大人の休日倶楽部パスで行く新潟・東北・北海道の旅-函館 (2018年6月28日~7月3日) |
7/3(Tue) | 函館観光(朝市・五稜郭タワー) 函館 15:00-JL565-16:25 東京(羽田) |
今日はいよいよ東京へ帰る日だ。
大人の休日倶楽部パスの有効期限は昨日で切れているので、今日はJALの特典航空券で羽田へ飛ぶことになっている。
そして、当初は、滞在時間を有効に使うために、JAL588便(函館 19:35-21:00 羽田)を押さえてあったので、1日ゆっくりと観光するつもりでいた。
朝食はホテルで取らずに朝市へ行こうと思っていたので、朝の7時に起床して着替えを済ませた後で、さっそく出かけることにした。
函館の朝市は、2014年9月の北海道旅行で来て以来だが、今回は「函館どんぶり横丁」にある「馬子とやすべ」に入ってみる。
朝食から「生うに・イクラ丼」と豪勢な食事になったが、これで2,268円(税込み)である。
それを食べ終わった後は、朝市の中をぶらぶらと散策するが、ここでも外国人観光客は相当いるようで、いろいろな国の言葉が耳に入ってくる。
ここで、発見したのはSmart Exchangeと書かれた自動外貨両替機、屋外には相当数の外国人がいても、ここで両替をしている人は誰もいない。
両替レートを見ると、外貨から円へのレートが表示されていて、例えば、米ドルから円への換金レートは101.95円、ユーロから円が118.62円、中国元から円が14.665円、台湾ドルから円が3.1691円、タイバーツから円が2.9117円となっている。
ちなみに、この日のOANDAの一般ATMレート(±2%)で見ると、米ドルから円への換金レートは108.6円、ユーロから円が126.34円、中国元から円が16.31円、台湾ドルから円が3.55円、タイバーツから円が3.27円だ。
ATMの引き出し手数料を加味しても、相当なギャップがあり、ここに置かれている両替機を使う人は限られるだろう。
果たして、株式会社アクトプロが、「今、外貨両替は長期的な成長マーケットにもかかわらずその需要と供給にギャップがあります。弊社の外貨両替機は設置後の運営は本部で行う為、手間無し・低投資・低リスクでもハイリターンが期待でき、経営者・投資家・副業希望者の皆様や大注目されている分野です。(Smart Exchange: 外貨両替機 設置 投資のご紹介)」とアナウンスしているような需要があるのだろうか。
そもそも、こんな両替機がビジネスとして成り立つのは日本の金融インフラが貧弱なだけであり、未だに現金至上主義を貫いている観光地の商店に原因があるのだ。(2018年6月26日-2018年版外国人旅行者が日本の銀行でお金を引き出す方法)
もし、クレジットカードの取扱い手数料を店側が被ると経営難になるというなら、外国のように顧客に転嫁すればいいだけのことだ。
もっとも、日本の一般消費者がそれで抗議するのであれば、もはや日本は20世紀を体現するレトロ国家として歩んでいくしかないだろう。(2018年2月22日 Darkness-現金にこだわって日本を時代遅れにするのはもうやめるべき)
私が泊っているホテルパコ函館別亭は、函館空港行きのシャトルバス(函館帝産バス)が出る大森町バス停がすぐ近くにある。
チェックアウトした後の荷物をどうするか考えた場合に、観光を五稜郭にするなら、空港で預けてしまった方が身動きが取りやすいので、10時18分発のバスで、空港(10時35分着)へ行くことにした。
空港へ到着し、念のためにチェックインできるか聞いたところ、できるというので、そのまま荷物も預けてしまう。
フライトはそのままでいいかと聞かれたので、とりあえず、当初の予定通り、19時35分発のもので手続きをしておいた。
そのままでいいかと聞かれたのは、特典航空券で予約便より早い便に空席があれば、変更できるからだ。(JMB国内線特典航空券FAQ - 国内線特典航空券で搭乗日当日空港で便の変更はできますか。)
首尾よく手続きが終わったので、何と10時46分発の五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスで五稜郭タワー前(11時20分着)に行くことができた。
五稜郭タワーに到着した私はさっそく展望台(900円)へ上ってみる。
そこからは、五稜郭の星形の眺望を見ることができ、遠くには函館山や津軽海峡も見える。
天気が今一つなので、撮った写真もあまり出来栄えは良くないが、360度のパノラマが楽しめるのでそれなりにいいものだと思う。
一通り眺望を楽しんだ後は、カフェスタンドでソフトクリームを食してみる。
ミルキッシモ(Milkissimo)のブランドは女子の間では有名らしく、写真をフェイスブックに上げたら結構な反応があった。(笑)
最後は、売店で見つけた「旅に出ます 探さないで下さい。」Tシャツだ。
記念に1枚買ってみたが、滅多に着る機会はないだろうな。(2018年7月8日-八王子の居酒屋半兵ヱは昭和の香りでいっぱい)
そして、正午になって五稜郭タワーを出ようとした私は、外に出た瞬間に土砂降りの雨に遇って驚いた。
とりあえず、目の前にあったラーメン屋で昼食を取ったものの、一向に雨が止む気配はない。
時間を見ると午後1時ちょっと前だった。
そこで、私は空港で言われたことを思い出し、バスの時間をチェックすると、13時ちょうどに空港行きの五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスがあった。
五稜郭タワー前バス停からだと空港まで30分で到着するので、余程のことがない限り、15時発のフライトに変更できる。
そう思った私は、すべての予定を取りやめ、空港へと向かった。
そして、首尾よくフライトの変更を終えた私は、ラウンジで休憩を取り、東京へと向かうのだった。
全般的に、好天に恵まれたとは言えない今回の旅行だったが、いろいろな人と出会えたことは大きな収穫だった。
函館空港 | |
日本航空565便 |
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