今週の前半は怒涛の忘年会Weekだった。
先週の土曜日に、もっさんとあらっきー主催の「知っているようで意外と知らないお金について大切なこと 第25弾~お金の自分軸とリスクを知る編~」セミナー+食事会+キャッシュフローゲーム(大人版・子供版)体験のイベントに参加して以降、日曜日に何もなかった以外は、月曜日から水曜日まで3連続で飲み会と、財布にも肝臓(!?)にもキツイ週だった。
その3連続の飲み会のうち、真ん中の火曜日は、グルメおやじの松ちゃんと、投資仲間の達也さんと一緒に銀座の松尾ジンギスカンに行ってみた。
そこで、美味い料理に舌鼓を打ち、外は煌びやかな銀座のネオン、私は何不自由ない生活が送れる幸せをあらためて感じていた。
また、投資しているファンドが順調にキャッシュフローをもたらしたおかげで、海外旅行に、飲み会にと、散財できることに感謝した。
ところで、私は今年になって2回ばかりふるさと納税というものをしてみた。
このふるさと納税については、昨日放映された日本テレビの「あのニュースで得する人損する人」で紹介されるほど、お得な制度として全国的に浸透してきているようだ。
要は、「ふるさと納税して山形牛を実質無料で貰おう」という感じの、どちらかというと打算的なものとして認識されている。
それが寄附先の自治体にとっても利益になるのなら、それはそれでいいと思うのだが、私は昨年に引き続いて、今年も福島県災害対策本部と、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR=Office of the United Nations High Commissioner for Refugees)に寄附することにした。
未だにまともな生活すらままならない福島原発事故の被災者と、シリア難民に対して私ができることは義援金を出すことぐらいだからだ。
彼らが元の生活に戻るためには、政府の無策のために、気が遠くなるような時間がかかるだろう。
私が出すお金など、彼らの助けになるかどうかわからないが、自分の気持ちとして、できる限り継続していきたいと思う。
それが回りまわって自分にもさらなる幸運をもたらすことを祈って・・・
今年のコラムはこれが最後になる。
明日の午後からタイ・ミャンマー旅行に旅立つので更新作業ができないからだ。
バンコクで会う予定のジョニーさん、そして、Pharmさん、ピエールさん、ジャンク債さん、第二回ワールドインベスターズバンコクオフ(!?)で再会しましょう。
ほかの皆様には、メリークリスマス(Merry Christmas)、そして良いお年をお迎えください。
今日のコラムの表題に「面倒くさいは貧乏の始まり」と付けたのには理由がある。
なぜなら、今の日本で金銭的に豊かになるためには、投資やビジネス(起業)を避けて通ることはできず、これらで成功するためには、相当の努力を必要とするからだ。
まして、手っ取り早く大金を手にしたいがために、「何をやれば一番いいの?どこの株を買うと儲かるの?○○さんは儲かってるの?」のなどと聞く人に対して、まともな人から回答が返ってくる可能性はないだろう。
つまり、このような質問をする人は、自分で何かを考えるということが苦手な面倒くさがり屋だ。
彼らに対して親切なアプローチをする人は、投資信託を売って手数料を稼ぎたい金融マンか、眉唾ものの(たいていすべてをお膳立てしてくれるような)与太話を持ってくる詐欺師だ。
当然、これらの商品は投資家が儲かる可能性はほとんどなく、搾取されたり、騙されたりして終わりとなるのだ。
一方で、すべての金絡みの話に頑なに扉を閉ざす人もいるが、そういった人たちはチャンスをもたらす福の神まで逃がしてしまうという結果になるだろう。
1年前に盛んに紹介したスティーブ・シーボルト(Steve Siebold)著、弓場隆訳の「金持ちになる男、貧乏になる男」(How Rich People Think)の一節に「貧乏になる男はできるだけ『怠けよう』とし、金持ちになる男は人一倍の『努力』をする」とあったことは、至極まっとうなことだ。
「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」を書いた本田直之氏はお金持ちであり、その類のハウツー本を何冊も買っている人は貧乏のまま、と言ったら言い過ぎだろうか。
