2017年7・8月-四国旅行 (7/31 足摺・竜串観光) |
7/31(Mon) | 宿毛 9:05-「特急・南風12号」-9:22 中村 10:14-(高知西南交通バス)-11:59 足摺岬 足摺岬灯台と白山洞門観光 足摺岬 13:12-(高知西南交通バス)-13:54 足摺病院前 土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場で昼食 足摺病院前 14:43-(高知西南交通バス)-14:47 清水プラザパル前 14:49-(高知西南交通バス)-15:10 海底館前 桜浜で海水浴 海底館前 18:13-(高知西南交通バス)-19:14 宿毛 |
関連サイト |
四国入りしてから早起きを余儀なくされているので、今日はゆっくりと起きて出かけようと思ったのだが、慣れとは怖いもので、6時過ぎには目覚めてしまった。
今なら片島港7時発の宿毛市営定期船に乗って沖の島に行くこともできるし、8時発の高知西南交通バス・清水プラザパル前行きには余裕で間に合う。
柏島へ行くならこのバスに乗らないといけないし、足摺岬へ行くとしても便がいいだろうと思った。
ところが、頭ではそうは思っても、体が言うことを聞かない。
結局、今日はメインを観光に充てようと思ったので、足摺岬行きのバスを調べると中村駅からは10時14分発とかなりいい時間に出ている。
こんなことなら、ずっと迷っていた宿泊先を中村駅周辺にすれば良かったと後悔した。
宿毛から足摺岬へi | |
宿毛駅 | |
中村駅 |
今日は平日なので、宿毛から中村までは9時2分発のバス(1,100円)もあったのだが、私は9時5分発の特急列車(930円)に乗っていくことにした。
土佐くろしお鉄道には、土日祝日限定で「四万十くろしおライン1日フリーきっぷ」(普通列車のみで500円)と、「中村・宿毛線フリーきっぷ」(中村-宿毛間の特急自由席と普通列車で1,540円)というのがあるが、前者は今日は対象外、後者は単純往復の場合は、片道を特急で行けばイーブン(930円+620円=1,550円)ではあまり買う意味がない。
できれば、琴平・大歩危祖谷フリーきっぷのようにバス便を含めた切符が欲しいのだが、ここにはそういうものがないようだ。
とりあえず、中村駅で1時間近くの乗り継ぎ時間があって、ようやくやってきた10時14分発の足摺岬行きのバス、私以外でバスに乗ったのは部活へ行くと思われる学生と高齢者、そしてお遍路スタイルのカップルだった。
バスは時折左手に海が見え隠れしながら足摺岬に向かって走る。
宿毛駅構内にある観光案内所(宿毛市観光協会)によれば、中村駅から最も近くて、バスでもアクセスできるビーチが大岐の浜(中村駅からバスで所要39分)で、同名のバス停が近くにあるのだが、ここは高知西南交通バスのウェブサイトに掲載されている時刻表には載っていない。(NAVITIME-大岐の浜)
ほとんどの人は車で遊びに行くから構わないのだろうが、地方都市のバス便がレジャー客向きになっていないとも言えるだろう。
高知高知西南交通バスの分岐点ともなっている清水プラザパル前、ここには土佐清水市役所もあり、市の中心地となっているようだ。
バスの停車時間はわずかに5分、特に乗客の入れ替えもなく、そのまま終点を目指して走る。
私と同じように中村駅から乗ったお遍路スタイルの男女も、そのまま乗っている。
足摺岬に彼らの食指が動くようなところがあるのかと思ったら、バス停近くの金剛福寺というところに入って行った。
かなり大きなお寺なので、彼らが目的とするものがあるのだろう。
バスを下りた私は立ち眩みがするような暑さの中を足摺岬に向かって歩いて行った。
灯台が見えることろに行くと、私と同じように写真を撮っている人が何人かいる。
人のことは言えないが、月曜日の真昼間に観光地にいる人はヒマ人が多そうだ。
その中の一人に頼んで写真を撮ってもらう。
自撮りが苦手なので、私はたいていどこの観光地でも、誰かを捕まえてずうずしく頼むことにしている。(笑)
こういうところは海外旅行でやっていることを国内でもやっているに過ぎないのだ。
さて、ガイドブックを見ると、足摺岬の近くに白山洞門という海が間近に見られるところがあるので、行ってみようかと思って案内所の人に聞いてみる。
私は足摺岬の直下かと思っていたのだが、そうではなく、白皇神社前バス停(足摺岬バス停の次)の方へ戻らなければいけないようだ。
足摺岬でさえ、それほど観光客がいなかったが、こちらはもっといない。
遊歩道を通って、階段を下り、視界が開けてくると、物凄い荒い波が押し寄せてくるのがわかる。
