2016年新春-南紀家族旅行(熊野三山・紀伊勝浦・瀞峡) |
1/3(Sun) |
今日は、弟夫婦が朝の列車(特急・ワイドビュー南紀4号/紀伊勝浦 8:55-12:41 名古屋)で先に帰るので、私たちは熊野交通のバスとジョイントした瀞峡観光へ出かけることにした。
天気は今までとは打って変わって小雨交じりの曇天、この日が普段の日曜日なら観光を切り上げて帰京するところなのだが、この日は幸か不幸か1年のうちでも列車の指定券が最も取りづらい日で、当然のことながら代替列車の空席を期待できないので、予定を変更せずに行くことにした。
ただ、復路のバスの下車駅だけは昼食時間に余裕を持たせたいので、新宮までとし、紀伊勝浦には戻らないことにした。
瀞峡ウォータージェット船が出る志古乗船場に行くバスが紀伊勝浦駅を出るのは8時30分、このバスは1日ツアーである「熊野三山めぐりコース」のものなので、私たちもツアー客と一緒に行くだが、乗船場で下りたのは私たちだけだった。
さすがに、正月3が日とはいえ、天気も悪く、帰宅を急ぎたい人も多いから、無理して観光しようという人はいないのだろう。
実際のところ、自家用車などで来ている人を合わせても、ボート乗り場でチケットを買っている人も数名を数える程度だった。
私たちを乗せたボートが志古乗船場を出発したのは9時30分、ウォータージェット船はスライド式の屋根付なので1年中運航できるのだが、周辺の写真を撮ろうと思って窓を開けると冬の冷たい空気に晒される。
やはり、新緑・紅葉の季節でないと今一つなのに加え、曇天なので、なおさら景観には乏しかった。
唯一の利点は船内がガラガラなので、席を自由に移動して写真を撮れることだった。
途中の小川口乗船場から4人ほど乗ってきたが、単なる河原のところで乗り降りするのだが、周辺には何があるのだろうか。
自家用車で来ている人は、志古乗船場から乗るより、ここから乗った方が運賃も安く、乗船時間も短いのでメリットがあるようだが、雨宿りするところはないので、今日のような天気だとお勧めできない。
しばらくして、船内で瀞峡(下瀞)に入る旨の放送があると同時に、スライド式の屋根が開き、瀞峡の景色を満喫することができる。
しかし、季節は冬、雨が止んでいたのが幸いだが、約20分の間は少々寒さに耐える必要がある。
完全に吹き晒しでないので、苦行にはならないが、やはり観光客が少ないときは少ない理由があるわけだ。
トイレ休憩を兼ねた写真タイムがさらに20分、ここでは軽食や飲み物を買うこともできるが、誰もそのようなことをする人はいない。
商売上がったりではなかろうか。
瀞峡の景観は天気さえ良ければかなりのものだろうと思うが、最後まで晴れ間が覗くことはなかったのが残念だった。
瀞峡観光 | ||||||||
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志古乗船場から新宮までのバスは、往路の大型観光バスと違って、普通の路線バスだった。
道路もガラガラなのか、予定時刻通り(11時41分)にバスに乗ることができ、途中の停留所をほとんど通過(乗降客がないため)して新宮駅に12時半前に到着した。
私たちの乗る列車は14時49分発なので、昼食に2時間は取れる。
今までの食事がほとんど海鮮料理だったので、最後は熊野牛でも食べようかと思って、幸いにもやっていた駅構内の観光案内所で聞いてみると、駅周辺にあるのは、海鮮料理屋か普通の食堂だけとのこと。
特急停車駅なのでもっと食堂などがあるかと思ったが、紀伊勝浦周辺よりもなさそうな感じだ。
それならば、最後はくじら料理ということで、食べてみたのが右の写真の尾身(刺身:1,500円)だ。
一切れ300円はちょっと高価なような気もするが、味の方はなかなか旨かった。
昼食が終わっても列車の出発まで1時間以上あった。
天気が悪ければそのまま駅に行って終わりなのだが、午後になって好天になってきたので、歩いて行ける距離にあると書かれていた熊野速玉大社に寄ってみた。
昨日の熊野那智大社のときに引き忘れたおみくじをやってみる。
何と、2008年の初詣のとき以来の「大吉」だ!(2008年1月2日「幸先いいぞ」)
ところが、私のジンクスからすると「大吉」よりも「凶」の方がいいような気もするのだ。(2012年12月31日「昇り龍(rising dragon)」)
不気味なことに、2008年1月19日付のコラムは「米国はリセッション(景気後退)入りしたのか」だった。
書き出しは「2008年に入ってから世界的な下落相場が続いている。」となっている。
不吉なことに、今年の相場と瓜二つではないか。
歴史は繰り返すということであれば、ヤバイのは昨年よりも今年の方に違いない。
新宮駅 | |
名古屋駅 |
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