実際、私が昨日参加した「知っているようで意外と知らないお金について大切なこと 第25弾~お金の自分軸とリスクを知る編~」セミナー+食事会+キャッシュフローゲーム(大人版・子供版)体験のイベントで、セミナーの講師のもっさんが「投資をするにあたって自分に合ったリスクを探す作業は、非常に知的な行為であるがゆえに、それほど簡単なことではない。」と言っていた。
面倒くさがり屋にはとうてい無理なことだろう。
さて、この種のイベントに私が参加するのは2回目、前回(10月20日)と何が違ったのかというと、セミナー後半部分の「目標設定編」が「リスクを知る編」に変わっただけなのだが、私にとっては自分に合ったリスクを求めるためのアプローチについて再確認できたことが良かったと思う。
また、普段サラリーマンがリスクを認識していない労働も、実は投資であり、リスクがあるのだ、ということを知ることができたので、そういう意味でも有意義な講義だった。
つまり、労働というのは自分自身の能力(体)と時間を雇用主に投資しているのであり、能力や体が衰えてくれば収益(給料)が減り(年功序列賃金の制度はこれに反しているが)、突然の失業で、あるいは順風満帆にいってもいずれは定年となって収益がなくなる。
そのリスクに対して、貴方はどう向き合う(ヘッジする)か、というのが人生のキャッシュフロー(cash flow)のテーマということだ。
ところで、講師のもっさんが言うには、投資を始めるにあたっては、下表のステップ1から順番に始めなければうまくいかないのだが、ステップ3から逆に追ってしまっている人が多いとのこと。
私も最初にやったのは、1998年当時に個人営業をしていたメリルリンチ日本証券の高級サロン風の店頭風景に誘われて(笑)、そこで口座を開き、投資信託を買ったり、外貨MMFを買ったりしただけだった。
そのうち、海外投資を始めたが、ステップ1の運用の目的については考えもしなかったような気がする。
ただ単に、日本円預金だけでは自分の将来が危ういと漠然と思ったので、投資を始めたというところだろう。
ステップ1からのアプローチを私がするようになったのは、投資を始めてしばらくたってからだ。
今では早期リタイア後の生活原資を賄うための投資商品を探すことが第一目標であるため、そのための手法は自分の中でかなり明確になってきたと思う。
自分に合ったリスクを求めるためのアプローチ | ||
ステップ1 | ステップ2 | ステップ3 |
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ゴールに対し、自分自身のプロファイル(investor profile)を理解する。
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自分が取り得るリスクと都合よく付き合う方法を考える。
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自分に適した運用方法を見つける。
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そして、前述のように、自分に合ったリスクを探す作業は非常に知的な行為だと、もっさんは言う。
基本的には、どういった商品に投資するかを検討するのに、今の経済・国際情勢を理解するための基礎的な知識が必要となるわけだが、その過程を面倒くさがって、わからないから円預金が安全と自分を納得させるのは、あまりにもリスキーな行動だ。
第一、毎月の積み立てで円預金を30年続けて、いくら資産が貯まるか計算(資金係数表(Excel)の年金終価係数を使用)したことがあるだろうか。
また、アベノミクス(第二次安倍内閣の経済政策)がインフレ志向であることを理解できれば、余裕資金を運用するのに、インフレに弱い固定金利型の円定期預金や個人向け国債、それに円建て個人年金がいかに的外れな商品か理解できるはずだ。
藤巻健史氏が「日本大沈没」という著書の中で「日本人が米ドルに投資することは円が暴落したときの保険だと考えればいい。保険は掛け捨てになったとしても悔やむことはないだろう。」と言っている。
そういった割り切り方ができたならさっそく外貨建て投資を始めてみよう。(参考:2013年4月11日-超初心者のための外貨投資入門)
今や長期的な円建て投資が実を結ばない可能性が高いので、まずは為替変動リスクへの耐性をつけることが必要だからだ。
最後に、面倒くさがりなサラリーマンが人生を変える方法を一つお教えしよう。
私が5月10日のコラムで「ふるさと納税して山形牛を実質無料で貰おう」と書いたように、特産品がもらえる自治体へふるさと納税をすることだ。