海に入ったらあっという間に沖まで流されそうな勢いだ。
土佐清水市のウェブサイトには「渡船(足摺岬クルーズ)を利用すると、海からの景色も見ることができます。」とあるが、その乗り場はわからずじまいだった。
もっとも朝しかやっていないのであれば、案内所の人が教えてくれなかったとしても仕方ないのだろうか。
足摺岬と白山洞門、金剛福寺に立ち寄って、元のバス停に戻ってきたときにはちょうど1時を過ぎていた。
ここで食事をして1時間後のバス(14時13分)に乗れば、清水プラザパル前で14時49分発の宿毛行きのバスに乗り継げるのでいいかと思ったのだが、13時12分発の中村駅行きのバスが入ってきたところだったので、それに乗って帰ることにした。
土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場 (足摺病院バス停そば-レストランの営業は11時から14時まで) |
バスの車内でiPhoneを使って、清水プラザパル前バス停の近くにあるレストランを検索しているとき見つかったのが、今回私が行った土佐清水さかなセンター・足摺黒潮市場だった。
レストランの営業は14時までとあったので、間に合うかどうかわからなかったが、とりあえず行ってみることにした。
厳密に言うと、最寄りのバス停は足摺病院前で、清水プラザパル前バス停からは徒歩20分ほどかかる。
幸いにも、私は今日の最後のお客として食事をすることができたが、ここで一番人気の土佐の清水さば定食(1,850円)は完売だった。
食事が終わると、私は周辺の写真を撮りながらバス停へ向かう。
清水プラザパル前からは予定通り14時49分発の宿毛行きのバスに乗れたので、それで竜串へ向かうことにした。
清水プラザパル | |
|
|
私が下りたのは海底館バス停、ここから歩いて数分のところに足摺海底館というのがある。
私はここには入らなかったが、外見は宇宙センターみたいな建物に、太平洋を一望できる展望室と、らせん階段を降りたところにある海中展望室があるらしい。
天然の水族館みたいな感じなので、子ども連れの人が楽しむにはいいところではないだろうか。
もう一つの楽しみは、足摺海底館の近くから発着するたつくし海中観光のグラスボートツアー、私はこちらの方に参加したかったのだが、あいにくと出航しないとのことだったので、断念せざるを得なかった。
仕方がないので、私が行ったのは桜浜海水浴場、欧米人のようにいつでも水遊びができるように準備だけはしていたので、レスト竜串でビールとおつまみを買って海水浴場へと出かけた。
月曜の3時過ぎということで人出は少なく、家族連れが1組、中年のカップルが1組、そして、イスラム教徒のように全身完全防備の女子高校生グループと数えられるほどしかいなかった。
ただ、ここはシャワールームや更衣室、駐車場が完備しているので、施設としてはかなりいいところではないかと思った。
また、この桜浜海水浴場は見残し海岸の一角にあるので、奇岩がいたるところに見え隠れしていて、写真を撮るには好都合だ。
ただ、残念だったのは、竜串バス停で下りれば、本格的にそういう光景が間近に見られたのに加え、竜串観光汽船のグラスボートに乗れたかもしれないので悔やまれるところだ。
桜浜海水浴場 | ||||
|
||||
桜浜海水浴場を引き揚げたのは午後5時過ぎ、シャワーを浴びて、バス停まで戻ると、まだ1時間近くあるが、残念なことにレストハウスは閉店している。
バス停の近くにレストランやカフェもないし、どうしたものかと目の前にあったホテルオレンジへ行ってみる。
とても中に喫茶室があるとは思えなかったが、ロビーで聞いてみると、酷暑の中で立ちんぼするのが気の毒に思ったのか、ロビーでジュースを飲んで待っていればいいと言ってくれた。
私は恐縮しながら自販機で買ったジュースを飲み、iPhoneでインターネットを楽しみながら時間を潰した。
そして、やってきた宿毛行きの最終バス(18時13分発)、無事に駅に着いた私は、駅前にあった小綺麗なレストランで夕食を取った。
今夜はホテルのコインランドリーで、溜まった洗濯物を洗うことになるだろう。
何しろ、連日のように酷暑が続くし、毎日のように水遊びをすれば洗濯物も溜まるからだ。
[2017年7・8月-四国旅行(7/28 四国まんなか千年ものがたり乗車)のページへ]
[2017年7・8月-四国旅行(7/29 吉野川でラフティング)のページへ]
[2017年7・8月-四国旅行(7/30 奥祖谷観光)のページへ]
[2017年7・8月-四国旅行(8/1 柏島で海水浴)のページへ]