2017年7・8月-四国旅行 (7/29 吉野川でラフティング) |
7/29(Sat) | 阿波池田 8:16-(四国交通バス)-8:38 川口駅前 ビッグスマイル-徳島小歩危アドレナリンラフティング 川口駅前 13:48-(四国交通バス)-14:02 大歩危峡 大歩危峡観光遊覧船 大歩危峡 15:02-(四国交通バス)-15:30 かずら橋 (ホテルにチェックイン手続き) かずら橋 16:10-(四国交通バス)-16:18 秘境の湯 秘境の湯で日帰り入浴 秘境の湯 17:22-(四国交通バス)-17:35 かずら橋 祖谷のかずら橋と琵琶の滝観光 |
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関連サイト |
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今日は、あらかじめ申し込んであったビッグスマイルの徳島小歩危アドレナリンラフティングに参加する日だ。
本当ならこうして川遊びをする日は同じホテルに泊まった方が楽なのだが、あいにくと今夜の阿波池田駅周辺のホテルは満室なのだ。
従って、午前中にラフティングをやって、午後には祖谷へ移動するというプランを立て、大きなバッグは宿毛の秋沢ホテルへ宅配便で送り、ここへ持って来る荷物を最小限にすることにしたのだ。
ところで、私はアウトドア・アクティビティとしてのラフティングは割合好きで、これまでにも国内では、2002年6月2日のニセコ、2002年8月10日の水上、2003年8月25日の保津峡、2011年7月18日の富士川、2012年7月22日の天竜峡(ダッキーボート)、2014年6月15日の保津峡、2015年8月の富士川、2016年8月の水上と8回、国外は、ラフティングをやるきっかけともなった1995年9月21日のケアンズ(オーストラリア)、2005年9月15日のボルネオ島(マレーシア)、2007年8月31日のバリ島、2016年9月のバリ島と4回体験したことがある。
今回の体験は通算で13回目というわけなのだが、吉野川は水上と並んで日本ではラフティングのメッカともなっているところだ。
そして、当日、朝食を宿泊先のホテルで取った私は、そのまま荷物を持って阿波池田駅へと向かう。
8時16分発のバスに乗れば、ラフティングの集合場所となっている阿波川口ベースに9時までに着くことができる。
ここはJR土讃本線の阿波川口駅から徒歩圏にあるのだが、この駅に止まる列車は普通列車しかなく、ほとんどの人は車で来ている。
幸いに四国バスが川口駅前を通るので、ちょうどいい時間に行くことができたが、そうでなければ何もないところで長時間待たないといけなくなるのだ。
厳密に言うと、阿波川口ベースは川口駅前の次にある山城支所前というバス停の目の前にあるが、駅前で下りて散歩がてら行くのも悪くない。
ただ、先ほども書いたようにどこも店はやってないし、例え、開店したとしても喫茶店などがあるわけではないのだ。
阿波池田駅 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【参考】 阿波池田駅や大歩危駅など最寄り駅からの無料送迎があるラフティング会社
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9時からスタートする徳島小歩危アドレナリンラフティングは、日本で一二を争うほどの激流とのことなのか、私以外は20代、30代の若い人がほとんどだった。
インストラクター曰く、真夏の今でも川の水が冷たいということなので、全員ウェットスーツで完全防備、せいぜい腕くらいしか出ていないので、残念ながら南国のようにアクティビティのときのように、ビキニ姿を垣間見ることはできない。
徳島の方が水上などよりも緯度が南にあるので、川の水も暖かいのかと思ったが、そうではないようだ。
また、流れも急なところが多いということなので、手持ちのデジカメを持っていくのをやめた(6月のカンクンのセノーテツアーでデジカメをなくしたトラウマが大きかった)のだが、きちんとストラップをライフジャケットに結び付けて管理すれば大丈夫そうな感じだった。