ちなみに、昨日、私は今年2回目ということで鳥取県財源確保推進課(ふるさと納税)のサイトからクレジットカード決済でふるさと納税(寄附)をしたのだが、すべてがオンラインで完結する優れモノだった。
このふるさと納税もお得感が浸透したのか、5月に私がブログを書いたときに比べて、はるかに人気を博しているようだ。
人気の特産品は品薄状態が続いている自治体もあり、下手すれば、向こう2~3年で実質無料の特産品獲得の旨みは消えてなくなる勢いだ。
そして、ふるさと納税をした場合は翌年に所得税の確定申告をすることになるのだが、これが公租公課(税金や社会保険料)がいくらかかっているかに興味を持つ第一歩になる。
サラリーマンの多くは、毎年12月分の給与明細にあるように、年末調整という日本独特の徴税システムで納税が完結してしまうので、どうしても受身になりがちだ。
従って、所得税の確定申告に縁がなく、尻込みしてしまう人も多いが、今や国税庁の確定申告コーナーで、源泉徴収票などの数字を入れれば自動計算してくれるし、その申告書を印刷して郵送するだけで申告は終わるのだ。(e-Taxの手続きをしている人は電子申請可)
もちろん、パソコンやプリンタがない人もいるだろうが、給与所得と寄附金控除程度なら手計算でもそれほど手間はかからない。
むしろ、これを機に中古のパソコンくらいは買えばいいと思う。
プリンタはわざわざ買わなくても、PDFファイルで保存した申告書をセブンイレブンのマルチコピー機や、ネットプリントのサービスを利用して印刷するといいだろう。
確定申告をすることによって、サラリーマンがいかに政府の搾取の対象となっているかわかると思う。
12月分の給与明細で年末調整の項目を見れば、消費税の増税のときは日本中が騒ぐのに、なぜ社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料)の負担増のことではほとんど騒がないのかよくわかるだろう。
そうすれば、給与所得以外のカテゴリーの所得を得るために努力することがいかに大切かもわかるようになる。
また、プライベートで使う情報機器が旧式の携帯(ガラケー)やiPhoneで十分だと思っていた意識も変わるだろう。
そして、私がもっさんのセミナーに出席している理由は一つ。
彼がサラリーマンから自由人になったからであり、私もそうなることが目標だからだ。
2011年3月27日に「ユナイテッド航空の特典航空券発券要件の改訂」というコラムを書いてから約2年半、このたびユナイテッド航空から「2014年度マイレージプラス特典旅行の変更について」という表題のメールが届いた。
これによると、「2014年2月1日の発券分より、セーバー特典およびスタンダード特典への交換に必要なマイル数が引き上げとなり、変更後の特典チャートは英語版のTravel and Upgrade Award Charts (PDF)を参照して欲しい。」とある。
インタラクティブな目的地検索ができる特典チャート(Interactive travel destinations awards chart)によれば、2011年6月15日から適用されている現行のレベルと、変更後のレベルを比較すると、私が最も関心を持っている、タイやインドシナ半島諸国など、日本発南アジア行きのセーバー特典エコノミークラス往復チケットの場合、現行は30,000マイルなのが、変更後は45,000マイルに、台湾や香港など、日本発北アジア行きのセーバー特典エコノミークラス往復チケットの場合、現行は20,000マイルなのが、変更後は30,000マイルにといった按配だ。
変更後のレベルが適用されるまでにはまだ1ヶ月ちょっとあるので、毎年どこかへ海外旅行をしているといった人は、1年後まで特典航空券が予約可能なメリットを生かして、今のうちにゴールデンウイークや、夏休みの旅行まで計画してしまうのも一つの手だ。
ただ、2014年2月1日以降に日程を変更した場合は、変更後のレベルが適用となるので、必要マイル数が増えてしまうという悲劇に見舞われるが、3連休のある週の初日や最終日など、日程が動く可能性の低いところを早めに押さえるということで、必要マイル数の改悪の影響を最小限にすることができるだろう。
何しろ、サラリーマンにとって休みやすい日程は、セーバー特典でなく、マイル数が2倍必要なスタンダード特典が適用されがちだからだ。
とりあえず、今年はゴールデンウイーク前半の日並びが悪いので、行き先次第ではまだ特典航空券が取れるような気もする。
