)に行ったときにお土産に買ったTシャツと帽子をいただいた。
次回の旅行に使わせていただきます。
ありがとうございました。
ちょうど1か月前の2018年5月2日付の日刊SPAで報じられた「SNSで“空港にいる俺”アピール・・・“エアポート投稿おじさん”に 20代女性からブーイング」という記事が、私の旅仲間の間でもちょっとした話題になった。
それで、記事を少し読んだら、「空港投稿おじさんって俺のことじゃん!」って普通に思った。(笑)
いつから私がそうなったかと思って調べたら、2013年の夏にSIMフリーのiPhone 4を持つようになって(2013年7月16日-水没のiPhone 3GSに代えてiPhone 4をバンコクで購入)、SNS(フェイスブック)を使ったリアルタイムの海外旅行投稿をするようになってからなのだが、この時点でダイナースクラブカードの特典を利用してカードラウンジに入ったり、マイルなどを使ったビジネスクラスの旅をするようになっていたので、このときからは恒常的に空港投稿おじさんをしていたのだと思う。
そうでなくとも、自分の旅行記を見返すと、お試し会員(!?)で、デルタスカイマイルズ・ゴールドメダリオンメンバーシップカード(Delta Skymiles Gold Medallion Membership
Card)が送られてきた後に行った2009年12月の香港・マカオ・珠海旅行からは空港のラウンジの写真をたびたび載せているし、2011年2月の台湾旅行までで一時的に中断したとはいえ、ダイナースクラブカードに加入した2012年10月の香港・マカオ旅行以降は、空港での写真が加速度的に増えている。(笑)
私の場合、空港内での撮影の始まりは、庶民が高嶺の花だった(今ではそうではないかもしれないが)ビジネスラウンジに入れるようになった嬉しさからだったと思う。
とりあえず、空港投稿おじさんへの賛否はともかく、「連休中だけに限りません。平日に限って、誰も望んでいないのに、なんであんな写真を投稿するのか。意味がわかりません。」という下りは極めてニッポン的だと思った。
本当に(やらせでなく)20代の女性がこんなコメントをしたり、それを雑誌社が読者受けを狙って掲載しているようでは、半永久的に日本が欧州並みのバカンスを楽しむのは無理だろうと思った。
さて、話をアムロジェット(AMURO JET)に戻すが、歌手の安室奈美恵さんが9月16日に引退するまでの間、日本トランスオーシャン航空(JTA)が彼女の写真を機体にあしらった特別仕様のフライトを飛ばすことになっている。(2018年5月20日 毎日新聞-JTA「安室ジェット」運航 感謝込め女性社員らが企画)
いつ、どこの路線で運航するかは、前出のアムロジェット(AMURO JET)のウェブサイトの運航状況で確認できるのだが、JTAのカスタマーサービス曰く、運航予定が決まるのが前日なので、当日と翌日の運航予定しか掲載できないらしい。
つまり、自分が予約したフライトがアムロジェット(AMURO JET)になるかどうかは運次第というわけだ。
もっとも、6月中の平日であれば、翌日のフライトに飛び乗ることも可能だろうから、JALのマイル修行僧は試してみるといいだろう。
ところで、私は去る5月31日に羽田空港にアムロジェット(AMURO JET)が来ることがわかったので、休みを利用して撮影に行ってみた。
このように、空港の展望デッキなどから本格的に航空機の撮影をする人はスポッター(spotter)と言って、熱心な航空ファンなので、空港投稿おじさんではない。
でも、私が持って行ったカメラはiPhoneとデジカメだけだし、なんちゃってスポッターだから、やっぱり空港投稿おじさんなのだろうな。(笑)