ラフティングは急流でのスリルあるゴムボート捌きあり、緩やかなところでの川遊びありで楽しく進行し、最後は岩場からの飛び込みで終了、ここは運が良ければ鉄橋の上を通る列車をバックに写真を撮れるのだが、なかなか見事にタイミングが合って、鉄ちゃんの私としては良い絵がもらえたと思う。
昨年のバリ島では不完全燃焼だったラフティング、日本で最高と言われる吉野川で見事にリベンジできたような気がする。
この川遊びは季節的に春から秋まで可能なようだが、やはり気持ちのいいのは夏、7月、8月に来る機会があれば観光ついでに是非とも日程に組み込むといいだろう。
ビッグスマイル-徳島小歩危アドレナリンラフティング (午前:9時から12時30分) |
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ちょうど正午にさしかかる頃、ラフティングが終わって車でビックスマイルの阿波川口ベースに戻ってきたのと、山城支所前11時49分発の久保行きの四国交通バスがすれ違ったのがほぼ同時だった。
これからシャワーを浴びて着替えをし、ラフティングの最中に撮ってもらった写真を買わないといけないので、どう考えてもこのバスに乗ることはできないのだが、こういう時は何か損したような気分になる。
駅周辺にレストランがないことや、川口駅前13時48分発までバスがないことがわかっているので、のんびりと小歩危峡の景色を見ながら駅まで歩く。
阿波川口駅に到着すると、着ぐるみを被った人がいたので、何をやっているのか聞いてみると、私が昨日乗ったJR四国の観光列車「特急・四国まんなか千年ものがたり」の歓迎をするとのことだ。
12時半頃に下り列車が通過するときは旗を振るだけだが、14時半過ぎの上り列車のときは停車するのでお迎えをするらしい。
私も彼らと一緒に写真を撮らせてもらったお礼(!?)に、下り列車に向かって旗を振ることにした。
何も知らない乗客の方々は着ぐるみを着た地元の人に混じって旗を振る私を何だと思っただろうか。
小歩危峡と阿波川口駅 | ||||
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小歩危峡 | ||||
阿波川口駅 |
時間が余ってやることがなくなった私は、13時4分発の普通列車に乗って阿波池田に戻る。
ちょうど昼食の時間であったが、今日はかずら橋の近くの旅館に泊まることになっているので、駅舎の中にあるコンビニで軽食だけを買い込んで、13時26分発の久保行きのバスに乗り込む。
観光シーズン(4月から11月の土日祝日とゴールデンウイークと学校の夏休み期間I)は、大歩危峡まで行けば、かずら橋との間にシャトルバスが出ているので、そこまで行って大歩危遊覧船に乗ることにした。
昨日もこれに乗ろうと思えば、難なく乗れたのだが、小歩危峡でラフティングをやるのに、大歩危峡の遊覧船に乗っても仕方がないと思ったのだが、さすがに今日は時間つぶしのために乗ってみることにした。
でも、予想通り、ラフティングの後ではそれほど面白くなく、昨日のうちに乗っておけば良かったと後悔した。
新鮮だったのは、外国人観光客が非常に多かったことで、昨日の観光特急に多くの外国人が乗っていた理由がわかったような気がするのだ。
大歩危峡観光遊覧船 (四国交通バス-大歩危峡バス停そば) |
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人が集まれば出発するという極めて外国チックな大歩危遊覧船、わずか1時間の合間に乗れるかというスリルがあったが、さすがに土曜日の午後だけあってそれは杞憂に過ぎなかった。
午後3時2分発のバスで終着のかずら橋まで行き、今夜の宿泊先である祖谷観光旅館にチェックイン、入浴は秘境の湯の無料引換券を渡されて、荷物の整理だけすると、かずら橋始発の大歩危峡行きのバスで、その名も秘境の湯まで戻る。
時刻表を確認すると、久保行きの最終バスがあるので、約1時間ほど滞在して戻ればいい計算になる。
バスに乗っているのは、私を除けば、地元の高齢者と外国人だけで、ドライバーが私を見て、整理券を取るように身振りで示したのも無理はない。