もし、マイルを使って特典旅行を、と考えているなら、1月中に予約すべしというところだろうか。
ところで、最近はショッピングの額に応じて航空会社のマイルが加算されるタイプのクレジットカードが増えてきているが、私が思うに、これ以上、特典交換のメリットが薄れてくるようだと、あえてそういったカードに年会費を投じる意味もなくなってくるだろう。
それに、飛行マイルにしても提携航空会社の場合は、最安値の運賃のチケットを買うと、マイルの加算対象外のことも多い。
今は、マイルの積算を考えてフライトチケットを購入したり、クレジットカードを所有したりしているが、自由人(!?)になったら、論理的にはいつでも最安値の運賃で旅行できるので、マイルを使った特典旅行を考えることもあまりなくなるだろう。
そういった意味でも、今回のユナイテッド航空からの通知は、クレジットカードの取捨選択をしようと思っていた私にとって、大きな判断材料になるかもしれない。
ちなみに、ユナイテッド航空は2014年3月29日から成田-バンコク線を運休するそうだ。
こうなると、プレミア資格を得るためのフライトマイル(プレミア資格の取得のためには1年間にユナイテッド、ユナイテッドエクスプレス、コパ航空のいずれかが運航する有料区間を最低4区間利用すること。)を東南アジア旅行だけで稼ぐことも困難になってきそうだ。
ユナイテッド、成田/バンコク線を運休 成田/仁川線は機材ダウングレード (2013.11.20 Fly Team) |
ユナイテッド航空は太平洋路線の見直しの一環で、2014年3月29日から、747-400で運航する成田/バンコク線を運休します。 この路線は共同事業を展開する全日空(ANA)による代替、補完を行うとしています。 また、成田/仁川線についても機材をダウングレードするとしています。 この路線変更はユナイテッド航空の機材、路線再編で、より収益性の高い路線に機材をまわす計画の一環です。 これにより、787はすでに発表されているサンフランシスコ/成都線の就航、777でサンフランシスコ/台北線の3月29日からの就航などに備えます。 また、アジア域内路線で運航していた機材を使い、ヒューストン/ミュンヘン線、ワシントン・ダラス/マドリード線、シカゴ/エディンバラ線といった季節便運航を行います。 |
今年はいつになく忘年会の予定が立て込んでいる。
仲間に恵まれているということで非常に良いことなのだが、年齢が年齢だけに体にも気をつけないといけないなと感じる時でもある。
何しろ、11月30日(土)の高校時代のプチ同窓会に始まり、12月2日(月)はワールドインベスターズ・バンコクオフ会準備会合、7日(土)は風太さん主催の「高円寺を愛する会」の飲み会、そして、昨日が越境会の忘年会(第6回定期交流会)ということで、何だか毎日飲んでいるような気分だ。
おまけに、この後も14日(土)は、もっさん主催の「知っているようで意外と知らないお金について大切なこと 第25弾」(参考:「知っているようで意外と知らないお金について大切なこと」セミナーに参加してみた)、翌週が16日(月)から仕事関係の人と3連続で飲み会が入るなど、怒涛の宴会週間が待っているので、我ながら財布も体も大丈夫なのか、と思ってしまうほどだ。
ところで、何でこんなに体のことばかり書くかというと、仕事関係の人からショッキングなことを聞かされたからだ。
その人のいる職場の同僚が仕事中に急に目が見えなくなって緊急入院したらしく、それも2人立て続けに、ということだった。
何で入院したかというと、糖尿病網膜症という診断で、下手すると失明の危機らしい。
その入院した2人は私が知っている人ではないのだが、大事に至らなければいいと思う。
私もメタボ体型なので糖尿病には注意しないといけないのだが、サラリーマンの人たちで、職場の定期健康診断などで異常が出たときに、忙しくて精密検査などしていられない、などと言って放っておくと、大変なことになるようだ。
何と言っても、人生を楽しむには体が健康であればこそだ。
10数年前まではこんな私でも、週1回程度はプールで泳いだりしていたので、ブログ書いている暇があったら行くべきなのだろうな。(爆)
そういうことで、今回のニュースは私にとって決して他人事ではないと痛切に感じたのだった。
2011年8月にデルタ航空からの招待でヒルトンHオナーズ・プログラム(Hilton HHONORS Program)に参加してから約2年が経過した。
