大人の休日倶楽部パスで行く新潟・東北・北海道の旅-登別第2日 (2018年6月28日~7月3日) |
7/2(Mon) | 札幌 9:32-「特急・スーパー北斗8号」-10:43 登別 登別温泉(大湯沼川天然足湯・ゆもと登別) 登別 15:57-「特急・スーパー北斗16号」-18:25 函館 |
今日は2回目の登別訪問を経て函館へ行く予定になっている。
登別から函館までの特急「スーパー北斗16号」の指定席は押さえてあるので、札幌から登別までの足を確保すればいい。
今回の旅行では、6回使える指定席枠はすべて使い切っているので、この区間は自由席で行くことになるのだが、始発駅だし、繁忙期でないので余程のことがない限り問題ないだろう。
朝食を取ってから出発するので、候補となる列車としては、私が乗った特急「スーパー北斗8号」か、その前の特急「スーパー北斗6号」(札幌 8:39-9:51 登別)くらいしか選択肢がなかったのだが、前夜も飲み会だったこともあり、前者の列車に乗ることにした。
登別に到着したのは10時43分、相変わらず外国人だらけの駅構内で、この日は女性スタッフがバスのチケット自販機の使い方を説明しながら外国人観光客が買うのを手伝っていた。
登別駅から登別温泉へ行くバスは、JRの特急列車に接続する形になっていて、私の乗ったバスは10時56分発のものだった。
この日は何と座ることができず、約20分間、立ったまま終点まで乗ることになってしまった。
札幌駅 |
登別駅 |
登別温泉に到着したのは11時12分、このバスは残念ながら足湯入口までは行かないので、ここからはハイキングトレイルを歩いて大湯沼に向かうことにした。
地獄谷は2日前に来ているので、今日は通過である。
本当なら1泊して、全部まとめて行けばいいのだが、今回の旅行は目的地へ行く途中で寄っただけなので仕方がない。
地獄谷を横目に見てハイキングトレイルを進んでいくと、日和山大湯沼展望台とあって、目の前に大湯沼が見えてくる。
あいにくの曇天なので、それほど景色は良くなかったが、遠目にも湯気が上がっているのがわかる。
そこからしばらく下りていくと、今度は駐車場があって、たくさんの人が大湯沼の前で写真を撮っていた。
私もその中の一人に頼んで撮ってもらったのだが、ここでも中国人観光客が大挙して来ている。
トレイルを歩いていても外国人だらけなので、登別は彼らに人気の観光地なのだろう。
天然足湯は、駐車場からさらに10分ほど歩いたところに入口の看板がある。
そこから山道を下ると、大正地獄というのが左に見えてくる。
ただ、残念なことに、ここは立ち入り禁止になっていたので、見ることはできず、さらに道を進むと、大湯沼川天然足湯に到着した。
ここには多くの人が足湯を楽しんでいて、家族連れに混じって、外国人のグループも多く見られた。
さすがに、夏場で温度の高い足湯はあまり快適とは言えなかった。(もっともそうでなければ夏場以外は耐えられないだろうが)
今の季節だと、水と混じればもっと良かったのだが、2017年9月に行ったインドネシアのバジャワ(Bajawa)で浸かったマラナゲ温泉(Malanage Hot Spring)のようにはいかなかった。
もっとお湯がぬるければ、ビキニで川遊びをする外国人もいただろうにと思うと、そこだけが残念だった。(笑)
香港から来たという女子2人と少しばかり話をして、元の道を上がって行くと、足湯の看板のあるところで一人の男性が地図を見ていた。
日本語で普通に声をかけると、返事は英語、アジア系のカナダ人で、ハイキングトレイルを一周しているのだった。
日本人の私でも今ひとつ理解しかねる地図を英語表記があるとはいえ、外国人に理解してもらうのは酷だ。
とりあえず、私も元の道を戻るつもりはなかったので、彼と一緒に温泉街へ帰ることにした。
今日の登別温泉ハイキング、何と日本にいるのに、日本語を話すことはほとんどなかった。
温泉街に戻ったのは午後1時過ぎ、登別温泉ターミナルを15時20分発のバスに乗る必要があるので、食事と日帰り湯でちょうどいい按配だ。
前回来た時はラーメンを食べたので、今日は別のものにしようと思ったのだが、あまりパッと思いつくものがない。
とりあえず軽く食事を済ませて、今度は本格的に温泉を楽しもうと、ホテルゆもと登別へ向かう。
入浴料は1,000円、石鹸やシャンプーなどは備え付けのものがあるし、露天風呂も楽しめる。
月曜ということで、浴室もガラガラで快適な湯だった。
ただ、せっかく水着を持ってきたので、第一滝本館の昼食券付き入浴券「湯~らんチケット」(2,500円)を買っても良かったかなと思う。
そうすれば、温泉とプール、昼食をセットで楽しめたし、先ほどのカナダ人はそこに泊っていると言っていたからな。
登別駅 |
登別から函館へ向かう特急「スーパー北斗16号」の車内で、コンビニで買い込んだビールを飲みながら私は考えた。
函館到着は18時25分、おそらく、ホテルに着くころには7時を過ぎるだろう。
どこかの居酒屋で一人飲みをしてもいいが、友人の幸子さんが北海道に来ているようなことをフェイスブックに上げていたし、鉄道旅行のような気配があった。
もしかしたらと思って、メッセージを送ると、私の乗っている列車の1本前の特急「スーパー北斗14号」で函館へ向かっていると連絡があった。
そうかと思って、夕食をご一緒できるか聞くと、OKだったので、ホテルに着いたら再度連絡を取ると書いて送った。
私が泊った「ホテルパコ函館別亭」は、日本の旅館では非常に珍しいサービスアパートメントのような長期滞在型仕様だった。
室内にランドリー施設やキッチン、大型冷蔵庫があり、リビングにツインベッド、わずか1泊の滞在ではもったいないくらいだった。
温泉大浴場と深夜までやっている売店があるので、部屋飲みには困らないし、函館市電の松風町電停にも近いので函館観光にも便利そうだった。
これで温水プールがあればパーフェクトと言えただろう。
まあ、ここに1週間いたら何もすることがなくなるような気がするがね。(笑)
とりあえず、今夜は幸子さんとの晩餐へ向かうとするか。
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