おそらく、日本人の多くはマイカーかレンタカーを使うから、こんなローカルバスで行き来するのは私のような酔狂な人だけだろう。
おかげさまで私が買った琴平・大歩危祖谷フリーきっぷは十分に元が取れたのではなかろうか。
バスで再びかずら橋へ戻ってきた私は宿へ行く前に祖谷のかずら橋と琵琶の滝を見ておくことにした。
旅館の目の前がバス停で、そこから徒歩で行けるので立地としては申し分ない。
もうすぐ日が暮れる時間だったが、まだ人出はあって、結構、みんな恐々渡っているのだが、私は記念写真を撮ってもらいながら余裕で渡ってみる。
案外としっかりした造りなので、点検が疎かになっていなければ、転落事故に見舞われることはないだろう。
ちなみに、橋の下の川原では水遊びができるらしいのだが、さすがに暗くなってくると足場が悪いので退散することにした。
むしろ、後で行った琵琶の滝がもう少し大きければ、水遊びをしている人もいるのだろうが、こちらも近くにいた人に写真を撮ってもらっただけで宿に帰ることにした。
宿で夕食を取った後で、先ほどのかずら橋と琵琶の滝がライトアップされるというので見に行く。
ここは、ホテルかずら橋が主催する「かずら橋&琵琶の滝のナイトツアー(20:00~20:30)」があるくらいなので、さぞかし見ごたえがあるのかと思ったら、暗くてほとんどわからなかった。
どちらかというと行ってがっかりレベルかなと思う。
ちなみに、この周辺は夜間営業している店などはないので、部屋飲みをしたければ、宿泊先のホテルで頼んでおくといいだろう。
なぜなら宿の人も早々に就寝してしまうからだ。
私が今回の四国旅行の企画を立てたときは、それほど真剣に祖谷渓を巡ろうという考えはなかった。
ところが、徳島県の三好市にある大歩危峡(Oboke Gorge)と祖谷渓が、外国人観光客の間で人気観光地だと知って、どんなところか見てみたくなった。
私がびっくりしたのは、三好市の大歩危・祖谷観光NAVIと、私が奥祖谷へ行くときに頼んだ祖谷渓タクシーの外国語サイトの充実ぶりだ。
正直言って、地方都市の観光サイトの外国語版がこれほど充実しているのは、高山市の観光サイトを除いてお目にかかったことがない。
おまけに、WikitravelのIya Valleyの項目はローカルバスの時刻表まで掲載してあり、これは2015年7月に行った飛騨高山並みの人気が予想された。
実際のところ、飛騨高山とはいかないまでも外国人に人気のある観光地であることは十分に感じられた。
香川県の多度津駅では私が乗った「特急・四国まんなか千年ものがたり」に外国人の団体客が大挙して乗り込んで来たし、大歩危峡(Oboke Gorge)の観光遊覧船にも少なからず外国人が乗っていた。
もちろん、四国交通バスの車内アナウンスは主要停留所では英語併用だったし、乗客は地元の高齢者を除けば、私と外国人だけということもあった。(笑)
ドライバーが外国人乗客が乗るときに、整理券を取れというのを身振りでやっていたのだが、私にも同じように身振りで指示していた。
きっと、こんなローカルバスに乗るのは外国人しかいないと思われたのかもしれない。
最もびっくりしたのは、祖谷のかずら橋から帰るときに、レンタカーに乗った外国人から英語で道を聞かれたことだ。
日本の道路は外国人にとって走りづらいと聞いたことがある。
車線が逆(の国が多い)だけでなく、2014年4月1日付で「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部改正について」が出されているにもかかわらず、学校や通り、公園などの案内標識の英語表記が、日本語をそのままローマ字表記したものが多く、外国人にはわかりづらいからだ。
それにも増して、レンタカー屋が英語を話せないのではないかと思ったら、今ではRent a Car in Japan - ToCoo! Car Rentalというウェブサイトまであると、Wikitravelでは紹介されている。
いやはや時代は変わったと言うべきだろう。
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