最初はお試しゴールドの資格(2011年8月28日-Hilton HHONORS ゴールドカード)があったので、ラスベガスとシンガポールのヒルトンホテルに宿泊したことがあったが、私にとっては宿泊費が高過ぎるので、ゴールドの資格が切れた後は予約することもなくなっていた。
ところが、11月下旬に送られてきた「ヒルトンHオナーズ有効期限のお知らせ」というメールで、前回の利用から1年間ポイントの加算実績がないと会員資格が失効するとあった。
資格を継続するには、2014年2月1日までにヒルトン系列のホテルに泊まるほか、三井住友カード発行のヒルトンHオナーズVISAカードを作ることや、何らかの形でHオナーズ・ポイントを獲得すればいいと書かれていた。
このメールを見たときは三井住友カードという選択肢もありかな、と思ったが、その前に確認したいことがあったので問い合わせてみた。
まず、このプログラムはダブル・ディッピング(Double Dip Earning Style Options)と呼ばれる、1滞在ごとにHオナーズ・ボーナスポイントと、航空会社のマイルを同時に獲得できるオプションがあるはずなのだが、過去の滞在時にはそれが適用された形跡がないことと、もう一つは、先月のアゼルバイジャン・カスピ海経済視察ツアーで使ったヒルトンホテルの実績が加算されていないことだった。
前者については、そもそも最初の発端がデルタ航空からの招待だったので、自動的にそのプログラムは適用されているとばかり思っていたのだが、そうはなっておらず、今回の電話したのを機にオプションを適用してもらい、マイル加算もユナイテッド航空にすることにした。
ただ、残念ながら過去の滞在実績は航空会社のマイルには反映されないとのことだ。
もう一方のアゼルバイジャンの件は、ダメ元で聞いたものの、やはりヒルトンのウェブサイトなどからの直接予約でないとポイント加算の対象にはならないそうだ。
この旅行に関しては、カタール航空もGクラス運賃のチケットだったため、私の持っているアジアマイルは加算対象外、空港やホテルのチェックイン時にはマイレージカードを受け付けてくれたので、多少は期待したものの糠喜びで終わってしまったようだ。
ちなみに、カタール航空に関してはJALマイレージバンク(JMB)は加算対象で、やはり日本の航空会社のマイルにすべきかな、と思った。
こうなると、Hオナーズの会員資格を継続するのも面倒だな、と思い始めてくる。
何しろ来月末までにヒルトン系列のホテルに泊まるような旅行計画がない上、無理やりクレジットカードを作っても年会費がもったいない。
そんなとき、先方からハワイのホテルに関するプロモーションを聞いてもらえば、ポイントを差し上げるとのオファーがあった。
実際は、ハワイのコンドミニアムのタイムシェアのプロモーションで、話だけ聞いて断ったのだが、結果的にボーナスポイントが加算され、会員資格は継続することになった。
ただ単に電話で問い合わせしただけなのに何が幸いするかわからないものだ。
ところで、私もこうしたタイムシェア・プログラム(Timeshare Programs)はある程度知っているし、決して興味がないわけではない。
何しろ来年の春頃にはジョニー・プーケット・リゾート・タイムシェア・プログラムが始まるのだから・・・
関連記事(投稿後追加)
年末のタイ・ミャンマー旅行では7月に開設したタイのカシコン銀行(Kasikorn Bank)の口座を活用することにしている。(2013年7月11日-バンコクのカシコン銀行(Kasikorn Bank)で口座開設)
もちろん、今回の旅行の滞在資金程度の普通預金はすでに残してあり、国外のATMで現金を引き出せるキャッシュカードも持っているので、今のところ何の問題もない。
ただ、私の場合、今後もタイには行くつもりだし、早期リタイア後のロングステイ先の最有力候補地なので、日本や香港の銀行口座との連携をしておくことは必要なことだ。
そこで、今後のためにシティバンクと、HSBC香港で海外送金登録(Swift CodeはKASITHBK)をすることにした。
シティバンクの場合は、「海外送金登録・削除申込書」を郵送しなければならないのと、カスタマー・サービスによれば、タイバーツ建の送金の指示はオンラインではできず、シティホンバンキングでするようにとのことだ。
一方、HSBC香港の場合、かつてはシティバンクと同じように、HSBCインターネットバンキング送金先登録・削除・限度額増額依頼書(HSBC Internet Banking Registered Transfer Accounts - Limit Increase and Maintenance Request Form)を郵送しなければならなかったのが、今ではセキュリティ・デバイスがあれば、オンラインですべて完結するようになっている。
しかも、シティバンクの場合は自行で取り扱っている外貨のみ海外送金できるのに対し、HSBC香港の場合は、国際間の取りきめなどで、送金規制がかかっていない限り、ほぼ世界各国の銀行にオンライン送金が可能となっている。
HSBC香港でのオンライン送金先登録の手順は次の通りだ。
また、HSBC香港では、非登録口座(Non-registered Accounts)への送金もオンラインで完結できるので、希望される方は参考にするといいだろう。
この場合、通常は1日当たりの送金限度額(Your Daily Sub-limit)がゼロになっているので、まずは、この限度額設定をすることから始める必要がある。
HSBC Internet Bankingの1日当たりの送金限度額(Your Daily Sub-limit)設定が終わったら、海外送金手続きができる。
私は12月5日に、試験的にHSBC香港からカシコン銀行(Kasikorn Bank)へ5,000バーツ(約16,000円)を送金してみた。
香港ドルの引き落とし額は1,247.5ドル、為替レートは1香港ドルが約4バーツ、HSBC香港で引き落としされた送金手数料は165香港ドル、カシコン銀行(Kasikorn
Bank)で引き落としされた手数料が100バーツ(約320円)である。
HSBC香港での海外送金手数料は円換算すると、約2,200円なのでシティバンクと同じ程度と言えよう。
参考までに12月5日付の為替レートは、Oandaの一般ATMレート(銀行間レートの±2%)が1香港ドル=4.07バーツ、スーパーリッチ(Super Rich)は1香港ドル=4.13バーツとなっている。
一般的なタイ好き旅行者なら、帰国時に数日分の滞在費を余らせておき、再度タイに来る時には円の現金を持ち込み、スーパーリッチ(Super Rich)で両替をするのが最も賢いやり方だ。
しかし、1ヶ月以上に及ぶロングステイヤーがそれをするのは必ずしも賢いやり方ではない。
大金をホテルやサービスアパートメントに保管しておくことは、セキュリティ面での不安があるし、それを避けるために、日本の銀行のキャッシュカードを使ってタイのATMで引き出しをした場合の手数料も回数を重ねるとバカにならない。
私の持っている銀行口座の海外ATM引き出し手数料は、タイ側で1回当たり150バーツ(約500円)(2009年9月29日-150バーツのタイATM引き出し手数料)、本国側で原則として、シティバンクなら1回当たり210円、HSBC香港は1回当たり40香港ドル(約550円)だ。
それにシティバンクの海外引き出しの換算レート、特にタイバーツのような通貨を引き出した場合はあまり芳しいものではなかった。
そういった意味では現地の銀行口座の活用といったことも必要になるだろう。
要は、日本や香港の銀行からの送金手数料と、それらの銀行キャッシュカードをタイで使った場合の海外引き出し手数料のどちらが高くつくかの比較だ。
短期旅行者の場合は、前述したように現金持ち込みで、スーパーリッチ(Super Rich)を使って両替すれば、これが最もリーズナブルだ。
ところで、私の場合は、将来的に生活原資を生むのが香港になる可能性が高く、今回の試験的運用はそれなりに意義があるものだった。
なぜならHSBC香港で運用している豪ドル建ファンドが生む分配金(参考:HSBC香港の口座開設と活用について)を、オンライン操作だけでカシコン銀行(Kasikorn Bank)に送金できることは非常に便利なことだからだ。
今日、自宅の郵便受けに「Invitation to Delta Sky Miles Citi Platinum VISA Card」なる封書が入っていた。
開けてみると、「デルタスカイマイルシティゴールドVISAカード」の保有者に対する上級会員への招待状だった。
元々、私がゴールドカードを持つに至ったのは、昨年3月に「デルタスカイマイルシティクラシックVISAカード」が一律にアップグレードされたからだ。(2012年3月13日-デルタスカイマイルシティゴールドVISAカード)
そのときもあまり特典がなく、魅力を感じないとコメントしたが、それから約2年たった今でも、それほど代わり映えはしないようだ。
プラチナカードでさえ、空港ラウンジの使用権が、国内及び、年6回のデルタスカイクラブというのは私にとって魅力に感じない。
結局のところ、9月末のコラム「ダイナースクラブカードモニターアンケート終了」で書いたように、ダイナースと、シティVISAゴールドのどちらを取るかといえば、ダイナースに軍配が上がるだろう。
シティVISAのステータスが上がることは嬉しいのだが、その対価が年会費42,000円というのは、私には高過ぎるような気がする。
シティゴールドからプラチナへの切替手続きの締め切りは2014年1月17日(必着)とあるのだが、おそらくは見送ることになるだろう。
もっとも、海外の空港ラウンジだけが目的であれば、Pharmさんが金融知識上正しいプレミアムカードと、論評している楽天プレミアムカード+プライオリティパスの組み合わせが最もリーズナブル(年会費10,500円)な選択である。
私の場合は、そういった特典+ステータスカードとしてダイナースを継続保有しようかと思っている。
あるいは、デルタ航空のスカイマイルが溜まる特典を放棄するなら、一般のシティゴールドカード(2014年2月以降に切替)か、シティプラチナカードという選択もあるだろう。
ところで、11月下旬に送られてきた「ヒルトンHオナーズ有効期限のお知らせ」というメールで、前回の利用から1年間ポイントの加算実績がないと会員資格が失効するとあった。
この会員資格も元々はお試しゴールド(2011年8月28日-Hilton HHONORS ゴールドカード)として貰ったものなのだが、今まで溜まったポイントをただ捨てるには惜しい気もしている。
資格を継続するには、2014年2月1日までにヒルトン系列のホテルに泊まるほか、三井住友カード発行のヒルトンHオナーズVISAカードを作ることや、何らかの形でHオナーズ・ポイントを獲得すればいいと書かれていた。
今後、私がヒルトンのような高級ホテルに泊まることが何回あるのか、という感じなのだが、年会費が3,150円であれば、シティVISAカードの代替として、三井住友カードという選択肢もありだろう。
それに加えて、50歳に達してからの話になるが、JR東日本のSuica付の「大人の休日倶楽部ミドルカード」(クレジットカード)にも少しばかり食指が動く。
こうしてみると、航空会社やホテルチェーンなどの策略に巻き込まれているようで癪なのだが、年内残りわずかな時間を使って、今後も優雅な旅をリーズナブルに続けるにはどうすればいいか考えたいと思う。
2013年も残すところあと1ヶ月、いよいよ忘年会のシーズンに突入した。
とりあえず私にとっての12月の最初の飲み会は、ワールドインベスターズの66 Liveのハッピーアワーだったのだが、年末のタイ・ミャンマー旅行に合わせて企画しているバンコクオフ会のメンバーの顔合わせを兼ねて集まってもらうことにした。
バンコクオフ会といっても、私が行くときと同じ時期にバンコク滞在を予定しているメンバーが何人かいるので、皆でワイワイやろうではないかということなのだが、今のところ集まりそうなメンバーは、バンコク在住のジョニーさん、そして、Pharmさん、ピエールさん、ジャンク債さんに私の5名だ。
年末の東京発のチケットが入手できれば、もっさんも来たいということなのだが、もはやチケット代金が高値圏を推移しているので、かなり困難だろう。
もっともバンコクで発生しているインラック政権に対する反政府デモが終息しないと、私たちも落ち着いて旅行に行けないので気が気でないのだ。
ところで、今回集まる予定のメンバーは、自分で言うのも何だが、かなりユニークな人たちだと思う。
現職の自由人のジョニーさんを筆頭に、人生における自由時間を謳歌したいという意欲に溢れた(!?)メンバーだからだ。
こういう人たちだと話していても楽しいし、何かわくわくしてくるものを感じることができる。
今回も月曜の飲み会だというのに、時間を忘れるほどに語り合えるのは素晴らしいことだ。
ちなみに、私は4月7日のコラム「自由時間の達人(自遊人)になれば熟年離婚は防げるか」の中で「働かないって、ワクワクしない?」という本を紹介したが、ここに書かれている趣旨は、怠けようということではなく、自由時間を謳歌することによって楽しい人生を送ろうということなのだ。
それに、働かない、と言っても別に引退するということではない。
自分にとって心身ともにプラスになるような仕事であれば、どんどんやればいい。
実際、ピエールさんはタイ国内にいくつもコンドミニアムを持ち、引退しようと思えばいつでもできそうなのに、いつでも楽しそうに海外を飛び回って仕事をしている。
金のためにイヤイヤ働く人生にさようなら!
それを実現するための手段の一つが投資であり、お金に働いてもらう、というスキーム作りなのだ。
そして、それを確固たるものにすることが、経済的自由への道を歩むことなのだと私は気付いた。
そう、私は今でも「Toward a dream-come-true『経済的自由への扉は開かれた』」というコラムを書いたときの興奮を思い出すことがあるのだ。
去る11月8日付の海外投資を楽しむ会のニュースリリースに「ファーストレード証券(Firstrade)で日本人の新規口座開設が認められなくなりました」とあった。
私は、2002年1月から米国のTD Ameritrade(旧Datek Online)に口座を持っていたのだが、2005年11月には新規口座開設が認められなくなり、2012年10月の強制閉鎖(2012年9月29日-TD Ameritradeが2012年10月末で日本を含む特定国の居住者の口座を強制閉鎖へ)という流れになって、その代替としてFirstradeに口座を開いた。(2012年10月15日-TD Ameritradeの口座閉鎖に伴いFirstradeに口座を開設)
このTD Ameritradeに関する一連の流れを知っている人は、現時点ではともかく、将来的にFirstradeも同じ流れになるのではないかと危惧している。
私が2012年9月29日のコラムで書いた「私はHSBC香港とFirstradeの双方に米国株口座を持つことにした(2012年10月5日-HSBC香港の投資口座保有者は米国株口座の追加は郵送でOK、2013年3月4日-HSBC香港で買った米国株)。しかし、今回の件でもわかるように1つの海外金融機関に資産を集中させると、そこが使えなくなったときのリスクが大きい。従ってFirstradeにも口座を開こうと思うのだが、今回の措置は果たしてTD
Ameritradeだけのことなのだろうかという懸念は残る。」ということが、残念ながら現実のものとなりつつあるからだ。
ところで、私が今回の措置の表題に「日本人を含む特定国籍者の新規口座開設を停止」と付けたのは正確を期すためだ。
TD Ameritradeのときは特定国の居住者であったので、在米日本人は問題なく口座の継続使用ができるのに対し、今回は特定国籍者に対する制限のため、在米日本人であってもFirstradeには新規口座開設ができないからだ。
このことは、Firstradeのウェブサイトに明記されていることではなく、口座の開設手続きをするときに、Individual Account
Application - Personal Information(個人口座の情報)の項目の入力画面で、Country of Citizenship(国籍国)を選ぶ際、オーストラリア、ベルギー、中国、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イスラエル、イタリア、マカオ、メキシコ、ニュージランド、ポーランド、シンガポール、韓国、スペイン、台湾、英国、米国以外の国籍を持つ人は、口座開設不可と表示される(Please
select your Country of Citizenship. Citizens of countries not on the list
cannot apply for a Firstrade account.)ことでしかわからない。
ただ、FirstradeのAccount Related FAQs(口座関連のFAQ)には、Can a foreign resident open a Firstrade account?(外国居住者でも口座を開くことはできるか?)という質問があり、回答にはForeign
entity accounts are not accepted.(外国企業の口座は受理できない)とあるものの、紙媒体のForeign Account
Applicationsの国籍の記入欄には特段の制限事項は書かれていない。
国籍による口座開設の制限事項が別のところに書かれているのを見逃していなければ、単にFAQや口座開設書類の記載内容の加除訂正が漏れているのだろう。
この加除訂正漏れは、日本以外の国では時折あること(従って日本人の事務処理能力がいかに高いかということにもなる)なのだが、これを根拠に口座開設にトライする気がある人はやってみたらいかがだろうか。
口座開設が拒否された場合に、そんなことは書かれていなかったということを英語で抗議しないとならないが・・・(笑)
また、これ以上の詳しいことは、Let's Firstrade !掲示板で投資家同士が情報交換しているのをご覧いただく方がいいと思うが、この掲示板の情報によれば、今回の新規口座開設の制限措置がFirstradeの決済機関であるApex Clearing Corporationの執行方針の変更であることと、現時点で日本居住者が米国証券口座を開設できるところは、Interactive Brokers(日本法人もあり)とCharles Schwabといったところになることだけはお伝えしたい。